新年のご挨拶  

市民の共同をひろげ、気候危機打開へエネルギーの地産地消で前進を

「彩の国でんき」ニュース№14  

2024年1月  代表取締役 吉村文則


 2024年、新年あけましておめでとうございます。

 みなさま、いかがお過ごしでしょうか。元旦早々に能登での大地震が発生しました。昨年は、ロシア

のウクライナ侵攻に続く、ガザでの人道危機と、平和と人権を蹂躙する事態が勃発、私たちに深い悲し

みと憤りを呼び起こしました。加えて、史上最高となる気温上昇と災害の多発が、私たちに地球温暖化

対策の本気の取り組みを求めています。

 いまこそ、人類の英知と良心をあつめ、共同と連帯をひろげ、この事態に立ち向かわなければなりま

せん。

 温暖化対策に、原発の再稼働や〝石炭にアンモニアを混ぜれば脱炭素“というインチキな方法をやめさ

せなければなりません。こういう政策を推進する勢力が、違法なやり方で〝裏金〟をやりとりしている

ことがあらわとなりました。

 「今だけ良ければ後は知らぬ」「カネをもらえれば道義も法も曲げて構わぬ」「国民が苦しもうがオ

レさえよければOK」―資本主義の本性、ほっとけばこうなるという行き着く先を示しています。

 人類、勤労者はたたかって、この無法・暴虐に規制を加えてきました。

 いま、あらためて、私たちに決意をかためることを求めているのではないでしょうか。


 「(株)彩の国でんき」は、昨年、ささやかですが、ソーラーシェアリング発電のもとでのお米をお届け

することができました。食糧危機が迫っている時、農業者との連携をつよめ、営農型太陽光発電を増や

す取り組みを前進させたいと思います。温暖化対策のためにも、多くの皆さんのご協力をひろげ、再エ

ネ発電所の設置、エネルギーの地産地消を増やしたいと考えています。

 大手電力会社が、電気料金を改定したのに対応し、私たちも別添のとおり、電気料金を改定します。

電気料金は大手電力会社と同等をめざしています。地産地消を増やせば、卸電力市場の価格に左右され

ずに、料金も下げることができます。


 是非、次の諸点でのご協力をお願いします。

(1)「(株)彩の国でんき」から電気を購入するパートナーを増やしていただくこと

(2)太陽光発電に取り組まれている方は、発電した電気を「(株)彩の国でんき」にお売りいただくこと

(3)太陽光など再エネ発電所設置のために、CN(カーボンニュートラル)未来基金(借入金)に協力

いただくこと(別途参照)

(4)「(株)彩の国でんき」の増資の呼びかけに応募していただくこと(別途参照)

 みなさまが、本年も健康に留意して元気にご活躍されますよう、祈念いたします。