9/5(金)の学術バーQは、
共同研究を語り尽くすBAR feat. N高グループ研究部
と題してお届け!
タイトルの通り、N高グループ研究部
との共催企画となります!
「そもそも共同研究ってどんなふうに始まるの?」
「どうやって共同/協働してるの?」
「共同研究の意義って?」……
そんな共同研究のイロハ、実は大学院生でさえ知る機会は少ないのではないでしょうか?
当日は4名の研究者をゲストに招き、実際の共同研究の流れから「共同研究あるある」、よい共同研究を生むコツまで、幅広く語っていただきます!
研究者志望の学生さんはもちろんのこと、産学官連携に関心のあるビジネスマンの方なども大歓迎です。
ご来店お待ちしております!
【タイムテーブル】
18:00 開店
19:00 イベント趣旨説明
19:10 4名のゲストによる共同研究に関するスライドトーク
20:50 小休止
21:00 全体ディスカッション
22:00 中締め→フリートーク
23:00 閉店
【料金】
タイムチャージ:一般¥1,000/h・学生¥500/h
ドリンク代¥600〜(お一人1杯以上のご注文をお願いしております)
店長、います!
イベントがない日です!
直接おしゃべりするチャンス!
18:00オープンです!
9/3(水)の学術バーQは院生室営業!
哲学(現象学)専攻の院生スタッフ・ばんじょーが皆さんをお迎えします!
文系大学院生・研究者のキャリアをめぐる日本の現状を憂い、研究と並行して精力的に研究者支援事業の立ち上げにも携わるばんじょー。
アツい志を持つ彼と、ぜひざっくばらんにお喋りしに来てみませんか?
いつも通り18:00オープンです。
ご来店、心よりお待ちしております!
9/2(火)の学術バーQは、
現代の大学と高等教育
-アメリカ・モデルによる支配-
と題してお届け!
連続講義イベント「高等教育概論:大学の歴史から現代の諸問題まで」の第3回となります。
中世、近代の大学の歴史を眺めた前2回を踏まえ、いよいよ現代へ!
私たちにとって馴染み深い大学、あるいは高等教育のあり方は、どのようにして結実するにいたったのでしょうか。
会の前半には前回のおさらいも実施予定!
シリーズの途中からの参加も歓迎ですので、ぜひお気軽にお越しください。
営業時間は18:00〜23:00、イベントは19:30頃スタート予定です!
【イベント概要】
現代の大学は、近代の大学理念を引き継ぎつつもこれがアメリカナイズされ、アメリカ型の大学の在り方がアジアにもたらされるのみならず、ヨーロッパに逆輸入されるような現象も起きています。加えて「アクレディテーション」「アカウンタビリティ」などの新たな概念も20世紀以降に次々と登場してきました。第3回ではこれらについて概説するとともに、「大学」以外の多様な高等教育機関の登場についても触れていきます。
【イベンター】
原圭寛(昭和音楽大学)
【イベンター自己紹介】
1987年生まれ、神奈川県出身、博士(教育学)。慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻後期博士課程を出た後、弘前学院大学講師、湘南工科大学講師を経て現職。慶應義塾大学、東海大学、文化学園大学、相模女子大学ほかで非常勤講師を歴任。専門は19世紀アメリカのカレッジ・カリキュラム史。特に知識とコンピテンシーの関係、専門知と教養知の関係がどう捉えられてきたかを思想史的に探究している。
【お客さんへのメッセージ】
店長の「大学の講義みたいな連続企画をやるのどう思う?」との問いかけに客側のつもりで「興味がある」と返したら自分がやることになりました(笑)。次年度に某大学で受け持つ予定の「高等教育論」の内容を、10回編成でお届けします。普段は教職課程の担当なので自分の専門を講義する機会がなかなか無いので、普段の鬱憤を晴らすため好き放題話します。各回は独立した内容にしますので、1回からでもお気軽にご参加ください。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
大学の講義っぽいものを酒のアテに聴きたい方、大学をはじめとする高等教育機関の在り方に疑問をお持ちの方、大学教員・職員の方、教育学全般に興味のある方。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【参加費】
一般:3,500円・学生:2,500円
(ドリンク1杯込み)
【X(旧Twitter)アカウント】
8/31(日)学術バーQは、
在野研究は死なない
-学問と一生付き合いつづける方法-
と題してお届け!
著書に『在野研究ビギナーズ:勝手にはじめる研究生活』 などがある在野研究者・荒木優太さんをゲストにお招きし、在野研究を語り尽くします!
大学などの公の研究機関を拠り所にすることなく、いかにして持続可能に研究を続けていくか。
今こそ考えたいテーマを、その実践に生きる方をお招きし、考え語り尽くす一夜としてお届け!
オープンは18:00、イベント開始は19:00頃を予定しています。
これからの学問を、研究を考えたい、すべての方のご来店をお待ちしております!
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【イベンター】
新倉純樹(会社員)
荒木優太(なし)
【イベンター自己紹介】
新倉純樹:大学院時代は、有権者の投票行動が政策にどのような影響を与えているか研究していました。今も個人的に、政策において利害対立を乗り越えるには?という観点から研究をしています。
荒木優太:有島武郎を中心に文学研究をしています。YouTubeで執筆術や本の書評についてお喋りしているよ(チャンネル登録といいね!ボタンよろしくお願いします)
【お客さんへのメッセージ】
新倉純樹:みんなで好きな研究やって生き残りましょう!
荒木優太:もしも君の人生が上手くいってないとしたら、うん、在野研究をするといいよ。えっ? 上手くいってるだって?? じゃあ、在野研究をしよう! どっちに転んでも対応可能。リバーシブルか。在野研究 is 神!!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
新倉純樹:大学院や任期付のポジションにいるけど将来も研究を続けられるか不安、研究機関には所属してないけど研究をしたい(続けたい)、という方
荒木優太:学問を愛する(またはそこそこ関心のある)すべての人。あと清掃労働に従事していて、回収予定のペットボトルのゴミのなかに煙草の吸殻入りのが混じっているのを見つけて激おこしている人。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
8/29(金)の学術バーQは、
哲学対話の可能性:問いの当事者性と共同性
と題してお届け!
誰かと話すからこそ気づけること、見つかるものがある……かもしれないし、ないかもしれない。
それでも他人と話す意義は、価値は、どこにあるのか。
対話の可能性が問われてやまない今だからこそ、その場に集まった人たち同士で言葉を交わす経験をふまえつつ、考えてみませんか?
「哲学対話」という言葉を冠してはいますが、哲学にまつわる知識は一切不要です。
いつも通り18:00オープンです、ご来店心よりお待ちしております!
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【イベンター】
青木門斗(東京大学教育学研究科)
【イベンター自己紹介】
主に、中高生世代の居場所についての教育哲学的研究と、哲学対話についての研究の2つに取り組んでいます。またその傍らで、高田馬場にあるCommunicatve Barでスタッフとして働いています。
【お客さんへのメッセージ】
「哲学」の知識は一切必要ありません。実際に、人と話すワークショップを実施しますので、自分の頭で考えて人と話すのが好きだ、という方々にはお楽しみいただけると思います。また、「対話」や「問い」というキーワードに関心のある方にとって発見のあるお話をできるようにも頑張ります!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
人と話すことが好きな人や、物事を考えるのが好きな人/「哲学対話」という言葉を聞いたことがあって気になっている人/哲学って難しそう......というイメージをもっている人
【大まかなイベント内容】
「哲学対話」と呼ばれるワークショップがどのようなものか、実際に体験していただく予定です。参加者の皆さんで「問い」を出し、3〜4人程度でその「問い」について考えながら話すという時間を設けます。
また、そうした「哲学対話」にはどのような意義があるのか、「問い」とはどのようなものなのかを、論文で発表した内容に基づいてお話しします。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
8/28(木)の学術バーQは、
映画芸術の殉教者 アンドレイ・タルコフスキーの世界
と題してお届け!
シリーズイベント「Cinema Dialogue Bar:専門知と映画に出会う夜」の第10弾となります。
シリーズの区切りとなる今回は、当イベントのホストを務める小手川将の研究対象でもある、ソ連の映画監督アンドレイ・タルコフスキーについて語り尽くします。
その作品は難解と評されつつも、世界中の多くのファンを惹きつけてやまないタルコフスキー。
作家・作品の思想的・歴史的バックグラウンドから、映画制作の技法・理論、あるいはそれらの連関、さらには研究対象としてのタルコフスキーの魅力に至るまで、2人の研究者がアツくじっくりと語ります!
新たな映画の魅力と出会う夜をぜひお楽しみに。
18:00開店、イベント開始は19:00頃を予定しております!
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【イベント概要】
いったいどうすれば映画について語ることができるのか。ある一つの作品だけを取り上げるにしても移ろい続ける画面を前にするとふと気が散ってしまうし、大音量で流れる音楽に酩酊して途中で寝落ちしてしまうかもしれず、仮にたとえば二時間弱、ある一つの作品に集中し続けることができたとしても、映画館を出るとたちまち記憶の底へとショットが忘れ去られていく……それでも私たち観客は、ある一つの作品から何か意味やメッセージを受け取り、それについて書いたり喋ったりするのであり、映画を観る方法が多様化する時代にあって、このような映画の受容それ自体を再考する意義があると思います。本イベントは、様々な専門分野の研究者たちをお招きし、いかに映画について語りうるのか、という問いへの応答の限界をともに見極めようとするシリーズ企画です。第十夜は、ソ連の映画監督アンドレイ・タルコフスキーについて、その映画作品やテクストを取り上げながら多角的に分析します。
【イベンター】
河城瑞季(早稲田大学大学院文学研究科)
小手川将(東京大学大学院博士課程(映画論/表象文化論))
【イベンター自己紹介】
河城:主な研究対象はアンドレイ・タルコフスキーで、映画作品の分析を通して彼に固有の映画的思考を明らかにしたいと考えています。映画だけではなく、美術や舞台などにも興味があり、踊りを軸として身体を探求しています。
小手川:後期ソ連の映画史、現在はとりわけアンドレイ・タルコフスキーを中心とした映画学および芸術学を研究しています。また、研究活動と並行して、映画制作などの実践的なアプローチに取り組んでいます。
【お客さんへのメッセージ】
一口にタルコフスキーを研究すると言っても、映像や音の表現、物語の主題、映画理論、思想的あるいは歴史的背景など、注目する側面は人によって様々です。今回は、お互いの関心やアプローチの違いを交えつつ、タルコフスキーについて多角的に掘り下げる場になればと思っています。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
タルコフスキーが好きな方はもちろん、未見でも興味のある方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
8/27(水)の学術バーQは、
なぜ人づきあいの新陳代謝は大事なのか
-社会心理学者にたずねる関係流動性のイロハ-
と題してお届け!
出会いと別れがあるからこそ、人生は豊かになるーー。
実際それってほんとなの?
ほんとだとしたら、いったいなんで?
当日は、社会心理学者の方をゲストにお招きし、周囲の人々の入れ替わりの程度=「関係流動性」が私たちにいかなる心理的・社会的な影響を及ぼすかを、わかりやすく語っていただきます。
皆さんそれぞれの状況を読み解いてみるミニワークショップも実施予定!
社会心理学の知見を参照しながら、自分の環境について振り返ってみませんか?
いつも通り18:00オープン!
皆さまのご来店を心よりお待ちしております!
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【イベント概要】
社会心理学のトピックである関係流動性の基本概念と最新の研究知見を紹介します。学術的好奇心をくすぐる内容にしたいと思っています。そのうえでみなさんが今いる環境が自分にとって実力を発揮するために適したものなのかを一緒に考えていきます。
【イベンター】
伊藤健彦(法政大学)
【イベンター自己紹介】
社会心理学をベースに、社会環境が人間の心理・行動に与える影響を研究しています。特に最近では、周囲の人々の入れ替わりの程度を表す関係流動性が外国語主に英語を用いたコミュニケーションにどのように影響するのかを検討しています。
【お客さんへのメッセージ】
みなさんは今の環境に満足していますか?自分の実力や思いを十分に発揮できていますか?できているなら問題ないでしょう。できていなら、今こそ環境を変える必要があるかもしれません。ただ変えるのではなく、自分の属性に適した環境を選ぶことが重要です。人と環境の相互作用を研究する社会心理学の観点から、人生の突破口を共に見つけましょう!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
自分はできるはず、だけどもなぜか上手くいかないと考えている人にぜひ来てほしいです。それはみなさんを取り巻く環境が原因かもしれません。学校・職場でくすぶっている人に来ていただき、環境から人生を切り開いていくことについて一緒に考えていきたいと思います。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
8/26(火)の学術バーQはズバリ、
毒と薬BAR
と題してお届け!!
毒と薬は表裏一体、適量であれば薬になるものもちょっとした違いで毒になる!
ちょっと怖い、だけど面白い毒と薬の世界について、薬学、生化学、さらには歴史学の観点から、3名の登壇者を迎えて語り尽くします。
一つのテーマを多角的に味わう、まさに学術バーQの醍醐味といってもよい、店長もイチオシのイベントです。
18:00開店、イベント開始は19:00頃を予定!
皆さまぜひ奮って足をお運びください!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
・何が薬に、何が毒になるのかが気になる方
・毒きのこについて詳しくなりたい方
・現代とは異なる医学・薬学のかたちに興味がある方
・一つの物事をいろいろな視点で見るのが好きな方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【タイムテーブル(予定)】
18:00 開店
19:00 「毒と薬」の基礎知識:毒性学総論&各論をざっくりと(by Writer_Rinka)
19:50 多種多様な「きのこ毒」:絶対に食うなよ?(by Xenon)
20:20 小休憩
20:40 「毒と薬」の古今東西(by Writer_Rinka)
21:00 古代~中世の薬と毒:『薬物誌』をめぐる物語(by 伊本西那)
22:00 フリートーク
23:00 閉店
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
8/24(日)の学術バーQは、
元コンサル32歳、教育実習行ってきましたBAR
-博士課程生2人をコメンテーターに迎えて-
と題してお届け!
〈社会人〉になってから体験するからこそ、見えるもの・気づくことがきっとあったーー。
ITコンサルタントやデータサイエンティストとして実務を経験したのち、ふと数学教師を志して資格取得を目指すにいたったイベンターが、体験したての教育実習について生々しく振り返る!当日は、教育実習についてそれぞれのアプローチから研究する博士課程生のお2人をコメンテーターに迎え、体験とそこから得られた実感に基づく議論を、学術の視点からも深掘り。
翻って、「教育実習とは何であるのか」を考えるきっかけにもなるかも……?教育実習をこれから受ける人、受けたことのある人、公教育や教師、教員養成のあるべき姿について考えたい人、ぜひとも足をお運びください!
いつも通り18:00オープンにて、お待ちしております!
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【イベンター】
港 高志(株式会社thotec)
髙橋俊樹(名古屋大学大学院)
濵﨑未育(明治大学大学院博士課程)
【イベンター自己紹介】
港 高志:ITコンサル、データサイエンティスト、講師などに従事するパラレルワーカー。現在明星大学通信課程にて教員免許取得のために奮闘中。
髙橋俊樹:社会学の視点から教育実習を研究しています。2回目の登壇の機会をいただき大変嬉しい限りです!!
濵﨑未育:教師教育や教育史の研究をしています。特に教育実習や進路としての教職という観点から研究を行うなかで、「教師になる」とはどういうことなのだろうか?という問題に迫ろうとしています。教員養成史にも現在の教員養成問題にも関心があります。
【お客さんへのメッセージ】
港 高志:私自信のN=1の経験をもとに教育実習の内容や、社会人を経験してからこそ思う実態に対する疑念、実習は私をどう変えたか。経験論だけに偏らないために研究者の方のお力を借りながら、なおかつ熱く語れる夜にしたいです。
髙橋俊樹:面白いイベントになること間違いないので、お気軽に足を運んでいただけると幸いです。
濵﨑未育:教育実習は多くの人が関わって成り立つ科目です。教育実習について思うことをざっくばらんにお話しできることを楽しみにしています!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
・現役の教員の方々だけでなく、教育実習を経験した、経験する、経験した結果教師にならなかった、社会人になってから教員になろうとしている方々
・今年教育実習を終えた人
・これから実習に行く大学1〜3年生
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
港 高志:https://x.com/takashi_minato
髙橋俊樹:https://x.com/kawachimoz
8/23(土)の学術バーQは、
古生物学者がみんなにエールを送るBAR
(泉賢太郎『大学4年間を「応援」に捧げた私が古生物学者になった話』[理論社]出版記念トークイベント)
をお届け!
なぜ、研究者になったのか。
そこに至る道は千差万別、そしてその中にはいわゆる「エリートコース」ではないルートだってちゃんとあるわけで……。
好きなことはある、でもそれにフルベットしていいのか自信がない。
自分の興味が「ホンモノ」なのかわからない。
そんな迷いを持って、進む道を考えあぐねている方、ぜひ話を聞きに来てみませんか?
元・応援団員でもある現役の古生物学者が、皆さんにエールを送ります!
いつもより開店&イベントスタートが1時間早いのでご注意を!
皆さまのご来店、心よりお待ちしております。
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【イベンター】
泉 賢太郎(千葉大学 教育学部 理科教育講座)
【イベンター自己紹介】
古生物学者です。地層や化石の観察、近縁な現生生物の観察、数理モデル、遺伝子実験といった様々なアプローチを取り入れて研究を進めていくことを意識しています。
【お客さんへのメッセージ】
皆様とお話できることを楽しみにしております!! 当日はどうぞよろしくお願いいたします!!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
くすぶっている大学院生や研究者の方/何かと比較してしまってモヤモヤしている方/出遅れてしまったと感じている方/いま取り組んでいらっしゃることを応援されたい方、など
【営業時間】
17:00〜22:00 ※いつもより1時間早いのでご注意ください!
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
8/22(金)の学術バーQは、
学術バーQのこれからを考える夜
-某ビジネスメディア編集者をインタビュアーに迎えて-
を緊急開催!
「ほとんどの営業日で、研究者や大学院生をゲストに招いて、トークイベントを行う」という、考えてみればなかなか酔狂なスタイルで1年以上営んできた学術バーQ。
冷静に考えて、なんでそんな商売をしてるんだ?
この店は来年、3年後、10年後、どうなっているんだ?
どうなっていたらいいんだ?
どうなっていくことが、運営者にとって、関わってくれる研究者や学生の皆さんにとって、足を運んでくれるお客さんにとって望ましいんだ?……
立ち上げフェーズをいったん脱却し、転機を迎えつつある今。
インタビュアーとして某ビジネスメディアの編集者の方をお迎えし、Qの現在地とこれからについて、店長自ら語り尽くします。
その場に居合わせた全員を交えての全力の作戦会議、皆さんぜひ(興味本位でいいので)足をお運びください!
【営業時間】
開店18:00 / イベント開始19:00
閉店23:00(L.O. 22:30)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
8/20(水)の学術バーQは、
神仏習合について知るBAR:歴史的経緯から今のかたちまで
と題してお届け!
神と仏が交わる、日本独自の信仰のかたち「神仏習合」。
仏教伝来から現代までどのように変遷しつつ、私たちの暮らしの中に息づいてきたのか?
歴史や美術の事例も交えて、わかりやすくお話しします!神社仏閣が好きな方から、宗教や文化に興味がある方まで歓迎!
いつも通り18:00オープン、トークイベントは19:00開始予定です。
皆さまのご来店、心よりお待ちしています!
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【イベント概要】
本イベントでは、神仏習合を主題にその歴史と遺産、今に残る習合の形についてお話します。「日本人は無宗教だ」という言葉をよく耳にしますが、きっとそれは我々の生活に深く根付いているからこそ気づいていないだけではないのでしょうか。
仏教伝来から今に至るまでの神仏の歴史を分かりやすく、楽しくお話したいと思います。
【イベンター】
清水 啓介(大正大学大学院仏教学専攻 修士課程2年)
【イベンター自己紹介】
普段は熊野信仰をメインテーマに研究をしているただの凡夫な院生。
研究テーマに関連して、本イベントの神仏習合や山岳信仰、民間信仰、寺社縁起などに関心があります。絶賛勉強中。
その他、学芸員資格を所持しております。文化財保存や博物館学も深く考える事が多いです。
【お客さんへのメッセージ】
神仏習合という言葉に難解さを覚えるかもしれませんがそれも今日まで。本イベントに参加すれば、きっと興味が湧くに違いないと思います。きっと。
日本の歴史に刻まれる信仰の形、そして現代に遺る習合の形について、美術作品や事例を示しながら分かりやすくお話したいと思います。
普段から神社仏閣に訪れる方もそうでない方も大歓迎です。もちろん他分野の方も大歓迎です。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
神社仏閣に興味がある人/宗教学や歴史学に興味のある人/仏教や神道に興味のある人/文化財や博物館、美術館に興味のある人etc.
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
8/19(火)の学術バーQは、
近代の大学
-メディアの誕生とドイツ・モデルの展開-
と題してお届け。
連続講義イベント「学術バーQ公開講座 高等教育概論:大学の歴史から現代の諸問題まで」の第2回となります!
大学や高等教育のあり方を考えるうえで、避けては通れない大学の歩み。
中世に興った大学はその後どのような発展を遂げたのか?
第1回に参加できなかった方でも全く問題なし!
ご関心のある方はぜひお気軽に足をお運びください。
イベント開始は19:30頃を予定しております!
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【イベンター】
原圭寛(昭和音楽大学)
【イベンター自己紹介】
1987年生まれ、神奈川県出身、博士(教育学)。慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻後期博士課程を出た後、弘前学院大学講師、湘南工科大学講師を経て現職。慶應義塾大学、東海大学、文化学園大学、相模女子大学ほかで非常勤講師を歴任。専門は19世紀アメリカのカレッジ・カリキュラム史。特に知識とコンピテンシーの関係、専門知と教養知の関係がどう捉えられてきたかを思想史的に探究している。
【お客さんへのメッセージ】
店長の「大学の講義みたいな連続企画をやるのどう思う?」との問いかけに客側のつもりで「興味がある」と返したら自分がやることになりました(笑)。次年度に某大学で受け持つ予定の「高等教育論」の内容を、10回編成でお届けします。普段は教職課程の担当なので自分の専門を講義する機会がなかなか無いので、普段の鬱憤を晴らすため好き放題話します。各回は独立した内容にしますので、1回からでもお気軽にご参加ください。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
大学の講義っぽいものを酒のアテに聴きたい方、大学をはじめとする高等教育機関の在り方に疑問をお持ちの方、大学教員・職員の方、教育学全般に興味のある方。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
8/14(木)の学術バーQは、
共感を思想史から語るBAR
と題してお届け!
ふとした時に「自分、今この人と同じ気持ちでいる気がする……!」と感じたり。
他の人の主張や感想に「わかるなぁ」と思ったり。
現代の日本でも「共感」というワードは、さまざまな場面において、さまざまなニュアンスで使われます。
そんな「共感」は、歴史上の思想家たちにどのようなものとして捉えられていたのでしょうか。
スミス、ミル、ルソー……名だたる思想家たちの考えをひもとき、日常的な概念でもある「共感」について、ちょっと考えを深めてみませんか?
専門知識は不要ですので、さまざまなバックグラウンドの方のご来場を歓迎いたします!
いつも通り18:00オープンです。
ご来店お待ちしております!
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【大まかなイベント内容】
「共感(sympathy)」という概念は、過去の思想家にとって1つの重要なトピックでした。登壇者の専門ではないのですが(だからこそ!)、思想家の原典をなるべく平易な形で解説しようと思っています。
リバイバルイベントなのですが、今回は登壇者の専門についてのお話も少ししてみようかなと思っております。
【イベンター】
藤本直樹(慶應義塾大学・院)
【イベンター自己紹介】
ウィリアム・トンプソン(1775ー1833)という思想家を中心に、古典派経済学、社会主義思想を研究しています。現在は社会主義理論における競争(competition)の問題について考えています。
【お客さんへのメッセージ】
専門の如何に関わらず、幅広く色々な方が来てくれると嬉しいです。
登壇者の専門は経済学史ですが、「共感」の話はひょっとすると現代では哲学・倫理学など別分野が扱う問題かもしれません。(経済)学史・思想史研究の魅力(であり難点)の一つは、分野の枠にとらわれず、学際的に研究ができることにあるでしょう。
様々な関心や経歴の方があつまり、楽しくお話しできることを楽しみにしています。それが学術バーの一つの魅力でもあるので。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
思想史と名の付く講義に関心を持ったことのある方/経済(学)に関心のある方/偉大な思想家のエッセンスに触れてみたい方/歴史・哲学・思想が好きな方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
8/13(水)の学術バーQは、
人と自然を数学で語るバー
と題してお届け!
人間の集団・社会における謎、多種多様な生き物から成る生態系における謎……。
この世界の謎を数理科学で解き明かそうとする研究とは、いったいどのようなものなのか?!
当日は、数理を手がかりとした研究に取り組む3人の研究者に、そのエッセンスを語り尽くしていただきます。
数学や物理学のレンズを通して見るこの世界はどのようなものなのか、その一端に触れてみませんか?
当日は18:00オープン、18:30頃からトークイベント開始予定です!
ぜひお気軽にご来場ください!
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【イベント概要】
ミジンコのような微生物から野生の動植物、そして人間に至るまで、この世界では多種多様な生き物がお互いに影響を及ぼし合って生きています。広いスケールに展開する複雑なダイナミクスはどうすれば理解できるでしょうか?数理を手掛かりにこの問題に取り組む3人が、世界のモデル化を軸にした研究の最前線を語ります!
【イベンター】
板尾健司(理化学研究所)
北條拓也(東大院理学系研究科生物科学専攻)
もりた(理化学研究所 / 総合研究大学院大学)
【イベンター自己紹介】
板尾健司:数理モデルを用いて人類史を説明する研究に取り組んでいます。統計物理学と進化論を文化人類学や歴史学の対象に応用するような研究です。
北條拓也:「多様であることはどう嬉しいのか」という漠然とした興味を背景に、群集生態学に関する研究を行っています。数式やシミュレーションに基づく理論研究と実験室で複数の細菌種を混ぜ合わせる実証実験を並行しています。泳ぐことが好きです。
もりた:こんにちは。もりたです。
多種多様な動植物の集団がどのように共存するのかというメカニズムを、進化生物学の視点を交えながら考えています。生態学と物理学の間をさまよう者。
【お客さんへのメッセージ】
板尾健司:今回は、多くの伝統的な小規模社会に見られ、文化人類学で詳しく研究された親族構造が生まれる仕組みについて講演する予定です(2024年11月の内容と一部重複します)。みなさんと楽しく議論できれば嬉しいです。
北條拓也:できる限り数式を使わずに、数理生物・数理生態学のこれまでと自分の研究について簡単にお話しします。「生物なのに数学?」「数理モデルって何?」「数理って難しそう」と感じているあなたにも、なるほど!と思っていただけるよう頑張ります。
もりた:外来種問題などの環境問題に対応するためには、生態系がどのように働いているのかといった基本的な理解が欠かせません。そこで単純な疑問なのですが、多種多様な生き物が共存する集団の複雑なダイナミクスはどのように理解すれば良いのでしょうか? 社会性を持つ人間社会の理解はもっと難しそうです。複雑なプロセスを組み込んだ集団ダイナミクスを再現した数理モデル解析は、理解のヒントをくれそうです。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
板尾健司:人類の歴史に関心がある方や数理モデルで物事が起きる仕組みを知ることに関心がある方に楽しんでいただけるような講演にしたいと思っています。
北條拓也:生物が好きな人/自然が好きな人/集団に対して思うところがある人/数式に苦手意識がある人
もりた:数学って何の役に立つのって疑問だった人。生態学って、実際何やっているの?って人。人類学って、実際何やっているの?って人。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
8/12(火)の学術バーQは、
「日本の特別支援教育制度を語るBAR」
と題してお届け!
「一人ひとりの目標を達成するための教育」という理念のもとで展開されてきた、日本の特別支援教育。
その制度はどう成り立ち、何を目指してきたのか?
歴史や理念をふまえ、これからの教育のあり方を考えてみませんか?
いつも通り18:00オープン、トークイベントは19:00頃から開始予定です。
皆さまのご来店、心よりお待ちしています!
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【イベンター】
野口俊弥(東京大学教育学研究科)
【イベンター自己紹介】
特別支援教育の制度について研究しています。現在の研究テーマは、「都道府県の教育政策は、中学校で特別支援学級に在籍している生徒の後期中等教育への進学行動(高等学校、特別支援学校…)に影響を与えているか?」ということです。春から博士課程に進学しましたが、今秋よりストックホルム大学への留学が決定しました。また、大学では発達障害などの障害当事者サークルを作り、代表として活動しています。
【イベント概要】
今回は、自分の専門的な研究の内容に入る前の段階として、そもそも日本の特別支援教育がどのように成り立っているか、といったことを歴史的な経緯も踏まえながら話していきたいです。
【お客さんへのメッセージ】
私の研究に興味を持っていただき、ありがとうございます。教育行政学の研究の中でも、特別支援教育分野はマイナーな分野かと思われます。しかし特別支援教育は「一人一人の目標を達成するための教育」という理念に沿って成り立っており、そうした教育の基盤となる政策・制度について研究することは、教育そのものを問い直すことにつながると思います。当日はぜひきていただけると嬉しいです。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
特別支援教育・インクルーシブ教育に関心がある人/教育行政・教育制度について学んでいる人/受験とは異なる教育のあり方について考えたい人
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
8/10(日)の学術バーQは、
前近代の琉球を地政学的観点から眺める
と題してお届け。
大学の講義に近い(と言いつつもQらしく程よく肩の力抜けた)雰囲気でお届けするイベントシリーズ「学術バーQ公開講座」の一回として開催いたします!
現在の沖縄にあたるエリアに、近代以前にひとつの国として存立していた琉球。
名前は耳にしたことがあっても、その歴史や地理的・政治的な位置づけをどこまでご存知でしょうか?
琉球に焦点を当てることで、当時の東アジアの国際関係もよく見えてくる……!?
歴史や地理の話が好きな人も、「興味はあるけど入門のタイミングを掴みそびれていて……」なんて人も、ぜひフラッと話を聞きに来てみてはいかがでしょうか?
大学の授業の雰囲気の一端を味わいに来るつもりで、ぜひお気軽にご来店ください!
営業は18:00〜23:00、イベント開始は19:00頃を予定!
皆さまのご来店、心よりお待ちしております!
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【イベンター】
寿先生(とある大学)
【イベンター自己紹介】
普段は、近世における琉球王府による薩摩や清とのやり取りや近代沖縄における近世琉球人の偉人化など、琉球沖縄内におけることに主に取り組んでいます。
【お客さんへのメッセージ】
豆腐店長のご依頼により、学術バーQで授業を行うことになりました。今回の授業は、大学の教養科目のようなつもりで「地政学的にみた前近代の琉球の歴史」をやってみたいと思います。
本授業では、こうしたことを最近の研究動向を交えて解説します。
歴史や沖縄がが好きという方はもちろん、学部の教養科目を久々に聞いてみたい方や歴史系の教養科目の授業を受けたことが無いという方にオススメです。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
琉球沖縄における位置づけ(主に地理的、政治的な)や、高校までに習う歴史の授業に興味がおありの方。理系の方など、で歴史が苦手でも地理には興味があるという方。高校日本史で前近代史を学ばれた方であれば、ご存じの用語などが結構出てくると思います。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
8/9(土)の学術バーQは、
志賀直哉を知る・読む・考える
と題してお届け!
「小説の神様」という異名を持つ近代日本の作家・志賀直哉を語り尽くす一夜!
作家の生涯をたどり、作品を読み、研究を語る、贅沢な時間をお届けします!
日本文学が好きな人はもちろん、日本文学に関心はあれどなかなか手を伸ばすタイミングを持てず……といった方にもおすすめのイベントです。
作品を読んだことのない人、そもそも志賀直哉についてほとんど知らない人でも、興味さえあれば大丈夫!
ぜひ気軽にお越しください!
なお、当日は以下の3作品を重点的に取り扱う予定です。
読んでこなくても大丈夫だけど、読んでくればもっと面白くなる……!?
「網走まで」「城の崎にて」:https://dl.ndl.go.jp/pid/1150102
「灰色の月」:https://dl.ndl.go.jp/pid/1130411
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
8/8(金)の学術バーQは、
きのこから始める生物学 vol.2
と題してお届け!
人による部分もありましょうが、多かれ少なかれ私たちに馴染みのある「きのこ」。
やつらを肴に生物学を総覧しよう!という趣旨の、実はゆる〜くシリーズとして催しているイベントです🍄
実は夏こそがきのこ狩りの季節!と訴えてやまないイベンターのXenonさん。
この時季だからこそ聴きたい、意外と知らないきのこの話、みんなでワイワイしながら楽しみませんか?
生物学の入門回としてもうってつけでございます!
いつも通り18:00オープン!
営業時間中はいつでも入退店いただけます、ぜひお気軽にお越しください!
【イベンター】
Xenon(東京農工大学 大学院連合農学研究科)
【イベンター自己紹介】
きのこの研究をしてます。と言っても、木を腐らせる能力のお話がメインです。「木材腐朽菌」ってやつです。今回は、きのこを生物学のいろんなトピックから見つめてみようと思います。生物の教員だった経験も活かしつつ、生物学のいろんなお話を楽しくできたら幸いです。頑張ります。
【お客さんへのメッセージ】
「きのこ」って何ですか?と聞かれて、貴方はどのくらい答えられますか?意外と知らなくないですか?どうやって増えるの?何食べて生きてるの?どこに生えるの?動物と近い生物だって、本当?ーー良いでしょう、全部答えます。生物に詳しくなくても、大丈夫。こう見えて、元生物の先生です。きのこを通して生物を知って、生物をもっと好きになってくれたら、大変嬉しく思います。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
生物学に全然馴染みがない人!だけど生物学に興味がある人!きのこの美味しい食べ方が知りたい人もぜひ。もちろん、生物ガチ勢も奮ってご参加ください。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
8/7(木)の学術バーQは、
声優の尊厳と音声合成AI
-Voice:声から始める倫理学入門-
と題してお届け!
