「世界に向かってヴェーダを唱えよう」
―地域の神々に、平和への祈りを捧げよう―
―地域の神々に、平和への祈りを捧げよう―
“現代では、ヴェーダの影響力が減少しているために、世界中にかなり多くの邪悪、困難、混乱が蔓延しています。水、空気、食べ物、音はすべて、公害によって汚されています。私たちは汚染された生活を送ることを強いられています。私たちの呼吸する空気そのものが汚染されているとき、どうやって公害とは無縁の生活を送ることができるでしょう? ハートの純粋さを確実にするためには、環境と自然の元素が清らかであるべきです。この汚染の原因は、他ならぬ私たち自身の行いにあります。私たちがどのような言葉を口にしようとも、それは大気全体に広がります。私たちは、ヴェーダを詠唱し、神の栄光を歌うことによって、世界の大気を清めることができます”
シュリ サティヤ サイ ババ
1993年10月18日の御講話オーム サイ ラム
2011年の東日本大震災以来、日本では台風や水害、地震などの自然災害が激しさを増し、人力を超えた被害が相次いでいます。一方、世界に目を向ければ、地球温暖化による森林火災や氷河の融解、ウクライナ戦争やガザ紛争、核の脅威、未知のウィルスの拡散などなど、人類はかつてない不安と混乱の時代を迎えています。恐れと怒りが世界を覆い、差別や分断が広がり、人類の一体感が失われつつあります。このような時代の根本的な原因について、スワミは上記のように説かれました。
スワミはこの状況を見越されたかのように、ご自身の降臨の目的を次のように明確に示されました。それは「ヴェーダの奨励」「ヴェーダ学者の育成」「ダルマの保護」「帰依者の守護」という4つです。このうち3つがヴェーダに関わるものであることからも、スワミがいかにヴェーダを重視されているかがわかります。
スワミは、また、ヴェーダは人類全体のためのものであり、あらゆる人の幸福に欠かせない、コミュニティの違いを超えるものと仰います。従って、ここにSSOJという枠を超えて、「世界に向かってヴェーダを唱えよう」という企画が生まれました。この活動は、ヴェーダを学び実践したいという志のある人であれば、たとえ身体は弱くても、老若男女を問わずどなたでも参加できます。スワミがヴェーダの復興に力を注がれているとき、その一助に与れるとしたら、それはまさにスワミからの恩寵と言えるでしょう。皆さん、共に学び、共に平和を祈りましょう。
ジェイ サイ ラム!
サティヤ サイ オーガニゼーション(ジャパン)
ヴェーダ チーム お問い合わせ
自然や神社仏閣は、神様が私たちの祈りを聞いてくださる特別な場所です。ここでは、世界平和の祈りが実際にスワミに届けられているという実感があります。皆で唱える息の合ったヴェーダはとても心地よく、感謝の気持ちが自然と心の奥深くから湧き上がってきます。