※りとむ発行人+編集人+編集委員+HP管理人が、かわるがわる様々に呟きます。
五十音順にふたりずつ呟きます。( き こ さ た て ひ ま や わ )
あちこちを修理しながら築40年のマンションに住んでいる。昨年の11月半ばにはキッチン水栓を取り替えた。細かいバブルが手に優しい!と喜んだのも束の間、急にお湯が出なくなった。キッチンだけお湯が出ない。給湯器、給湯管、その他もろもろ調べて、取り換えたばかりの水栓が不良品だと判明したのが12月末。取り換えは年明けの9日となり、冷え冷えと年末年初を送ることになった。が、突然の災害となればお湯どころか十分な水さえ出ない。ともかく少量の冷水で洗い物を片付けることに腐心した。すると、ガス使用量は前年同月比33%減、二か月ごとの水道料金も前回より5000円ほど減となった。
なんだかサスティナブル!この経験を活かしてこれからも節湯節水!と思ったが、バブル湯が吾が手を撫でる〈温もりの誘惑〉には抗いがたい。せめてそこそこ同様に、ときには同様に、たまには同様に…などとつぶやくうちにこの思い、水泡に帰するのか。(ひ)
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年明けにテレビを見ていて、最近、韓国で「セロ」という果糖を使わない焼酎が人気と知った。そのラベルに描かれているのはなんと九尾の狐。韓国では15年ほど前、若手俳優ふたりによる「僕の彼女は九尾狐(クミホ)」というドラマもあった。日本でも栃木県の蔵元が「九尾」という日本酒を造っているようだし、九尾の狐が出てくる劇団☆新感線の演劇もあるのだが、日本では妖しさが先に立ち、韓国の可愛い感じはない。
2022年、栃木県那須町にある殺生石が真っ二つに割れて話題となった。鳥羽院を誘惑した美女玉藻の前(実は九尾の狐)が退治されて化したという伝説の石だ。ただの自然現象ではないのではと憶測もよんだ。その後、慰霊祭が行われたという。
石の香や夏草赤く露あつし 松尾芭蕉『曾良旅日記』
殺生石の石はら中に水湧けり清(すが)々(すが)として青しその苔 土屋文明『山谷集』
(ま)
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2026.2