AI技術が目覚ましく進歩するなか、その「善用/悪用」の問題も数多く生じつつある昨今。
「AIに仕事を奪われる!」「クリエイターの権利が侵される!」といった危機感も叫ばれるようになってもはや久しい今、あらためて倫理学的な観点からこの問題について考えてみませんか?
今回は、「声優の声が無断で生成AIの学習データとして使用された」という事例から出発し、AI技術との関わりについて道徳哲学的に考えていきます。
倫理学・道徳哲学の入門的なイベントとしてもおすすめですので、関心ある方はぜひ気軽に遊びに来てください!
18:00オープン、19:00頃からメインのトークを開始予定です。
皆さまのご来店をお待ちしております!
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【イベンター】
高原亮(慶應義塾大学 文学研究科)
高萩智也(同上)
【イベンター自己紹介】
高原:現代倫理学者のバーナード・ウィリアムズを中心に「道徳哲学のあるべき姿」や「道徳哲学のメソドロジー」について研究しています。最近は、「AIは尊厳を持ちうるのか?」「AIの社会実装に伴って、人間の尊厳という考え方はどのように変容していくのか?」といった問題にも関心があります。
高萩:私の専門は、デイヴィッド・ヒュームの哲学思想です。特に、学問の価値や本性について彼がどんなことを考えたのかを明らかにしようとしています。最近ではAI・ロボットのような先端科学技術をめぐる倫理的問題についても研究しています。
【イベント概要】
AIが社会に広がることで、私たちの世界はますます便利で豊かになると期待されてきました。しかし、そんなAIも使い方次第では人を傷つけてしまうことがあります。AIをどう使うことが倫理的によい/わるいのでしょうか。また、それはなぜでしょうか。今回のイベントでは、「声優の声が無断でAIの学習に使われた」という実際の事例をもとに、音声生成AIの倫理的によい/わるい利用について、倫理学の基本的な考え方を紹介しつつ、皆さんと一緒に考えます。
【お客さんへのメッセージ】
最近、SNSなどで、声優さんが歌ったり喋ったりする動画を見たことはありませんか?実はそれは、声優さんが実際に話したことではなく、音声生成AIによって勝手につくり出されたものかもしれません。今、声優さんたちは自分が喋ったこともないことを喋ったことにされるという被害にあっています。それは、そこで生じた経済的利益が声優さんのものにならないとか、将来的に声優さんの仕事が奪われるといった理由だけで問題であるだけでなく、声優さんたちの持つ「尊厳」にかかわる倫理的な問題です。今回のイベントでは、この音声生成AIの無断利用のわるさを皆さんと一緒に考え、AIのよい利用法を示したいと思います。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
声優さんが好きな方。AIに興味がある方。哲学・倫理学の応用に興味のある社会人や学部生、大学院生。哲学・倫理学や、AIの研究者。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
8/5(火)の学術バーQは、
中世の大学:大学の起源
と題してお届け!
シリーズでお送りする講義形式イベント「高等教育概論:大学の歴史から現代の諸問題まで」の記念すべき第1回となります。
大学論/高等教育論の全体を見渡すうえで、まずは歴史を遡ろう!
ということで、初回は中世ヨーロッパにおける大学の興りについてお話を伺います。
当時の大学と、私たちに馴染みある今の大学は、どのように異なり、どのような共通点を残しているのでしょうか?
イベント開始は19:30頃、参加者の皆さんが集まる頃合いを予定しております(営業時間は18:00〜23:00)。
お仕事や学校帰りに、ぜひお気軽にお立ち寄りください!
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【イベント概要】
現代において大学とは「学校制度の頂点」であるとともに「研究の場」であると考えられていますが、中世においてはおよそ「学校」と呼べるものは大学以外に存在せず、また「研究」(research) についてはその概念すらない時代でした。では「大学」は何のために成立し、当時は「学問」として何が行われていたのでしょうか。第1回は大学の起源について講義をします。
【イベンター】
原圭寛(昭和音楽大学)
【イベンター自己紹介】
1987年生まれ、神奈川県出身、博士(教育学)。慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻後期博士課程を出た後、弘前学院大学講師、湘南工科大学講師を経て現職。慶應義塾大学、東海大学、文化学園大学、相模女子大学ほかで非常勤講師を歴任。専門は19世紀アメリカのカレッジ・カリキュラム史。特に知識とコンピテンシーの関係、専門知と教養知の関係がどう捉えられてきたかを思想史的に探究している。
【お客さんへのメッセージ】
店長の「大学の講義みたいな連続企画をやるのどう思う?」との問いかけに客側のつもりで「興味がある」と返したら自分がやることになりました(笑)。次年度に某大学で受け持つ予定の「高等教育論」の内容を、10回編成でお届けします。普段は教職課程の担当なので自分の専門を講義する機会がなかなか無いので、普段の鬱憤を晴らすため好き放題話します。各回は独立した内容にしますので、1回からでもお気軽にご参加ください。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
大学の講義っぽいものを酒のアテに聴きたい方、大学をはじめとする高等教育機関の在り方に疑問をお持ちの方、大学教員・職員の方、教育学全般に興味のある方。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【参加費】
一般3,500円・学生2,500円(1杯分のドリンク代込み)
【X(旧Twitter)アカウント】
8/1(金)の学術バーQは、
巳年企画! ヘビだけの展示会
と題してお届け!
この夏、学術バーQに本物のヘビの骨がやってくる!
眺めるもよし、そのうえ触るもよし!?
360°、好きな角度からじっくり観察しよう!
展示されるのは骨格標本や剥製、液潤標本、そしてリアルな3Dモデルたち。
骨ってこんなに美しくて、こんなに不思議だったんだ——。
新たな世界に触れられること間違いなし!
当日は、進化や骨のカタチを研究している研究者たちが、カジュアルに展示の解説やショートトークを披露してくれます。
子どもから大人まで誰でもふらっと立ち寄れる、贅沢このうえない展示会。
飲み物片手に、骨の世界をのぞいてみませんか?
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【イベンター紹介】
清古貴(農研機構):ウミヘビ研究10年目突入! 日本のウミヘビ全種の標本作製を目標に標本作製に奮闘中。
野尻太郎(順天堂大学):様々な骨を見てきた動物学者。ヘビの骨に秘められた「音を聞く」謎を解き明かす研究に邁進中!
【営業時間】
18:00〜23:00(L.O. 22:30)
*営業中はいつでも入退店していただけます
【参加費】
席料+飲食代
◎席料:一般600円/30分、学生300円/30分(18歳未満の方は無料!)
◎ドリンク代:600円〜(1杯以上のご注文をお願いしております)
7/31(木)の学術バーQは
漢方薬入門
-「葛根湯」を入り口に-
と題してお届け!
毎回わかりやすい解説に定評のある薬学入門イベント「薬を知るBAR」の第3弾。
今回はイベンターさんの専門分野の一つでもある漢方薬について語っていただきます!
漢方薬ってぶっちゃけ本当に効くの?
西洋医学の考え方とは何が違うの?……
素朴な疑問にわかりやすく答えます!
閉店時間がいつもより早めの22:00なのでご注意を!
皆さまのご来店、心よりお待ちしております!
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【イベンター】
Writer Rinka(慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程)
【イベンター自己紹介】
私立薬学部卒・薬剤師免許取得,学部時代は「コンピューター解析を用いた漢方薬の薬理推定」をテーマに研究。大学院では皮膚疾患である白斑のメカニズム解明のためのさまざまな研究を取り組んでいる。またブログnoteにて「書記が~するだけ」シリーズをはじめとした勉強記事を4年以上にわたり連載中。
【お客さんへのメッセージ】
「かぜのひきはじめに葛根湯」と言われるけれど、それって本当?
そもそも漢方薬とは何なのか、なぜ複数の生薬を組み合わせて使うのか、そして「漢方薬を科学的に調べる」ってどういうこと?
本イベントでは、身近な漢方薬である葛根湯を入り口に、漢方の基本的な考え方や歴史、西洋薬との違いを学びつつ、漢方薬に本当に効果があるのかどうか、またその効果をどのように研究しているのかについても紹介します。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
漢方薬って何だろう?漢方薬はなぜ効くのか?本当に効くのか?と思ったことのある方/「薬を知るBAR」初めての方も,これまでに参加されたことのある方も
【営業時間】
18:00〜22:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
7/27(日)の学術バーQは、
腸 内 細 菌 BAR
とズバリ題してお届け!!!!
夏だ! 祭りだ! 腸内細菌だ!!!
(腸内細菌だ???)
なんと5名ものスピーカーをお招きし、腸内細菌をさまざまな角度で語り尽くします!
(タイムテーブルは画像2枚目をご覧ください!)
このイベントに参加すれば、基礎研究からビジネス応用まで腸内細菌がマルわかり……!?
知らないわけにはいかないでしょう、だって我々の腸にもガッツリ棲んでるんだから!
身近だけどあんまり知らない彼らのこと、一夜でたっぷり学んじゃいましょう!!
18:00オープン、19:00スタート!
ご来店、心よりお待ちしております!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
7/26(土)の学術バーQは、
メディウムとしての映像——美術と映画のあいだで
と題してお届け!
当店スタッフでもある映画研究者・映画作家のsho(小手川将)がホストを務めるシリーズイベント「Cinema Dialogue Bar:専門知と映画に出会う夜」の第9弾としてお届けいたします。
一口に映像といっても、それで何を表現するか、それを何として意味づけるかはさまざま。
それは作家によってもでしょうし、もっと言えば「分野」によっても異なるはず。
では、映画と美術という2つの分野において、映像なるものの位置づけ・意味づけや利用のされ方は、いかに異なるのでしょうか?
あるいは映像を介することで、異なる分野の間に接点が生まれたりすることもあるのでしょうか?
当日は、実際に美術の方面で活躍するアーティストをゲストとしてお迎えし、映像というテーマを共有しつつ分野を横断するトークを通じて、映像について、あるいは美術と映画の境界について語らい思索を深めていきます。
アートに関心のある方、領域を超えたコミュニケーションに興味のある方は、ぜひお気軽に足をお運びください!
開店は18;00、イベント開始は19:00頃を予定しております。
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【イベント概要】
いったいどうすれば映画について語ることができるのか。ある一つの作品だけを取り上げるにしても移ろい続ける画面を前にするとふと気が散ってしまうし、大音量で流れる音楽に酩酊して途中で寝落ちしてしまうかもしれず、仮にたとえば二時間弱、ある一つの作品に集中し続けることができたとしても、映画館を出るとたちまち記憶の底へとショットが忘れ去られていく……それでも私たち観客は、ある一つの作品から何か意味やメッセージを受け取り、それについて書いたり喋ったりするのであり、映画を観る方法が多様化する時代にあって、このような映画の受容それ自体を再考する意義があると思います。本イベントは、様々な専門分野の研究者たちをお招きし、いかに映画について語りうるのか、という問いへの応答の限界をともに見極めようとするシリーズ企画です。第九夜は、映像というメディウムを美術と映画の二つの文脈で読み解き、その境界線の在り処を探ります。
【イベンター】
三野綾子(東京理科大学)
小手川将(東京大学大学院博士課程(映画論/表象文化論))
【イベンター自己紹介】
三野:現代美術の文脈において映像やインスタレーション作品を中心に制作・発表する一方で、展示の企画なども行っている。精神世界や哲学などのアプローチを通じて制作や企画に取り組んでいる。
小手川:後期ソ連の映画史、現在はとりわけアンドレイ・タルコフスキーを中心とした映画学および芸術学を研究しています。また、研究活動と並行して、映画制作などの実践的なアプローチに取り組んでいます。
【お客さんへのメッセージ】
美術の文脈での映像と映画の文脈での映像を比較し、その境界について考えます。美術の側から見た“映像“と映画の側から見た“映像“は大きく違っているように感じます。分野が作品を作っている側面もあるでしょう。
イベント当日は、敢えて話をいろんな方向に脱線させることで、思考の枠組みを越境してみたいと思っています。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
現代美術に興味がある方や、精神世界に興味のある方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
7/24(木)の学術バーQは、
授業実践から教育を考えるBAR
~語らいは授業の後で~ vol.2
をお届け!
第1回が大盛況に終わり、続編を望む声も多かったイベントの第2弾!
各教科の授業(伝統的なものからアヴァンギャルドなものまで!)を実際に体験したうえで、教育や学びについて語らい、考えていきます。
今回おもに扱われる教科は、ずばり国語と音楽(数学の話にも多少及ぶ見込み)。
それぞれの教科の授業を踏まえて、教育においてしばしば話題に上る「資質・能力」とは何か、といった問いについて、お客さんも交えたディスカッションを行う予定です!
教育や学びに関心のある方、今あらためて「学校の授業」を受けてみたい方、ぜひとも参加をお勧めします!
皆さまのご来店、心よりお待ちしております!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
7/23(水)の学術バーQは、
実験室のなかに宇宙を!
-超伝導電磁石を使った加速器、ドイツに建設中-
と題したイベントをお届け!
「加速器って名前は聞いたことあるけど、どういうしくみで、何をするものなの?」
「素粒子物理って難しそう……でもわかりやすく学べるなら話を聞いてみたい……!」
そんなあなたにこそ来てほしい夜です。
今回のゲストは、ドイツの研究所で世界規模の加速器建設プロジェクトに携わる杉田圭さん。
宇宙の成り立ちの解明からがん治療などへの応用まで、さまざまな活躍が期待される加速器のしくみや、その基礎となる超伝導電磁石の何たるかなど、専門用語も噛み砕きつつ語っていただきます。
海外で活動する研究者のリアルを知る機会としても実に貴重!?
文系・理系にかかわりなく、最先端の科学のリアルに関心ある方はぜひお気軽にお越しください!
いつも通り18:00オープン、トークイベントは19:00開始予定です。
皆さまのご来店、心よりお待ちしています!
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【イベンター】
杉田 圭(GSI (重イオン研究所、ドイツ))
【イベンター自己紹介】
総合研究大学院大学を卒業後、フランスでの約2年間のポスドク期間を経て、ドイツにあるGSI(重イオン研究所)がFAIRという加速器をつくるということで、2006年からその仕事をしています。専門は加速器のための超伝導電磁石。今は多国籍の20人からなる超伝導電磁石技術グループのリーダーとして、FAIRのための超伝導電磁石の開発、調達などに携わっています。
【お客さんへのメッセージ】
夏休みの一時帰国中にこういった機会に挑戦してみようと思いました。FAIRはドイツだけではなく10カ国以上が参加する国際的なプロジェクトです。20年近くこのプロジェクトに関わってきて、やっと終盤になってきたように思います。加速器をつくるというのはどういうことなのかをお話したり、超伝導技術を活用した電磁石について説明したいと思います。また、普段の日常・研究生活についてもお話できたらと思います。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
国際的な大型科学プロジェクトに興味がある方。素粒子物理には興味があるけど、そういった分野の実験に使われる加速器についても知りたい方。たくさんある超伝導物質の中で、実際に電磁石として使われている超伝導とその技術に興味がある方。癌治療など加速器の応用などにも興味がある方。あるいは、なんとなく海外に出て、地道に仕事をしていたら20年も経ってしまった、みたいなことに興味がある方。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
7/20(日)の学術バーQは、
わたくし的哲学研究紀行
-学術バーQスタッフ・来世生誕記念イベント-
をお届け!
Qが誇る院生スタッフ・来世が、自身の哲学研究に至る道のりから、研究の現在地、そしてこれからを余すことなく語ります!
新たな一年の門出を祝いつつ、さらなる躍進に向けてみんなで背中を押してあげましょう!卍
もちろん初めてご来店の方も大歓迎!
古代ギリシャ哲学や中世哲学について、まとまった詳しい話を聞いてみたい方や、宗教(学)に関心のある方、ぜひ気軽に遊びに来てください。
若き哲学研究者のリアルを、ぜひその目でご覧あれ!
18時開店、イベント開始はいつもよりちょっと早めの18:30を予定しております!
【暫定タイムテーブル】
①研究史(18:30~20:00)
I. この世界からの逃避と愛
II. この世界の否定と祈り
III. この世界の肯定、この世界で生きること
②個人史(20:30~22:00)
I. 来歴・作歴
II. トークセッション with むっぽ
皆さまのご来店、心よりお待ちしております!!
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【イベンター】
来世(文学研究科哲学コース・学術バーQスタッフ)
【イベンター自己紹介】
ギリシャ哲学、特に新プラトン主義とキリスト教の関係について。いわゆる神秘主義の研究。宗教学にも興味をもっています。
中高生の時には演劇をやっていました。脚本を書いたり詩を書いたりしています。
【お客さんへのメッセージ】
生誕記念イベ(!?)ということで、これまでの人生と哲学研究のつながりについて、「わたくし的」に語っていく本イベント。
哲学分野の中でもかなり異色な研究をしている来世ですが、なぜその研究に至ったのか?何のためにその研究をしているのか?
イベント前半では、これまでの研究(卒論・修論)とこれからの研究(博論)の内容・問題意識を(できる限り簡単に)ご紹介します。
イベント後半では、当店スタッフであるむっぽ氏を聞き手としてお呼びし、高校時代の(黒歴史な)思想と現在の研究の関わりについて深堀りしてもらいます。
来世の25年間がまるっと分かるイベント、初めましての方も旧知のあなたも、みなさまお待ちしております!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
ひとがなぜ哲学研究に至ったか知りたい人
哲学研究者の生き様が気になる人
古代ギリシャ哲学・中世哲学が好きな人、宗教(学)が好きな人
この世界を愛したい人
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
7/19(土)の学術バーQは、
過疎地域の足について考える夜:広島県の中山間地域の公共交通の事例をもとに
と題してお届け!
人口減少や高齢化の進展にともなって、静かに深刻化を増す「移動」の問題。
具体的に今どのようなことが起こっているのか?
何が問題の核なのか?
誰がいかにして、解決の担い手たりうるのか?……
今回は、広島県の中山間地域をフィールドとして取り上げ、「地域の足」を支える公共交通の現状とこれからについて語ります。
最新の取組み事例や、現地の交通事業者へのインタビューから見えてきたリアルな声も交えながら、地域交通の持続可能性について、都市では見えづらい視点から考えてみませんか?
・地方の暮らしや移動に関心がある方
・広島や中山間地域にゆかりのある方
・地方創生、公共政策、交通インフラに関わるお仕事や学びをしている方
・「移動」という視点から社会のこれからを見てみたい方
……ぜひお気軽に足を運んでみてください!
いつも通り18:00オープン予定です。
皆さまのご来店、心よりお待ちしています!
---
【イベンター】
ムタ(シンクタンク)
【イベンター自己紹介】
普段は官公庁向けのリサーチ業務(シンクタンク)に従事しています。今回は過疎地の公共交通について広島県の中山間地域をフィールドに論じたいと考えています。中山間地域が抱える課題(人口減少、空き家、鳥獣害)について概観し、その中でも公共交通の維持をどうするかに焦点をあてます。そして、現在広島県で行われている取組み(MaaS、自動運転、隊列走行)についての事例紹介、現地での交通事業者へのインタビュー概要を共有します。
【お客さんへのメッセージ】
地方における公共交通の維持は喫緊の課題です。人口減少による輸送量の減少や2024年問題に代表される担い手不足により、鉄道やバス路線の廃線が全国各地で散見されます。今回は広島県の中山間地域をテーマに公共交通の現状と課題について考察し、現地の交通事業者へのインタビューで得られた知見を皆さんに共有したいと考えています。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
進学・就職を機に広島から東京に移った方、地方創生や地域の公共交通に関心を持っている方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
7/18(金)の学術バーQは…
「太陰暦女プレゼンツ
ウミウシ研究のすすめ
〜磯のお宝探してみませんか???〜」
です🌊
た、太陰暦…?この令和に…?と戸惑う方も多いと思いますが、何を隠そう、彼女はウミウシ採集のために潮の満ち引きに合わせて生活をする研究者です!
ウミウシの生態、魅力を最新の研究から全部語り尽くしていただきます!
カラフルな写真もたくさん!
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【イベンター】
山田優佳(総合研究大学院大学)
【イベンター自己紹介】
総合研究大学院大学の博士課程の学生です。研究対象は相模湾産ウミウシ類で、磯に赴いてはウミウシ採集をしています。現在はウミウシ類とその胃内に存在するマイコプラズマの関連性について、マイコプラズマの体内での役割に注目した研究をしています。
【お客さんへのメッセージ】
ウミウシの面白い生態や磯での探し方を、クイズを交えて楽しくご紹介します。また自分の研究を含めたウミウシ研究をご紹介します。
太陰暦で生きる女プレゼンツ、何だか綺麗でかわいいやつ『ウミウシ』の魅力を楽しくお話しできればと思います!ぜひご参加ください!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
海の生物が好きな方、フィールドワーク/磯遊びに興味のある方、ウミウシに興味のある方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/Ya_Mfciss(アカウント名:YukaYamada(やまうみ))
7/17(木)の学術バーQは、
中世の知の中心地をたずねる
-アラビア医学史から見える世界-
と題してお届け!
1000年以上前の昔に遡り、かつての学知の最先端における医学のすがたを明らかにする……。
中世アラビア医学史に一夜でまるっと触れられる、贅沢なイベントが開催決定!
博士課程生のイベンターさんの現時点での集大成がふんだんに語られる予定です。
中東や科学の歴史に関心のある方はまさしく参加必至!
イベンターさんはわかりやすくユーモラスな語り口に定評あり、この分野を全く知らない方でもきっとお楽しみいただけるはず!
開店は18:00、トークイベント開始は19:00頃予定です。
ご来店、心よりお待ちしております!
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【イベンター】
伊本西那(東京大学大学院博士後期課程)
【イベンター自己紹介】
中世アラビア医学、特に6世紀にアレクサンドリアで成立した医学教育カリキュラムの研究をしています。博論では同作のオリジナルテキストを再現した校訂版を作成する予定です。他方でデジタル人文学の研究にも関わり、直近ではAIを使ってアラビア語の翻訳者を推定するタスクに取り組んでいます。
【お客さんへのメッセージ】
今回は原点回帰ということで、中世アラビア医学の概論的な内容をお話しします!アラビア医学って何?医学史ってどんな研究するの?四体液占い???などなど基本的な所から今私が取り組んでいる最前線までアラビア医学史を満喫できる夜にします!!初めての人もリピーターも大歓迎です☺️あ、あと7月末に誕生日なのでお祝いに来てくれると嬉しいです🥹🥹
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
科学史・医学史に関心のある人、中東の文化・歴史に興味がある人、MBTIじゃなくて四体液占いをしてみたい人
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
7/16(水)の学術バーQは、
選挙戦直前SP! 政治学系博士と参院選について語るBAR
と題してお届け!
※営業時間が19:00〜23:00となります、ご注意ください!
7/20に投開票が予定されている参議院選挙。
いまホットなイシューや、注目の政党や候補者、選挙区などについて、政治(学)の知見のあるゲストからあれこれ話を聞いてみませんか?
前知識のない方も大歓迎、きっと来る前より国政に対する解像度がちょっと高まるはず!
いわゆる「登壇者」がいるカッチリしたトークイベントというよりは、参院選というトピックを肴にゆるく語らう営業日としてお届けします。
ぜひお気軽にお越しください!
繰り返しになりますが、19:00オープンにつきご注意を!
ご来場、心よりお待ちしております!
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【イベンター】
新倉純樹(会社員(研究員))
【イベンター自己紹介】
大学院時代は、有権者の投票行動が政策にどのような影響を与えているか研究していました。今は個人的に、支持政党によって有権者の性格が異なるのかといったテーマや、利害が対立している政策についてどうすれば相手を説得できるのか、というテーマで研究をしています。
【お客さんへのメッセージ】
選挙についてお堅く話すというよりも、どこをみたら選挙が面白くなるか、見どころ的なところをお伝えできればと考えています。もちろん特定の政党を推奨するイベントではありません。なんならイベンターもこれを書いている7月頭時点で投票先について何も決めていません。政治や場合によっては今やっている研究について、楽しくお話できればと思います。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
選挙に行こうと思っている人、今回の選挙について考えたい人は是非お越しください。参議院選挙ってそもそも衆議院選挙と何が違うの?みたいな素朴な疑問をお持ちの方も歓迎です。
【営業時間】
19:00〜23:00
※通常より開店が1時間遅いのでご注意ください
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【料金】
時間制ドリンク飲み放題 ¥1,000/時間〜
(飲み放題の内容の異なる3つのプランをご用意しております)
7/13(日)の学術バーQは、
改めて民藝学と民俗学について
と題してお届け!
戦前に礎が築かれ、西洋中心主義的な知のあり方への一つのカウンターとしての面も持ちつつ歩んできた、日本の民藝学・民藝運動。
担い手たちは自問します、それは果たして「学」たりうるのか、いかなる言葉でオルタナティブとしての自らを語るべきか、とーー。
当日は、作り手として民藝に携わる工芸家と、アカデミックに軸足を置いて民藝に携わる研究者の2人が、民藝・民藝運動・民藝学の歴史を丹念にひもときながら、民藝学の可能性の問い直しを試みます。
近代西洋的な科学とはまた違った目線で、学術とは何か、知とは何かを探究する、刺激的な一夜となることでしょう……!
ものを作り、ものを使い、ものと暮らすことと知との関わりに関心のある方、学術について多角的な視点で考えたい方、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
いつも通り18:00オープン、19:00頃よりトークイベント開始予定です。
皆さまのご来店、心よりお待ちしております!
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【イベンター】
吉田慎司(よしだしんじ:中津箒・作家)
ゲスト 佐々風太(ささふうた:東京科学大学リベラルアーツ研究教育院研究員、日本民藝協会機関誌『民藝』編集委員)
【イベンター自己紹介】
明治より伝わる中津箒の作り手とし各地で展示会やワークショップ、講演、執筆活動などを行なう。2025年『手仕事というもくろみ』上梓。(吉田)
近現代工芸、民藝運動の研究。論文「『用いる』ことをめぐる柳宗悦の思想-『仏教美学』との関わりに注目して」で第19 回涙骨賞奨励賞受賞(2023年)。(佐々)
【お客さんへのメッセージ】
『手仕事というもくろみ』刊行記念トーク!武蔵美出身の箒職人&民藝研究者が「民俗学と民藝〈学〉」を検証、深堀り!学問・芸術の本質と現場への実装について、深く語り合う一夜。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
民俗、民藝、美術、工芸、民藝、クラフトなど、手仕事の歴史、背景や意義に関心のある方。ディープなファンの方、作り手、売り手、使い手の方。現場に生々しく迫る研究者の方とも繋がりたいです!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
7/12(土)の学術バーQは、
心って「測れる」の? -心理学の土台を研究者にたずねる-
と題してお届け!
シリーズイベント「町でいちばんの素人と楽しむ専門知探訪」の第2弾としてお届けいたします!
心理学と一言に言っても、研究の対象や「心(理)」へのアプローチの仕方、研究のモチベーションはさまざま。
そんな中、心を「測る」=心理測定をベースとした研究のプレゼンスは、心理学の中でも小さくありません。
当日は、心理測定や心理統計といったある種の心理学の土台について、そこで行われていることや明らかにされていることがいったい何なのか、心理学者の方をお招きして明らかにしていきます。
「心理学、全然知らない……!」そんなあなたでも大丈夫!
素人質問の名手・柿内正午が、知らない世界の探検をばっちりガイドしちゃいます!
門外漢のあなたにこそ来てほしい、とっておきの入門イベントです。
いつも通り18:00オープン、トークは19:00頃開始予定!
皆さまのご来場、心よりお待ちしております!
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【イベンター】
柿内正午(会社員)
仲嶺真(荒川出版会)
【イベンター自己紹介】
柿内:勤務時間外に文筆やポッドキャスト「ポイエティークRADIO」配信などの活動を行う。単著に『プルーストを読む生活』。『文學界』『新潮』『週間読書人』などに寄稿少数。TBSラジオ「文化系トークラジオLife」出演。苦手なものは計量。
仲嶺:臨床ではないほうの心理学者です。心の測定に関心があります。最近は仕事の都合で組織開発やアクションリサーチの理論的・実務的研究にも関心があります。
【お客さんへのメッセージ】
柿内:心理学、なんとなくうさんくささを感じていて、それはたとえば今でいう「MBTI診断」のような「心理テスト」の流行に原因がある気がしています。そもそも、心を測るってなんか怖くない? なんとなく抱いているそうしたモヤモヤを仲嶺さんに訊いてみたいと思います!
仲嶺:「心理学ってこんなに素晴らしいんだ!すごいんだ!」という話よりも、「心理学ってちょっと怪しいかもしれないけど、なんとか頑張っているんです」という話になると思います。ゴニョゴニョした話を楽しめる方、お待ちしています。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
柿内:まったく未知の分野への好奇心だけはあり、アプローチの仕方がわからない人。
仲嶺:心理学に関心はあるけど、心理学について学んだことはない方。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
7/10(木)の学術バーQは、
組織人必聴! 質的心理学でキャリア、人事制度を考えるBAR
-より良い支援はいかに可能か-
と題したイベント営業をお届け!
個人のキャリアとは、まさしく選択の積み重ねで描かれる轍のようなもの。
一つ一つの選択の意味を読み解くことで、自らのキャリアの見つめ直しや、他者へのキャリア支援は、よりいっそう有効なものになる……!
私たちにとって「選択」って何だろう? それを意味づけるってどういうことだろう?
どのようにして一つ一つの選択の意味を明らかにできるだろう?
当日は、採用・人材開発・組織開発に関する心理学的研究に携わるイベンターさんに、個人の心の動きをたどる心理学的な方法論について語っていただきます!
明日からきっと役立つ知見が手に入る、かも……!?
自らの選択をより良いものにしたい方、対人支援に携わっておられる方、企業勤めか否かにかかわらず、ぜひ気軽に話を聞きにいらしてください!
いつも通り18:00オープンです。
ご来店お待ちしております!
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【イベンター】
ユウ(九州大学大学院人間環境学府博士後期課程/一般社団法人HR Buddy研究所他)
【イベンター自己紹介】
大学院では疾病受容プロセスをはじめとする健康領域の心理学的研究を行っています。企業では主に、HR領域、特に採用・人材開発・組織開発に関する心理学的研究に従事しております。修士課程より現在まで、研究活動と並行し、一貫してHR実務に従事してきました。
【お客さんへのメッセージ】
人事制度の設計や運用、人材の育成に悩む方、そしてご自身のキャリアに迷いを感じている方へ。この回では、「なぜ、自分/彼/彼女はこのキャリアを選んだ/選ばなかったのだろう?」、背景にある心の動きを、発達/文化心理学的手法で紐解く方法を提案します。部下や同僚へのキャリア支援、自分自身のキャリアを見つめ直す、その両方に応用可能な新しい視点を持ち帰っていただけると幸いです。皆様のご来店をお待ちしております。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
・企業にお勤めの方
・人事担当者(HR領域)の方
・マネジメントポジションにある方
・就活生やこれからキャリアについて考えたい学生の方(大学、院生、専門学校、高校問わず)
・複線径路等至性アプローチに関心がある方
・その他、カジュアルに興味関心をお持ちいただいた方々など
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
7/9(水)の学術バーQは、
ボクシングジムの社会学試論:初試合レポを添えて
と題してお届け!
舞台は、中高年を中心とした人たちがボクシングを楽しむとあるジム。
そこにいる人たちのすがたから抱いたさまざまな問いを、社会学的に解き明かしていく!
そこでは何が営まれ、何が生成しているのか……?
ボクシングジムという小さな「社会」を見つめたときに、私たちは人間や社会について何を知ることができるのか?
どうしてボクシングジムがフィールドなのか、そこで社会学をやっていくとはどういうことか、といったことも含めて、研究の現在地や展望についてお話しいただきます!
いつも通り18:00オープンにて、ご来店お待ちしております!
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【イベンター】
ふじちゃ(都内大学院 社会学研究科 博士課程)
【イベンター自己紹介】
はじめまして。社会学の博士課程に所属しているふじちゃです!修士の時はTwitterで活躍するレンタルなんもしない人を対象に、社会学的に研究を行いました。博士は全然打って変わってテーマはボクシングジムです。社会学の中でも実際のやりとりから人々が用いている方法論を明らかにするエスノメソドロジーという分野でずっとやってきました。どうぞよろしくお願いします。
【お客さんへのメッセージ】
今回はプロの選手を育てるようなジムではなく、中高年の趣味の場として機能しているボクシングジムを対象にして「どうしてこんなに楽しそうにやってるんだろう?」という謎に社会学的に迫っていきたいと思います。「こんなことも研究テーマになるんだ」ということを実感してもらえれば幸いです。ぜひお気軽にお越しください。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
趣味のフィールドに社会学を導入していきたい方
「こんなことが研究テーマになるのかな」と思っている方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
7/6(日)の学術バーQは、
「正しさ」は決定できない!?:規則と意味のパラドックス入門
と題してお届け!
「『正しい振る舞い』は、ルールによって決められる」
「緻密な言語化を尽くせば、『正確に伝える』ことはできる」
多くの人は素朴にそう信じているはず……だけどそれって本当にそう??
哲学者たちが投げかける驚くべき問いに向き合うことで、規則や論理、言葉の意味、コミュニケーションが一段も二段も深く見えてくる!?
私たちが使っている言語や論理とはどういうものなのか、言語や論理を使って私たちは何をしているのか……。
哲学的思索のスリルを味わう一夜を楽しんでみませんか?
いつも通り18:00オープン、ご来店お待ちしております!
