How can cells build complex tissue structures by themselves? How can cellular networks generate higher order functions such as homeostasis and regeneration? We are engineering customized cell-cell communications and testing synthetic multicellular behaviors to understand design principles of emergent biological functions. --> Research (English)
生物の体は様々な種類の細胞からできていますが、 細胞はどうやって複雑な組織や臓器を形成するのでしょうか。また、恒常性の維持や再生能力などの細胞集団の機能はどのように生み出されるのでしょうか。私たちは、細胞どうしの相互作用のルールを自由に設計して細胞集団のふるまいを検証することで、組織形成の仕組みの理解や新たな組織構築技術の開発を目指しています。また、細胞間相互作用の操作に基づく新規治療法開発を行っています。 --> Research (Japanese)
私たちは、生体で見られる生命機能を人工的に作り出す合成生物学研究を行っています。培養細胞やプラスミドなどの分子生物学の技術を使って研究しますが、工学や化学の考え方もとても重要で、理学、工学、医学、薬学など出身分野は問いません。個人の興味や知的好奇心、将来の目標などを話し合って研究テーマを決めていきます。一緒に研究を楽しく取り組んでくださる方を募集しています。-->Recruitment
2025年9月25日 戸田が第63回 日本生物物理学会年会にて発表します。
2025年10月2日 水野さん第20回生命医科学研究所ネットワーク国際シンポジウムにてポスター発表します。
2025年7月 水野さんが細胞生物・発生生物合同若手の会にて発表し、日本細胞生物学会・日本発生生物学会合同大会では、京都大学の平野咲雪さんと水野さんがワークショップ"Multicellular Blueprint: Intercellular Mechanochemical Synergy in the Fabrication of Multicellular Structures"をオーガナイズしました。様々なモデル系で見られる多細胞動態のお話がとても面白く、大盛況なワークショップでした。
2025年4月 D1の安藤奈緒美さん、M1の坂本太志さん、技術補佐員の森田浩美さんが研究室に加わりました。
2025年3月 羊土社『実験医学』2025年4月号の特集「多細胞の合成生物学 発生・分化機構を知って、創って、利用する」が出版されました。
2024年12月 JST先端国際共同研究推進事業(ASPIRE)日本-英国共同研究「エンジニアリングバイオロジー」領域『細胞運命決定のデータ駆動型マルチスケールエンジニアリング』に参画します。
2024年12月 黒木さんが学術変革領域研究(B)「フィロスタシス:多細胞組織におけるプログラムされた活動休止」に分担研究として参画します。
2024年11月 第47回日本分子生物学会にて、シンガポール国立大学の平島 剛志さんと戸田がオーガナイザーとしてシンポジウム「多細胞システムのかたち・パターン・ダイナミクスを生み出す仕組み」を開催しました。様々な細胞集団のふるまいに触れることができる楽しいシンポジウムになりました。聴衆の入りも盛況で、講演者の皆様、お立ち寄りいただいた皆様、ありがとうございました。
2024年10月 水野さんが蛋白研リトリートでBest Oral Presentation Awardを受賞しました!
2024年9月 EMBO Reports誌に論文「Robust tissue pattern formation by coupling morphogen signal and cell adhesion.」が発表されました。多細胞パターン形成過程を再構成してその仕組みを解明する研究で、分子の拡散と細胞の接着を連動させることで組織内に新たな細胞領域を形成できることを示しました。プレスリリースはこちら。
2024年7月 水野さんが第76回日本細胞生物学会大会にて若手優秀発表賞を受賞しました。
2024年6月 坐間さんと戸田が大阪大学共創DAY@EXPOCITY2024の蛋白研ブース出展に参加しました。
2024年6月 戸田がJST創発的研究支援事業に採択されました。
2024年6月 岡本理紗さんが事務補佐員として研究室に加わりました。
2024年6月 高校生に向けた研究紹介サイト『みらいぶっく』に戸田研の紹介が掲載されました。
2024年5月 ACS Synthetic Biology誌に論文「Programming spatial cell sorting by engineering cadherin intracellular activity.」が発表されました。細胞接着を操作する手法を開発した研究で、細胞表面の分子間相互作用だけでなく細胞内シグナル活性を改変することでも細胞接着の強さを操作できることを示しました。
2024年4月 黒木祥友さんが博士研究員(学振PD)として研究室に加わりました。
2024年4月 戸田研究室が大阪大学蛋白質研究所に異動しました。前職の金沢大学ナノ生命科学研究所ではたくさんの方々に大変お世話になりました。研究室の物理的な引っ越しは4月下旬になりますが、大学院生・学部生・ポスドクなど募集中ですので、興味のある方はぜひご連絡ください!
2024年3月 Inflammation and Regeneration誌にReviewが掲載されました。