Camp Report 2020

Robo RAVE - Beginner Class 

初心者の1日目はRoboRAVE競技を参考にした紙工作×ロボットプログラミングを体験しました。

ロボットに厚紙で作ったバケツを取り付け、ピンポン玉をより多く運んだほうが勝ち!今年は初めて離島からの参加者もいました。いつもはお友達同士でチームを組みますが、コロナ対策で親子でチームを組み、協力しながら、ピンポン玉を落とさずに運ぶための工作と、ライントレースのプログラミングに熱中していました

親子ハンダ実習

「LEDライトを作って光らせてみよう!」

Beginner Class初心者クラス2日目は、ハンダゴテを使って、LEDライトを作るハンダ実習でした。いつもは定員制なので、希望者のみでしたが今年は全員が取り組みました。抵抗に興味津々でした。

Arduino Hands-on 

「超音波センサを乗せたロボットを作ろう!動かそう!」

Basic Class 

超音波センサとArduinoマイコンボードを搭載したロボットキットの組み立て、プログラミングに取り組みました。Arduinoを搭載する制御基板やギヤモーターの組み立てなど電子工作とプログラミングを組み合わせた難易度の高い講座です。

講師はロボカップ世界大会に5度も出場された政岡さんと、キャンプ初参加、2018ロボカップ世界大会(モントリオール)に出場された藤山さんが担当しました。ロボットキットは、 講師の政岡さん自作の教材で、テキストもすべてキャンプオリジナルです。

Robo Cup Junior Soccer講座

Beginner Class, Basic Class 合同で、2日目、3日目はロボカップジュニアサッカーに取り組みました。赤外線を発するボールをセンサで感知して見つけて、ゴールを目指します。プログラミングで思ったようにロボットを動かすのは簡単ではありませんが、試合になると子どもたちもサポーターも真剣で大いに盛り上がりました。

他のClassで、おやじロボや世界チャンピオンたちがエキシビジョンの調整をしているところを間近で見れるのも、キャンプならではの光景です。

「迷え、悩め、考えろ、そして手を動かせ、それが課題解決への最短のルート」

マイコン de Hackathon What I made? 

Advanced Class

今年のハッカソンのミッションは、「コロナウィルス対策のデバイスを開発せよ」キャンプ参加3年目以上のベテランキャンパーたちが、それぞれ自分たちのアイデアを形にしました。

企画から準備に約1ヶ月半、この3日間、ひたすら開発に打ち込む彼らをサポートしてくれたのは、ロボカップジュニア世界チャンピオンの樋口さん、安原さんとロボロボの会おやじロボチームでした。最終日のプレゼンテーションでは、思い思いに出来上がったロボットを披露してくれましたが、そのアイデアに脱帽! 

そして材料のロボット部品を貸していただいた㈱ダイセン電子工業さま、いつもありがとうございます。

 キャンプ恒例! Exhibition 

毎年恒例、キャンプ名物のエキシビジョンマッチ。

今年も、普段は学校に飾られているような伝説のロボットたちが、この日のために集結しました。実際の大会では対戦できなかった世代を超えたロボットの試合を目の当たりにして、皆のモチベーションがぐっと上がる瞬間です。来年は沖縄の子達のロボットもエキシビジョンで見たいものです。

交流! 交流! 交流!

講師のプレゼンテーション、パネルディスカッション、ロボット解体ショー、そしてその時々でセッション的に始まる技術交流会に、体験談のストーリータイム、他のクラスの子達への質問タイムなどプログラムにはないプログラムがキャンプの醍醐味です。子どもも大人も、お父さんもお母さんも、キャンパーも講師も、いつでも、どこでも、興味のあることに貪欲になれる3日間です。

集合写真

開催の危機を乗り越え、講師・キャンパー・保護者サポーター総勢35名が集まって思い思いの時間を過ごせました。ご協力いただきました沖縄科学技術大学院大学さま、㈱ダイセン電子工業さま、本当にありがとうございました。そして、最後まで実現を信じてくださった皆様、また来年お会いしましょう!