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【イベンター】
飯川 遥(一橋大学社会学研究科)
【イベンター自己紹介】
ふだんは公務員として働きながら、分析哲学の研究をしています。分析哲学というのは、英語圏を中心とした現代哲学の流派です。私はとくに、人間の思考の内容や言葉の意味とは正確には何であり、どのようにして成立するのかといった問題に関心があります。
【お客さんへのメッセージ】
《規則の正しい従い方は決定できない》という、規則のパラドックスと呼ばれるウィトゲンシュタインに由来する哲学的懐疑論を紹介します。哲学では《世界は5分前に創造されたかもしれない》等といった様々な突飛な懐疑論が扱われます。今回は、たとえば「1+1」の正しい答えが「2」であるかどうかは決定できない、という奇妙な帰結を導く議論を検討し、そうすることで逆に、規則や言葉の意味の本質の一端に迫ることを試みます。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
哲学に関心がある方/社会学・法学・行政学など社会科学に関心がある方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
7/5(土)の学術バーQは
「自由意志論の森をさまよう 〜哲学研究者と楽しむガイドツアー〜」をお届け!
私たちは、本当に“自分の意志”で"自由に"選んでる?
それともすべては決められてる?
そんな素朴な疑問から、自由意思論の森に分け入る夜🌳🌳🌳
西洋哲学を専門とする研究者とともにゆっくり考えてみませんか?
哲学初心者のスタッフが聞き役として立ちますので、
「興味はあるけど、哲学ってむずかしそうで…」という方もご安心ください。
18時よりオープンです!お待ちしております!
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【イベンター】
ジョンソン(大学院博士後期課程)
【イベンター自己紹介】
はじめまして、ジョンソンと申します。
普段は大学院で、西洋哲学における自由意志論争を研究しています。自由意志論争とは、「私たちは自由な意志を持っているのか」という問いについて、その問いの意味や答えについて考える問題領域です。哲学史上、さまざまな人がこの問題を扱ってきましたが、私は特に、カント実践哲学と現代英米哲学という二つの異なる哲学潮流からこの問いに取り組んでいます。
【お客さんへのメッセージ】
当日は、自由意志論争についての簡単な概説から始めて、議論状況が錯綜、混迷を極めるまで進んでみたいと思っています。また、私自身の個人的な研究のきっかけや立場にも触れる予定です。
難しそうと感じた人もいるかもしれませんが、もとより錯綜、混迷を極めると前置きしていますので、分からなくて当然。怖れることはありません。当日は、専門外の立場からツッコミを入れてくださる人も立てますので、気楽にご来店ください。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
自由意志論争は誰にでも関係し得るテーマですので、誰でも歓迎です。
自由意志について素朴に疑問を持ったことがある人から、そんなこと生まれてから一度も考えたことがない人、あるいは、自由意志なんてない!と強く信じている人まで、自由にいらっしゃってください。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
7/4(金)の学術バーQは、
「都市で酔う」から「都市に酔う」まで
-オーセンティックバーはいかに「社会学」されたのか?-
と題してお届け!
物静かな雰囲気の中で、こだわり抜かれたお酒をじっくり楽しむ。
バーはバーでも、おおよそ学術バーQとは遠く隔たった、オーセンティックバー。
行ったことのある人も、ハードルの高さを感じて足を向けたことのない人も、それぞれおられるでしょう。
今回はそんなオーセンティックバーをフィールドとした社会学的な研究について、研究者の方にあれこれお話を伺います。
いったいそこでは、どんなコミュニケーションが交わされているのか?
オーセンティックバーという装置の中で立ち上がる小さな社会のかたちとはどのようなものなのか?
そこにいる人たちは何を求めて、静謐の中でグラスを傾けるのか?……
さらには、オーセンティックバーのみならず、都市において酒を飲むこと、都市生活と飲酒のつながり全般についても、広くお話を伺います。
私たちは何を求めて酒を手に取るのか……都市に生きる私たちにとって、自らを顧みて再発見するきっかけが得られるかもしれません。
酒好きの方も、(飲)酒に対していぶかしさを感じている方も。
社会や文化、コミュニケーションと称されるものに対して関心を持つ皆さんのご来店を、心からお待ちしております。
いつも通り18:00開店、19:00頃からイベント開始です!
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【イベンター】
関駿平(近畿大学産業理工学部助教)
【イベンター自己紹介】
慶應義塾大学大学院社会学研究科社会学専攻後期博士課程単位取得退学。博士(社会学)。現在、近畿大学産業理工学部助教。専門は都市社会学、社会調査論、飲酒文化研究。オーセンティックバー、野外飲酒(外飲み)などの都市の飲酒文化を質的社会調査から記述、考察してきた。最近は、横丁、チューハイ、サウナなどにも関心。最近よく飲むのはカンパリの水割り。
【お客さんへのメッセージ】
ご興味持っていただいてありがとうございます。今回は私の博士論文に至った、オーセンティックバー研究のストーリーを中心に、都市生活を飲酒についてみなさんとゆるやかにお話できればと思います。
本イベントは「飲みニケーション」する必要もありませんし、かっこいいカクテルの名前を知らなくても構いません。むしろ、そういった前提からいかに抜け出せるのかを模索する7年間でした。お会いできることを心待ちにしております。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
バーや酒に広く関心のある方/社会学(特に質的社会調査や都市社会学)に関心のある方/都市で生活している方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/@ss19940403
6/29(日)の学術バーQは、
高山植物の適応戦略とその研究最前線
と題してお届け!
実は昨年9月に、国立科学博物館の企画展「高山植物 -高嶺の花たちの多様性と生命のつながり-」に事寄せて1度開催したこのイベント。
めちゃくちゃ面白い内容だったのに、あの時はお客さんが全然来なかった!!! おこ!!!
ということで、久々の「店長怒りのおかわり回」でございます。
生きものや植物、生命現象に関心のある方は来ないと損です、断言しちゃいます!
見た目こそ可憐な高山植物たち、かれらはどのような驚きの戦略で過酷な山岳環境に適応しているのか?
化学的な視点も交えつつ、みっちり詳しく、しかし笑っちゃうほどわかりやすく、専門家が楽しく解説してくれます。
さらには山岳地帯におけるフィールドワークでのリアルな体験談もお届け!
大充実のトークをぜひともお聞き逃しなきよう、皆さま奮って足をお運びください!
いつも通り18:00オープン、営業時間中はいつでも入退店自由です。
皆さまのご来店、心よりお待ちしています!
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【イベンター】
平野 日向(東京農工大学大学院博士課程)
【イベンター自己紹介】
高山植物が合成する化学成分(主にフェノール化合物)を分析し、その生理・生態学的特性と化学的特性を解明する研究を行っています。専門は生物有機化学ですが、ツールとして生態学や分子生物学、フィールドワーク的手法を用いて総合的に研究を進めています。
【お客さんへのメッセージ】
乾燥、低温、強い紫外線…山岳地域の環境は非常に過酷です。こうした極限環境に適応するため、高山植物は様々な適応戦略をもって生育しています。今回は高山植物の面白い戦略を紹介すると共に、高山調査の話もさせていただきます。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
6/28(土)の学術バーQは、
サメの体温、測ってみた。
-バイオロギングで"温かいサメ"の秘密に迫る-
と題してお届け!
水温よりも体温を高く保つ性質を持つ「温かいサメ」がいる……!
しかもそれが、かれらの速く泳げる秘訣?!
いったいどういうことなんだ……!
最新の観察技術を用いてサメの生態を研究する、サメに魅入られた大学院生が、サメについて語り尽くします。
研究成果はもちろん、海でのフィールドワークの裏話もたっぷりお届け!
本当に面白いことにしか「面白い!」と言わないスタッフ・おさだが問答無用で太鼓判を押すイベント、生きもの好き・海好きの皆さんは来場必須です!
いつも通り18:00オープン、トーク開始は19:00頃を予定しています。
皆さまのご来店、心よりお待ちしております!
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【イベンター】
徳永壮真(総合研究大学院大学)
【イベンター自己紹介】
総合研究大学院大学の博士課程の学生です。おもにバイオロギングの手法(動物に行動記録計を装着する手法)を使って、大型サメ類の生態を研究しています。とくに、体温を水温よりも高く保つ特殊な性質をもったサメに注目し、その体温調節能力について調べています。
【お客さんへのメッセージ】
いま取り組んでいる研究の内容についてはもちろん、大海原でのフィールドワークの楽しさや大変さ、失敗談などについても話したいと思います。このイベントを通して、サメの魅力やバイオロギングの面白さを伝えられればと思います。ご参加お待ちしています!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
野生動物の生態に興味がある方、海の生物が好きな方、バイオロギングについて知りたい方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
6/27(金)の学術バーQは、
今こそあらためて! 教育原理を学ぶBAR 2
と題してお届け!
第1回の好評を受けて開催する「教育原理を学ぶBAR」 の第2弾!
前回は国家と教育の関係に焦点を当てましたが、今回は教育を規定するさまざまな条件について深掘りしていきます。
学校や教室といった空間のあり方や、子どもそのものの存在、教育にまつわるメディアなどは、教育にどのような方向づけを与えているのか、多角的な見方を大切にじっくり考えていきましょう!
教育という営みに関心があるすべての方に贈る本イベント、「教職課程で教育原理の授業あったけど、もっとちゃんと話聞いとけばよかったと今さら……」なんて方も大歓迎です。
ご自身の教育者/被教育者としての経験や実践について振り返る機会として、ぜひ気軽にお越しください!
いつも通り18:00オープン、営業時間中はいつでも入退店自由です。皆さまのご来店、心よりお待ちしています!
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【イベンター】
ビール(某大学非常勤講師)
【イベンター自己紹介】
教育哲学を専攻しております。教育的関係(例えば先生と生徒のような)における主体の現れについて、関心があります。最近、小学校の時間講師も始めたので、とりわけ教育的関係を気にしています。
【お客さんへのメッセージ】
第二弾となる今回は、前回深掘りした国家と教育の関係だけでなく、「教育」を規定する諸条件(学校空間、教育的雰囲気、被教育者としての「子ども」、教育的メディアなどなど)について考えられればと思います。ご自身の教育の経験や実践について、振り返る機会にしてもらえれば幸いです。是非お気軽にお越しください!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
教職課程で教育原理系の授業に挫折してしまった方(対照的に、面白いと感じた方ももちろん大歓迎!)、教育という営み自体に関心がある全ての方。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
6/26(木)の学術バーQは、
他者に接近するーー映画論×人類学で問う協働的記録の可能性
と題してお届け!
映画研究者であり映像作家でもある当店スタッフのshoがお送りするシリーズ「Cinema Dialogue Bar:専門知と映画に出会う夜」の第8夜となります。
異なる世界に暮らす人たちと出会い、なるべくその「ありのまま」に接近し、それを極力「ありのまま」に近い形で記録しようとするとき、映像という媒体はどこまで有効でありうるのか?
映像が、撮る人・撮られる人の「協働」によって作られるものだとしたら、それはいかにして可能になり、そしてそこに記録されるものは何だと言えるのか?
当日は、文化人類学の研究に携わる大学院生のまつおかさんをゲストとしてお招きし、いくつかの記録映画やドキュメンタリー作品を題材として取り上げながら、人類学と映画論の観点から映像の可能性について考えていきます!
「他者」と出会うこと、その出会いや姿について記録的に描くことに興味がある方や、映像の可能性について考えたい方は、ぜひ奮ってご来店ください🔥
当日は18:00オープン、イベント本編は19:00スタート予定です。
皆さまのご来店を心からお待ちしております!
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【イベント概要】
いったいどうすれば映画について語ることができるのか。ある一つの作品だけを取り上げるにしても移ろい続ける画面を前にするとふと気が散ってしまうし、大音量で流れる音楽に酩酊して途中で寝落ちしてしまうかもしれず、仮にたとえば二時間弱、ある一つの作品に集中し続けることができたとしても、映画館を出るとたちまち記憶の底へとショットが忘れ去られていく……それでも私たち観客は、ある一つの作品から何か意味やメッセージを受け取り、それについて書いたり喋ったりするのであり、映画を観る方法が多様化する時代にあって、このような映画の受容それ自体を再考する意義があると思います。本イベントは、様々な専門分野の研究者たちをお招きし、いかに映画について語りうるのか、という問いへの応答の限界をともに見極めようとするシリーズ企画です。第八夜はいくつかの具体的な映像作品を手がかりに、フィールドにおける記録の方法と倫理を、映画論と人類学の相互的対話から探求します。
【イベンター】
まつおか(東京都立大学人文科学研究科)
小手川将(東京大学大学院博士課程(映画論/表象文化論))
【イベンター自己紹介】
まつおか:東アフリカケニアの農村地帯にて、成人儀礼の研究をしています。
成人儀礼が男性性、キリスト教、医療といかに関わって、変容しているのかについて関心があります。
小手川:後期ソ連の映画史、現在はとりわけアンドレイ・タルコフスキーを中心とした映画学および芸術学を研究しています。また、研究活動と並行して、映画制作などの実践的なアプローチに取り組んでいます。
【お客さんへのメッセージ】
私は人類学を専門として、現地の人、モノ、ことを「書き留めて」きましたが、今回、映画論を専門とする方との対話を通して、「書き留める」以外の記録法について皆さんと共に見識を深められればと思います!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
人、モノ、ことを記録することに関心のある方
人類学に関心のある方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
6/25(水)の学術バーQは、
コンテンポラリーダンスを知る夜
-その歴史から観かたまで-
と題してお届け!
「これって、ダンスなの……?」
観た人にそんな感想を抱かれがちなコンテンポラリーダンス。
しかし、そこにはちゃんと歴史的・文化的・社会的な文脈があるんです!
背景を知り、観かたを知れば、ちょっと馴染みが湧いてくるかも?
アートの振興に実務家として携わりつつ、自身でも創作活動を行っているイベンターさんと語らいながら、コンテンポラリーダンスについて知ってみませんか?
いつも通り18:00オープン!
営業時間中、スライドを使ったトークの実施も予定しております。
いつでもふらりとお越しください、ご来店お待ちしております!
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【イベンター】
秋山きらら(山口情報芸術センター[YCAM]、身体企画ユニット ヨハク)
【イベンター自己紹介】
1991年生まれ。コーディネーター、パフォーマンスメイカー。
立教大学現代心理学部映像身体学科卒業。現在、山口情報芸術センター[YCAM]にて公演等の企画制作に従事する傍ら、自身でも創作活動を行う。
2016年立ち上げの「身体企画ユニットヨハク」では、身体の動きを広く捉えた作品を発表。アーティストをつなげる、サポートする、アーカイブしていく活動も行っている。
コンテンポラリーダンスとの出会いは、大学受験によって。
【お客さんへのメッセージ】
「なんとなく謎」なコンテンポラリーダンス。その背後に連なる舞踊史や、社会的・文化的な背景をざっくりと辿りながら、20世紀以降の「芸術としてのダンス」がどう成立してきたのかを考えます。これもダンスなの?!と驚きながら、テクニックの凄さや印象だけではない、そのダンスが何を語っているのかが見えてくる、そんなレクチャーを考えています。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
・コンテンポラリーダンスは「なんとなく謎」と感じている方
・「芸術としてのダンス」の見方が分からないと思っている方
・ダンスと社会的・文化的背景との関係性に関心がある方
・大森元貴、土屋太鳳、森山未來も踊る“あのダンス”が何なのか、構造的に理解したい方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/kilarla_yohaku
6/24(火)の学術バーQは、
古今東西の写本を読むバー
とズバリ題してお届け!
西洋中世、中世イスラーム圏、そして江戸〜明治期日本……
時代も地域も超えて、「写本」を眺め、語り尽くすparty night!
印刷技術のない(あるいは届いていない)なか作られた写本たちを眺めることで、果たして何を浮き彫りにできるのか?
若き研究者たちが、写本そのものの、そして写本を用いた研究の面白さや魅力について、語りに語り尽くします!
なんとなんと当日は、写本の実物も持参いただけるとのこと……!?
モノとしての史資料とふれあうことに関心のある方、写本を用いた歴史学的な研究に関心のある方、とにかく「写本」の一語に心が少しでもときめいてしまった方……どなたも大歓迎です。
ぜひ気軽に足をお運びください!
いつも通り18:00開店、イベントは19:00〜21:30頃の実施を予定しております。
ご来店お待ちしております!
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【イベンター紹介(登壇順)】
石川知輝(東京大学大学院[哲学])
◎当日話すこと
西洋中世のラテン語写本を扱います。どうやって読むのか、読めるとどういうことがわかるのか、など楽しくお話ししようと思います。
◎皆さんにひとこと
カレーは飲み物、写本は読み物
◎こんな方に来てほしい!
写本に美術品としてのイメージを持っている人、なんか写本読めるとカッコ良さそうだと思ってる人、羊皮紙に触りたい人
伊本西那(東京大学大学院[中世医学史])
◎当日話すこと
中世アラビア文字の写本について話します。写本を読む研究者の視点と最新ツールの情報を提供できればと思います。
◎皆さんにひとこと
読めない文字の知らない話。かと思いきや、所詮は人間というのを感じてください。できたら来場してください。
◎こんな方に来てほしい!
アラビア文字/語にときめく人、デジタルツールに関心がある人、愛にあふれている人
菅野竣介(東京大学大学院[日本近世文学])
◎当日話すこと
架蔵の和本を持参しまして、日本の江戸~明治時代の版本と写本についてお話しできればと思います。浮世草子・草双紙・浄瑠璃本・歌舞伎台本の他、専門の落語・講談については刊本と写本を対照しながら、それぞれが果たした役割について、お話ししたいと思っております。
◎皆さんにひとこと
貴重(だと思っている)資料を持参・提示しますので、是非お手に取ってご覧ください。
◎こんな方に来てほしい!
私は主に刊本を対象にすることが多いですので、写本に限らず、和本の文化全般に関心を持つ方にお聞きいただければと存じます。
【タイムテーブル(予定)】
18:00〜19:00 雑談
19:00〜19:30 登壇者① 石川知輝さん(西洋中世)
19:30〜19:50 質疑応答タイムも兼ねたインターバル
19:50〜20:20 登壇者② 伊本西那さん(中世イスラーム圏)
20:20〜20:40 質疑応答兼インターバル
20:40〜21:10 登壇者③ 菅野竣介さん(江戸~明治期日本)
21:10〜21:30 質疑応答
21:30〜23:00 中締め後、閉店までフリートーク
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
石川:https://x.com/rectehonesteque
伊本西那:https://x.com/arabialabo
菅野:(アカウント情報略)
6/22(日)の学術バーQは、
直接民主主義の可能性を語らう
-財政民主主義×社会運動の2つの視点から-
と題してお届け!
「選挙によって、本当に私たちの民意は政治に反映されているのか?」
「税金の使い方に、自分たちの声が届いていない気がする……!」
今の民主主義のあり方に対して、このような疑問が投げかけられることは少なくありません。
今回の学術バーQでは、直接民主主義をキーワードに、財政学と社会運動実践という2つの観点から、民主主義の可能性を見つめなおします!
メインスピーカーは、スイスの財政民主主義を研究する掛貝祐太さん(茨城大学)と、若者の政治参加を促す活動を通じて社会に働きかけつづけている能條桃子さん(NO YOUTH NO JAPAN / FIFTYS PROJECT)。
理論と実践、それぞれに異なる軸足を持つお2人をゲストに迎え、「政治にもっと意見を反映するやり方」を模索し、対話します!
社会運動に関心のある人、政治の話を自分ごととして捉えたい人、「民主主義って、そもそも何?」という問いを抱えている人……そんな方々にこそ来てほしい夜です。
知識の多寡は問いません、ぜひお気軽にお越しください!
いつも通り18:00オープン、トークイベントは19:00開始予定です。
皆さまのご来店、心よりお待ちしています!
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【イベンター】
能條桃子(NO YOUTH NO JAPAN / FIFTYS PROJECT)
掛貝祐太(茨城大学)
【イベンター自己紹介】
能條桃子:1998年生まれ。2019年、若者の投票率が80%を超えるデンマークに留学し、若い世代の政治参加を促進するNO YOUTH NO JAPANを設立。Instagramで選挙や政治、社会の発信活動をはじめ、若者が声を届けその声が響く社会を目指して、立候補年齢引き下げプロジェクトを実施中。2022年、政治分野のジェンダーギャップ解消を目指し20代・30代の地方選挙への立候補を呼びかけ一緒に支援するムーブメントFIFTYS PROJECTを行う一般社団法人NewSceneを設立。慶應義塾大学院経済学研究科修士卒。
掛貝祐太:専門は財政学(特に財政民主主義、スイス)。
「税金の使われ方に、どのように民意を反映するか」に主に関心があります。
慶應義塾大学大学院経済学研究科後期博士課程等を経て、現職。博士(経済学)。
移民・アナキズム・闘技的民主主義・ジェンダー論などにも関心があります。
【お客さんへのメッセージ】
能條桃子:私は、大学で財政社会学を学び、実践(社会運動)をはじめました。2年前に修士を修了したあと、活動をしながら暮らしています。今見えている視点をシェアさせていただければと思いますので、色々お話しできたら嬉しいです!
掛貝祐太:選挙だけで掬いきれない人びとの考えやモヤモヤは、税や予算にも反映されなくても、仕方がないことなのでしょうか?
私からは、「もっと意見を反映するやり方もある」ということをスイスの直接民主主義や社会運動、民主主義理論と社会運動論の関係から話します(『財政民主主義の地平』未読の方ももちろん歓迎!)。
そしてそれが日本の社会運動や政治の実践とどう接続できるかを、能條さんと対話します!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
能條桃子:「私たちが生きていく社会は、わたしたちがつくる」と思って暮らしたいなって思っている人/民主主義と財政の関係を一緒に考えたい人!
掛貝祐太:・税金に民意が反映されてると思えない、今後も反映すると思えない人
・政治に関心はあるが、税や予算、経済は難しいと思っている人
・社会運動に関心のある人
・選挙で、税に関するトピックに関心のある人
・そもそも選挙も民意を反映すると思えない人
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
能條桃子:https://x.com/momokonojo
掛貝祐太:https://x.com/YKakegai
6/21(土)の学術バーQは、
『ビジュで楽しむ化学(ケミストリー)
-教科書には載ってない化学の魅力を知るBAR-』
と題してお届け!
原子レベルの世界って、肉眼じゃ見えないから想像もしづらい……?
だったらビジュアルで楽しんじゃえばいいじゃない!!!
当日は、さまざまなイラストや模型を通じて、身近な化学の面白さを皆さんに存分に味わっていただきます!
「学生時代、化学ってちょっと、興味持てなくて敬遠してたなぁ……」
そんな方々こそぜひ、お気軽に遊びに来てください!
いつも通り18:00開店予定です。
ご来店お待ちしております!
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【イベンター】
宇田亮子(高等教育機関)
【イベンター自己紹介】
化学分野の研究を20年以上やっている。学術誌を読んだり成果発表する過程で、学術誌表紙の絵(カバーアート)に興味を持つ。見た目の美しさに加えて謎かけのような魅力がある事に気づき、地域のフリースペースにてカバーアート展示を試みる。ギャラリートークなどを通じ市民との会話を生み出す。サイエンスカフェや子供向け実験も手がけ、日常の延長線上に化学を感じるアプローチを模索している。
【お客さんへのメッセージ】
学術誌表紙の絵(カバーアート)をネタにして、化学の話をします。研究内容もさることながら、身の回りの化学まで広く話題にしていきます。ときおりクイズを挟みますので、お客さんからの鋭い視点やユニークな回答をお待ちしています。
分子や原子って目には見えないから、なかなか実感しにくい…そんな化学の世界を、絵から覗いてみませんか?分子模型も展示していますので、これで遊ぶだけでもOK。どうぞ気軽にお越しください!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
・気軽に化学の世界に触れたい人
・絵やイラストが好きな人
・化学系必須アイテム?の分子模型を触ってみたい人
・もちろん、化学やっている研究しているという人も
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
6/20(金)の学術バーQは、
いい職場づくりを心理学で考えるBAR
-少人数コミュニケーション編-
と題してお届け!
「もっと働きやすいチームにしたい!」
「あの人と、もう少しうまく連携できたら」……
そんな思考をめぐらすときに、産業・組織心理学の知見を少しだけプラスしてみませんか?
今回は、個人と組織の関係性や職場でのウェルビーイングを研究する、企業での実務経験もお持ちの博士課程生をイベンターにお迎え。
少人数のチームや職場内のコミュニケーションに焦点を当て、心理学的な理論や実際に使えるノウハウをわかりやすくご紹介します!
皆さんの現場の工夫やリアルな悩みにも光を当てながら、楽しくわいわい語り合いましょう!
▼こんな方におすすめ
・人事やマネジメントに関わっている方
・チームビルディングに関心のある方
・働くことや「いい職場」について考えたい学生・若手社会人
・実際の職場経験と学術的視点を行き来しながら語り合いたい方
いつも通り18:00オープン、営業時間中は入退店自由となっております。
皆さまのご来店、心よりお待ちしています!
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【イベンター】
みやがわしょうこ(お茶の水女子大学大学院)
【イベンター自己紹介】
お茶の水女子大学大学院博士後期課程に在籍し、産業・組織心理学を専門に、「個人-組織適合(P-O fit)」や「職場のウェルビーイング」などのテーマに取り組んでいます。また人事データの解析や、研修設計などを行い、理論と実践を繋ぐ取り組みにも力を入れています。
【お客さんへのメッセージ】
企業の人材マネジメントやコミュニケーションについて、理論・実践・事例の側面からお話するイベントです。主に学術的理論や実践過程で得られた知見と、来てくださった皆さんの仕事での事例などを絡めながら楽しくディスカッションできれば幸いです!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
人事・マネジメント・チームビルディングに携わるビジネスパーソン
これから働くことになる大学生・大学院生
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/@shoko_acd
6/18(水)の学術バーは……
現代アートのお仕事——キュレーター・半田颯哉の場合
と題してお届け!
シリーズ「西洋絵画を100倍楽しむ!」のスピンオフ(?)!
今回の企画のテーマは「現代アート」と「キュレーション」!
現代アートといえば、美術館で目にすることが多いですが、実はいろいろな場所で、いろいろな人が関わって、日夜たくさんの展示が行われています🖼️
今回は、気鋭のキュレーターであり、自身もアーティストであるイベンターさんが、展覧会を作る仕事・キュレーターについて語り尽くす!
展覧会の組み立て方を知ることで、作品それぞれだけでなく「展覧会それ自体」の楽しみ方にも触れてみましょう🙌
イベンターさんのこれまでの展示企画を例に、アイデアの出し方、企画の組み立て方、実際の進行など、キュレーションの方法論も大公開👀
美術が好きな人、美術館に行くのが好きな人はもちろん、将来アートに関わる仕事に就きたいあなたも大歓迎!
いつも通り18:00オープン、トークイベントは19:00開始予定です。
皆さまのご来店、心よりお待ちしています!
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【イベンター】
半田颯哉(インディペンデントキュレーター・現代アーティスト)
菊池遼(画家、博士(造形))
【イベンター自己紹介】
半田:1994年、浜松生まれ、広島出身。テクノロジーと社会倫理の関係や、アジア・日本のアイデンティティを巡る問題に焦点を当て、現代アート作品の制作や展示企画を行っている。2019年、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程先端芸術表現専攻修了。また2023年に東京大学大学院学際情報学府修士課程を修了。アジアン・カルチュラル・カウンシルの2024年度ニューヨーク・フェローシップ・グランティーに選ばれている。
菊池:1991年、青森生まれ。画家です。また、絵画がイメージみならず物質でもあることに着目して、作品の歴史や制作の背後に潜む美学について研究をしています。
【お客さんへのメッセージ】
半田:「作品を作る人」の話ももしかしたらなかなか聞く機会はないかもしれませんが、今回は更にディープに「展示を作る人」の話です! 皆さんの展示の見方に新たな視点を加えたりできたらいいなと思います。半田流の展示の作り方の話もするので、展示作り(キュレーション)に興味のある方もぜひ!
菊池:展覧会には色々な楽しみ方があると思います。「個々の作品」を味わうのも展覧会の楽しみ方のひとつです。
では、出品されている「作品の関係性」に目を向けてみるとどうなるでしょうか?展覧会全体でどのように作品が選ばれているのか、もしくは、どの作品とどの作品を隣り合わせにするのか。もしかしたら、そのようなことも展覧会の企画者はすごく考えているかもしれません(他にも色々!)。今回のイベントでは、そうした企画者の側の視点から展覧会を眺めてみましょう!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
半田:ときどき美術館には行って好きな作品を見つけたりしているけど、展示自体ももっと楽しみたいと思っている人、展示を作る人の思考に興味がある人、アートの仕事や業界に興味を持っている人
菊池:展覧会に出ている「個々の作品」は味わえるけど、「展覧会そのもの(作品同士の関係性など)」はいまいち味わい方がピンときていない方!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
半田颯哉:https://x.com/souya_h
菊池遼:https://x.com/harukaka_
6/15(日)の学術バーQは……
「魔を語るー東京異考」と題してお届け!
神秘、魔術、占星術。いつの時代も人の心を捉えてやまないオカルティズム。
ついに学術バーQに、魔術について語りつくすイベントがやってくる!
京都の学問バーKisiで好評を博した「魔を語る」の東京出張編。
今回はイスラームの神秘思想であるスーフィズムと星辰魔術の関わりから、魔術について語っていただきます。
未邦訳のテキストや当時の魔術的図像など、盛りだくさんでお届け!
なにやら「魔術的景品」もあるらしい……?
オカルト好きな方はもちろん、哲学や宗教に興味がある方も大歓迎です!
いつも通り18時オープン!誰でもウェルカムです🙌
素敵な魔会にいたしましょう✡️
みなさまお待ちしております!
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【イベンター】
中西悠喜(大阪大学)
【イベンター自己紹介】
イスラム教は西暦7世紀の誕生以後、周辺文化を取り込み、多様に発展した。周知のとおり、イスラムは唯一神アッラーを崇拝する一神教である。他方、前イスラム期の中東文化は多神崇拝と不可分だった。私は魔術・占星術・哲学に焦点をあて、ムスリム学者が「異教」の世界観をどうイスラム化したかを調べている。
【お客さんへのメッセージ】
京都一条寺の秘教的夜会「魔を語る」が、東京でも開催の運びとなった。はじめにイスラム圏の魔術を足早に概観し、「魔術」イメージの擦りあわせを試みる。その後は、関連文書のひとつを来席者とともに検討したい。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
魔術師、占星術師、哲学者、アーティスト、好事家、および魔術に関心を持つ人全般
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/getoiletten
6/14(土)の学術バーQは
ジョーカーは「弱者男性」なのか?ーー男性学×データから読み解く孤立と暴力の関係性
-シリーズ「Cinema Dialogue Bar:専門知と映画に出会う夜」第7夜-
をお届け!
映画は観るだけじゃない。
語ることで、もっと面白くなる!
好評のシリーズイベント、第7弾をお送りします。
今回おもに扱うのは、2019年に公開された『ジョーカー』。
「困窮と孤立に追い立てられた男性が、暴力へと駆り立てられていく物語」として解釈されることの多いこの作品を、新たな視点で見つめ直してみませんか?
開店は18:00、イベント本編の開始は19:00頃を予定!
ご来店、こころよりお待ちしております!
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【イベント概要】
いったいどうすれば映画について語ることができるのか。ある一つの作品だけを取り上げるにしても移ろい続ける画面を前にするとふと気が散ってしまうし、大音量で流れる音楽に酩酊して途中で寝落ちしてしまうかもしれず、仮にたとえば二時間弱、ある一つの作品に集中し続けることができたとしても、映画館を出るとたちまち記憶の底へとショットが忘れ去られていく……それでも私たち観客は、ある一つの作品から何か意味やメッセージを受け取り、それについて書いたり喋ったりするのであり、映画を観る方法が多様化する時代にあって、このような映画の受容それ自体を再考する意義があると思います。本イベントは、様々な専門分野の研究者たちをお招きし、いかに映画について語りうるのか、という問いへの応答の限界をともに見極めようとするシリーズ企画です。第七夜は、計量社会学的な知見を交えて、トッド・フィリップス『ジョーカー』について語ります。
【イベンター】
ベア(某コンサルティング会社所属)
小手川将(東京大学大学院博士課程(映画論/表象文化論))
【イベンター自己紹介】
ベア:大学院では計量データを用いて男性の孤立について研究していました。現在は趣味で男性学や社会学の研究を追いながら、人的資本開示(企業の人材データなどを公開する動き)のお手伝いを行っています。
小手川:後期ソ連の映画史、現在はとりわけアンドレイ・タルコフスキーを中心とした映画学および芸術学を研究しています。また、研究活動と並行して、映画制作などの実践的なアプローチに取り組んでいます。
【お客さんへのメッセージ】
社会的な孤立は暴力を生むのでしょうか?映画「ジョーカー」が我々に突きつけ、ある意味では魅了さえしたこのモチーフについて、一方で実証的に今回は迫りたいと思います。
私自身、「ジョーカー」は大好きな映画なので、今回のイベントをとても楽しみにしています。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
映画「ジョーカー」に引き付けられた人、孤立と暴力の関係について考えたい人など、映画・テーマどちらでも関心のある方に来ていただきたいと思っています。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
ベア:https://x.com/beared_real
6/13(金)の学術バーQは、
学術のマネタイズについてマジメに語らってみるBAR
feat. 某国立大学産学官連携センター特任助教
と題してお届け!
「学術みたいな金にならない営みは……」
当たり前の前提のようにめちゃくちゃ言われるこんなフレーズ。
たしかに、学術をマネタイズし、コンスタントに利益を出し、それで「食っていく」ことは難しい気もする。
でも、いったいそれはなぜなのでしょうか?
そして、ある程度の可能性はないのでしょうか?
ひとまずは「学術をマネタイズしている」学術バーQで、ちょっと真面目に語らってみませんか?
当日は、みんなで考えるにあたって思考の補助線を引いてくれる強い味方として、某国立大学産学官連携センターの特任助教の方をゲストにお招きしています!
学術に関わるビジネスに携わっているあなたも、どうにか学術をやりながら食っていきたいあなたも、とりあえずおしゃべりしに来てください!
