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雑記帳
杉田敦先生より、ご著書『自由とセキュリティ』(集英社)をご恵贈頂きました。誠にありがとうございます(2024年5月18日)。
『南日本新聞』(2024年5月17日)に、環境省と水俣病被害者の懇談会に関するインタビュー記事が掲載されました。住民などローカルなステークホルダーは政策過程において段取りの一部や障害物のように取り扱われるべきでなく、よりよい政策の実現に向けた潜在的なパートナーと捉えられるべきだ、といった内容を中心にお話しました(2024年5月18日)。
千葉大学公共学会の『公共研究』20巻1号に、「初期アナーキズムの現代的意義――森政稔著『アナーキズム――政治思想史的考察』作品社、321頁、2023年、ISBN978-4-86182-706-8」と題する書評が掲載されました。こちらからお読み頂けます(2024年4月30日)。
九州大学政治研究会で、拙稿「放射性廃棄物管理における参加と熟議」に関する報告を行いました(2024年4月20日)。
私が寄稿した、田中ひかる編『アナキズムを読む――〈自由〉を生きるためのブックガイド』(皓星社、2021年10月)が重版されました。拙稿はシュティルナーの生涯と思想について見開き2ページで簡潔に解説したもので、シュティルナーに関心がある人はぜひ読んで欲しいです(これより前にとある事典の項目も書きましたが、未だに出版されません)。全体としてもバラエティ豊かな面白い本だと思います(2024年4月15日)。
德田太郎さんより、ご共著『ソーシャル・ファシリテーション――「ともに社会をつくる関係」を育む技法』改訂版(北樹出版)をご恵贈頂きました。誠にありがとうございます(2024年4月8日)。
九州大学政治研究会の『政治研究』71号に、「放射性廃棄物管理における参加と熟議」と題する論文が掲載されました。こちらからお読み頂けます(2024年4月2日)。
テニュアトラック期間を終え、本日から宮崎大学教育学部准教授となりました。引き続き精進します(2024年4月1日)。
2023年度
2023年度の公表成果は、論文3本(査読有2本)、書評論文1本(査読有)、書評1本、学会報告4回でした。今年度に執筆した提出済の原稿としては、事典項目1本、教科書分担執筆1本、書評論文1本があります(2024年3月29日)。
『社会と倫理』38号掲載の拙稿「倫理的消費はリベラル・デモクラシーの脅威か? ――コンシューマー・シティズンシップの規範理論」が南山大学機関リポジトリで公開されました(2024年3月15日)。
中村秀規先生より、『令和5年度 持続可能な開発目標に関するフィンランド・日本市民対話 報告書』をご恵贈頂きました。誠にありがとうございます(2024年3月1日)。
田中ひかる先生より、ご編著『国境を越える日本アナーキズム――19世紀末から20世紀半ばまで』(水声社)をご恵贈頂きました。誠にありがとうございます(2024年2月21日)。
梅澤佑介さんより、ご高著『民主主義を疑ってみる――自分で考えるための政治思想講義』(筑摩書房)をご恵贈頂きました。誠にありがとうございます(2024年2月21日)。
山本圭さんより、ご高著『嫉妬論――民主社会に渦巻く情念を解剖する』(光文社)をご恵贈頂きました。誠にありがとうございます(2024年2月21日)。
『公共政策研究』22号(2022年12月)掲載の拙稿「ステークホルダーの知識活用と放射性廃棄物管理」がJ-Stageで公開されました(2024年2月14日)。
「同様の、律儀に、そして頑固なまでに、自分も承認した建前を遵守する態度は、随所に見られた。おそらく、その背後には、一切の公共的な建前を軽侮して「本音で行こうぜ、本音で」と言い放つような態度が、一見痛快にして「野党的」でありながら、その実、建前の現実化を当初から放棄することによって、結局、現に権勢を有するもの――人であれ、現象であれ――をそのまま容認し、承認し、遂には翼賛するに至ることへの、凛とした拒否があった」(渡辺浩「追悼 丸山眞男先生」『日本思想史と現在』筑摩書房、2024年、292-293頁)。何となく目に留まった文章の抜粋メモです(2024年2月7日)。
『法学志林』120巻1号(2022年8月)掲載の拙稿「経済デモクラシー再考――共和主義・財産所有・当初分配」が法政大学学術機関リポジトリで公開されました(2024年2月5日)。
非国家的政治研究会で拙著『3・11の政治理論』の合評会を開催して頂きました。司会の大和田悠太さん、評者の鈴木宗徳先生、佐藤圭一さん、参加者の皆さんに心より感謝申し上げます(2024年1月8日)。
