○『念仏者と社会 ― わが施しの懺悔から武人家康の事例まで』
真々園発行 2015.4.29 A5版45頁 500円 送料300円
学生時代の施し体験をとおして、『歎異抄』第4節の言葉「慈悲に聖道浄土のかわりめあり…」を味わう。続いて、合戦で負けた徳川家康の心構えを正し、念仏の道へと導いた登誉上人と家康との問答に、一般人でも興味をもって読める。最後に、普遍の真理「厭離穢土、欣求浄土」の教えをひも解き、念仏者の社会的活動力の源とは何かを説く。
念仏者と社会的活動。寒空に着衣を施す/施すことのむずかしさ/心の貧しさをかえりみる/日本仏教の三偉人
徳川家康に学ぶ。登誉上人と家康の交流/登誉上人のさとし/家康の念仏帰依
社会的活動力の源。現世を厭い浄土を欣う/回心は世のいのりを生む
『念仏者と社会』の表紙