営業時間は18:00〜、ゲストをお迎えして本格的におしゃべりし始めるのは19:00頃を予定しています。
皆さんのご来店、心よりお待ちしております!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
6/10(火)の学術バーQは、
大学院入試について語るBAR
として営業!
そろそろ大学院進学について本格的に考えていきたい、対策を始めていきたい……!
となればほぼ必然的に付いて回るのが「院試」の話。
どうやって対策する? 何に気をつけるべき?
気になるあれこれをみんなで語らいませんか?
今回は、これから大学院入試に臨む方々への情報共有につながる会になればと思いますので、院試経験者はチャージ料を¥500オフとさせていただきます!(ぜひお越しください!)
また、それ以外の方もチャージ料一律¥1,500(not タイムチャージ制)となりますので、いつものイベントよりお財布を気にせずお越しいただけるかと思います!
本会において一日バーテンダーを務めるのは、修士課程では倫理学を、現在は博士課程で日本文学を専攻している貴田さん。
異なる分野を渡り歩いてきた一日バーテンダーからも、きっといろんな含蓄ある話が聞けるはず……!
分野も所属も不問、どなたもお気軽にお越しください。
いつも通り18:00〜23:00営業予定です!
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【イベンター】
貴田 航(立教大学大学院)
【イベンター自己紹介】
日本近現代文学を専攻しています。志賀直哉や白樺派に関心があり、伝統的な見方が未だに根強いこれらの対象をいかにして捉え直すかを、目下の課題として掲げています。
【お客さんへのメッセージ】
研究者になる上で、大学院への進学は重要な道の一つです。その道の関門として立ちはだかる大学院入試について、ざっくばらんに話せる会となります。「そもそも院試って何?」という疑問から「具体的な試験対策を教えて!」という要望まで、幅広く対応させていただきます! また、院試のことを知りたい方だけでなく、ご自身の院試対策などを話してくださる方も大歓迎です! ぜひお気軽にご来店ください。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
・学部生などで、大学院入試についてとにかく知りたい方
・大学院進学を希望しているが、対策面について不安な方
・大学院入試を経験されていて、その時の経験を共有して下さる方
【チャージ料】
一律1,500円
※院試経験者は500円引き!
(飲食代は別途いただきます)
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/matsu_nishi_ki
6/8(日)の学術バーQは、
鏡の国の薬理学
-左右非対称と薬の関係-
(薬を知るBAR vol.2)
と題してお届け!
薬には「左右」がある!?
それが薬の効き方にも関わっている!?
いったいどういうことなんだ……!!??
前回たいへん好評を博したイベント「薬を知るBAR」の第2弾!
薬が体に入ってから出るまでの過程を研究する「薬理動態学」を扱った第1弾に続く今回は、左右非対称と薬の関係についてわかりやすくレクチャーしていきます。
専門知識は一切不要!
薬という身近な題材から学術にふれたい方ならどなたも歓迎です!
開店はいつも通り18:00ですが、閉店がいつもより1時間早い22:00となりますのでご注意ください。
ご来店お待ちしております!
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【イベンター】
Writer Rinka(慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程)
【イベンター自己紹介】
私立薬学部卒・薬剤師免許取得,学部時代は「コンピューター解析を用いた漢方薬の薬理推定」をテーマに研究。大学院では皮膚疾患である白斑のメカニズム解明のためのさまざまな研究を取り組んでいる。またブログnoteにて「書記が~するだけ」シリーズをはじめとした勉強記事を4年以上にわたり連載中。
【お客さんへのメッセージ】
薬には「右手型(R体)」と「左手型(S体)」があり、見た目はそっくりでも体内での働き方がまったく違うことがあります。実は人の体も中身は左右非対称で、そのため薬の形の違いが思いのほか大きな影響を及ぼすことがあります。今回は「薬を知るBAR」第2弾として、「左右非対称と薬の関係」についてわかりやすく解説します。さて、「鏡の国」の薬とは一体どんなものなのでしょうか。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
「薬」がどのように効いているのか知りたい方/「薬学」とはどのような学問か知りたい方/高校生物・高校化学の知識がどのように応用されているかが気になる方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/Writer_Rinka
6/7(土)の学術バーQは、
佐々木チワワと歌舞伎町を語り尽くすBAR
と題してお届け!
歌舞伎町フィールドワーカーとして大活躍中の佐々木チワワ氏が、満を持して学術バーQにやってくるーー。
書籍化されて間もない卒業研究の話をはじめ、歌舞伎町のあれこれから今に至るご自身の歩みまで、ガッツリ語り尽くしていただきます!
営業時間はなんといつもより1時間長い17:00〜23:00!
現在進行形の修士課程ライフの話もたくさん聞けちゃうかも……??
濃密な6時間をお楽しみに、いや皆んなで作り上げましょう!
ご来店、心よりお待ちしております!
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【イベンター】
佐々木チワワ(立命館大学 社会学研究科 修士課程1年)
【イベンター自己紹介】
15歳から歌舞伎町に足を踏み入れ、18歳からホストクラブに通い始める。自身の経験をもとに「歌舞伎町の社会学」を研究。21歳の時に「『ぴえん』という病」を出版、以後歌舞伎町に関する記事・書籍を執筆。卒業論文がPHP新書より「歌舞伎町に沼る若者たち」として刊行。
【お客さんへのメッセージ】
佐々木チワワ・卒論(新刊)報告と修士でのテーマ発表!!
「歌舞伎町の社会学」を研究する次のフィールドとして京都を選択した佐々木チワワ。久々の対面イベントで歌舞伎町について・自分についても語り尽くします!
色恋禁止などさまざまな情勢が絡む歌舞伎町・ホストクラブの労働の姿を深掘りしよう
この機会に是非私とお話ししたい方、ご来店お待ちしております!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
社会学好きな人、ナイトカルチャーに興味ある人、私に会ってみたい人なんでもいいよ〜〜!
久しぶりの会えるやさんなので、是非サイン等もさせてください。皆さんとお会いできるのをお待ちしております!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/chiwawa_sasaki
6/4(水)の学術バーQは、
天文学の最先端を切り拓く! 超小型観測人工衛星NinjaSatについて語るBAR
と題してお届け!
宇宙を観測する試みと言えば、観測機器の開発に数十年もの時間や数百億円もの資金が必要とされてきた従来の天文学。
しかし最近では、開発期間・費用ともコンパクトに収まる「超小型衛星」が新たな研究成果を上げています。
今回は、超小型X線衛星NinjaSatの開発秘話や、中性子星に関わる天文現象を中心とした最先端のX線天文学の研究成果について、2人のゲストをお招きし、さまざまなお話を伺っていきます!
宇宙好き・最新テクノロジー好きの方にはたまらない内容となっております……!
天文学の最前線に、ぜひ気軽に触れにきてください!
いつも通り18時オープン予定です。
トークイベントは19時頃の開始を予定しております!
いつでもふらりとお越しください、ご来店お待ちしております!
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【イベンター】
青山 有未来(東京理科大学/理化学研究所)
西村 信哉(東京大学)
【イベンター自己紹介】
青山:東京理科大学/理化学研究所 (理研) に所属する修士2年の青山有未来と申します。学部4年生の頃から、理研・玉川研究室に所属し、超小型X線衛星 NinjaSat の打ち上げ前からプロジェクトに関わってきました。現在は、NinjaSat が取得するX線光子のエネルギーの較正や、中性子星表面で発生する核融合反応による大爆発現象「スーパーバースト」の解明に取り組んでいます。
西村:専門は、宇宙物理で宇宙における元素の起源について研究を行なっています。主として、超新星爆発や中性子星などのコンパクト天体が関係する高エネルギー天体現象に興味があります。
【お客さんへのメッセージ】
青山:従来のX線天文学では、衛星の開発に何十年もの歳月を要してきましたが、超小型衛星はおよそ3年という短期間で製作から打ち上げまで実行することが可能です。NinjaSat の活躍により、超小型衛星による宇宙実験が有用であることを示すことができました。近年、宇宙観測はより身近なものとなりつつあります。そうした中で、NinjaSat の成果や宇宙観測の魅力について、ぜひご紹介させていただければと思います。
西村:本イベントでは、最近のX線天文学の成果をご紹介しつつ、理論と観測の立場から、中性子星の様々な姿を見ていきたいと思っています。中性子星がただの星の残骸ではなく、様々な活発な天体現象を引き起こす活動的な天体であることを垣間見ることができると思います。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
宇宙や天文学に関心があるすべての人たち/海外経験がある方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
NinjaSat:https://x.com/ninjasat_xray
西村:https://x.com/nnobuya
5/31(土)の学術バーQは……
抽象絵画を"具体的"によむ──〈いろ〉と〈かたち〉から
と題してお届け!
モンドリアンやカンディンスキー、見たことはあるけど、ぶっちゃけ何が描かれているか良くわからない抽象画……
「これって絵画なの?模様なの?」「顔っぽく見えるような気がするけど……」「なんかめっちゃカラフルだな!」などなど、思ったことはありませんか?
第3回目となる、シリーズ「西洋美術を100倍楽しむ!」
今回のテーマは「抽象絵画」!
今回は、絵画のなかの〈いろ〉と〈かたち〉に注目しながら、絵画の様々な見方・分かり方を探っていきます👀
東京都現代美術館や近代美術館、アーティゾン美術館、横浜美術館などが好きな方に、大変オススメです!!!
現役画家×アーティストの、美術にまつわる軽快なトークもお楽しみに📣
18時オープン!お待ちしております🙌
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【イベンター】
半田颯哉(アーティスト/インディペンデントキュレーター)
菊池遼(画家、博士(造形))
【イベンター自己紹介】
半田:1994年、浜松生まれ、広島出身。テクノロジーと社会倫理の関係や、アジア・日本のアイデンティティを巡る問題に焦点を当て、現代アート作品の制作や展示企画を行っている。2019年、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程先端芸術表現専攻修了。また2023年に東京大学大学院学際情報学府修士課程を修了。アジアン・カルチュラル・カウンシルの2024年度ニューヨーク・フェローシップ・グランティーに選ばれている。
菊池:1991年、青森生まれ。画家です。また、絵画がイメージみならず物質でもあることに着目して、作品の歴史や制作の背後に潜む美学について研究をしています。
【お客さんへのメッセージ】
半田:楽しく面白く近現代美術に触れられる機会にしたいなと思っています! 「わかんないな〜」が「なんかわかったけどやっぱわかんないな〜」になって帰っていただけたら大成功!
菊池:何かととっつきにくい抽象絵画。具体的な対象のない画面から何を楽しめば良いのかと多くの方々が戸惑っているように思います。今回のイベントでは、そうした抽象絵画を"具体的"に見ていくこと試みます!例えば、抽象絵画の〈いろ〉と〈かたち〉に着目すると何が見えてくるでしょうか。一緒に掘り下げてみましょう!「そもそも抽象絵画とは?」という確認から始めて、「抽象絵画を"具体的"によむ」ことを会場でその場で行います!いままでなんとなく抽象絵画に苦手意識があった方も、一緒に楽しく作品を見ていきましょう!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
「古めのヨーロッパ絵画はわかるんだけど、ピカソとか現代アートはわかんないな〜」という人。「絵画に興味はあるけど、抽象絵画になるとよく分からない!」といった方はぜひお越しください!一緒に作品を見ていきましょう!他にも、「ぼんやりと美術に興味を持っていたけど、これまでとっかかりがなかった」というような方も大歓迎です!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
半田:https://x.com/souya_h
菊池:https://x.com/harukaka_
5/30(金)の学術バーQは、
「私映画」を綴るーー日記とか記憶とか自己とか
-シリーズ「Cinema Dialogue Bar:専門知と映画に出会う夜」第6夜-
と題してお届け!
たとえば一台のスマートフォンさえあれば、誰でも簡単に映像を作れる時代。
文章を書いたり楽曲を作ったりするように、映像を通じて「私」と向き合い、新たな「私」を浮かび上がらせるーー。
映画と「私」の接点について、往年の映画作品たちを参照したり、それぞれに持ち寄った自作映像を眺めたりしながら考えてみませんか?
当日は、なんらかの自作の映像を持参してイベント中に披露くださった方のお会計を¥500オフ!
みんなで作品(ささやかなもので大丈夫!)を持ち寄って、ワイワイ楽しく語らいましょう!
作ることが好きな人、「私」について考えるのが好きな人、ぜひとも足をお運びください。
いつも通り18:00オープン、イベント本編は19:00頃から開始予定です!
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【イベント概要】
いったいどうすれば映画について語ることができるのか。ある一つの作品だけを取り上げるにしても移ろい続ける画面を前にするとふと気が散ってしまうし、大音量で流れる音楽に酩酊して途中で寝落ちしてしまうかもしれず、仮にたとえば二時間弱、ある一つの作品に集中し続けることができたとしても、映画館を出るとたちまち記憶の底へとショットが忘れ去られていく……それでも私たち観客は、ある一つの作品から何か意味やメッセージを受け取り、それについて書いたり喋ったりするのであり、映画を観る方法が多様化する時代にあって、このような映画の受容それ自体を再考する意義があると思います。本イベントは、様々な専門分野の研究者たちをお招きし、いかに映画について語りうるのか、という問いへの応答の限界をともに見極めようとするシリーズ企画です。第六夜は、映画史において多様なしかたで展開される日記的、個人的、自伝的な作品たちを想起しつつ、「私映画」という語を掲げ、いま、いかに映画と「私」が関係を結びうるかを考えます。
【イベンター】
川上さわ(映画監督/立教大学現代心理学部映像身体学科)
小手川将(東京大学大学院博士課程(映画論/表象文化論))
【イベンター自己紹介】
川上:2002年岡山県うまれ。劇作家・演出家の松田正隆に師事。19歳の時に初の監督作品『散文、ただしルール』がカナザワ映画祭グランプリを受賞。2024年には初長編監督作『地獄のSE』がポレポレ東中野にて劇場公開。劇映画のみならず、日記映画やシネエッセイの制作・上映も行う。最近は文筆業や演劇の制作もがんばっている。
小手川:後期ソ連の映画史、現在はとりわけアンドレイ・タルコフスキーを中心とした映画学および芸術学を研究しています。また、研究活動と並行して、映画制作などの実践的なアプローチに取り組んでいます。
【お客さんへのメッセージ】
公と私、社会のA面とB面、内面世界と外界、フィクションとドキュメンタリー。そのどちらもを行き来するままなならないわたしのまま、映画を撮ってみませんか?または、その思索の道をカメラと一緒に辿ったり進んだりしましょう。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
なんらかの写真や映像を撮った経験がある人/日記を書くことが好きな人/自分についてもっと言葉を持ちたい人/エッセイに興味がある人/詩を読む人、書く人/場作りに興味がある人/映画を撮りたい人
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
川上:https://x.com/nametake_popopo
5/29(木)の学術バーQは、
大学論・高等教育論をとことん語り尽くすBAR
と題してお届け!
時代を通じて議論が絶えない大学/高等教育というテーマ。
「〇〇不要論」「入試制度問題」「社会における大学/高等教育の位置づけ」……
専門家からあれこれ教わりながら、さまざまなイシューについて片っ端から語らってみませんか?
イベンターさんはアメリカの高等教育史が専門の方なので、日米比較的な観点でも色々お話を聞けるはず!
大学/高等教育をめぐる「当たり前」を見つめ直す絶好の機会をお楽しみに!
いつも通り18:00オープンです、ご来店お待ちしております!
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【イベンター】
原圭寛(昭和音楽大学)
【イベンター自己紹介】
慶應義塾大学大学院社会学研究科、博士(教育学)。
弘前学院大学文学部講師、湘南工科大学教職センター講師を経て現職。専門はアメリカ学士課程史。
主著に “Concept Collapse of “Active Learning” in Japan,” 2024, Co., (Awarded as the Interdisciplinary Social Sciences International Award for Excellence for Volume 19),「1860-70年代アメリカの研究大学における学士課程の編成」、2018、単著(第8回教育史学会研究奨励賞受賞論文)。2023年から2025年にかけて東信堂より出版された『アメリカ高等教育史』『第二次世界大戦後のアメリカ高等教育』の訳者代表。
【お客さんへのメッセージ】
「高校では文理選択をし、大学入試は学部学科専攻を選んでから受ける」「大学は4年で出て就職するために行く」「大学では社会的スキルを獲得すべき」等々。これらの認識は日本では当たり前ですが、欧米から見ると非常に珍しい考え方です。日本の大学は欧米からの制度移入を経て現在に至っているわけですが、なぜここまでかけ離れたのか、そのせいでどういった問題が生じているのか、このあたりを議論できればと考えています。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
「大学」「高等教育」を取り巻く昨今の報道や、各所で論じられている諸問題について興味のある方、ご自身の大学その他の高等教育機関在学時を振り返って(もしくは現在在学中で)疑問がある方、教育史全般に興味がある方など、どなたでも歓迎します。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/yoshi_h19870507
5/27(火)の学術バーQは
単位ってなんだろう?
-世界を測る、人間の知恵-
と題してお届け!
日常生活の中で当たり前に使っている「単位」。
ものを測り、他のものと比べたり、誰かと共有したりする時、なくてはならない「単位」。
しかし、単位を定めて何かを測るって、実はたいへん難しい!?
たしかに、たとえば「1cm」ってどうやって定義されているんだろう……。
つねにブレずに1cmを測るって、さまざまな理由から簡単なことではないのでは……?
日常の当たり前をめぐる知の奥深さをガッツリ体感してみませんか?
5/27 18:00からお待ちしております!
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【イベンター】
島末匠(東京大学RESCEU)
【イベンター自己紹介】
島末匠と申します。東京大学の博士課程に在籍しており、中性子星という変な星を研究しています。
なんだかんだ飛び級していて-1浪。
趣味は折り紙、テトリス、落語、カードゲーム制作。
学術バーQでも何度か登壇させていただいております。
若輩者ですが何卒よろしくお願いします。
【お客さんへのメッセージ】
私たちは普段、あまり意識せずに「長さ」や「重さ」、「時間」などの単位を使っています。しかし、単位とはそもそも何でしょうか?なぜ私たちはそれを決める必要があったのでしょうか?
今回では、単位の歴史をたどりながら、単位が社会や科学をどのように支えてきたかを紐解きます。そして、「次元解析」という考え方にも触れ、単位や次元を意識することが、単なる理科の知識を超えて、ものごとを柔軟かつ本質的に考える力に繋がることを紹介します。
数式に慣れていない方も歓迎です。単位の世界を一緒に旅してみましょう!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
数学・物理ちょっと興味あるけど苦手だなと思って距離を置いている人。
当たり前なことに疑問を持つ人。
フェルミ推定なんてインチキと思っている人
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/2eeZ2AuTHw19511
5/25(日)の学術バーQは、
歴史学の目でたどる乃木坂46の歩み
-シリーズ「菰田将司の『○○を歴史学で語る』」vol.1-
と題してお届け!
歴史学のアプローチを当てはめると、〇〇の理解がグッと深まる!?
身近な〇〇を歴史学的に読み解くなかで、歴史学的な見方や考え方の一端に触れられる!?
異色のイベントがこのたびスタート!!
第1回は、人気アイドルグループ・乃木坂46の歩みを〈歴史学的に〉読み解きます。
単に年表をたどるにとどまらないアプローチから、果たして何が見えてくるのか……!?
アイドル好きな人もそうでない人も、ぜひ気軽に遊びに来てください!
いつも通り18:00オープンです!
ご来店お待ちしております!
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【イベンター】
菰田将司(フリーライター、修士[文学])
【イベンター自己紹介】
元歴史学系大学院生で現在はフリーライターとして活動中。アニメ、ガンダム、アイドル、F1、プロレス、日本酒などなど様々な分野を歴史学の切り口で読み解いています。近著『富野演出のリアル2』。
【お客さんへのメッセージ】
なんで人はアイドルにハマるのか?そもそもアイドルってなんなんだ?社会学、心理学、経済学などから語られることが多かった「アイドル」を、歴史学的視点からアプローチすることで、これまでとは違った姿が見えてくるのではないでしょうか。あーだこーだ言い合いつつ楽しくお話できたらいいなと思っています。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
アイドル好きな人はもちろん、アイドルに全く興味がない、ファンを理解できない!という方にも是非来てもらいたいです!そして歴史学は過去の事象を語るだけの学問でしょ?と誤解している方にも来ていただきたいです。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/komoda312t2
5/24(土)の学術バーQは、
言語学入門 with 元イギリス大学院生
Birthdayスッペシャル 2
と題してお届け!
イギリスの大学院で言語学の修士号を取得され、現在は某大学の博士課程に在籍されているイベンターさんに、言語学の面白さを入門者向けにわかりやすく伝えていただきます。
非常にわかりやすい内容に定評のある大人気イベントです!
美しいまでに作り込まれた講義資料も必見!
参加すればきっと言語学の虜になるはず……!?
今回はイベンターさんの誕生日に合わせた「バーイベ」ということで、イベンターさんも気合い十分!
ご本人のご関心(ヒトの言語能力の根幹)をめぐるアツいトークで盛り上げていただきます!
土曜日の夜は言語学と一緒に夜を過ごしてみては?
ご来店お待ちしております!
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【イベンター】
Sho(会社員&博士学生)
【イベンター自己紹介】
学部時代には英語という言語の歴史(英語史)、修士時代には赤ちゃんがどうやって言語を覚えていくか(第一言語習得)という分野を研究していました。現在は会社員と博士課程の2足のわらじでヒトの言語の構造について研究しています。
【お客さんへのメッセージ】
なんで人間って言語を使える? 人間はどうやって言語を使っている? 人間の言語ってどういう構造を持っているんだろう? そんな疑問に向き合う言語学という学問があります。 これはそんな言語学に興味を持っていただきたいという趣旨のイベントです。
個人的な話ですが誕生日なので今回はバーイベとして、僕が喋りたいこと(ヒトの言語能力の根幹)を優先的に話させていただければと思っております。
常連さんもご新規さんも久しぶりの方も、皆さんお気軽に来てくれると嬉しいです!!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
・言語学に興味がある方
・ヒトの言語ってどうなっているの?と疑問を持つ方.
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
5/23(金)の学術バーQは
もし中学で理数科目に挫折したド素人が学術バーで電気電子工学に出会ったら
-シリーズ「町でいちばんの素人と楽しむ専門知探訪」vol.1-
と題してお届け!
なんの専門家でもプロでもない……だけど知りたい気持ちと話を聞くチカラは人一倍!
そんな「町いちばんの素人」柿内正午と、ニッチな学知の世界を訪ねるシリーズイベント、始まります。
初回は工学博士・Leoさんをゲストに迎え、電気電子工学の面白さを徹底解剖していきます!
理数系科目に馴染みがない人、苦手意識強めな人こそ大歓迎!
あの頃はよくわからなかった面白さをきっと見つけられる……はず!?
いつも通り18:00オープンです!
ご来店を心よりお待ちしております!
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【イベント概要】
なんの専門家でもプロでもない……だけど知りたい気持ちと話を聞くチカラは人一倍!
そんな「町いちばんの素人」柿内正午と、ニッチな学知の世界を訪ねるシリーズイベント。
初回は工学博士・Leoさんをゲストに迎え、電気電子工学の面白さを徹底解剖していきます!
【イベンター】
柿内正午(会社員)・Leo(工学博士)
【イベンター自己紹介】
柿内:勤務時間外に文筆やポッドキャスト「ポイエティークRADIO」配信などの活動を行う。単著に『プルーストを読む生活』。『文學界』『新潮』『週間読書人』などに寄稿少数。TBSラジオ「文化系トークラジオLife」出演。子供のころ、自分が湯船に入るとお湯の量が増えるのが謎すぎて泣いたことがある。
Leo:博士(工学)、電気通信事業者。大学時代はナノスケールの電気発光デバイスに関する研究、現在は次世代通信技術に関する研究開発に従事。
【イベントに向けた意気込み】
柿内:工学ってなんだろう? 電子って小ちゃいやつでしょ? そもそも電気ってなんなのかも知らないな。なにもわからない! わからないことを知れたら楽しそう!
Leo:本イベントでは、電気電子工学の入門的な話や大学時代の研究関連の話を、一般の方代表:柿内さんを挟んでお話します。「あまり一般には馴染みのない専門分野に対して、どうすれば多くの方の関心を引けるだろうか」という問いへの一つの答えになるのではないかと期待しています。ガチ素人質問大歓迎です。柿内さん含め、お越しくださる皆様で、電気電子工学を突いて楽しんでいただけたら幸いです。よろしくお願いします。
【ズバリ! こんな人に来てほしい】
柿内:まったく未知の分野への好奇心だけはあり、アプローチの仕方がわからない人。
Leo:忌避してきた電気電子系の分野を垣間見たい一般の方、博士が素人に質問詰めされる様子を見たい方、博士の友達が欲しい方、逆に後ろでドヤ顔しながら聞きたい専門家の方など、どなたでもどうぞ。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(Twitter)アカウント】
柿内:https://x.com/kakisiesta
Leo:https://x.com/LEO_RBOOK
5/22(金)の学術バーQは「データで社会を読み解くBAR」と題してお届け!
計算社会科学および計量社会学の専門家をお招きし、データを駆使した社会現象の読み解きについて、縦横無尽に語っていただきます!
データの利活用に関心がある方も、政治などのマクロな事象からコミュニティの人間関係などのミクロな事象まで社会科学的な話題に興味がある方も、ぜひお気軽にお越しください。
いつも通り18:00から、ご来店お待ちしております!
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【イベンター】
高橋祐貴(某新聞社勤務)
ベア(会社員)
【イベンター自己紹介】
高橋:東大・大学院で社会学を専攻。主に科学分野を対象に、ウェブ上の大規模データや機械学習手法を活用した計算社会科学的研究に取り組む。現在は新聞社にデータジャーナリストとして勤務し、政治関連のSNSデータ分析などに取り組んでいる。
ベア:現在は会社員をしていますが、大学院在学中は社会学を専攻し、男性の孤立についてデータを用いて研究を行ってありました。現在は職場の人間関係に関心があり、ちょっとずつ情報を集めています。
【お客さんへのメッセージ】
高橋:都議選、参院選と大きな選挙を控え、政治の季節が近づいてきました。民主主義社会で社会の行く末を占うために大切なのは、人々の考えを調査すること、すなわち社会調査です。アンケートを用いた古典的社会調査から、SNSを用いたビッグデータ分析、そしてエージェントAIを用いた最先端の合成世論調査まで、社会を知るための社会科学の努力の軌跡を一緒に辿れたらと思います。政治やSNSに興味がある方はぜひお越しください!
ベア:データを使って議論をすれば、誰もが同意できる結論に到達できる、でしょうか? あるいは、データを使って社会を議論することは、つまらない事実を明らかにすることに終始するでしょうか? 実際はデータを取り、解釈し意味のある議論を導くことは、とても難しくかつエキサイティングな営みです。そんな社会調査の一端をお見せできればと考えています
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
高橋:世論調査の結果を見るのが好きな人/社会調査や社会科学分野の統計分析の授業が面白かった人/SNSでの政治談義にフラストレーションが溜まっている人/AIの社会活用に関心がある人
ベア:データを使って社会現象や人間について知る、ということに興味のある方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
高橋:https://x.com/soc_yu
ベア:https://x.com/beared_real
5/21(水)の学術バーQは、
人文学はAI研究をどう変えるか?
-HUMAIが拓く次世代の人文社会-
と題してお届け!
AIの台頭による「人間不要論」が取り沙汰される昨今。
人文学においてはどうなのか?
いやむしろ、人文学こそが新たなAI(研究)の可能性を押し広げる--?
当日は、今まさに人文学と情報学のクロスオーバーによって成果を上げつつある気鋭の研究者たちに、自らの意欲的な実践と、先に見据える可能性について語っていただきます。
人文社会領域の「限界」を憂いつつも自身の関心を追究してやまない、若手の学生・研究者の方々にこそ、ぜひお越しいただきたいイベントです。
豪華な内容ながら料金も普段よりお安くなっておりますので、奮って足をお運びください!
平常通り18:00開店予定です。
多くの方のご来店を心よりお待ちしております!
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【イベント概要】
AIによって人文社会系の学問が変わる、そんな声を聞くことがあります。しかし、人文学がAI研究を変える、といったら皆さんはどう思いますでしょうか。
例えばTwitterには いわゆる「悪口」とされるつぶやきがありますが、大規模言語モデル(LLM)でテキスト情報として処理をすると「悪口」とはみなされないケースがあります。こういった際に、文脈や行間を読むことに長けた人文学が役に立ちます。つぶやきに適切なラベルやタグをつけることではじめて「悪口」と認識させることができるのです。
上記は一例ですが、人文学とAIが交わる研究について お金の面や傍流視されないか等、硬軟織り交ぜてお話しできればと思っておりますので、どなた様もお気軽にご来店ください。
【イベンター】
宇野 毅明(国立情報学研究所 情報学プリンシプル研究系 教授/ZEN大学 HUMAI研究センター 研究代表者)
武富 有香(ZEN大学 ZEN大学 HUMAI研究センター 研究員)
須田 永遠(名古屋大学 デジタル人文社会科学研究推進センター 特任准教授)
前山 和喜(国立情報学研究所 情報学プリンシプル研究系 特任研究員)
【イベンター自己紹介】
宇野:私はこれまで、情報学だけでなく文学・哲学・歴史学など人文社会学系の研究者が集まるラボを主催してきました。異分野の研究者との実りのある議論は問いを生み、新たな研究へと繋がることがあります。本イベントでは、そのラボに所属する/していたメンバーとともに人文学とAI(情報学)の未来について考えます。
【日本財団HUMAIプログラムについて】
「日本財団HUMAIプログラム」は、人文社会領域に関心をもつ大学生・大学院生・ポスドクの皆さまが、専門分野を越えて交流できる場です。年間最大250万円の奨励金支援やコミュニティへの参加、定期的なアウトプットを通じて、参加者がAIの発展を積極的に取り入れ、学術活動を推進することを後押ししていきます。なおイベント当日にはプログラムの説明も行います(日本財団HUMAIプログラム事務局・中澤より)
日本財団HUMAIプログラム 募集フォーム ※6/6金 締切
https://forms.gle/R9XVztHwzZK52KjF8
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
・人文社会系の学生で、AIにちょっとでも興味のある方
・AIや情報系を専門としているが、人文社会系の学問に興味関心がある方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一律1,000円(飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
日本財団HUMAIプログラム
https://x.com/HUMAI_program
5/18(日)の学術バーQは
原子力の戦後日本史を知るBAR
-担い手たちの歩みとありようを中心に-
と題してお届け!
戦後日本において、原子力はいかにして導入され、後押しされ、支えられてきたのか。
原子力に携わる科学者・技術者はその中で、いかに立ち振る舞ってきたのか。
さまざまなものと接続しつつ成立する科学技術の実像が、原子力というレンズを通して浮かび上がるーー?
当日は、先の春に博士号を取られたばかりのイベンターさんをお迎えし、戦後日本における原子力利用の歩みについて詳しくお話を伺います!
原子力のみにとどまらず、科学・技術とは何なのかを考えたい方にもおすすめのイベントです。
なかなか詳しく話を聞く機会も持ちにくいテーマについて、専門家の話を聞ける格好の機会です!
いつも通り18:00オープンですので、皆さまぜひ足をお運びください!
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【イベンター】
猪鼻 真裕
【イベンター自己紹介】
科学技術史、科学技術社会論が主な専門領域です。博士論文は、日本の原子力発電の展開過程を、「原子力工学者」という専門家に着目して書きました。修士課程までは情報科学(アルゴリズム論)を専攻し、その後、高校で物理の教員を務めた後、博士課程に進学したという特殊な経歴をたどっています。原発は政治的対立の種というイメージがあるかもしれませんが、そういった対立からは一歩引いて、楽しくお話しできればと思います!
【お客さんへのメッセージ】
なぜ日本に原発があるのか?原発導入について、科学者たちは何を言っていたのか?科学技術史とはどんな学問か?その中で原発を扱うというのは、どのような学術的新規性があるのか?といったことを、Qのマスターにもご協力いただき(!!)、対話形式で話せればと思います。後半のパートでは、お客様ともフラットに、双方向のやり取りができればと思います!ぜひお気軽にお越しください!!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
原発の政治的側面ではなく「歴史」に興味がある方/科学技術史に興味がある方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/InohanaMasahiro
5/17(土)の学術バーQは、
日本にいる哺乳類全種紹介するBAR
と題してお届け!
5時間で〇〇種を紹介しきる!?
Extreamすぎるあの企画が、半年ぶりに帰ってくる!
(さて、「〇〇」に入る数字は何でしょう??)
わかりやすく学術的な解説も挟みつつ、余すことなくご紹介!
専門的な知識はいっさい不要ですので、ぜひ気軽に遊びに来てみてください!
ーーー
【イベンター】
てっ(編集者・元野生動物研究員)
【イベンター自己紹介】
普段は書籍(学術書や図鑑など)の編集をしています。修士研究ではキツネとテンの生態を研究。前職は日本全国津々浦々で野生動物の調査をする研究員をしていました。
【お客さんへのメッセージ】
タイトルの通り!日本に生息するすべての哺乳類(陸域のみ)について、学術的な知見も交えつつ紹介します。お客さんと話しながら進めていくスタイルです。いわば、会話する動物図鑑バー。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
動物が好きな人はもちろん。日本に野生動物って何がいるんだろう?となんとなく気になる人も、ウンチク肴に酒を飲みたい人も大歓迎。全然詳しくなくても大丈夫です。
比較的とっつきやすく予備知識なしで楽しめる回だと思うので、学術バーQ初心者にもオススメ:初心者マーク:
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/tepay1160
5/16(金)の学術バーQは、
みんなで食べようテン年代日本映画
と題してお届け!