日本政治学会編『年報政治学』2023年2号(筑摩書房)に「日常生活における政治リテラシー――労働者と消費者のシティズンシップをめぐって」と題する論文が掲載されました。特集「政治リテラシー」の一部です(2023年12月19日)。
南山大学社会倫理研究所編『社会と倫理』第38号に「倫理的消費はリベラル・デモクラシーの脅威か? ――コンシューマー・シティズンシップの規範理論」と題する論文が掲載されました。査読付投稿論文です(2023年12月19日)。
科学技術社会論学会で「放射線防護におけるステークホルダー関与――原発避難者支援と汚染廃棄物処理の批判的検討」という報告を行いました(2023年12月11日)。
坂本治也先生より、ご編著『日本の寄付を科学する――利他のアカデミア入門』(明石書店)をご恵贈頂きました。誠にありがとうございます(2023年12月4日)。
田中拓道先生より、ご高著『福祉国家の基礎理論――グローバル化時代の国家のゆくえ』(岩波書店)をご恵贈頂きました。誠にありがとうございます(2023年12月4日)。
白崎護先生より、ご高論「ウクライナ危機をめぐる安全保障意識におよぼすメディアの影響――Super Learnerに基づく2022年参議院選挙の世論分析」所収の日本メディア学会編『メディア研究』103号をご恵贈頂きました。誠にありがとうございます(2023年11月30日)。
サントリー文化財団の研究助成「学問の未来を拓く」の成果報告が公開されました(2023年11月16日)。
社会思想史学会で「アナーキズムとデモクラシーはどのように衝突するか」という報告を行いました(2023年10月28日)。
林衛先生より、福島原発事故による甲状腺被ばくの真相を明らかにする会『福島甲状腺がん多発 被ばく原因はもはや隠せない――UNSCEAR 2020レポート批判』および同『チェルノブイリ並み被ばくで多発する福島甲状腺がん――線量過少評価で墓穴をほったUNSCEAR報告』をご恵贈頂きました。誠にありがとうございます(2023年10月3日)。
12月9日に科学技術社会論学会@大阪大学で報告します。公募セッションにお誘い頂き、「放射線防護におけるステークホルダー関与――原発避難者支援と汚染廃棄物処理の批判的検討」というタイトルでお話することになりました(2023年9月29日)。
中村秀規先生より、ご共著論文 "An Open Dialogue Culture and Transformative Policy Process for Sustainability: Exploratory Case Study of Finland," Journal of Environmental Studies and Sciences をご恵贈頂きました。誠にありがとうございます(2023年9月29日)。
成田大起さんより、ご高著『「批判」の政治理論――ハーバーマスとホネットにおける批判の方法論』(勁草書房)をご恵贈頂きました。誠にありがとうございます(2023年9月29日)。
Twitterアカウントを削除しました。ついでにAcademia.eduのアカウントも削除しました(2023年9月29日)。
10月28日に社会思想史学会@南山大学で報告します。自由論題で、「アナーキズムとデモクラシーはどのように衝突するか」というタイトルです。簡単に言うとグレーバー批判になります(2023年9月2日)。
9月16日に日本政治学会@明治大学で報告します。公募企画の「放射性廃棄物管理と現代デモクラシー――最終処分場立地をめぐる政治過程を中心に」という分科会で、「放射性廃棄物管理における参加と熟議――ステークホルダー関与の観点から」というタイトルです。翌日の自由論題企画「デモクラシーをめぐる政治思想」では討論者を務めます(2023年9月2日)。
『図書新聞』2023年9月2日号(3605号)に、服部健二『唯一者と無――シュティルナー・フォイエルバッハ論争を見直す』(現代思潮新社)の書評が掲載されました。「唯一者とその独自のありかた」という訳語を提起した点が特徴的な本ですが、賛成できない旨を述べました(2023年8月26日)。
オンライン政治理論研究会(OPTF)の定期研究報告会で、「日常生活における政治リテラシー――労働者と消費者のシティズンシップをめぐって」という報告を行いました。『年報政治学』の特集企画に寄稿を予定している原稿です(2023年8月26日)。
告知などに使うページを作成しました。もう新たにSNSやブログをやる気はありませんが、自分の書いたものや関わっている研究会などを宣伝するツールはあった方がよいので、今後はこのページを使っていこうかと思います(2023年8月21日)。