〇万行に秀でた念仏の人『以八上人の慚愧』
真々園発行2020.4.29 A5判26頁600円 送料300円
浄土宗では有名な以八上人。袋中上人は異母弟。1532年に福島県で生れ、求道心の浅いことを悲しんで諸国を行脚した。八度霊異(不思議)を見て道心ようやく堅固にして称名の徳に帰したので以八と自ら名のった。広島で草庵を結び光明院の元をつくり、1614年往生。
筆者は村田静照和上の法話でこの話を聞き、『以八上人行状記』をもとに、二つの逸話を紹介。一つは「以八上人の慚愧」、二つは「万行に秀でた念仏」を紹介。最後に、寺院生活者として親鸞聖人から学ぶべき道を説いている。
小見出し
以八上人の生涯/
旅僧以八と幻の僧/
村田和上の法話席で/
万行に秀でた念仏