毎度好評のシリーズイベント「Cinema Dialogue Bar:専門知と映画に出会う夜」の第5夜となります。
食べることは、生きること。
そして映画もまた、生の一部を写し取る。
今回のイベントでは、2010年代の日本映画を味わい直し、その“後味“から、コロナ禍以降の私たちの在り方を問い直します。
映画論/表象文化論や教育思想史を専門とする研究者たちとともに、「食」「記憶」「日常」を軸に2010年代を振り返り、味わい直し、語らってみませんか?
なお、本イベントは高校生のお客さんのチャージ料が全額無料!
(詳しくは本ページの後半をご覧ください。)
映画の語り方に関心がある方、これまでを振り返りこれからの生き方を考えてみたい方、ぜひお気軽にご来場ください。
いつも通り18:00オープンです!
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【イベント概要】
いったいどうすれば映画について語ることができるのか。ある一つの作品だけを取り上げるにしても移ろい続ける画面を前にするとふと気が散ってしまうし、大音量で流れる音楽に酩酊して途中で寝落ちしてしまうかもしれず、仮にたとえば二時間弱、ある一つの作品に集中し続けることができたとしても、映画館を出るとたちまち記憶の底へとショットが忘れ去られていく……それでも私たち観客は、ある一つの作品から何か意味やメッセージを受け取り、それについて書いたり喋ったりするのであり、映画を観る方法が多様化する時代にあって、このような映画の受容それ自体を再考する意義があると思います。本イベントは、様々な専門分野の研究者たちをお招きし、いかに映画について語りうるのか、という問いへの応答の限界をともに見極めようとするシリーズ企画です。第五夜は、食事のシーンに焦点を絞って、2010年代の日本映画をいくつか取り上げます。
【イベンター】
日隈脩一郎(東京大学大学院博士課程(教育思想史/特技:大食い・雑食))
小手川将(東京大学大学院博士課程(映画論/表象文化論))
【イベンター自己紹介】
日隈:人間でありつづけるための教育について、つまみ食いをしながら考えています。人はヒト(動物)としても、社会的な存在者(人間)としても生きうる。しかも、ある一個人のうちに、その生き方はしばしば共存しています。そこで両者を分かつのは、ときに社会の情況、ときに精神の状態でもあるでしょうが、いずれにせよ、私はかかる分水嶺をあえて歴史と呼ぶことで、付随的に身体、物語、そして共同性の重要性と輪郭を今、ここにおいて指摘し、描出したいと思っています。
小手川:後期ソ連の映画史、現在はとりわけアンドレイ・タルコフスキーを中心とした映画学および芸術学を研究しています。また、研究活動と並行して、映画制作などの実践的なアプローチに取り組んでいます。
【お客さんへのメッセージ】
人が飯を喰らうのは、まずもって生きていくためである。しかしそれは、単に「食欲を満たす」とか、「栄養を補給する」ためだけではない。こう言ってよければ、生と生き写しの何かを、我々は食事を通じて生きている。では、これまた生の生き写しである(ことを一面では目指してきた)映画において、食事とはどのようなものか。いわゆるコロナ禍で幕を開けた2020年代は、一方で、コロナ禍によって2010年代と切断されてもいる。コロナ禍が突きつけた主要な問題の一つも、食事だった。我々は、いくつかの映画作品を通じて、まずはテン年代というものを味見してみる。その味見を単なる残飯処理にはしない。味見で得られるささやかな後味を、「その後」を生きる我々にとっての来るべき前菜としようではないか。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
映画についての語り口に関心がある人、いわゆるコロナ禍について振り返りたい人、以上のようなことについて一緒に考えてくれる人。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
*
本は、ゲスト登壇者の日隈さんの粋な計らいにより、高校生のお客さんのチャージ料を無料とさせていただきます。
若い皆さんはよろしければぜひ、このまたとない機会にお店に足を運んでみていただければ幸いです!
(日隈さんもおっしゃるように、帰りの時間が遅くなりすぎないようにだけお気をつけくださいね。)
以下、今回の計らいに込めた思いなどを綴った文章を日隈さんからお預かりしていますので、ご紹介いたします。
よろしければぜひご一読ください。
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日隈は現在、都内の高校で非常勤講師をしています。
Qのような場所は、ガクジュツってなんだろう、ケンキュウってなんだろう、と気になっている人、とりわけ高校生のように、おそらくまだ近い将来のことさえどうなるか分からない人に、もしかしたら進学のような人生の一大イベントについて考えるきっかけにさえなってくれるかもしれません。曲がりなりにも高校教員である日隈は、その手助けをしたいと思っています(ぼくが高校生のときにQのような場所があればよかったのに!)
とはいえ、高校生がひとりでこういう場所に行くには多少の勇気が必要でしょう。
というわけで今回は、高校生に限り、「日隈の儲けはなくてもいいから、タイムチャージを無料にしたい」とお店側に提案をしてみたところ、許可が得られました。
平易に、だけど容赦なくしゃべろうと思うので、高校生のみなさん、ぜひ訪れてみてください(老婆心ながら、あんまり帰るのが遅くならないように気をつけてください)。
当日はお会いできることを楽しみにしています。来たれ未来の登壇者!
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あらためて、ご来店心よりお待ちしております!
5/15(木)の学術バーQは、
現役大学院生の神主が語る
最新の神社事情と大学院での日々
と題してお届け!
お賽銭にもキャッシュレス化の波が来ている?!
コンテンツツーリズムと伝統宗教は今どのように接合している?!
神主でありつつ大学院に通うイベンターが、最新の事情を余すことなく語ります!
社会人大学院生としての経験についてもトークをご披露いただきます!
コンテンツ盛りだくさんの一夜をお楽しみに!
いつも通り18:00オープンです!
ーーー
【イベンター】
長谷部晴彦(國學院大學大学院 文学研究科神道学・宗教学専攻)
【イベンター自己紹介】
宗教法人(特に神社とお寺)におけるキャッシュレス決済の運用と課題、宗教法人とコンテンツツーリズムとの関わりについて研究を行っております。
また、大学院と並行し、神社にて神職として奉仕しております。
【お客さんへのメッセージ】
前半は現代の神社やお寺における「キャッシュレス決済」に関連する研究についてお話ししながら、皆様と意見交換ができたらと思います。
現在進行形の研究課題を選択する際の問題点や、実際に従事する神職が研究する意味についても話す予定です。
後半は、人文社会系の社会人大学院生としてどのように研究生活を送っているかを述べ、仕事と研究の両立について考えていく時間にしたいと考えております。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
現代の神社研究に興味関心のある方。
人文社会科学系の社会人大学院生の方、または大学院への進学に興味のある方。
大学院や大学で研究や学生生活について悩んでいる方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
5/11(日)の学術バーQは、
おまえ博士の映画から読み解く陰謀論心理学
と題してお届け!
先春に陰謀論研究で博士号を取ったばかりのイベンターさんが、さまざまな映画を題材に陰謀論や心理学について語り尽くします!
バイブス激高アゲアゲイベントに仕上げていきたい(意訳)とのこと、いつものQよりちょっとはっちゃけた雰囲気のトークをぜひお楽しみに!
博士号取得をお祝いするシャンパンが開いちゃったりするか、しないのか、いやきっとするはず……!?
あ、もちろん怖いイベントじゃないですよ!
お酒片手に楽しい一夜を過ごしましょう!
いつも通り、18:00開店でお待ちしております!
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【イベンター】
おまえ/あべ(おまえ:杉並区/あべ:某大研究員)
【イベンター自己紹介】
おまえ:陰謀論研究で博士になるも,教官から「教員として君に何が教えられるの?」と煽られる始末.だが彼は知らない.俺こそがあの「ジョンウィック心理学」のパイオニアであることを!ジャンル問わず年間150タイトルを視聴.
あべ:フィールド認知科学と呼ばれる分野で昆虫採集家たちの採集技法を研究してます。あとたまに会話の研究とか。趣味はなにかを集めることです。じっとしてるのが無理なので映画は苦手。小説のほうが好き。
【お客さんへのメッセージ】
おまえ博士、学術バーQ襲来!あの謎イベント「ジョン・ウィック心理学」から約2年、久しぶりの光臨です。今回は先日陰謀論研究で博士号取得のおまえさんが、さまざまな映画をネタに陰謀論や心理学を読み解きます。お相手は見た目が陰謀論のあべさん。博士号取得したり戸籍が変わったり所属が杉並区になったりしているので、お祝いに来てください。もちろん心理学、映画、陰謀論にご関心ある方も歓迎です!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
ややこしくない程度に映画好き、スピリチュアルじゃない程度に心理学が好き、””ガチ””じゃない程度の陰謀論者に来てほしいです。ただどれも不可能な命題だと思うのでそういう人も歓迎です。研究関係の人が来ても対応できるように準備したいと思いますが(おまえくんの博論方面に話を振るなど)、どちらかというと一般向けをイメージしています。あとおまえくんが結婚して博士号取得したので、そのお祝いも兼ねてます。シャンパンが好きだそうです。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
おまえ: https://x.com/9n_ds
あべ:https://x.com/bebe13572468
5/10(土)17:30〜の学術バーQは、
授業実践から教育を考えるBAR
~語らいは授業の後で~
と題してお届け!
教育についてあれこれ語らい考える……
の前にいったん、云年? 云十年?ぶりに、実際に授業を体験してみませんか!!
当日は、数学・道徳・体育の3教科の先生が、学術バーQの場で授業実践を披露予定!
創意工夫にあふれた授業で、教育をめぐる対話もグッと盛り上がること間違いなし……!?
営業時間が17:30〜22:30と30分前倒しになっておりますので、あらかじめご注意ください。
多くの方のご来店、心よりお待ちしております!
ーーー
【イベンター】
いなむー、リュシス、パンプキン(順に数学/道徳/体育)
【イベンター自己紹介】
いなむー:中高の学校の先生をやりながら、博士課程学生をやっています。未知な問いに向き合うなかで数学的概念が構成されていく過程に興味があります。
リュシス:公立小学校教諭。専門は道徳教育。大学院から道徳教育(とくに哲学対話」の実践や研究を10年ほど行っています。
パンプキン:公立小学校教諭。専門は体育科教育。体育で人づくりをテーマに実践に取り組んでいます。
【お客さんへのメッセージ】
わいわいガヤガヤとみんなで数学をすることができればと思います。(いなむー)
参加者の皆さんの経験から、価値そのものについて考えます。対話をしながらライブ感のある授業を一緒に創りましょう!(リュシス)
身体と頭を動かして楽しみましょう!(パンプキン)
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
・久しぶりに「授業」なるものを受けてみたい人!
・創意工夫あふれた授業実践に関心のある人!
・教育について、実際の授業実践をふまえて考えてみたい人!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
5/8(木)の学術バーQは、
意外と知らない仏教学:仏教学専攻在学生が語る仏教の話
と題してお届け!
今に至るまで日本社会にも広く根ざしている仏教。
その学術研究ってどんなふうに行われてきたの?
多様なアプローチでなされる研究やそれらの相互の関わり合い、目指すところまで、仏教学を専攻する現役の大学院生が語ります!
仏教そのものに関心のある方も、仏教学にざっくり触れてみたい方も。
5/8(木)、ぜひお気軽にご来店ください!
いつも通り18:00オープンです!
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【イベンター】
清(清水啓介)(大正大学大学院 仏教学専攻)
【イベンター自己紹介】
大正大学大学院仏教学専攻に所属し、仏教の中でも日本仏教を中心に研究しております。主な研究対象は中近世の熊野信仰です。
また、人文科学系の博物館学芸員を目指しております。文化財保存などについても関心があります。
【お客さんへのメッセージ】
仏教の発生から日本に伝来するまでの歴史や日本仏教の展開など、仏教の概要を仏教学専攻の人間が解説します。仏教学以外にも宗教学、神道学、文化財保存、日本史など緩く楽しくお話できればなと思います。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
仏教学とはいかずとも、仏教について興味があるな〜/普段身近にある仏教についてもっと知りたいな〜/寺社仏閣巡りなどに関心がある!/仏像をはじめとした仏教美術に関心がある!etc.
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【イベント概要】
餅は餅屋に、researchはresercherに!
「調べる」プロである研究者3名に集まってもらい、その極意を語ってもらう贅沢イベント。
「どうしたらうまく調べられるの?」「調べる時って何に着目しているの?」
いろんな疑問がすっきり解消され、明日から使えるテクニックが身に付く……かも!?
【登壇者(発表順)】
Writer Rinka(慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程)
ぱうぜ(法学部教員(行政法、環境法担当))
羽瀬(國學院大學大学院博士後期課程(民俗学))
【タイムテーブル】
18:00 オープン
18:30 医学分野を「調べる」とは?(by Writer Rinka)
→無数にある情報の中から有益な情報を効率よく収集するために必要な、医学研究の文献調査と医薬品情報の検索技術について考えていきます。
19:00 民俗学の「調べる」はやっぱりフィールドワークなのか?(by 羽瀬)
→フィクション世界では怪異に巻き込まれてよく死ぬ民俗学者ですが、実際は何をしているの?情報の検索も含めてお話しします。19:30 法学・法律に関する調べものあるあるお悩み相談所(by ぱうぜ)
→一般の方が普段触れるニュースを深掘りしたい!という時に役立つ、法律や裁判のキホン、調べ物のコツをお話しします。
20:00 一旦休憩
20:20 オープンディスカッション
21:30 中締め、フリートークに移行
23:00 閉店
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
5/3(土)の学術バーQは、
宇 宙 人 と 乾 杯 せ よ
と題してお届け!
ノベルゲーム風のスライドトークで、物理学や宇宙工学を楽しく学べる!?
お客さんみんなの選択次第で、シナリオの進行が変わっていく!?
(※シナリオの概要は、添付画像の2枚目を参照ください)
いわゆる講演形式のトークとは一風どころか一万風くらい違うおもしろトークで、宇宙について楽しく知識を深めていきましょう!
いつも通り18:00オープンです。
イベント本編は、お客さんの入り具合も見つつ18:30〜19:00頃に開始予定!
皆さまのご来店、心よりお待ちしております!
ーーー
【イベンター】
しゃちのこ(東京大学大学院)
【イベンター自己紹介】
はじめまして。大学院生の「しゃちのこ」です!普段は物理学の研究をしています。今回は私の専門である物理学を中心として、天文学や宇宙工学まで幅広くお話しいたします。
イベントに関係のない雑談も歓迎です。興味の範囲が広いため、どんな話題でも拾います!教育(教職・教育制度)、語学(英語・フランス語・中国語)、料理などなど。よろしくお願いします。
【お客さんへのメッセージ】
〈宇宙人との会話術を教えます!〉もしバーで宇宙人に会ったら、皆さんはどんなお話をしますか?「私は地球出身です。」「…地球?ってどこですか?」「あれ?伝わらない…」
さて、宇宙人に自分の出身を伝えるためには何と言えばいいでしょう?
当日はノベルゲーム風の世界に飛び込んで、宇宙人との会話を通してストーリーを進めていきます。異星人との会話を通して物理学や宇宙工学について学びましょう!
※当イベントは異星人の話す未知の言語を解読する企画ではありません。
※物理学や工学に重点を置いています。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
これを読んで少しでも気になると思った方、全員来てください!数式なんて解らないという方も、理学工学を専門に研究されている方も全員楽しませます!
・中学校の理科で止まっている人も
・高校物理で挫折した人も
・大学で専門の講義を受けた人も
宇宙に興味があればオールオッケー!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/OrcaPhysics
「Cinema Dialogue Bar:専門知と映画に出会う夜」第4夜
【告知】
5/2(金)の学術バーQは、
映画/政治:チェコスロヴァキア・ニューウェーヴについて
と題してお届け!
毎度好評のシリーズイベント「Cinema Dialogue Bar:専門知と映画に出会う夜」の第4夜となります。
映画の楽しみ方は「観る」だけじゃない。
専門知を交えて語らうことで、もっと面白くなるーー。
今回は、社会主義期チェコスロヴァキアを歴史的に研究している大学院生・佐藤ひとみさんをゲストにお迎え。
1960年代のチェコ映画の名作を紹介しつつ、映画と政治・社会ののっぴきならない関係について語っていきます。
学問領域の境界を越える刺激的な語らいをぜひお楽しみに。
皆さまのご来店、心よりお待ちしております!
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【イベント概要】
いったいどうすれば映画について語ることができるのか。ある一つの作品だけを取り上げるにしても移ろい続ける画面を前にするとふと気が散ってしまうし、大音量で流れる音楽に酩酊して途中で寝落ちしてしまうかもしれず、仮にたとえば二時間弱、ある一つの作品に集中し続けることができたとしても、映画館を出るとたちまち記憶の底へとショットが忘れ去られていく……それでも私たち観客は、ある一つの作品から何か意味やメッセージを受け取り、それについて書いたり喋ったりするのであり、映画を観る方法が多様化する時代にあって、このような映画の受容それ自体を再考する意義があると思います。本イベントは、様々な専門分野の研究者たちをお招きし、いかに映画について語りうるのか、という問いへの応答の限界をともに見極めようとするシリーズ企画です。第四夜はヴェラ・ヒチロヴァー『ひなぎく』を中心に、1960年代チェコ映画の知られざる名作たちを取り上げます。
【イベンター】
小手川将(東京大学大学院博士課程(映画論/表象文化論))
佐藤ひとみ(東京外国語大学博士後期課程)
【イベンター自己紹介】
小手川:後期ソ連の映画史、現在はとりわけアンドレイ・タルコフスキーを中心とした映画学および芸術学を研究しています。また、研究の範疇とは別に、主に自主制作で映画づくりなども行なっています。
佐藤:「なぜチェコスロヴァキアはなくなったのだろう?」という素朴な疑問から研究をはじめました。現在は、社会主義期チェコスロヴァキアの反体制知識人が、いかに「ネイション」や「ナショナリズム」を論じたのかを、歴史学的手法から研究をおこない、博士論文を執筆しています。研究領域としては、ナショナリズム研究、知識人史になります。コーヒーとスケートボードに興じることもあります。
【お客さんへのメッセージ】
チェコ映画、見たことありますか?「ひなぎく」、シュヴァンクマイエル、ミロシュ・フォアマンメ...名前だけ聞いたことある人もいるかしれません。チェコ映画って、すごく乱雑にいうと、「ユニーク」なんですよ。じゃあ、そんな映画は、どういった社会/政治背景で上映され、受容されたのでしょうか?みなさんと一緒に、チェコ映画を見ながら、その黄金期とも言える1960年代について考えてみたいと思います。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
映画が好きな人、チェコ映画について知りたい人、フランスのヌーヴェルヴァーグが起こったのと同時期、別地域で何が起こっていたのか知りたい人
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
4/29(火・祝)のイベントは……
「印象派から100年間:画家の継承について」
と題してお届け!
モネ、ルノワール、セザンヌ、etc……
みんな大好き印象派、「きれいだな~」で済ませてしまうのはもったいない!
シリーズでお届けする「西洋美術を100倍楽しむ!」第二回のテーマは印象派!
なぜ画家はあんなボヤボヤした絵を描き始めたのか?
印象派の絵画が後世の画家に与えた影響は?
現役の画家であり、美術教室の講師も務めるイベンターさんが、印象派以降100年間の美術を、画家の目線で語りつくしてくれます!
イベント後半では特にモネの「光」の表現に注目し、画家が絵を描くときに覚える「感動」についてお話ししていただきます。
印象派が好きな方はもちろん、絵を描くことが好きな方や美術館に行くことが好きな方、ぜひぜひお越しください🎨
GW一発目の営業!いつも通り18時からお待ちしております🙌
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【イベンター】
須藤晋平(画家、美術教室教師、幼保絵画造形指導講師)
【イベンター自己紹介】
多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程絵画専攻油画研究領域修了
絵を描いたり、子どもたちに美術を教えたりしています。
【お客さんへのメッセージ】
印象派から20世紀前半まで、絵画芸術が如何に爆発的に多様に発展していったのかの解説と、モネの作品などを例に、絵画制作の衝動、画家の感動についてのお話をしたいと思っています。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
美術館に行ってみたいけど、敷居の高さを感じて足が重い人/印象派以降の絵が好きな人/なぜ20世紀の絵画が抽象化していったのか疑問の人/画家の衝動・感動についての話に興味がある人
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
4/26(土)の学術バーQは、
古典で読み解く理工学(シリーズ「江戸の出版文化にふれる」壱)
と題してお届け!
古典といえば文学……というイメージを、少なからぬ人がお持ちではないでしょうか。
今回はちょっと視線をずらして、「技術書」に目を向けてみませんか?
扱うのはずばり「からくり」の技術の解説書。
当時の技術ないし理工学は、今の学術の目から見るとどう見えるのか?
工学専攻の現役大学院生がわかりやすく解説していきます!
いつも通り18:00開店予定です。
ご来店心よりお待ちしております!
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【イベンター】
ゆうせい(筑波大学)
【イベンター自己紹介】
幼少期にカラクリ屋敷に住む夢を抱き、大学の学部時代は建築を、大学院から機械を専攻。
専門は振動・波動工学。地球規模の地震から、身近な言葉や音楽、分子レベルの熱放射まで。機械がブルブル震えたり、舟が波に揉まれてユラユラ揺れたり、布が風を受けてパタパタ旗めいたり……様々な現象を扱います。
筑波大学古典を読む会に所属。今回は江戸時代の出版物を読み解き、機械そして振動の学術を紹介します。
【お客さんへのメッセージ】
大河ドラマ『べらぼう』は、錦絵や黄表紙といった芸術や文学が物語を彩る一方で、平賀源内をはじめとした科学者が登場し江戸の学問・技術水準の高さがうかがえます。
当時の理解は現代と異なるか?などの疑問に、江戸時代の出版物を読み解くことで迫ります。
取上げるのは、ドラマに登場する須原屋市兵衛が出版した、カラクリ仕掛けの技術書。
機械の基礎を中心に、前半では古文の読み方、後半では理工学の理論や研究を紹介します
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
古典といえば文学作品というイメージをお持ちの方/くずし字の古文を読んでみたい方/機械の基礎と応用を知りたい方/カラクリ仕掛けに興味のある方/日本の科学史に関心をお持ちの方 etc.
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/roots_yusei
【告知】4/25(金)の学術バーQは、
3分詳説!?国際法の観点から国際問題を解説するBAR
と題してお届け!
国際法の面白さや可能性を、国際法解説チャンネル「3分決着! 国際法廷」の中の人がわかりやすく伝えます。
国際問題の背後にある法の仕組みを知ることで、ニュースの見え方がちょっと変わるかも?
当日は、今ホットな6つのトピックを取り上げて、国際法の観点から詳しく解説。
法や政治、国際関係に関心のある方は、ぜひお見逃しなくお越しください!
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【イベンター】
ぺるそな・ぐらぁた(3分決着!国際法廷)
【イベンター自己紹介】
ニコニコ動画に、国際裁判や日本が直面した事件のうち国際法に関する部分を3分決着!で解説する動画を投稿しています。
普段は国際法に関することをやっています。
【お客さんへのメッセージ】
時事問題を題材として、国際法の面白さ、難しさ、可能性、そして限界をお伝えできれば嬉しいです。気軽に足を運んでください。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
国際法に関心がある方/国際問題に関心がある方/ニュース等でたまに国際法や国際裁判所のことが報道されるが続報がなく、結局よく分からなかった方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/pil3msettlement
4/22(火)の学術バーQは、
倫理学徒二人、修士課程を振り返る:修論から学生生活の裏側まで
と題してお届け!
つい先月に幕を下ろした怒涛の修士課程生活、ぶっちゃけ振り返ってどうだった……?
倫理学専攻(だった)院生2人が、余すことなく語ります!
カント倫理学や近現代英米圏の倫理学についてあれこれ知りたいあなたも。
これからの大学院生活を見通す足しになる話を聞きたいあなたも。
あんまり聞く機会のない人たちの人生遍歴を、いろいろ聞いてみたいあなたも!
ぜひとも気軽に足を運んでみてください!
いつも通り18:00オープンです。
ご来店心よりお待ちしております!
ーーー
【イベンター】
たかはら(慶應義塾大学大学院文学研究科(D1))
貴田 航(立教大学大学院文学研究科(D1))
【イベンター自己紹介】
たかはら:20世紀後半から現代に至るまでの英米圏の倫理学を研究しています。とりわけ、「価値」や「規範」を探求する倫理学における学問的方法論の可能性やその構築について研究しています。
貴田:修士課程まではカント倫理学が専門で、修論では『道徳の形而上学の基礎づけ』における演繹を考究しました。博士課程では専門が日本近現代文学となり、志賀直哉や白樺派を中心に扱っていく予定です。
【お客さんへのメッセージ】
たかはら:ご来場いただきありがとうございます。倫理学という不可思議で面白い学問について、多少なりとも何かを共有できればと思っています。質問・対話・議論等も歓迎いたします。よろしくお願いいたします。
貴田:慶應の倫理学専攻修士課程を出たての二人が、外からは見えてこない院生生活の実情についてお話させていただきます。修論の話から失敗談まで硬軟豊かにお届けしますので、どなた様もお気軽にご来店ください!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
たかはら:哲学・倫理学を専攻している方、それらの学問の初学者の方あるいは入門したい方など
貴田:哲学・倫理学で院進を検討されている方、今年度から始まる大学院生活が不安な方など
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
たかはら:https://x.com/takahara0412
貴田:https://x.com/matsu_nishi_ki
【イベント概要】
学術バーQは、2025年4月20日をもって、ありがたくもグランドオープン1周年を迎えます。
4/19・20の2日間は、この1年を振り返るセレモニー(※19:00〜予定)とともに、皆さまと一緒に節目の日を祝う営業日としてお届けいたします。
多くの方々のご参加を、心よりお待ち申し上げております。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一律¥2,000(飲食代は別途頂きます)
4/18(金)の学術バーQは、
画家の映画を、画家と語る:『ミステリアス・ピカソ 天才の秘密』を中心に
-シリーズ「Cinema Dialogue Bar:専門知と映画に出会う夜」第3夜-
と題してお届け!
映画の見方は人それぞれ。
では、研究者が語るとどうなる?
映画研究に携わるスタッフ・小手川将がホストを務めるシリーズ企画の第3回をお届けします!
絵画の制作過程を映画というメディアに映し取ったとき、新たに立ち現れるもの/こぼれ落ちるものは何か?
画家が画家として映画を観るとき、そこに何を感じ、何を見出すのか?
メディアの境界線をめぐり、思考と対話を楽しむ金曜の夜を過ごしに来ませんか?
18:00開店、イベントは19:00頃のスタートを予定しています。
皆さまのご来店、心よりお待ちしております!
ーーー
【イベント概要】
いったいどうすれば映画について語ることができるのか。ある一つの作品だけを取り上げるにしても移ろい続ける画面を前にするとふと気が散ってしまうし、大音量で流れる音楽に酩酊して途中で寝落ちしてしまうかもしれず、仮にたとえば二時間弱、ある一つの作品に集中し続けることができたとしても、映画館を出るとたちまち記憶の底へとショットが忘れ去られていく……それでも私たち観客は、ある一つの作品から何か意味やメッセージを受け取り、それについて書いたり喋ったりするのであり、映画を観る方法が多様化する時代にあって、このような映画の受容それ自体を再考する意義があると思います。本イベントは、様々な専門分野の研究者たちをお招きし、いかに映画について語りうるのか、という問いへの応答の限界をともに見極めようとするシリーズ企画です。第三夜はアンリ=ジョルジュ・クルーゾー『ミステリアス・ピカソ 天才の秘密』を中心に、画家とその制作過程を記録した作品を取り上げます。
【イベンター】
菊池遼(画家/博士(造形))
小手川将(東京大学大学院博士課程(映画論/表象文化論))
【イベンター自己紹介】
菊池:画家です。また、絵画がイメージとしてのみならず物質でもあることに着目して、作品の歴史や制作の背後に潜む美学について研究をしています。
小手川:後期ソ連の映画史、現在はとりわけアンドレイ・タルコフスキーを中心とした映画学および芸術学を研究しています。また、研究活動と並行して、映画制作などの実践的なアプローチに取り組んでいます。
【お客さんへのメッセージ】
「画家の制作過程を撮った映画」には何が保存され、何が変容し、何が新たに生まれるのでしょうか。
本イベントでは、『ミステリアス・ピカソ 天才の秘密』を中心とした「画家の制作過程を撮った映画」を取り上げて、画家と映画研究者がメディアの境界線に着目して対談します。
絵画が好きな方、映画が好きな方、そして、それぞれのメディアの境界線や翻訳に興味のある方にぜひ来ていただきたいです。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
・絵画が好きな方
・映画が好きな方
・メディアの境界線や翻訳に関心がある方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
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シリーズイベント「Cinema Dialogue Bar」、第4夜以降も鋭意企画進行中!
専門知と映画に出会う夜を引き続きお楽しみに!
4/13(日)の学術バーQは、
数理生態学を知るBAR
と題してお届け!
生き物たちが織りなす複雑な諸現象が、数学的なアプローチでクリアにわかる!?
より普遍的なモデルの構築を目指す、気鋭の若手研究者が語ります!
数学はあまり得意じゃない、でも生物学には関心がある……そんな方こそぜひお越しください。
もちろん、生物学の研究への数学の応用に興味のある方も大歓迎です。
異なる分野の掛け合わせが切り開く新境地、その展望をイベンターさん自身の「感動」とともにお伝えします!
いつも通り18:00オープンです。
ご来店心よりお待ちしております!
ーーー
【イベンター】
森田慶一(総合研究大学院大学 / 理化学研究所)
【イベンター自己紹介】
こんにちは!森田慶一と申します。
普段は、近縁な動植物種たちがどのように共存するのかというメカニズムを、進化の観点も織り交ぜつつ、数理モデルを使って研究しています。
対象の生き物は何ですか?と聞かれると困りますが、より多くの種に適用できる自然法則を見つけるのが仕事です!
生き物よりは、外来種が侵入してきて、在来種にどのような影響を及ぼすかというように現象のほうが興味があります。博物館や水族館に行くのも好きなので、情報共有できると嬉しいです。
【お客さんへのメッセージ】
数学と聞くと、難しそう。。と杞憂される方も多いかと思います。始めは僕もそうでしたが、研究を進めるうちに、生き物たちが織りなす複雑な現象を、これほどシンプルかつシステマティックに理解できるツールはない!と感動しました。当日は、私の研究を追体験していただきつつ、皆さんとこの感動を共有できれば嬉しいです!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
メインは、分野を超えた最新研究トピックに興味のある大学院生や院卒業したての社会人です。
ですが、どなたでも来ていただきたいです!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/keyM_ecoevo
4/12(土)の学術バーQは、
南極・北極BAR:最新の研究から極地調査のリアルな実態まで
と題してお届け!
国立極地研究所の副所長が、学術バーQにイベンターとして参戦!(※在店予定時間18:00〜21:00)
極限環境下での生物の驚くべき多様性や、フィールドにおける観測隊のリアルな生活を語り尽くします。
この道30年の研究者が語る極地の魅力、ちょっと興味深すぎやしませんか……!?
南極や北極に興味のある人、行ってみたい人、ナマの話を聞きたい人。
この機を逃さずぜひご来店ください!
平常通り18:00から、お待ちしております!
---
【イベンター】
伊村 智(国立極地研究所)
【イベンター自己紹介】
南極・北極をフィールドに、コケ植物を中心とした陸上生態系の研究を生業として30年。極限環境下での生物の多様性と繁殖戦略を見つめてきました。
【お客さんへのメッセージ】
極地の手つかずの自然環境の魅力、そこで出会った思いがけない発見や、生々しい観測隊の生活など、極地の全て(?)を語ります。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
南極や北極に興味のある人、行ってみたい人、ナマの話を聞きたい人。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/kokebouzu
【告知】
4/11(金)の学術バーQは
今こそあらためて! 教育原理を学ぶBAR
と題してお届け!
大学で教職課程を履修した人なら、「教育原理」ということばに見覚えがあるはず?
「そもそも」に遡って教育を考える時間を、今あらためて過ごしてみませんか?
当日は、この春に博士課程を修了し、4月からは大学で講師を務める教育哲学の若手研究者に、教育原理について概説的かつざっくばらんに語っていただきます。
教員はじめ、教育に携わっている方、あるいは広く教育に関心のある方、どなたも歓迎ですので、お気軽にお越しください!
いつも通り18:00オープン、営業時間中は入店・退店自由です。
ご来店お待ちしております!
ーーー
【イベンター】
ビール(某大学非常勤講師)
【イベンター自己紹介】
教育哲学を専攻しております。教育的関係(例えば先生と生徒のような)における主体の現れについて、関心があります。
【お客さんへのメッセージ】
「教育」という、誰もが実体験を有する営みについて、哲学的、原理的に考えてみてみませんか?教育について問うことは、突き詰めていけば生きることそのものを問うことに等しいものです。様々な方と当日お話しできることを楽しみにしております。是非お気軽にお越しください!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
教職課程で教育原理系の授業に挫折してしまった方
(対照的に、面白いと感じた方ももちろん大歓迎!)、
教育という営み自体に関心がある全ての方など。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/dandadaaaaahn
企業所属の研究職(データ分析や、企画・執筆も!)や、元研究者の人たち、集まれ!該当する方は当日のお会計¥500オフ!
4/6の学術バーQは通常営業!
ゆらいむが担当です💻
雑談OK、作業OK、本を読むのも大歓迎です!
お気軽にどうぞ!お待ちしております!
4/5(土)の学術バーQは、
言語学入門 vol.8 with 元イギリス大学院生
と題したイベント営業をお届け!
イギリスの大学院で言語学の修士号を取得され、今春から博士課程に進学されるイベンターさんに、言語学の面白さを入門者向けにわかりやすく伝えていただきます。
非常にわかりやすい内容に定評のある大人気イベントです!
美しいまでに作り込まれた講義資料も必見!
参加すればきっと言語学の虜になるはず……!?
土曜日の夜は言語学と一緒に夜を過ごしてみては?
ご来店お待ちしております!
