亜獣狼

狼と狼以外の獣の血を持つ者

アルベール

「……好きじゃないんだよね、そういうの」

【名前】アルベール

【種族】

クウォーター ハイエナ×狼+獅子×狼

【性別】♀  【年齢】25歳

【性格】

負けず嫌いな勝気で表情豊か。しかし繊細な一面を持ち、差別を嫌う。

音楽と珈琲のことに関しては熱心で強い拘りと誇りを持つが、それ以外のことにはあまり執着心がなく、冷めやすい。

洞察力が優れている。

【一人称】あたし

【二人称】名前、あんた

【口調等】

「あたしはアルベール。よろしくな」

「へぇ?面白いじゃん。乗った!その勝負!」

「あっそ。好きにすれば?」

「あんたに負けるなんて……!」

「……好きじゃないんだよね、そういうの」

「どうだっていいだろ。そいつの生き様なんだから」

【詳細】

出身地:サンリルド帝国/サンリルド

父:名前未定(ハイエナ×狼)

母:名前未定(獅子×狼)

叔父:紅雩牙

作曲家でジャズバンドをやっていた母と指揮者の父を持つ。両親の影響で幼い頃から音楽に触れており、音楽に嘘をつけない。

低く落ち着いた声をしているが、口調はどこか荒い。

クウォーターであり希少性が高いためか、幼少期からさまざまな狩人に目をつけられていた。

階級制度が厳しく、激しく争いが起こるサンリルド帝国からアパッシオナート王国へと逃げ込み、現在に至る。

道中、夜霄と出逢い、今ではお互いのことがよく理解できている関係にあり、1日のほとんどを彼女と共に過ごしている。

叔父である紅雩牙とは仲が良く、彼のカフェへと出向き、よく珈琲を頼んでいる。しかし生活環境がかなり雑であるため、紅雩牙からよく心配されているらしい。

とあるトラウマを抱えており、差別や争いのない世界を望む平和主義。「音楽で笑顔にしたい」というモットーを掲げており、さまざまな楽曲を作っている。

琉那の音楽性に惚れ込み、彗星蘭を立ち上げる。

劉牙

「……あぁ?誰がやるか、そんな面倒くせえこと」

【名前】劉牙(りゅうが)

【種族】

ハーフウルフ ベルジアン・シェパード・ドッグ・グローネンダール×狼

【性別】♂  【年齢】未定歳

【性格】

口調が少々悪く面倒臭がり屋だが、調子に乗りやすい平和主義。

挑発的な言動をすることもあるが、根本的には優しいためか相手の心情には敏感である。

自ら決めた信念だけは決して曲げず、正義感の強い一面もある。

元々は、真面目ですぐに切り替えができ、何でもこなす頑張り屋。少々神経質な一面もあったが、正義感は強く持っていた。

【一人称】俺、俺様、僕

【二人称】名前、てめえ、お前

【能力】

とある『加護』を持つが、その能力は不明で自身もあまり自覚はしていない。

頭の回転が速く、運動神経は高く基本どんなことも他者よりはできる。

その身に宿る能力のほとんどは不明で、劉牙自身でも気付いていない。

【口調等】

「俺様が知識なしの劉牙様だぜ!」

「あぁ?誰がやるか、そんな面倒くせえこと」

「フン、ここは俺様に期待してくれてもいいん……――悪かったよ!!」

「どれだけ叩き落されても俺には関係ねえぜ?――これが俺の生き様だからなあ!!」

【詳細】

出身地:ニンゲン界

ヴァルザックの従者的立場にあるが、ヴァルザックからは「付き添い」と言われており、他者に自らの立場を話す際には少々困るらしい。

ヴァルザックに淡い恋心を抱くが、それは胸の内では認めているものの、表面上では否定している。

竜族の者からは「ヴァルザックが拾ってきた何かと役に立つハーフウルフ」という認識されており、ヴァルザックの従者として受け入れられている。劉牙自身は面倒臭がり屋だが、礼をするという意味で城で働いている(厳密にはヴァルザックにアレコレこき使われている)。

ニンゲン界で優秀な警察犬として活躍していたが、ニンゲンに対し、トラウマを抱えている。