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【イベンター】
Sho(会社員)
【イベンター自己紹介】
学部時代には英語という言語の歴史(英語史)、修士時代には赤ちゃんがどうやって言語を覚えていくか(第一言語習得)という分野を研究していました。
現在は会社員の傍らにヒトの言語の文法構造(統語論)と、脳が言語をどうやって処理しているか、ヒトはどのように言語能力を進化させてきたかを勉強をしています。
この春から博士課程に進学します。
【お客さんへのメッセージ】
なんで人間って言語を使える?
人間はどうやって言語を使っている?
人間の言語ってどういう構造を持っているんだろう?
そんな疑問に向き合う言語学という学問があります。
これはそんな言語学に興味を持っていただきたいという趣旨のイベントです。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
言語学に興味がある方
学生から,今は学問から離れてしまった方まで幅広く
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
4/4(金)の学術バーQは、
「民俗学徒と語る人形の怪異」
と題してお届け!
人形はなぜ私たちを魅了し、時には恐れさせるのでしょうか?
人形のイメージは、時代を通じてどのように移ろってきたのでしょうか?
当日は現役の大学院生が、民俗学の視点から人形の怪異について語り尽くします。
人形にまつわる恐怖や、意外な民俗的背景について、新たな視点で学ぶチャンスです!
「民俗学って面白そう」と感じている方や、ふとした疑問を持つ方はぜひお越しください。
自由に質問もできるので、気軽に参加してくださいね!
いつも通り18:00より開店いたします。
ご来店お待ちしております!
ーーー
【イベンター】
鳴海 あかり(國學院大學大学院 文学研究科 文学専攻 伝承文学コース 博士課程後期)
【イベンター自己紹介】
現代民俗学の視点において怪異・怪談研究をしています。特にテーマとしているのは人形の怪談、及びそれを中心とした人形の民俗です。お菊人形・髪の伸びる人形やリカちゃん人形の怪、呪いの藁人形など、人形に対する恐怖が人々にどのような影響を与えているのか考えております。
【お客さんへのメッセージ】
今回は特にテーマを決めず、フリートークで質問など答えていこうと思います。人形・怪談・民俗学・研究全般についてでも、いろいろゆるくお話しましょう。どなたでもお気軽にお越しください!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
「民俗学って面白そうだなあ」と思っている人に、「実際にイメージに近い研究を行っている人」として楽しく情報を提供したい
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/light_doll86
4/3の学術バーQは通常営業!
魚類の研究をしているオサダ(D2)が担当です🐟
お話しできるテーマ👇
・進化、生態、遺伝学
・動物愛護について
・将棋、麻雀🀄️
・女性アイドルの話(趣味)
雑談OK、作業OK、本を読むのも大歓迎です!
お気軽にどうぞ!お待ちしております!
4/2(水)の学術バーQは
薬を知るBAR:薬はどうやって効くのか?
と題してお届け!
※営業時間が〜22:00と1時間短縮になりますので、ご注意ください!
「この薬、すぐ効いてほしいのに……」
「あれ、前飲んだ時より効き目が違う?」
そんな経験、ありませんか?
薬が体に入ってから効くまでの過程を知ることで、身の回りの薬の見え方が変わる。
薬学・医学の知識がなくてもOK! 薬剤師免許も保持する大学院生が、わかりやすく解説します。
薬学・医療に興味がある方、身近な疑問の科学的な背景を知りたい方、ぜひお気軽にお越しください!
ーーー
【イベンター】
Writer Rinka(慶應義塾大学大学院医学研究科)
【イベンター自己紹介】
私立薬学部卒・薬剤師免許取得,学部時代は「コンピューター解析を用いた漢方薬の薬理推定」をテーマに研究。大学院では皮膚疾患である白斑のメカニズム解明のためのさまざまな研究を取り組んでいる。またブログnoteにて「書記が~するだけ」シリーズをはじめとした勉強記事を4年以上にわたり連載中。
【お客さんへのメッセージ】
「鼻炎薬の『眠くなりにくい』とは?」「食後っていつなのか?」「グレープフルーツジュースと一緒に飲んではいけない薬があるのはなぜか?」
そんな身近な疑問を通じて、薬の仕組みを知り、薬学の面白さを感じていただける内容になっています。薬が効くまでの過程について専門知識がなくても理解できるようにわかりやすく解説しますので、ぜひお気軽にご参加ください。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
「薬」がどのように効いているのか知りたい方/「薬学」とはどのような学問か知りたい方/「薬学部」でどのようなことを学ぶのかが気になる方/高校生物・高校化学の知識がどのように応用されているかが気になる方
【営業時間】
18:00〜22:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
3/29(土)の学術バーQは
キリスト教美術を見てみよう!:「受胎告知」を例に ——シリーズ「西洋美術を100倍楽しむ!」
をお届け!
学術バーQでは、シリーズ「西洋美術を100倍楽しむ!」と題して、美術にまつわる連続企画をおこなっていきます🏃
その第一回目のテーマは〈キリスト教美術〉!
美術館にいっても、なんとなく「きれい」「すごい」で済ませてしまいがちな〈キリスト教美術〉ですが、見方を知ると、”100倍” 面白く、楽しく見られるようになるんです👀
今回は、東西のキリスト教美術を専門とするお二人に、キリスト教美術を見る際のキホンの知識から、「これを知っていると100倍楽しくなる!」なエピソードまで、余すことなく語っていただきます。
特に取り上げるのは、聖書の「受胎告知」というエピソード。
マリアが天使から、イエスを身ごもったことを伝えられる場面ですが、このエピソードの描き方にも色々な違いがあるようで……。
美術が好きな方、美術館に行くのが好きな方はもちろん、キリスト教の文化や美術に興味がある方にも大変おすすめなイベントです!
美麗な絵画や彫刻を見ながら、キリスト教美術に詳しくなってみませんか?
いつも通り、18時オープンでございます。
お待ちしております🥳
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【イベンター】
端山知里(慶應義塾大学 大学院文学研究科 美学美術史学専攻 前期博士課程)
亀岡愛実(共立女子大学文芸学部美術史専修)
【イベンター自己紹介】
端山:ローマ・カトリック教会における聖母崇敬への関心を起点に、視覚芸術としての聖母図像を研究。
作例としては、フラ・アンジェリコを中心に14~15 世紀のフィレンツェにおける絵画を扱い、大学院では受胎告知画の図像表現における周辺画家の影響の解析をテーマに、受胎告知画の変容の様態を調査。
影響の所在の解析により、「受胎告知画」の一つの規準として機能するアンジェリコ作品の美術史研究における実利性の向上を目指す。
亀岡:私はキリスト教美術史を専攻し、特にビザンティン美術に関心があります。中でもイタリアにおけるビザンティン美術を研究しており、卒論ではシチリア・パレルモのパラティーナ礼拝堂の図像について執筆中です。カトリック信徒でもあり、特に天使が大好きで、洗礼名にも天使に関する名前が入っていることから、将来的に天使についての研究もしたいと考えています。
【お客さんへメッセージ】
端山:キリスト教美術で誰もが聴いた事がある、「受胎告知」実は、一時的な出来事という認識を超え【全人類の救済プログラムの起点】となる重要主題です。尚且つ、「恐れ」「戸惑い」「受容」と聖母の人間的感情の展開により、他に類を見ないバリエーションを誇っています。今回はそんな「受胎告知」を筆頭に、聖母・天使図像を鑑賞することで「分かるとこんなに面白い!」を御提供。
皆様を他の絵画にはない、キリスト教美術の魅力に誘います。
亀岡:私はキリスト教美術史を研究しており、特にビザンティン美術に関心を持っています。今回はビザンティン美術の魅力や、そこに描かれる天使の表現についてお話しします。キリスト教美術が生み出した豊かな図像の世界を、一緒に楽しんでいただければ幸いです。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
端山:①「もっと美術館で何を表しているのか、キリスト教絵画を理解したい!」「印象派とかは好きだけど、ルネサンス以前の絵画(所謂"昔の絵画")は難しいので取っ付きにくいな…」と考える美術館初心者の方
ex. 受胎告知って何?天使ガブリエルって何者?
聖母子って親子一緒に居てどういう意味があるの?イコンの聖母って何であんな悲しそうなの…?
②「カトリック美術と東方正教会の美術の作例の違いを具体的に知りたい」と興味をもつ他の時代地域を研究する美術史専攻の方
亀岡:キリスト教に興味がある人・美術が好きな人・これから美術を学びたいと思っている人・綺麗な顔の天使のお話が聞きたいと思う人
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
端山:
@francais_2001
亀岡:
@m06r_
3/28(金)の学術バーQは
「全力応援!学振がんばるBAR〜申請書作成ノウハウ編〜」
と題してお届け!
毎年春、大学院生を悩ませる「学振」こと特別研究員DC/PD。
大学院生のお客さまも多い当店は、学振採択に向けてがんばる皆さまを全力で応援していきます💪
第一回目の企画は「申請書作成ノウハウ編」と題して、DC/PD採択者の方々に申請書作成のコツや工夫した点をお話していただきます!
また、申請を出すまでのプロセスや審査のフローなど、忘れがちな制度面の部分も全面フォロー!
ここでしか聞けない有益情報も盛りだくさん(かも……?)
「今頑張って申請書書いてます😭」な方はもちろん、「来年以降申請する!」「そもそも学振って何……?」という学部生/修士1年の皆さまも大歓迎です🙌
3/28、18時より!!!(今回マジで冒頭から情報盛りだくさんです!!!)
お待ちしております!!!
▼詳細はこちら
【イベンター(企画者)】
来世(学術バーQスタッフ/文学研究科博士1年)
【イベンター自己紹介】
哲学、特に古代ギリシャ哲学の研究をしています。昨年5月、学術バーQで学振イベントを実施し様々な方からコメントをいただいたことで、無事DC2に採択されました。ありがたいことです。恩返しの意味も込めて、イベントを企画しました。
【お客さんへのメッセージ】
どれだけたくさんの申請書を見せてもらったかで結果が変わるとも言われる学振ですが、今回は3人のイベンターさんのご協力のもと、実際に申請書を見せてもらいながら、作成の際に意識した点をお話してもらう機会を作ることができました。
また、「申請書のレイアウトどうしよう?」「研究費の内訳どうしよう?」「誰がこの申請書を審査するの?」などなど、細かいけど気になる点も出来る限りお伝えしていきます。
学振出す方は是非!足を運んでいただきたいです!!!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
いまいま学振の申請書を書いている方、周りに学振について相談できる体制がない方、学振について知りたい学部生/修士1年など。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/osaifu_sindoi
3/27(木)の学術バーQは
「デジタル技術de人文学:あなたの知らないデジタル人文学の世界 feat. AI理論研究者」
と題してお届け!
「AIは人文学でどう活用できるの?」
そんな疑問を持っているあなたへ。
「デジタル人文学(DH)」の第一歩、踏み出してみませんか?
当日は、中世アラビア医学史を研究する人文学者と、AIの基礎理論の研究者が、それぞれの視点からデジタル人文学の可能性について語ります!
機械学習で歴史の翻訳者を推定!? AIは人間の認知をどう獲得している!?
人文学×AIの可能性を、初心者にもわかりやすく紹介。
学際研究に興味がある方、デジタル技術と人文学の交差点を覗いてみたい方、ぜひご参加ください!
いつも通り18:00より開店いたします。
ご来店お待ちしております!
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【イベンター】
伊本西那(東京大学)
白紙(某国立大特任助教)
【イベンター自己紹介】
伊本西那:普段は中世アラビア医学史を専門に、ギリシア語からアラビア語への科学文献の翻訳について研究しています。その傍らでデジタル人文学として機械学習を使った翻訳者推定に取り組んでいます。
白紙:深層学習を中心としたAI関連の情報技術について、その基礎理論を数学的に構築する研究を進めています。また、それを通じた人間の認知構造の理解や、暗黙知の形式化や数値化、理論化などにも関心があります。
【お客さんへのメッセージ】
伊本西那:当日は「デジタル人文学とは何ぞ?」という入門編と「機械学習を使った翻訳者推定」という実用編を担当します!聞かない日はないAIですが、人文学だと要約や翻訳に使って終わりになりがちですが、もったいない!色んな分野を包括するDHの世界を見たら今後の研究のヒントが見つかるかも???
白紙:デジタル人文学とは何なのか、私も全くわかっていません。ですが、AIの応用可能性については語れます。今回は人文学という分野をテーマにAIがどのように活用されているのか、その背後にはどんな技術があるのか、を皆さんと議論したいです。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
「デジタル人文学(DH)って聞いたことあるけど、よく分かってないんだよなあ」「デジタルと人文学を組み合わせるってどういうこと?」と思っていたそこのあなた!もちろん、中東・イスラーム・医学史に興味ある方も大歓迎です!
①人文学をやっていてAIにも興味のある方
②AIを活用した学際研究に興味のある方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/arabialabo
https://x.com/mzfzrd
3/23(日)の学術バーQは、
〈居場所〉について語らう夜:社会学的な見方を知り、みんなでともに考える
と題してお届け!
「自分の居場所はどこにあるのか?」
「みんな、どこを『居場所』と感じているのだろう?」
私たちの社会生活と密接に関わるように思われる「居場所」という概念。
社会学の視点から研究するゲストとともに、経験や考えを共有し合いながら、考えてみませんか?
(※ゲストはケアの専門家ではなく、あくまで社会学の専門家である点にはご注意ください!)
▼こんな人に来てみてほしい!
・「居場所」についての自分の考えを整理したい人
・他の人の考えを聞いてみたい人
・「居場所のなさ」を学校や職場、家庭などで感じた経験がある人
・社会学に興味がある人
いつも通り18:00開店です。
ご来店お待ちしております!
ーーー
【イベンター】
内野海平(一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程)
【イベンター自己紹介】
普段は、社会学の観点から居場所というものについて研究しております。居場所にまつわる人々の感覚について、当事者の語りを通して理解を深めるインタビュー調査をメインとした研究を行なっています。
また、居場所に関連して、孤独・孤立・生きづらさといったような事象にも興味・関心があります。
【お客さんへのメッセージ】
当日は、居場所研究についてスライド発表をするとともに、参加者たちとともに、居場所にまつわる悩みや考えについて話し合う時間も設けたいと思っております。(いろんな人の話を聞きたいですが、ケアに関する専門家ではないので注意!)
居場所研究の概説的な話を聞きたい方はもちろん、自分の悩みや考えを他の人と共有してみたい方、単にいろんな人の話を聞いてみたいという方等々、どなたでも気軽に参加をお待ちしております!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
・居場所のなさや、何かしらの孤独・孤立・生きづらさを感じる(た)ことがある方(例:学校での居場所のなさ、仕事での居場所のなさ、家庭での居場所のなさなど)
・自分の居場所はどこなのか、改めて考えてみたい方
・居場所にまつわる他の人の考えを聞いてみたい方
・社会学の研究について話を聞いてみたいor触れてみたい方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
3/22(土)の学術バーQは
〈混乱なき転換〉を求めて:ポーランドの石炭火力産業の事例に見る課題と展望
と題してお届け!
気候変動対策としての再生可能エネルギーへの移行が進むことで、既存のエネルギー産業に依存する地域はどうなるのか?
誰も取り残さない変革は実現可能なのか?
石炭火力発電が主力のポーランドでは、エネルギー転換の波が「人の生活」「地域社会」「雇用」に直接影響を与えています。
そんなポーランドの事例から、「公正な移行」のリアルを探ります。
エネルギー政策・環境問題に関心がある方も、国際問題や社会変革の課題に興味がある方も。
エネルギー転換は単なる技術の話ではないーーその裏にある「人と社会」の視点を、一緒に考えてみませんか?
いつも通り18:00より開店。
ご来店お待ちしております!
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【イベンター】
ムタ(研究員(シンクタンク))
【イベンター自己紹介】
普段は官公庁向けのリサーチ業務(シンクタンク)に従事しています。仕事の傍ら、NPOで環境やエネルギー問題について学生と議論する場を設けており、その活動の一環で今回はポーランドの石炭火力産業について概観します。
【お客さんへのメッセージ】
2015年にパリ協定が採択され、日本でも2050年にネットゼロを達成すべく議論がなされています。先進諸国では再生可能エネルギーへの転換が提唱され、化石燃料産業を段階的に削減する方向に動いていますが、それまで石炭火力発電や関連産業に従事していた人々をどうするかについても議論が必要です。今回は「公正な移行」を軸にポーランドの石炭火力産業について話します。理由としてポーランドは電源構成に占める石炭火力の割合が高く、公正な移行を議論するうえでいいケースになると考えたからです。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
3/21(金)の学術バーQは
プラネタリウム、100周年!:博士学生、本場ドイツへ行ってきました
と題してお届け!
近代プラネタリウム発祥の地・ドイツ。 節目の年を祝うドイツの盛り上がりの様子とは? プラネタリウムそのものは、日本とドイツでどう違う?
半年間にわたりドイツに留学した博士課程生が、リアルな体験談を語ります!大学院生だからこそ話せる「プラネタリウムの楽しみ方」もお伝え!
プラネタリウム好きも、宇宙ファンも、ドイツの天文教育事情が気になる人も、学術バーQでプラネタリウム談義を楽しみませんか?
いつも通り18:00より開店です ご来店お待ちしております!
ーーー
【イベンター】
松井瀬奈(名古屋大学)
【イベンター自己紹介】
名古屋大学で宇宙の研究をしています、松井瀬奈です。銀河がメインの専門ではあるのですが、教育普及にも興味がありプラネタリウムを活用した研究にも取り組んでいます。2023年~2025年は「プラネタリウム100周年」と称して様々なイベントが開催されています。そんな記念すべき年、2024年1月から8月にかけて、近代プラネタリウムの本場であるドイツへ「プラネタリウム留学」へ行ってきました。
【お客さんへのメッセージ】
近代プラネタリウム発祥の地:ドイツへ半年間行ってまいりました!私の無謀な!?留学の報告ならびに、ドイツと日本のプラネタリウムについて語る場を学術バーQさまに用意していただきました。
ドイツでの経験談から博士学生目線でのプラネタリウムの楽しみ方まで、盛りだくさんな内容でお届けします。プラネタリウムによく行く人も、行ったことがない人も、どなたさまもお気軽に遊びにきていただけたら嬉しいです!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
プラネタリウムの話を聞いてみたい人、プラネタリウムが好きな人、宇宙は好きだけどプラネタリウムの魅力はよく分からないという人、海外の社会教育に興味がある人、ドイツの話を聞きたい人、留学に興味がある人
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
3/20(木・祝)の学術バーQは
未来を拓く最前線:生命科学が変える健康と社会
と題したイベントをお届け!
我々の生を、社会を、がらりと変えるインパクトある成果を目指して、最先端の研究に邁進する研究者が集結!
研究内容から、彼らを突き動かす原動力、研究活動のリアルまで語り尽くす!
19:00頃から5人の研究者によるピッチ(短い研究発表)を実施後、20:00頃からは全員でのパネルディスカッションを実施予定です。
リアルイベントだからこそ聞ける生々しく熱いトークに乞うご期待!
なお、今回の登壇者たちは学術クラウドファンディングサイト・academist(X/Instagram: @academist_cf)でクラウドファンディングに挑戦中。
イチオシの研究者が見つかったあなた、ぜひ支援・応援をお願いいたします!
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【イベンター】
人間がよりよく生きるために、科学を社会に届けたい5人の研究者(東京科学大学・帝京科学大学・筑波大学・慶應義塾大学ほか)
【イベンター自己紹介】
登壇者1(兼 企画・主催)東京科学大学・千葉のどか/小山歩
博士課程3年と修士課程2年の大学院生。腸内細菌や精密栄養学に魅了され、食卓への科学の反映を目指す。
登壇者2 帝京科学大学・山田秀俊
生命科学科・准教授。健康寿命100年の鍵は食にあると信じ、イサダを推す。
登壇者3 慶應義塾大学・長谷川敬章
老化の克服と解明を目指す学部4年生。“若返り薬“の実現で、全人類が健康に生き続けられる“病気のない世界“を創る。
登壇者4 北海道大学・畑中龍平
博士(生命科学)。コケの高い環境耐性をより強化することで、地上と宇宙環境の緑化を目指す。
登壇者5 筑波大学・野村佳祐
博士課程2年。腸内を模した独自の顕微鏡観察デバイスで生きた腸内細菌の動態を解明し、次世代の腸内細菌制御を開拓。
【お客さんへのメッセージ】
「人間がよりよく生きるために、科学を社会に届けたい!」そんな思いを持って研究をする5人の研究者によるトークイベントです。登壇者が研究するのは、腸内細菌や老化治療、コケやイサダ。「ホントにできるの?」「最近の科学ってどうなってるの?」と思った方へ。どんなアプローチで人間や地球環境をよりよくするのかー登壇者たちの熱い思いを聞きに来てください。登壇者は、学術系クラウドファンディングを主催するacademistにてクラウドファンディングに挑戦中。一推しの研究にあなたの応援を届けることも可能です。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
・以前に研究をしていたが最近は研究を離れており「最先端の科学を知りたい!」と思う、知的好奇心を満たしたい人
・知り合いに研究者や研究をする学生がおり「最先端の科学を担う研究者や学生を応援したい!」という、研究者に寄り添いたい人
・最近の地球環境や福祉制度に危機感を感じており「10年後の地球やヘルスケアを垣間見たい!今後のために勉強しておきたい!」という、先見性のある人
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【告知】
3/19(水)の学術バーQは、
〈社会人〉大学院生の放課後:〈両輪〉としての仕事と研究を考えるBAR
をお届け!
よく聞かれる「〈社会人〉大学(院)生」ということば。
でも、「社会」と学術ってそんなに距離のあるものなの?
2つを結びつけ、互いが互いに良い影響を与え合い、その人の人生をトータルに豊かにするようなあり方を模索する余地はないのでしょうか?
現役の社会人院生・佐久間&南藤がホストを務める夜会。
〈両輪〉としての仕事と研究について、みんなであれこれディスカッションしながら楽しく考えていきましょう!
ズバリ「社会人大学院生」当事者の方も、現在進行形で〈仕事〉と〈学問〉の二者択一を迫られている実感を持っている方も、是非ともお気軽にご来場ください!
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【イベンター】
南藤優明(東大大学院 / シンクタンク)
さくま(東京大学学際情報学府)
【イベンター自己紹介】
南藤優明:都市における政策と思想の連関に興味があります。
中央省庁や民間企業勤務を経て、現在はシンクタンクでコンサルタントをしながら、東大大学院で政治思想史を研究しています。
コンサルタントとしての専門は都市政策、研究者としての専門は都市思想史です。
修士論文では、都市政策の第一人者として名高い大正期の大阪市長・関一(せきはじめ)の思想を、「社会の発見」という近代日本政治思想史上の潮流から再解釈しました。
さくま:AIガバナンス協会という団体の運営やAIリスクに関する企業向けコンサルを稼業としてやりつつ,同じAIリスクというテーマについて社会学の視点から研究しています!
【お客さんへのメッセージ】
南藤優明:このバーには学問を愛する皆様が集っていると思いますが、学問を人生でどう位置づけているかは人によって様々かと思います。
今回登壇するのは稼業と学問を相互に連関させている(つもりでいる)二人ですが、当日は我々のことを長々話すよりも、我々のケースを呼び水に、皆様に「あなたの人生において学問とは?」と聞いてみたいなと思います。あの手この手で学問を愛していきましょう。当日はよろしくお願いします!
さくま:「『社会人』院生」ということばをよく聞きますが、「社会」と学術はそんなに距離のあるものなのでしょうか?一人の生の中で、それらをどうミックスしていけばハッピーに生きられるのでしょうか?
……みたいなことをみんなで考えられたら嬉しいです!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
稼業(いわゆる仕事)を持ちつつ研究している方 /
稼業あるいは研究を今やっており,もう片方に手を伸ばそうか検討している方 /
就職と大学院進学で悩んでいる方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
3/16(土)の学術バーQは
AI for us:哲学&社会学の視点で問う「わたしたちとAI」
と題してお届け!
「AIの利用は、誰にどんなリスクを及ぼすのか?」 「人間とAIの関係に価値はあるのか?」 「AIに道徳や法律を適用すべきか?」 AIが日々アップデートされるなかで浮かび上がるさまざまな問いを、哲学や社会学の視点で考えませんか?
当日は、AIの哲学・倫理学の研究者と、リスク社会学の観点からAIを研究している研究者をゲストとして迎え、「AIは私たちにとって何なのか?」を、オーディエンスも交えてじっくり語っていく予定です。 「AIの未来に漠然とした不安がある人」「AIの社会的影響を知りたい人」「なんとなくAIってすごいと思ってる人」……そんなあなたにおすすめです!
いつも通り18:00より開店です。 ご来店、お待ちしております!
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【イベンター】
清水颯(北海道大学文学院/CHAIN)
佐久間弘明(東京大学学際情報学府)
【イベンター自己紹介】
清水颯:北大の哲学研究室ではカントの倫理学を、学際的研究センターであるCHAINではAI倫理の研究をしています。今回はAI倫理研究者として現れます。最近は特に、「人間とAIの関係性に価値はあるのか?」「AIは道徳的・法的権利をもつのか?」「人間とAIの協働による結果の責任はどう分配されるのか?」という問題などを考えています。
佐久間弘明:AIがわれわれにもたらす「リスク」について,おもにリスク社会学の理論を用いて研究しています.「リスク」を社会的に構築されるものと捉える立場から,人々がいかなる認識においてAIリスクを指し示し,社会的な責任帰属がなされているのかについて明らかにしようとしています.
【お客さんへのメッセージ】
清水颯:「AIはよく使うけど技術的なことはよくわかっていない」という方は多いと思います。そういう大半の人(私も含めた)は、AIは人間社会に何か重大な変化をもたらしそうだと予感はするものの、技術がわからないから具体的には考えられないと思うかもしれません。そんなことはないのです。もちろん技術を知ろうとすることは大事ですが、その専門家でなくても、AIと人間社会を学問することはできます。私のように。
佐久間弘明:人文社会科学の立場からAIを研究する私たちにとって,"What is AI 【for us】?"というのは常にとても難しく,かつ魅力的な問いです.日々感じている素朴な実感などから,みなさんと色々考えられたら嬉しいです!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
清水颯:AIを身近に感じたり使ったりしている方/AIによって社会が変わると思っている方
佐久間弘明:AIを日々活用している方や,AIのもたらす社会的影響(偽情報,バイアス,失業,格差の拡大,人類に歯向かうリスク等々)に関心がある方.なんとなくAIが怖い方,あるいは怖い気持ちが全く分からない方.「文系」大歓迎です!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
3/15(土)の学術バーQは
対談! 哲学×生物学:(動物の)コミュニケーションと言語をめぐって
と題してお届け!
非ヒト動物のコミュニケーション(ツール)って、人間とそれと同様に捉えていいの?
そもそも「コミュニケーション」や「言葉」って何?
異分野の掛け算から何が浮き彫りになる!?
当日は、言語やコミュニケーションの哲学の観点から生物の振る舞いを研究している哲学研究者と、鳥類の認知や行動が専門の生物学専攻の大学院生に、主題をめぐるミニトークや、対話的なやりとりをご披露いただきます。
コミュニケーションや言語に考えるのが好きな方、それらについて学術的に考えることに関心のある方、ぜひ遊びにいらしてください!
異なる視点を持ち寄ることで時に生じる創発的なコミュニケーションがお好きな方にも、おすすめしたいイベントです!
3/15(土)18:00〜、ご来店お待ちしております!
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【イベンター】
ゆかめろ(慶應大修士2年)
浅利みなと(東京都立大学)
【イベンター自己紹介】
ゆかめろ:修士2年のゆかめろと申します.普段は鳥の認知や行動について,特に瞬きの持つ機能の研究をしていました.研究対象はハシブトガラスですが,文鳥,オカメインコ,セキセイインコなどの飼育経験があり,鳥のことならある程度わかります.趣味はアイドルとバスケと読書・映画鑑賞です.最近の悩みは脂っこいものや甘いものをたくさん食べられなくなったことです.
浅利みなと:動物のコミュニケーションに関する概念的・理論的な研究をしています。動物たちの巧みな生存戦略上の情報操作を分析することで、人間の言語やコミュニケーションを分析するにあたっての有益な概念を取り出すことを目的としています。最近特に関心をもっているのは、生物の擬態(mimicry)やカモフラージュ(camouflage)です。人間もコミュニケーションの中で擬態やカモフラージュのようなことをしているかもしれません。
【お客さんへのメッセージ】
ゆかめろ:店長が対談させたら面白そうな二人,ということで集められたイベンター2名ですが,親和性の高い研究を別の切り口から行っています.比べることで新しいことがわかったり,普遍的な法則に気付けたりするかもしれません.一度のイベントで2分野の話が聞けるチャンスなので,みなさんぜひ遊びに来てください!
浅利みなと:動物は嘘をつくのでしょうか?嘘として分析できる振る舞いがあるとしたらそれはどのようなものでしょうか?そして、それは人間の嘘とどのような関係にあるのでしょうか?人間が言語を持つのと同じ意味で動物は言語をもつのでしょうか?どのような条件を満たしていれば言語といえるのでしょうか?生物学と言語哲学が引き起こす創発をぜひお楽しみください。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
同じ内容を違う分野から見るのが好きな方,
哲学と生物学に興味がある方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
3/14(金)の学術バーQは
中東研究者とディズニー映画『アラジン』を語る夜:「研究者と映画を語ろう!」vol.2
をお届け!
映画は観るだけじゃない。
語ることで、もっと面白くなる!
『アラジン』から考えられる文化表象をめぐる種々の問いや、私たちが受け取ってきた「中東のイメージ」。
研究者と一緒に、映画を「読み解く」楽しさを体験しませんか?
映画が好きも、ディズニー好きも、知的探求を楽しみたい方も大歓迎!
18:00よりお待ちしております!
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【イベント概要】
いったいどうすれば映画について語ることができるのか。
ある一つの作品だけを取り上げるにしても移ろい続ける画面を前にするとふと気が散ってしまうし、大音量で流れる音楽に酩酊して途中で寝落ちしてしまうかもしれず、仮にたとえば二時間弱、ある一つの作品に集中し続けることができたとしても、映画館を出るとたちまち記憶の底へとショットが忘れ去られていく……それでも私たち観客は、ある一つの作品から何か意味やメッセージを受け取り、それについて書いたり喋ったりするのであり、映画を観る方法が多様化する時代にあって、このような映画の受容それ自体を再考する意義があると思います。
本イベントは、様々な専門分野の研究者たちをお招きし、いかに映画について語りうるのか、という問いへの応答の限界をともに見極めようとするシリーズ企画です。
第二夜はディズニー映画『アラジン』(1992)を中心に取り上げます。
【イベンター】
荒木裕太(東京大学総合文化研究科)
小手川将(東大院博士課程/映画論・表象文化論)
【イベンター自己紹介】
荒木:普段はアラビア語圏の知識活動の歴史を、当時手書きで写された史料をもとに研究しています。現代の中東政治・文化との関わりも調査することがあります。
小手川:後期ソ連の映画史、現在はとりわけアンドレイ・タルコフスキーを中心とした映画学および芸術学を研究しています。また、研究の範疇とは別に、主に自主制作で映画づくりなども行なっています。
【お客さんへのメッセージ】
小さい頃『アラジン』の映画や絵本を見たという方は多いかと思います。そして『アラジン』は「中東っぽい」モチーフとして国内外問わず中東のイメージを形成してきました。しかしアラーウッディーンは中国人だったり、出てくる建物はインドの建築だったりと、深掘っていくと諸々込み入った作品であることがわかります。小さい頃鑑賞していた作品を、背景知識を持って見る楽しさを皆様と共有できたら嬉しいです!
(※事前に『アラジン』の映画を見ている必要はありませんが、内容にも触れてネタバレをする可能性がありますので、その点をご留意いただけますと幸いです!)
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
・『アラジン』が好きな方
・中東に興味がある方
・映画が好きな方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
3/9(日)の学術バーQは
騙されたと思ってきてみて!考古学って面白いから!
と題してお届け!
遺物から過去を明らかにするだけにとどまらない考古学の魅力とは何なのか。
「考古学のイメージが変わります」と断言するイベンターさんの話、さすがにちょっと気になりませんか?
当日は、早稲田大学の博士後期課程で考古学を研究しているお2人に、考古学の魅力や奥深さを存分に伝えるべくトークをご披露いただきます。
「考古学は全然知らないけど、面白い話が聞けるっていうならまぁ行ってみようかな」くらいのノリで気軽に遊びに来てみてください!
次に博物館に遊びに行った時、考古学のコーナーがこれまでとちょっと違って見えるかも……?
いつも通り18:00オープン予定です!
ご来店お待ちしております!
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【イベンター】
考古学教育普及のエキスパート LeArchaeology(早稲田大学)
【イベンター自己紹介】
早稲田大学の博士後期課程で考古学を研究している2人です。
私たちはそれぞれ、エジプト考古学とカンボジア考古学を専門としている傍ら、考古学の教育普及活動にも力を入れています。
考古学の魅力や奥深さを多くの人に知ってもらい、考古学の研究成果を社会に還元するため、「考古学を通して学べるのは歴史だけじゃない!」をモットーに人間力と総合知を獲得できる考古学教育を提供しています。
【お客さんへのメッセージ】
これまで多くの子どもたちの考古学に対するイメージを変えてきた私たちが、科学を愛する素敵な大人の皆様に、考古学の魅力と奥深さをお伝えします!
お客様との対話を楽しみながら、「考古学とは?」「エジプト考古学」「カンボジア考古学」「新ジャンル:考古学教育」の4本立てプログラムをご提供します。クラフト製作もご用意していますよ!
文理関係なく、様々な分野に興味・関心をお持ちの皆様のお越しをお待ちしております♪
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
考古学に触れたことがない方、考古学に興味はあるが詳しいことはわからない方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【告知】
3/8(土)の学術バーQは
「わたし」に還る物語:アウグスティヌス『告白』を読む
と題してお届け!
世界の名著・キリスト教の古典として名高いアウグスティヌス『告白』ですが、実はかなり斬新でスキャンダラスな書物だった!?
アウグスティヌスはこの本で何を「告白」しているのか?
「わたしに還る物語」とはどういうこと……?
当日は、哲学専攻でアウグスティヌスの専門家であるイベンターさんが、多様な視点から『告白』という書物の魅力を隅々まで語ってくれます📖
既にアウグスティヌスの名を知っているからはもちろん、ざっくり中世哲学やキリスト教に興味がある方、自我論や記憶論、時間論などの哲学的トピックに関心がある方にもおススメ!
3/8、いつも通り18時オープン!お待ちしております🙌
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【イベンター】
石川知輝(東京大学博士課程)
(
@rectehonesteque
)
【自己紹介】
東京大学の哲学研究室で、アウグスティヌスの初期〜中期著作を題材に研究しています。研究上の趣味は中世写本を読むこと、プライベートな趣味は能と鉄道旅行です。
【お客さんへのメッセージ】
『告白』は今でこそ世界の名著とか古典のような顔をしていますが、書かれた当時はかなり斬新な書物でした。1000年以上の時を超えてそのフレッシュさを味わう場にできたらと思います。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
・「アウグスティヌス」や『告白』をなんとなく耳にしたことがあるけど読むのをためらっている人
・自我論、記憶論、時間論などに関心がある人
・古代ローマや初期キリスト教に興味がある人
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
3/7(金)の学術バーQは
日々おさかな暮らし:研究室から水族館まで
と題してお届け!
スタッフ・おさだが久々に、自身の研究紹介からマニアックな水族館トークまで、ガッツリ語り尽くしちゃいます!
おさだのバースデーを記念したイベントということで、この日限りのあれこれもお店に並ぶ予定……!?
海や魚がなんとなく好きだなぁという方から、魚類の研究やってます!という方まで、ぜひどなたもお気軽にご来店ください。
おさかなを語り尽くす楽しい一夜をみんなで過ごしましょう!
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【イベンター】
長田美沙(総合研究大学院大学 5年一貫博士課程4年)
【イベンター自己紹介】
みなさまこんにちは❢
学術バーQスタッフのおさだです👐
普段は大学院で魚の研究をしています!🐟
大学近くの川や海に釣りに行ったり、時には深海漁船に乗ることも🐡
身近な魚から南極のような特殊な環境に住む魚まで、色んな魚類の「おもしろい!」に感動しながら、彼らが持つ遺伝子に着目して研究する毎日です🐡
趣味は将棋と麻雀と女性アイドルの推し活です🎤
【お客さんへのメッセージ】
地球上に3万種以上いるとされる「魚類」、彼らが生息する場所は「水」といっても全く異なる環境です
浅海、深海、河川、湖、寒い海、暖かい海…
そして、魚類の研究にも非常に多くの切り口が存在します
当日は自分の研究も含め、色んな魚類の研究を紹介しながら、私が思う「魚って面白すぎ!」についていっぱい話したいと思います🐡
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
なんとなく海の生き物に興味があるな、という方からがっつり魚の研究をしている方まで、どなたでもお越しください!🐡
当日は魚類の研究について、初歩的な説明はもちろん(遺伝子って何?というところから!)、私が影響を受けた論文の紹介や、私の行っている研究、したい研究など、網羅的なお話ができればと思っています📖
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
【告知】
3/6(木)の学術バーQは
〈知らないこと〉を学術する?:『無知学への招待』刊行記念トーク
をお届け!
哲学・社会学・科学史など、多彩な視点から〈無知〉を解剖する無知学について初学者的に概説。 「私たちは何を、なぜ、どのように知らないのか?」を考えるトークイベントをお届けします!
今回は、最新刊『無知学への招待:〈知らないこと〉を問い直す』(明石書店 @akashishoten )の著者の方々をゲストにお迎えし、〈無知〉をめぐるさまざまなお話を伺います。 「情報があふれる時代に、なぜ無知が生まれるのか?」 「無知は悪いことなのか?」 そんな疑問を一緒に考えませんか?
3/6(木)18:00から、ご来店お待ちしております!
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【イベンター】
鶴田想人、村瀬泰菜、大橋一平((順に)大阪大学ELSIセンター特任研究員、東京大学大学院総合文化研究科博士課程、上智大学文学研究科博士前期課程
【イベンター自己紹介】
(鶴田)科学技術と人間・自然の関係に関心をもち、植物学史を研究する傍ら、「無知学」の日本への紹介にも努めてきました。 このたび共編著『無知学への招待』(明石書店)を出版することとなり、大変嬉しく思います。ハーバード大学のシラバスで「無知学」の授業を発見した時のワクワクを、今でも忘れられません。
(村瀬)普段はチェコにおける生殖補助技術(卵子提供や代理出産)の法制化について、社会学の観点から研究しています。根本的な関心は「どのように科学技術はある社会で開発・利用・規制される(べきな)のか」という問いにあるため、そこから無知学やジェンダード・イノベーションなどにも目を向けています。最近はフェミニズムのローカルな発展にも関心があり、中東欧フェミニズム読書会を主催したりもしています。
(大橋)専門は「フェミニスト認識論」、「無知の認識論」です。無知が私たちの社会において作られ、維持されているのかに関するメカニズムを分析すること、また無知がその際に有する認識的かつ倫理的有害さないし肯定的価値を検討すること、さらにはその際に生じる責任などを研究しています。
【お客さんへのメッセージ】
(鶴田)「無知学」って一体どんな学問?「知らないこと」を研究することなんてできるの?と思った方にはぜひお越しいただき、このユニークな学問の世界に触れていただきたいと思います。登壇者の専門は科学史・社会学・哲学とさまざまですので、幅広い話題のトークをお楽しみいただけることと思います。
(村瀬)「無知学/アグノトロジー」と聞くと、なんだか小難しく感じられるかもしれません。ですが、無知学のおおもとには、日常生活のコミュニケーションの隅々にひそむ無知や不確実性へのまなざしがあります。ぜひみなさんの日々の暮らしでの「あるある」と結びつけながら、一緒に無知学について考えてもらえると嬉しいです。
(大橋)無知を科学史の観点から見るのとはまた違った、哲学的観点からの無知の問題を紹介できたらと思います。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
「無知学」って一体どんな学問?「知らないこと」を研究することなんてできるの?など、イベントタイトルにぴんと来た人。のみならず、日頃SNSによる情報の分断や陰謀論など、知らない・知らされていないことの多さや存在感に驚いている人。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
3/5(水)の学術バーQは
「組合せゲーム理論BAR」
と題したイベント営業をお届け!
このゲームには、必勝法がある……!?
「組合せゲーム」をとことん解き明かす学の面白さ、とことん味わってみませんか?
がっつり数学的な話にもしばしば踏み入る分野ですが、楽しいパートは高校数学がわかればOK!
いつもとちょっと違う視角で「ゲーム」を見たい人や、数学がゲームの分析にどう活かされるのか関心がある数学好きな方など、ぜひ遊びに来てみてください。
■組合せゲームとは……
二人のプレイヤーが交互に手を打つ(着手する)ゲームの総称。
1. サイコロを振るなどの偶然的な要素を含まないこと(確定性)
2. ゲームの進行やお互いの手の内が隠されていないこと(完全情報性)
という二つの性質を満たすものが該当する(例:五目並べ、オセロetc.)。
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【イベンター】
末續鴻輝(日本組合せゲーム理論研究集会 代表)
安福智明(日本組合せゲーム理論研究集会 副代表)
前山和喜(NII 特任研究員など)
【イベンター自己紹介】
末續:組合せゲーム理論の研究者にして、日本組合せゲーム理論研究集会の代表。学生時代は関西に居たが博士号取得後は主に東京近郊で研究活動を行う。好きなボードゲームは囲碁(アマ6段)、アグリコラ(特にソリティア)など。著書に『組合せゲーム理論の世界:数学で解き明かす必勝法』(共著)。
安福:数学とゲームをこよなく愛する大学助教。博士(理学)。日本組合せゲーム理論研究集会の副代表。好きなゲームは、将棋などのボードゲーム、遊戯王やポケポケなどのカードゲーム、メルティブラッドシリーズなどの格闘ゲーム。著書に『組合せゲーム理論の世界』(共著)
前山:趣味で組合せゲーム理論をやってます。第1回日本組合せゲーム理論研究集会の最初の発表者。専門は計算の歴史。最近はGeoGuessrをやってます。
【お客さんへのメッセージ】
「組合せゲーム理論」と言うと少し難しそうですが、実際には数学や情報学の世界を“遊びながら”体感できる、とびきり”面白い”ジャンルです。研究レベルの理論をかいつまみつつ、実際にゲームをプレイして楽しめるので、専門家も初心者も一緒になって盛り上がれます。
普段の勉強や仕事で息切れしている方、ゲームをただの遊びだと思っている方など、どんな方にも新鮮な驚きと発見があるはず。プロもアマも関係なく、あなたの中の「学びたい気持ち」と「楽しみたい気持ち」を同時に満たす最近流行りの学問分野を、ぜひ一緒に味わいましょう!
当日は「飛び込みプレゼン」の時間も設けるので、もし一緒に考えたい組合せゲームがある方は用意の上で、ご参加ください!
【営業時間】
18:00〜23:00 (営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
3/2(日)の学術バーQは、
面白くて夜(しか)眠れなくなる鳥の知能の話
と題したイベント営業をお届け!
鳥類の行動学的な研究を行なっている大学院生に「鳥の頭の中」についてお話しいただきます。
参加すると、上野の国立科学博物館で絶賛開催中の「鳥展」なども一層楽しめちゃう……かも!?
生物学に疎い方、初学者の方も大歓迎です!
鳥の魅力や面白さ、ぜひとも味わいに来てみてください!
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【イベンター】
ゆかめろ(慶應大修士2年)
【イベンター自己紹介】
はじめまして!ハシブトカラスの行動について研究している修士2年のゆかめろと申します。 物心ついた時から恐竜含め鳥類が大好きで、学部時代からずっと鳥の認知や行動を専門にしてきました。修士課程も修了目前,集大成として鳥の魅力を皆さんに伝えたいです。家にオカメインコがいます。
【お客さんへのメッセージ】
科博で「鳥展」が開催され,注目が高まる鳥類。鳥類は身近な動物ですが、苦手な方も多いと思います。一見何を考えているのかわからない鳥たちの頭の中のことを、初学者にもわかりやすくご紹介します。人間含め動物の「こころ」に興味のある方はぜひお気軽にご参加ください!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
3/1(土)は、
学術バーQ主催 合同修論発表会
をお届け!
今年もこの季節がやってきた!
血と汗と涙の結晶である修論について、修士課程生の皆さんに存分に語っていただきます。
研究内容はさること、大学での発表会じゃとても話せない苦労話やウラ話もバンバン聞けちゃうかも……?
単純に修論トークを聞きたいあなたも、来年以降の過ごし方について参考になる話を聞きたい若人のあなたも、ぜひ奮ってご来店ください!
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【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
2/28(金)はおさだによる通常営業日……
かつ、ゲストバーテンダー・もりた氏が参戦!
@keyM_ecoevo (Xアカウント)
数理生物学がご専門のもりたさん。
数学×生物学、とは!?
いったいどんな研究なのか……めちゃくちゃ気になりますよね?!
気になる方は2/28、ぜひ会いに来てみてください!
2/27(木)の学術バーQは
BAR「なぜ、それでもなお哲学を?」:哲学専攻大学院生インタビュー企画
と題したイベント営業をお届け!
「お金にならない」「将来につながりにくい」など、ネガティブに語られがちな面も否めない哲学。
それでもなお学ぶのはなぜ?
大学院生たちのリアルな声をご紹介!
イベンターのかわさきさんがこれまでに実施してきたインタビューの成果をご紹介するとともに、当日ご来店くださった哲学専攻の方にもそれぞれ「なぜ?」を伺えればと思います!
また、今回の企画は書籍化を検討中とのことで、企画案のブラッシュアップの試みもイベントの中で実施していく予定です。
ということで、出版関係者の皆さまは【当日お会計を¥500お値引き】させていただきます!
ぜひご来店の上コメント等々、よろしくお願いいたします!
いつも通り18:00から営業予定です。
皆さまのご来場、心よりお待ちしております!
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【イベンター】
りくおかわさき(上智大学大学院文学研究科)
【イベンター自己紹介】
上智の大学院で哲学研究(アメリカの哲学者アルフォンソ・リンギスの哲学研究)をしています。
修士課程1年生です。
【お客さんへのメッセージ】
奇人・変人の巣窟というイメージで語られがちな魔境、哲学研究室。
院生たちは「なぜ、それでもなお」ここに来たのか。一体何に導かれて研究しているのか。
私は今、彼ら彼女らに実際にインタビューして、哲学を専攻している背景を聞き取っています。
本企画では、これまでのインタビュー結果を紹介するとともに、お越しいただいた皆さんにも「なぜ、それでもなお?」を伺いたいと考えています。
なお、ゆくゆくはこの企画を書籍化したいと考えており、会の後半には出版に向けた作戦会議もやりたいと思っています。皆様、何卒よろしくお願いいたします!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
・哲学専攻の方
・哲学に関心はあるものの、何となく難しそう、怖そうというイメージを持っている方
・出版業界で働いている or 出版業界に興味のある方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
2/26は、「みんな確定申告どうよ?バー」として営業💸💸💸
研究者のみなさま、フリーランスのみなさま、確定申告の進捗はいかがでしょうか……?
かくいうスタッフ来世は、初めての確定申告に恐れ慄いています。右も左もわかりません。
この日は、確定申告を進めたり、節税のハウツーを共有しあったり、阿鼻叫喚な人を眺めたり……
各々お好みの過ごし方をしていただければと思います🍺
💰みなさま、お待ちしております💰
2/23(日)は、
学術バーQ主催 合同卒論発表会
をお届け!
今年もこの季節がやってきた!
血と汗と涙の結晶である卒論について、学部生の皆さんに存分に語っていただきます。
研究内容はさること、大学での発表会じゃとても話せない苦労話やウラ話もバンバン聞けちゃうかも……?
単純に卒論トークを聞きたいあなたも、
来年以降の過ごし方について参考になる話を聞きたい若人のあなたも、ぜひ奮ってご来店ください!
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【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
2/22(土)は、
学術バーQ主催 合同卒論発表会
をお届け!
今年もこの季節がやってきた!
血と汗と涙の結晶である卒論について、学部生の皆さんに存分に語っていただきます。
研究内容はさること、大学での発表会じゃとても話せない苦労話やウラ話もバンバン聞けちゃうかも……?
単純に卒論トークを聞きたいあなたも、
来年以降の過ごし方について参考になる話を聞きたい若人のあなたも、ぜひ奮ってご来店ください!
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【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【告知】
2/21(金)は
集まれ!!工学屋さんBAR
をお届け!
「学術バーQ、工学系のイベントって全然見かけないよね」……
おっしゃる通りでございます……。
でも、お客さんとして来られる方は実は結構たくさんおられるんですよ!
ということで、今回は工学専攻の皆さんにぜひ一堂に会していただくべく、
工学屋さん向けの営業日を設けてみました。
分野や所属を超えて集まって、工学トークに花を咲かせてみませんか? ご来店お待ちしております!
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【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【告知】
2/20(木)の学術バーQは
生物学徒と『エイリアン』を語る夜:「研究者と映画を語ろう!」vol.1
と題してお届け!
映画の見方は人それぞれ。
では、研究者が語るとどうなる?
映画研究に携わるスタッフ・shoがナビゲーターを務めるシリーズ(予定)企画「研究者と映画を語ろう!」の初回をお届けします。
記念すべき第1回で扱うのは、SFホラーの金字塔『エイリアン』。
エイリアンという「生き物」を生物学的に眺めるとどんなことが言えるのか?
その観点を持ち込んだときに、映画そのものについていったいどんなものが視えてくるのか?
『エイリアンVSプレデター』などの派生作品にもふれながら語り尽くします。
生物学・映画学の研究者の対話を楽しみながら、映画の新たな魅力を見つけてみませんか?
映画は好きだけど生物学には詳しくないあなたも、生物(学)への関心はあるけど映画はあまり観ないあなたも、ぜひお気軽にご来店ください!
【イベンター】
ゆかめろ(生物系修士2年)
小手川将(東大院博士課程/映画論・表象文化論)
【イベンター自己紹介】
ゆかめろ:動物行動学という分野で,鳥の研究をしているゆかめろと申します.生物学徒と言っても,細胞や遺伝子などのTHE・生物学という分野の知識は学部で止まっているので,モグリかもしれません.映画の冒頭の映像を見てタイトルを当てる「映画イントロドン」ができるほどの映画好きです.
小手川将:後期ソ連の映画史、現在はとりわけアンドレイ・タルコフスキーを中心とした映画学および芸術学を研究しています。また、研究の範疇とは別に、主に自主制作で映画づくりなども行なっています。
【お客さんへのメッセージ】
ゆかめろ:生物学のバックグラウンドを持っている人がSFをどう見ているのか,生態学や行動学的な考察をしつつゆるく楽しく語ろうと思いますので,SFファンの方はぜひご来店ください!映画「エイリアン」のいちファンとして,SF作品評としても、おもしろく聞いていただけるイベントにしたいと思います
小手川将:いったいどうすれば映画について語ることができるのか。ある一つの作品だけを取り上げるにしても移ろい続ける画面を前にするとふと気が散ってしまうし、大音量で流れる音楽に酩酊して途中で寝落ちしてしまうかもしれず、仮にたとえば二時間弱、ある一つの作品に集中し続けることができたとしても、映画館を出るとたちまち記憶の底へとショットが忘れ去られていく……それでも私たち観客は、ある一つの作品から何か意味やメッセージを受け取り、それについて書いたり喋ったりするのであり、映画を観る方法が多様化する時代にあって、このような映画の受容それ自体を再考する意義があると思います。本イベントは、様々な専門分野の研究者たちをお招きし、いかに映画について語りうるのか、という問いへの応答の限界をともに見極めようとするシリーズ企画です。第一夜は『エイリアン』(1979)を中心に取り上げます。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
映画が好きな方,SFファンの方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
2/19の学術バーQは
医薬品業界を変える!? 最先端の酵素工学を語る夜:基礎技術から未来のビジョンまで
と題してお届け!
「酵素ってそもそも何?」から「酵素の研究開発にAIを活用ってどういうこと?」まで、先端的な酵素工学について、基礎から将来の可能性まで語り尽くしていただきます!
当日は、医薬品合成に利用可能な酵素の開発を目指して研究に取り組んでいる若手研究者の方が、酵素の何たるかからご自身の研究の内容までレクチャーくださいます。
前半は、専門知識のない方にもわかりやすく、酵素そのものや研究プロジェクトについて概説的にお話しいただきます。
後半は、化学や生命科学、情報科学について一定の知識を有する方向けに、より詳しく研究の中身をご紹介いただきます。
酵素について何も知らないあなたも、生物学×情報学の可能性が気になるあなたも、有機化学が好きなあなたも、ぜひ気軽にお越しください!
ご来店お待ちしております!
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【イベンター】
湯沢哲至(東京農工大学工学部生命工学科)
【イベンター自己紹介】
酵素の機能向上に向け、バイオインフォマティクス手法を駆使して三次元データを基にした解析手法の研究を行っています。
現在は酵素の応用範囲を拡大するため、非天然の反応を触媒できる酵素にも注目しています。
【お客さんへのメッセージ】
初めまして!東京農工大学の湯沢です。今回は皆さんに酵素の役割とその性能の高さについて少しでも知っていただきたいと考えています。酵素が何か一ミリも知らない人でも大歓迎ですし、酵素に対して詳しく議論したいといった方々も大歓迎です!
目的は皆さんに酵素が身近な存在だと気づいていただくことなので、気楽に来て下さると幸いです!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
・酵素について全く知らない人
・生物と情報学の親和性について語りたい人
・有機化学が好きな人
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
2/16(日)は
学術バーQイベンター講習会
をお届け!
開店からそろそろ1年、
だんだん「いいイベントとは何か」
「イベントの企画・運営において何を心がけるべきか」といったポイントが見えてきました。
あなたがやりたいのはどんなイベント? 伝えたい? 語らいたい? 稼ぎたい?……
アイデアを形にし、得たい結果を得るために押さえるべきツボを、余すことなくお伝えします!
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【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
2/15(土)の学術バーは
今さら聞けない!? ジェンダー論・フェミニズムのキホン
と題したイベントをお届け!
そこここで議論が噴き上がり、時には穏やかならざる対立まで引き起こしてしまっているように見えるこの話題。
きちんと考えるための土台がほしい!という方も多いのではないでしょうか?
当日は社会学修士の方をゲストにお迎えし、ジェンダー論・フェミニズムについて基礎のキソからお話しいただきます。
また、女性実業家の方もお招きし、気になる疑問の投げかけや、当事者としての感想なども頂戴していきます。
建設的なコミュニケーションのための足場づくりを目指すイベントです。
皆さまのご来店、心よりお待ちしております!
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【イベント概要】
ジェンダー論やフェミニズムの知識、主張が一般に膾炙してから多くの時間が経ちます。ただし、あまりに多くの主張や立場が入り乱れているが故に、かえって基本的な事柄が分かりにくく、男女不平等についてどう考えたらよいのか分からなくなっている人も多いのではないでしょうか?
本イベントでは基本的な問いに既存の実証研究をベースに答えつつ、ここから男女不平等について地道に考えていける場にできればと考えています。
※当日は女性実業家をお招きし、実証研究だけでなく、実際の社会の中での経験についてもご意見をいただければと思います。
目的:ジェンダー論、フェミニズムの基礎的な問いに答えていくことで、考える基盤を提供したい。
対象:男性より・女性よりに関わらず、男女不平等の実態や知識に関心のある人たち。考えたい人。
【イベンター】
ベア(会社員、社会学修士)
ハヤカワ五味(女性実業家)
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
2/14(金)の学術バーQは、
「アマチュアの哲学を語らう夜:〈素人〉の良きあり方を考える」
と題したイベント営業をお届け!
「素人は黙っとれ……」
そんな言葉が流行ったりもしましたが、たしかに「素人は分を弁えるべし」といった風潮ってある気がする。
他方で、アマチュアだからこそできる物事の楽しみ方もあるように思う。
「アマチュアだからこそ」って何だろう?
「アマチュア」の位置ってどこで、そこからこそ見えるもの/そこからでは見えないものには、何があるんだろう?
アマチュア(を志向する気持ちのある人たち)による、アマチュア(同前)のための、アマチュアについての哲学を語らう夜。
趣味を愛し、趣味に悩むすべての方々のご来店を、心からお待ちしております。
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【イベンター】
柿内正午(会社員)
阿部廣二(東京都立大学特任助教)
【イベンター自己紹介】
柿内:ただの会社員。「町でいちばんの素人」を理念とし、いち生活者としての非専門的な読み書きによる雑駁な活動を行なっている。著書に『プルーストを読む生活』、『会社員の哲学』など。
阿部:昆虫採集を行う人々(虫屋)が虫を採集するプロセスについて、認知科学の観点から研究しています。
【お客さんへのメッセージ】
柿内:プロフェッショナルに疲れ、アマチュアに飽きてきたあなたのためのイベントです。とはいえ、むやみにプロ・アマの分断を煽るのではなく、むしろ領域横断的に、個人のなかに混在している玄人な部分と素人な部分、それぞれへの健全なリスペクトの方法について考えられたらいいなーと考えています。
阿部:趣味を始めるときは「エンジョイ勢でいたい」っていつも思います。近寄りがたく、一方で魅力的なアマチュアの世界について、柿内さんと一緒に思考していければ幸いです。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
2/13の通常営業は……
「PLATONIC BAR:プラトニック・ラブとは結局何だったのか」
というテーマで、来世(@osaifu_sindoi)がお店に立ってます!
バレンタイン前日、プラトンやギリシャの哲学者と一緒に、恋だの愛だの今一度考えてみませんか
もしかしたらプレゼントがあるかも……?
ゆるりとお待ちしています
本日2/12(水)の学術バーQは通常営業!
魚類の研究をしているオサダ(D2)が担当です🐟
お話しできるテーマ👇
・進化、生態、遺伝学
・動物愛護について
・将棋、麻雀🀄️
・女性アイドルの話(趣味)
雑談OK、作業OK、本を読むのも大歓迎です!
お気軽にどうぞ!お待ちしております!
初学者の皆さんにわかりやすく、数学基礎論という分野を鳥瞰的にお話しいただきます。
大学1年次で学ぶ数学を知っているくらいの方であればお楽しみいただけるはずとのこと、数理科学系専攻の方はぜひ遊びに来てみてください!
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【イベンター】
Alwe(初星学園数学科)
【イベンター自己紹介】
普段は数学基礎論全般、特に数学に於ける様々な公理系の強さを調べる証明論を主な興味として研究しています。最近は圏論やホモトピー論など、他の数学の勉強をしていることも多いです。
【お客さんへのメッセージ】
簡単な数学基礎論の分野の概要、及び派生する分野について紹介し、その後聴衆の興味などに応じて話を広げていくつもりでいるため、随時質問などを募集しています。質問内容については、数学基礎論に関することや、話している内容などで、本公演の趣旨に削ぐわない範囲でお願い致します。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
数学基礎論という分野に興味を持っている方全般、前提知識としては基本的な集合や論理などの語彙に親しみがあることを必要としています。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
2/9(日)の学術バーQは、
オオグソクムシを愛でる夜:キモかわ深海生物の驚異の生態を知り尽くそう
と題したイベント営業をお届け!
オオグソクムシを愛でる……と言われても、そもそもオオグソクムシを知らないが……?
ならばこれを機に知り尽くしましょう!
その生き様、知ればきっと好きになる!?
大学院でオオグソクムシの研究に従事していたゲストの方から、驚きの生態をはじめとする不思議な魅力についてレクチャーいただきます。
生き物好き・生物学好きの皆さんは必見のイベントです!
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【イベンター】
ばっちのむす(長崎大学大学院 総合科学研究科予定)
【イベンター自己紹介】
私は比較生理学を専門とし、修士課程ではオオグソクムシの代謝や分布に関する研究に携わっていました。これまで会社員として働いていましたが、今年4月から九州で深海生物と人間活動に関する研究を始めます。研究だけでなく、さまざまな話題で交流できれば嬉しいです。研究仲間も募集中です!
【お客さんへのメッセージ】
この度、大好きなオオグソクムシについて発表できる機会をいただきました。とても嬉しいです! オオグソクムシは「深海のアイドル」とも呼ばれますが、可愛さだけでなく、不思議な生態や魅力がたくさんあります。当日は、本物を間近で観察しながら、私の研究を交えてその魅力をたっぷりお伝えします。ぜひ、お気軽にお越しください!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
2/8の学術バーQは、
言語学入門 vol.7 with 元イギリス大学院生
と題したイベント営業をお届け!
イギリスの大学院で言語学の修士号を取得したイベンターさんに、言語学の面白さを入門者向けにわかりやすく伝えていただきます。
非常にわかりやすい内容に定評のある大人気イベントです!
美しいまでに作り込まれた講義資料も必見!
参加すればきっと言語学の虜になるはず……!?
土曜日の夜は言語学と一緒に夜を過ごしてみては?
ご来店お待ちしております!
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【イベンター】
Sho(会社員)
【イベンター自己紹介】
学部時代には英語という言語の歴史(英語史)、修士時代には赤ちゃんがどうやって言語を覚えていくか(第一言語習得)という分野を研究していました。
現在は会社員の傍らにヒトの言語の文法構造(統語論)と、脳が言語をどうやって処理しているか(神経言語学)を勉強をしています。
博士に行きたいと思いながら勉強を頑張っております。
【お客さんへのメッセージ】
なんで人間って言語を使える?
人間はどうやって言語を使っている?
人間の言語ってどういう構造を持っているんだろう?
そんな疑問に向き合う言語学という学問があります。
これはそんな言語学に興味を持っていただきたいという趣旨のイベントです。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
2/7(金)の学術バーQは、
下戸のオートエスノグラフィ?:「飲めない」視点からアルコール・飲食店・都市文化を考える
と題したイベント営業をお届け!
「飲みに行こう」のありふれっぷりからしても、都市での暮らしに酒は付き物。
であれば飲めない人たちに、都市は、社会は、どう映っているのか?
「下戸」の視点からする都市社会学ことはじめ。
社会学専攻の大学院生の方をゲストにお迎えし、新たな研究の構想を語っていただくトークイベント、乞うご期待!
なお、当日はイベントの趣旨に沿った試みとして、「ノンアルコールメニューのみのご提供」を実施いたします。
「下戸しか飲めない」オリジナルドリンクも多数ご用意……!?
詳細は追ってお知らせいたします!
お酒を飲む方飲まない方、社会学に興味のある方、ぜひ奮って足をお運びください。
2/7(金)、ご来店を心よりお待ちしております!
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【イベンター】
高橋健太郎(一橋大学)
【イベンター自己紹介】
普段は農村地域を対象とした社会学の研究に取り組んでいます。が、それとはまったく関係なく、お酒の飲めない「下戸」の当事者として、「飲めない」とは現代日本社会においてどのような存在であるのか?そして、ひるがえって「アルコール」とは何なのか?をよく考えています。
【お客さんへのメッセージ】
アルコール文化の研究者としては素人ですので、ぜひ皆さんと「飲めない/飲める」そして「アルコール」とは何かを考えられればうれしいなと思います!また、オーナーの豆腐さんと相談して、当日はドリンクメニューを特別仕様にさせていただきますので、お楽しみに!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
\学術バーQ「素人質問で恐縮ですが」開催のお知らせ/
学術バーQでは、定例イベント「素人質問で恐縮ですが」をスタートします!✨
このイベントは、素人が専門家にひたすら質問しまくるのが目的。
学術バーQスタッフのむっぽ(ど素人)が、イベンターの方の研究内容やその前提知識、動機に至るまで、全力で聞き倒します。
「ちょっと気になるな」って思ったら、ぜひぜひ遊びに来てください!
「素人」の皆様、一緒に楽しみましょう〜🙌
🌟第1回イベント情報🌟
🗓日時:2/5(水)
🕕時間:18:00〜23:00
🎙題材:「テウルギアの概念史:新プラトン主義とキリスト教思想の相互関係から」
👤スピーカー:来世さん(文学研究科(哲学コース)博士課程1年/学術バーQスタッフ)
「テウルギア…?」「概念史ってなに?」
…正直、むっぽはさっぱり分かりません!
でもそれでいいんです。むしろ、だからこそ一緒にゼロから理解していきませんか?
「分からない」から始まるこの時間、きっと楽しいはず!
🎯こんな方にオススメ!
・来世さんの研究に興味がある方
・「研究者ってどんな人?」と気になっている方
・哲学やキリスト教思想に少しでも関心がある方
・何だか面白そうだから覗いてみたい方
🙇♂️お願い
本イベントは素人の視点で進行します!
そのため、玄人の皆様はぜひ温かい目で見守っていただければ幸いです🙏
「そっか、そういえばこの話って知らない人もいるんだ」なんて発見も楽しんでくださいね!
【イベンター】
来世(文学研究科哲学コース)
むっぽ(学術バーQスタッフ)
【イベンター自己紹介】
来世:古代・中世哲学、特に新プラトン主義とキリスト教思想の結節点に興味を持っています。
ディオニュシオス・アレオパギテースを中心としながら、最近は新プラトン主義者たちにも研究の幅を広げています。
むっぽ:学術バーQスタッフand Communicative bar HANABIスタッフです。学生時代は理系で、情報系の分野(自然言語処理)をやってました。
他の分野のことはおろか、自分の分野であるはずの事柄の理解さえ曖昧になった社会人です。
【お客さんへのメッセージ】
来世:今回のテーマはテウルギア(神働術)。
いつもお店でフヨフヨしている来世ですが、今回はちょうど今進めているガチ研究の話をガチでしたいと思います。
哲学とか宗教とかに何となく興味がありさえすれば大丈夫。素人むっぽがキソのキソまで根掘り葉掘りしてくれます。
むっぽ:素人として、専門家である来世さんに根掘り葉掘り質問をさせていただきます!
来世さんの研究って、何を解明するために、何をやってて、なんでやり始めたんでしょう?
わからないことだらけですね、一緒に聞いてみませんか?
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
2/2(日)の学術バーQは
今、韓国の神秘的じゃない女たち
と題したトークイベントをお届け!
韓国において、科学や政治における女性の立ち位置はいかに変わってきたのでしょうか?
『神秘的じゃない女たち』の著者イム・ソヨンさんをゲストに迎え、最新の状況などを詳しく伺います!
▼『神秘的じゃない女たち』書誌情報はこちら
https://kashiwashobo.co.jp/book/9784760155613…
なかなか知る機会も少ない韓国の科学・政治・フェミニズムの実情について話を聞く機会、ぜひお見逃しなく!
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【イベンター】
パク・ヒョンジョン(北海道大学 CoSTEP 特任講師、アーティスト)
イム・ソヨン(韓国 東亜大学 基礎教養大学 助教授、『神秘的じゃない女たち』著者)
【イベンター自己紹介】
パク・ヒョンジョン(朴炫貞)
美術作品・アートプロジェクトをつくりながら、アート実践を通した科学技術コミュニケーション研究を行っている。アートとサイエンスの融合や、日韓交流にも力を入れている。
イム・ソヨン
科学技術学(STS)を専門にし、科学技術とジェンダー、人間向上と身体、新唯物論フェミニズムなどを研究している。整形外科での参与観察をまとめた『私はどのように整形美人になったか』や、和訳された『神秘的じゃない女たち』など、多数の著書がある。
【お客さんへのメッセージ】
韓国のユン大統領弾劾要求デモの中心には、若い女性や社会のマイノリティーと言われる弱者たちがいます。嫌悪と差別の上に立てられたユン政権が、その嫌悪と差別の対象だった人々の手で崩れつつあります。『神秘的じゃない女たち』は、女性の観点から科学を批判し、性平等な科学をつくることを提案しながら、神秘を科学に変えた女性たちを紹介する本です。フェミニズムが科学、また韓国と政治と出会ったところにある話を、一緒に考えていきたいです。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
1/19に初回を実施したオンラインイベント「オンライン学術バーQ」。
普段なかなかお店に足を運ぶのが難しい方、過去のイベントのリバイバルをお求めの方などのニーズにお応えし、オンライン完結型のイベントを実施しております。
第2弾は「60分でわかる! 現代中東・イスラーム事情(近現代史編)」と題してお届け。
日時は2/2(日)14:00〜16:00、スピーカーを務めてくださるのは荒木裕太さん(東京大学総合文化研究科)です。
東アジアに暮らす私たちからするとなかなか分かりづらい点も多い中東の情勢。
いま起こっている諸々の背景にはどのような歴史的な経緯が存在するのか?
「宗教問題」として片付けられがちな中東の諸問題を、基礎の基礎から理解してみませんか?
「中東のこと、イスラームのこと、全然知らないんだよね……」という方々こそ大歓迎です。
ご参加を心よりお待ちしております!
イベンタープロフィール
荒木裕太(東京大学総合文化研究科)
アラビア語で書かれた中世の諸文献(主に写本史料)を読むこともあれば、現代の研究に関わることもあります。
イベント日時
2/2(日)14:00〜16:00
※普段のバーイベントとは異なり、日中の開催となります。ご注意ください。
参加費
一般:2,500円
学術バーQ友の会会員:2,000円
参加方法
以下のいずれかの方法で、当日イベント会場となるZoomのURLを取得いただけます。
・本Peatixページよりチケットをご購入(チケットご購入後にURLが共有されます)
・note(https://note.com/q_gakujutsu/n/na16c93e7466d)をご購入(有料部分にURLの記載がございます)
当日はイベント開始の14:00までにZoomにご参加ください。
なお、学術バーQ友の会メンバーの方は、Peatixにて割引コードをご利用いただきますと、会員価格(¥2,000、通常価格の¥500引き)でイベントにご参加いただけます。
この機会にぜひ、友の会へのご入会もご検討いただければ幸いです。
▼学術バーQ友の会の詳細はこちら
https://sites.google.com/view/q-gakujutsu/members?authuser=0
多くの方のご参加を、心よりお待ち申し上げております!
2/1(土)の学術バーQは、
「語らいは授業のあとで:数学の授業実践から教育を考えるBAR」
と題したイベント営業をお届け!
数学の教科教育について心理学的な視角から研究している大学院生の方と、広く教育についてざっくばらんに語らっていきます。
そして、今回はなんとその下準備として、実際に営業時間中に数学の授業を模擬的に行っていただきます!
数学に苦手意識がある人にでも、いや苦手意識がある人にこそ、ぜひともご来店いただきたいイベントです。
教育について本気で考えている研究者による本気の授業を体験した時、果たして何を感じるか……ぜひ体感しにきてください!
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【イベンター】
いなむー(東大 教育学研究科 博士課程)
【イベンター自己紹介】
学校の先生をやりながら研究をしています。
学習者内で数学的概念がどのように発達していくのか、そしてそれをどのように促進することができるのかについて、解や解法が多様に存在するような問題を軸に検討しています。
【お客さんへのメッセージ】
授業というものを肴にして、教育について広く語っていきたいと思います。
そのために、今回は実際に授業をしてみます。
中学や高校の数学を改めて体験してみたいという方、数学に苦手意識のある方にこそ来ていただきたい!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
1/30(木)の学術バーQは
「日本の古典文学をゆるく語らう夜」
と題してゆる〜くお届け!
『万葉集』や『源氏物語』を研究している大学院生の方々をお招きし、日本の古典文学についてまったり語らう営業日です
スライド発表などは予定しておりませんが、関連図書などをご用意して皆さまをお迎えする予定です
専門家とカジュアルに楽しく語らって夜を過ごしてみませんか?
古典文学が好きな方、気軽に古典の世界にふれてみたい方、ぜひともご来店お待ちしております!
1/29(水)の学術バーQは
「色から始める学術いろいろ」
と題したオムニバストークイベントをお届け!
多彩と言うにはあまりに多彩すぎる「色」であふれかえったこの世界。
それはどうしてその色に見えるの? その色ってどうやってできてるの?
身近な現象から、さまざまな分野の学術に気軽にふれてみませんか?
当日は3名の異分野の大学院生にトークを行なっていただきます!
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【イベンター】
Writer Rinka(慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程)
ひゅうひゅう (某大学院博士課程)
Leo(電気通信事業者、博士(工学))
【イベンター自己紹介・お客さんへのメッセージ】
Writer Rinka:肌の色が多様である理由や、白斑など肌の色が変化する疾患について、メラニン色素を中心にお話しします。
ひゅうひゅう:とある博物館で極限環境生育する植物が合成する化学物質の研究をしています。
本日は身近にある植物の生み出した「色」がどうして存在するのか、そもそもどんな色があるのかについてお話しようと思います。
Leo:大学院時代に発光デバイス系の研究をしていたため、今回エントリーしました。発光や色に対する電気屋の捉え方や、電気発光デバイス(LEDの色制御など)に関してお話します。よろしくお願いします。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
1/28の学術バーQは
「アメリカ哲学の特異点! プラグマティズム超入門」
と題してお届け!
ヨーロッパから遠く離れて、その系譜を引き継ぎつつ独自の発展を遂げたアメリカの哲学。
その特異点とも言える「プラグマティズム」という思想について、専門家にインタビュー形式でお話を伺います!
初学者の方、異分野の方、どなたも大歓迎です。
ぜひ気軽に足をお運びください!
【イベンター】
大厩諒(中央大学)
岸本智典(鶴見大学文学部)
【イベンター自己紹介】
大厩:1983年生まれ。中央大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(哲学)。現在、中央大学などで非常勤講師を務める。
専門はウィリアム・ジェイムズの哲学と世紀転換期のアメリカ哲学史。
著書に『経験の流れとよどみ ジェイムズ宇宙論への道程』(晃洋書房)、『ウィリアム・ジェイムズのことば』(教育評論社、共著)、
訳書にククリック『アメリカ哲学史』(勁草書房、共訳)などがある。
学部のころは合気道と男声合唱をしていた。
岸本:大学で教育学諸領域(教育課程論や教育方法論、教育制度論、道徳教育論、生徒指導論、進路指導論など)を講義しながら、
それらの日本での展開史を省みるときに現れる米国の思想や制度との接点を、アメリカ哲学史・思想史の視点から探ることを仕事にしています。
特に関心があるのは、古典的プラグマティストたち(とりわけW. ジェイムズ)と当時の米国教育界との相互影響関係。
【お客さんへのメッセージ】
大厩:プラグマティズムとは何なのか、日々考えていますが、明確な答えはまだ出ていません。みなさんと一緒に、あらためて考えていければと思っております。よろしくお願いいたします。
岸本:アメリカ哲学(史)研究が近年の日本では非常に盛り上がっている(※個人の感想も含む)のですが、その理論的・歴史的研究と生活の現場とがどのように関わるのかを語る機会は実際にはさほど多くないと感じております。
今回がそのような機会の一つとなればと思い、Qさんとコラボして企画しました。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
1/26(日)の学術バーQは
「とにかく投票すればいい」のか?:『投票の倫理学』出版記念イベント
と題してお届け!
「投票率を上げよう!」
「まずは選挙に行くのが大事!」
なんて声をよく聞きます。
しかし、票を投ずることは、それ自体が大切なのでしょうか?
今年1月に訳書が出版されたばかりのジェイソン・ブレナン『投票の倫理学』(勁草書房)。
当日は、こちらの新刊書の訳者のうちお二人にご来場いただき、書籍の内容も踏まえつつ、投票をめぐる哲学的な考察について語っていただきます!
登壇者お二人によるミニ講演が終了した後は、フリーディスカッションの時間も設けております。
ぜひ皆さまお気軽にご来場ください!
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【イベンター】
柴田龍人(東京大学大学院総合文化研究科)
鬼ピ(東京大学)
【イベンター自己紹介】
柴田:政治哲学をしています。
普段は、人々が行う他者の権利を侵害するリスクのある行為について考えています。
具体的には、そのようなリスクのある行為が正当とされる場合と不正とされる場合を分けるものはなにかということを考えています。
鬼ピ:普段は政治哲学を研究しています。
【お客さんへのメッセージ】
柴田:がんばります。
鬼ピ:『投票の倫理学』の出版記念イベントです!
この本は「投票」に関する常識を真っ向から批判しています。本イベントではこの本の内容を紹介して投票の意義を考えたいと思います!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
1/22の学術バーQは、
古生物学本を語り尽くすバー:現状、そして今後の展望(≒妄想)
と題したイベントをお届け!
一つの分野の本をズラッと並べて、専門家と一緒にみんなで眺め渡す……
そんな経験から見えてくる何かがきっとあるはず!?
古生物学に楽しく入門したいあなたから、もっと深く知りたいあなたまで、ぜひとも奮ってご来店ください。
出版関係者の方々も大歓迎です!
平常通り18:00オープンです。
ご来店を心からお待ちしております!
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【イベンター】
泉 賢太郎(千葉大学)
【イベンター自己紹介】
古生物学者。千葉大学准教授。
地層や化石の研究を軸に、数理モデルや飼育実験や遺伝子実験なども行っています。主な著書『古生物学者と40億年』など。
【お客さんへのメッセージ】
古生物学に関する本について語り合う!というテーマのイベントは、周囲を見渡してもほとんど(orまったく?)ありません。
ぜひ今回、色々と語り合えたら幸いです。一般書~専門書まで扱いたいと思っていますが、やや専門書に関する配分の方が多めになるかもしれません。よろしくお願いいたします。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/seikonkaseki
1/21(火)の学術バーQは、
「大山椒魚之夜:古生物學から復元画まで」
と題したイベント営業をお届け!
数千年前から今に至るまで姿形がほぼ変わらないとされ「生きた化石」とも称されるオオサンショウウオ。
かれらの興味深い特徴や、実際の化石から描き出される像とはいかなるものなのでしょうか?
不思議で奇妙でなんとも興味深い、オオサンショウウオをめぐる四方山話。
専門家のトークに耳を傾け、しっぽり楽しい夜を過ごしませんか?
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【イベント概要】
今宵は研究者と復元画を手がける科學イラストレーターによる座談会。
世界最大の両棲類であるオオサンショウウオ。生きた化石とも呼ばれる彼らの謎に迫ります。
生物学に明るくなくとも楽しめる内容になっていますので、お気軽にご参加ください。奇妙で貴重な話が聞けるかもしれません。
【イベンター】
田中花音(京都大学)
野田昌裕(京都大学)
【イベンター自己紹介】
田中:フリーランスのイラストレーター・デザイナーとして活動する傍ら、京都大学爬虫両棲類学研究室の博士後期課程に所属しています。
ヒキガエルのおたまじゃくしの形態や昔の生物学者資料について研究しています。
自身も研究を行いながら、科学と芸術の結節点であるサイエンティフィックイラストレーションを生み出しています。
野田:絶滅した動物や生物の進化に興味をもち、恐竜から現生哺乳類に至るまで幅広いテーマの研究に取り組んできました。
今回のトークイベントでは、現在進めているオオサンショウウオの化石に関する研究について紹介します。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
1/19(日)の学術バーQは
「建築学徒と〈地方移住〉を考えるバー:大分県の事例をもとに」
と題したイベント営業をお届け!
大分県をフィールドに移住問題や地域課題を研究していた建築学修士の方に、ご自身の研究を参照しつつ、地方移住の現状やこれから、研究動向などについてカジュアルに語っていただきます。
日本が抱える大きな課題の一つである地方の問題について、学術的な角度から触れられるチャンスです!
移住を検討中の方などもぜひご来場ください!
【イベンター】
とどろき(不動産会社)
【イベンター自己紹介】
現在は研究には触れていませんが、学生の頃は地方創生をキーワードに、
地方・農山村地域の持続へ向け、移住問題や地域課題についての研究をしていました!
【お客さんへのメッセージ】
移住者関連、地方都市の高齢化についてのイベントは溢れていますが、
ある程度体系的・客観的(学術的)かつ、ラフなイベントはなかなかないかと思います。
皆さんが触れやすい話題だと思いますので、お気軽に話し合いましょう!
「移住」についての現在までの動向や研究内容をふわっと扱おうと思っています。何卒お手柔らかにお願いします!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【新企画、始動!】
このたび新企画「オンライン学術バーQ」をスタートします!
遠方でなかなか来店できない方、行きたかったあのイベントを逃してしまった方、オンラインで学術バーQのコンテンツを味わうチャンスです!
1月以降、当面は不定期ではございますが、日曜日のお昼にゲストを招いてウェビナー形式のイベントを学術バーQ発で実施します。
ツールはZoomを用いますので、特別な設備のご用意などは必要ございません。
ご自宅などにいながらにして気軽に当店の雰囲気の一端を感じていただく企画として、ぜひお楽しみくださいませ。
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記念すべき第1回は、1/19(日)14:00〜16:00に「化石になるのはどれくらい稀な出来事なのか? 古生物学者と一緒に推定してみよう!」と題してお届け。
古生物学者・泉賢太郎さん(千葉大学教育学部准教授)をゲストにお招きし、古生物学者の推論過程をいわば「追体験」するワークショップ型イベントを実施いたします!
参加希望の方は、
①下記のnoteをご購入いただくか、
②Peatixにてイベントチケットをご購入いただくか、
いずれかの方法でお申し込みください。
※noteかPeatixのチケットを購入いただくと、会場となるZoomミーティングのURLが閲覧可能となります!
▼note
https://note.com/q_gakujutsu/n/n3265a8bc454b
▼Peatix
https://peatix.com/event/4250271/view
なお、当店の賛助会「学術バーQ友の会」メンバーの方は、Peatixで割引コードをご利用いただくと、通常価格よりもお安くイベントに参加いただけます。
皆さまぜひこの機会に、友の会へのご参加もご検討いただければ幸いです。
https://sites.google.com/view/q-gakujutsu/members?authuser=0
多くの方のご参加、心よりお待ちしております!
【イベンター】
泉 賢太郎(千葉大学 教育学部 准教授)
【イベンター自己紹介】
古生物学者。地層や化石の観察に加えて、数理モデルや飼育実験や遺伝子実験など幅広いアプローチを用いて研究を行っています。著書に『古生物学者と40億年』(筑摩書房)など。
【お客さんへのメッセージ】
古生物学において中心的かつフラッグシップ的存在である化石。図鑑や博物館などで当たり前のように見ることができる化石ですが、その成り立ちを考えると、むしろ極めて稀な存在なのです。古生物のうち、化石として残される者の割合はどれくらいだろうか? この問を一緒に考えていきたいと思います。
【告知】
1/18(木)のQは、
最小限の空間に、最大限の多様性?:中欧研究者たちと語らう<研究>と<生活>
と題してお届け!
以下、イベンターさんからのメッセージです!
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中央ヨーロッパという地域。
聞いたことがない人にとっても、聞いたことがある人にとっても、分かるようで分からない、チェコ、ポーランド、ハンガリー、ルーマニア、クロアチア...
いろいろな国がひしめきあっている、小さな多様性に満ちた不思議な場所。
2024年、中央ヨーロッパを専門とする研究者14名が、中欧の研究と研究を支える生活を結ぶエッセイ集『Notatki のたとき』をつくりました。
『Notatki のたとき』編集部の佐藤ひとみ(チェコスロヴァキア現代史)、中井杏奈(中東欧現代史)、山本悠太朗(ポーランド文学)をはじめとする執筆陣と一緒に、最小限の空間に最大限の多様性をたたえた中央ヨーロッパの魅力について語り合いましょう!
---
【イベンター】
佐藤ひとみ・中井杏奈・山本悠太朗(東京外国語大学博士後期課程・東京外国語大学非常勤講師・京都大学博士後期課程)
【イベンター自己紹介】
佐藤(チェコスロヴァキア近現代史):社会主義期チェコスロヴァキアにおけるネイション概念を、歴史についての議論から明らかにしようとしています。
中井(中東欧現代史):チェコ、ポーランドやハンガリーといった国の戦後の思想を中心に研究をしています。
山中(ポーランド詩):詩人チェスワフ・ミウォシュの両大戦間期およびナチス占領期の作品を研究しております。
【お客さんへのメッセージ】
最小限の空間に、最大限の多様性がある、というミステリアスな中欧...。旅行で行ったことがあるという方も、いつか行ってみたいという方も、中欧を専門にする研究者と一緒に中欧について思い切り話しましょう! そしてご自身が研究者であるというあなたも! 〈研究〉と〈生活〉の両立、どうされていますか? お互いの地域、専門領域のことをシェアしつつ、〈研究〉と〈生活〉のあり方について話しませんか?
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【タイムテーブル(予定)】
18:00 開店
19:00- イベント開始
19:10- 趣旨説明・登壇者自己紹介
19:20- ZINE『Notatki のたとき』紹介
19:30- 中欧トーク
20:15- 小休憩
20:30- 質疑応答(寄稿者飛び入り?)
21:30- フリートーク
23:00 閉店
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【告知】
1/17(金)の学術バーQは、
この宇宙の元素はどうやってできた?:高エネルギー天体を知って語り合う夜
と題したイベントをお届け!
私たちの暮らすこの世界の物質を構成する元素は、いったいどのようにして生まれたのでしょうか。
宇宙の歴史を遡り、さまざまな天文現象を読み解き、当たり前の世界の背後にある不思議に思いを馳せてみませんか?
平常通り18:00オープンです。
ご来店を心からお待ちしております!
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【イベンター】
西村 信哉(東京大学CNS)
【イベンター自己紹介】
私の専門は宇宙核物理で、主に宇宙における元素合成を対象とし、星の進化や爆発現象において、鉄より重い元素がどのように生成されるかを理論的に研究しています。
元素合成の研究では、天体の謎の解明だけでなく、原子核反応や素粒子物理といったミクロの世界にまで踏み込む場合があります。また、一つの星に限らず、複数の天体から構成される銀河などの大規模なスケールにおいて、元素がどのように生まれ、進化していくのかも対象になります。
【お客さんへのメッセージ】
本イベントでは、私の専門分野をもとに、星の進化や超新星爆発、中性子星に関連する爆発現象の話題をお話しします。
最近のX線天文衛星観測グループとの共同研究についても少し触れる予定で、前回よりも天文学的ちっくかもしれません。
なお、本イベントは、某カルチャーセンターで行った一般向け講義「うちゅう、多様性。元素の起源と高エネルギー天体」の内容をベースにしますが、「学術バー」ならではの聴衆との対話を楽しみながらイベントを進めたいと思います。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/nnobuya
1/13(月・祝)の学術バーQは「出戻り大学生・大学院生バー」と題してお届け!
2024年7月に2Days開催し、大好評のうちに終わったあのイベントが帰ってきた!
いったん大学を出たのち、さまざまな経緯で大学に舞い戻った「出戻り勢」が一堂に会する交流イベントの続編を開催いたします!
「どんな経緯で大学に戻ったの?」
「出戻りしてみて、実際どう?」
十人十色の出戻りエピソードを共有し合い、大いに交流や情報交換を楽しみましょう!
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【イベンター】
豆腐(学術バーQ店長)
【イベンター自己紹介】
学術バーQの店長として、さまざまなイベントの企画などを実施しています。今回は2024年7月に2日間連続で開催し、大盛況に終わったイベント「出戻り大学生・大学院生バー」のリバイバルを実施することといたしました。ぜひ有意義な交流・情報交換の場として皆さんにお楽しみいただければ幸いです!
【お客さんへのメッセージ】
出戻り大学生・大学院生の当事者の方々はもちろんのこと、現在は大学に属さず働いておられる方や、将来的に大学への出戻りも視野に入れている学生の方なども大歓迎です! 24歳以下の方はタイムチャージ半額にてお楽しみいただけますので、ぜひ気軽にお越しください。ご来店お待ちしております!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
タイムチャージ1,000円/1h(24歳以下半額)
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
1/11(土)の学術バーQは
「いきもの部新年会」!🐍
いきもの部は、学術バーQを基盤に活動する、いきもの好き・生物学好きがゆるく集まる有志のコミュニティ。
オンラインでいきもの情報をゆるく共有し合ったり、博物館に出かけたり、時には野外活動にも赴いたりもしています。
そんないきもの部の新年会が、1/11に開催予定!
部員はもちろんのこと、部の活動に興味のある方はどなたも歓迎です。
おいしいお酒を片手に、交流といきものトークを楽しみましょう!
18:00から、ご来店お待ちしております!
【イベンター】
いきもの部(学術バーQいきもの部)
【イベンター自己紹介】
学術バーQ公認サークル「いきもの部」
学術バーQのイベンターとお客さんからなるコミュニティ。研究者も生きもの好きも多種多様な人々が集まり、語り合い、出かけたりします。
【お客さんへのメッセージ】
今宵はいきもの部新年会。年の初めに生きもの好きと語らう交流会です!いきもの部部員も入部希望者もそうでない方もすべての生きもの好きを歓迎します!!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
1/10(金)の学術バーQは、
きのこから始める生物学 vol.1
と題したイベント営業をお届け!
好き嫌いはさておき、私たちの生活にとても馴染みのあるきのこ。
実はきわめて不思議で面白い生き物であること、皆さんはご存知でしょうか?
きのこの多彩な面白さを、生物学的に楽しく読み解いていきましょう!
生物学の基礎を学ぶ機会としても、うってつけのイベントです。
きのこ好きの皆さん、生きもの好きの皆さん、生物学に入門しなおしたい皆さんのご来店を、心よりお待ちしております!
---
【イベンター】
Xenon(農工大院D2)
【イベンター自己紹介】
きのこの研究をしてます。あ、食べるやつじゃないです。木を腐らせるようなやつです。「木材腐朽菌」とも言いますね。今回は、きのこを生物学のいろんなトピックから見つめてみようと思います。生物の教員だった経験も活かしつつ、生物学のいろんなお話を楽しくできたら幸いです。頑張ります。
【お客さんへのメッセージ】
「きのこ」って何ですか?と聞かれて、貴方はどのくらい答えられますか?意外と知らなくないですか?どうやって増えるの?何食べて生きてるの?どこに生えるの?動物と近い生物だって、本当?ーー良いでしょう、全部答えます。生物に詳しくなくても、大丈夫。こう見えて、元生物の先生なので。きのこを通して生物を知って、もっと生物好きになってくれたら嬉しく思います。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
新年一発目、2025年1月4日(土)の学術バーQは 「死は『悪いもの』なのか:哲学的に考え、語り合う夜」 と題してイベント営業!
死はみなさんにとってどんなものでしょうか。
怖いもの? はたまた救済?悪いものか、良いものか、それとも……?
哲学における議論も紐解きながら、みんなで考え語り合いましょう!
---
【お客さんへのメッセージ】
「死ってなんで悪いの」「そもそも死って悪いの」そういった死に対する素朴な疑問について哲学していきましょう! 当日は私が死の哲学について講演するだけでなく、「哲学対話」という手法を用いて皆さん自身に哲学をしていただきます!
【イベンター】
河村菜那(北海道大学文学院哲学倫理学研究室修士1年)
【イベンター自己紹介】
「死の合理性」をテーマに研究を行っています。合理的な死の存在を明らかにすることで、希死念慮を否定しない形のケアにつなげることを目標にしています。
【営業時間】
18:00〜23:00 (営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
12/29(日)の学術バーQは「学術バーQの理系スタッフが歴史学の考え方の本を読んでみたら」と題したイベント営業!
2024年は、歴史学の考え方やとらえ方に関する本が多く出版された年となりました。こうした本は、専門家以外の方に手に取ってもらうことを目的のひとつとして書かれていますが、では理系の大学院生が歴史学に関するこうした本を読んだらどう考えるのでしょうか?
歴史学の考え方に興味のある方はもちろん、理系の大学院生がこれをどう読むのかに興味のある歴史家の方も是非ご来店下さいませ!(by ようじゅ先生)
分野間のさまざまな違いが浮き彫りになったり、歴史学という分野のある種の特殊事情にふれたりできるかも……?
ぜひ気軽に話を聞きに来てください!
【イベンター】
ようじゅ先生(歴史学を教えている大学教員、琉球沖縄史を専攻)
おさだ(学術バーQスタッフ、総研大D4、魚類の進化生物学を専攻)
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
12/28(土)の学術バーQは「アラビア語を語る夜」と題してお届け!
話者は3億人とも4億人ともされる、めちゃくちゃなメジャー言語・アラビア語。
習得するのはちょっと大変、でも知るときっと世界が広がる……!?
2024年の最後の土曜日は、奥深いアラビア語の世界の入口にふれて過ごしてみませんか?
習熟度は不問!
どなたもぜひお気軽にお越しください!
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【イベンター】
貝塚(会社員)
【イベンター自己紹介】
学部時代は地域研究(南・西アジア地域)を専攻してその後就職、いったん会社を辞めてマレーシアへ留学(経営学イスラム金融専攻)その後日本に帰ってきて普通に就職しました。
【お客さんへのメッセージ】
アラビア語は難解極まる言語のひとつとして日本のメディアでもよく取り上げられます。一方で一大帝国の礎となった言語は、世界を考えるうえで重要な要素を多く含んでいます。お客様にはアラビア語が既習、未習は問いません。『遠くて大きい言語』であるアラビア語の触れる機会となれば幸いです。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
\クリスマスはQでボドゲをしよう/
以前好評だった「アカデミックっぽい(?)ボードゲームで遊ぶバー」、12/25(水)に開催します。
北大CoSTEPで制作された「カケンヒカードゲーム」や、元素について遊びながら楽しく学べる「えれめんトランプ」などをご用意!
ぜひ遊びに来てみてください!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
12/24(火)の学術バーQは「クリスマス・イブだし聖書を読んでみよう!」と題して営業!
世界一のベストセラーである聖書!
そして今夜はクリスマス・イブ!!!
こうなったら聖書を読むしかない!!!!!
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【イベンター】
来世(哲学科博士課程/学術バーQスタッフ)
伊本西那(東京大学)
【イベンター自己紹介】
(来世)普段は新プラトン主義とキリスト教の接点について、特に神秘主義の観点から研究しています。宗教学やキリスト教神学もすこし齧ったり。最近は、祈りとはどのような出来事なのか、気になっています。
(伊本西那)普段は中世アラビア医学史を専門に、ギリシア語からアラビア語への科学文献の翻訳について研究しています。一方で所属ゼミの関係上、宗教論争に関する文献も様々読んでいます。
【お客さんへのメッセージ】
(来世)世界一のベストセラーである聖書!そして今夜はクリスマス・イブ!!!こうなったら聖書を読むしかない!!!!!
ということで聖書解釈の伝統を踏まえながら創世記をゆっくり読み解いてみたいと思います。あとはイエスさまにご登場頂かないのもあれなので、三位一体論についても触れる予定です。
(伊本西那)今回は「イスラームから見たキリスト教」と題して、中世のイスラーム世界で繰り広げられたキリスト教との宗教論争を見たいと思います。キリスト教の○○はムスリムにはどう映るのか、何が宗教論争の題材になるのかなど、日常では知りにくい世界を見てみましょう。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
12/22(日)の学術バーQは、
総合型選抜について語り合おう:是非の二元論を越えて
と題したイベントをお届け!
五教科のペーパーテストで学力を測るいわゆる「一般入試」と何が違うの?
総合型選抜のほうが「ラク」って本当?
大学関係者からの総合型選抜の見え方ってどんな感じ?
異なる立場の「当事者」を交えて、さまざまなアジェンダについて語り合いましょう!
教育関係者の方々、総合型選抜を受けた経験のある方、これから大学入試を控える高校生や親御さんなど、ぜひともご来店お待ちしております🙌
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【お客さんへのメッセージ】
昨今、様々な場面で総合型選抜についての議論を耳にしますが、皆さんは総合型選抜についてどんな印象をお持ちですか?今回のイベントでは、総合型選抜合格者、総合型選抜特化塾、大学職員の三者それぞれの立場から総合型選抜に関する知見を共有します。そして、来てくださった皆さんと、是非だけに留まらない、望まれる総合型選抜や教育のあり方についての対話を交わしたいと考えています。
【イベンター】
甲斐晴奈(筑波大学人文学類 進学予定(AC入試合格者))
【イベンター自己紹介】
私は今年、継続的に行ってきた探究活動の経験と実績を活かして、筑波大学のアドミッションセンター入試(所謂AO入試/総合型選抜)に合格しました。
しかしながら私自身、総合型選抜を万人に薦められるとは思っていませんし、他大学の総合型選抜については無知です。
そのため今回のイベントで皆さんと知見を共有した上で、賛否両論ある総合型選抜のあり方についての思索を深めたいと考えています。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【イベント概要】
山岸俊男先生の名著『信頼の構造』の内容を、山岸先生の小話も交えてわかりやすく説明します。年末は信頼の構造を片手に山岸先生の研究を語り尽くしましょう!!
【イベンター】
高岸治人(玉川大学脳科学研究所)
【イベンター自己紹介】
2011 年北海道大学大学院文学研究科で博士号を取得。日本学術振興会特別研究員(PD)、玉川大学脳科学研究所助教・准教授を経て、2023 年度より現職。専門は社会神経科学。NHK 総合「ヒューマニエンスQ」出演。他者への利他性、信頼感といった向社会性の背後にある脳や遺伝子の働きについて研究しています。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/HarutoTakagishi
12月18日(水)の学術バーQは、
「天皇陵」:天皇のお墓の歴史とその周辺
と題したイベント営業をお届け!
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天皇陵や陵墓ってなんだろう?
「天皇のお墓って、あのでっかい古墳?」というイメージを、少し変えてみたいと思います。
陵墓の古代から現代に至る変遷、思想史、法制史や近代のメディア、信仰や祭祀、その研究史まで。
一般にイメージされる「天皇陵=古墳=考古学」ではない観点から、(薄く)広くお話してみたいと思います。
※天皇陵…歴代天皇のお墓。陵墓…「陵」とその他皇族のお墓などの総称。
(以上、イベンターより)
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天皇陵をめぐるさまざまな学術について、縦横無尽に語っていただきます。
ぜひともお気軽にご来店ください!
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【イベンター】
小野寺崇良(東北大学大学院文学研究科)
【イベンター自己紹介】
近世・近代における陵墓の思想史的な研究。また、近世の学者・蒲生君平(1768~1813)の研究をしています。陵墓について、一般にイメージされがちな考古学ではなく、歴史学や思想史、法制史や宗教学などの観点から、広く浅く、いろいろなものに興味を持っています。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
【イベント概要】
ニッチ構築という生態進化の現象を主軸としつつ、微生物学の紹介をしようと思っています。特にニッチ構築は社会人のキャリア形成と似た部分があり、自身の経験も踏まえて分かりやすく知見の共有ができればと考えています。
大学、民間の研究所、国立研究所、スタートアップ、民間の新規事業開発といくつかの環境を転々としており、いくらかユニークな話があるかなと思っております。ご興味ございましたら是非ご参加下さい!
【イベンター】
早雲(会社員)
【イベンター自己紹介】
微生物専門の理学博士です。海洋や食品の微生物の生態や進化を研究してきました。
修士を出た後は食品企業での製造部と研究所を4年ほど経験し、博士課程では国立研究所にて乳酸菌の進化の研究をしていました。学位取得後、スタートアップにて研究開発と事業開発の経験を経て、現在は大手メーカーで新規事業開発をしております。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
12/13は、学問バーKisi京都店・店長のそらさんがゲストとしてご来店!
豆腐店長があれこれお話を伺っちゃいます。
▼当日はこんなこと話すかも?
お互いお店の状況どんな感じ?
店長になってから今までの歩み
我々の商売の「立ち位置」って何だろう?
学問のエンタメ化の線引き、ムズい!
学術振興みたいなことって、どうやったらできるんだろう?
学術と非-学術との接点をどこに見出していく? 有意義なコミュニケーションをどう実現していく?
昼営業、何したらいいんだ!
オンライン(同上)
両店舗でコラボするなら、何やったら面白い?
京都からゲストが来るのはかなりレア!
よかったら遊びに来てみてください!
【そらさん自己紹介】
学問バーkisi 京都店の店長です。
もともとトポロジーという純粋数学の分野に挑んでいました。
今は言語学をイチから学んでいるところです。
【一言メッセージ】
学問バー京都店、全然盛り上がりが足りません!
偉大な豆腐さんの背中から、何か一つでも学んで帰れたらと思って久しぶりに東京に帰ってきました。
赤裸々に相談させてください。よろしくお願いいたします!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【イベント概要】
もはや申すまでもなく大人気となり、アニメも絶賛放映中の『チ。』。
さまざまな学術的な観点からの読み解きが可能なこの作品をベースに、作品の舞台ともなっている中世ヨーロッパの学術のあり方や自然観・宗教観などについて語り尽くします!
哲学史家のアダム・タカハシさんをインタビュー形式にてお話をいただいた上で、オーディエンスも交えつつざっくばらんに語り合っていきましょう。
【タイムテーブル(予定)】
18:00 開店
19:00- イベント趣旨説明
19:10- アダムさん自己紹介
19:20- 『チ。』の簡単な作品紹介
19:30- アダムさんへの公開インタビュー
20:15- 小休憩
20:30- オーディエンスも交えての質疑応答・ディスカッション
21:30- フリートーク
23:00 閉店
【アダム・タカハシさん自己紹介】
1979年宮城県生まれ。哲学史家。慶應義塾大学文学部卒業、オランダ・ラドバウド大学大学院博士課程満期退学。PhD (Philosophy)。専門は中世自然哲学史。東洋大学助教等を経て、現在関西学院大学文学部准教授。主著として『哲学者たちの天球:スコラ自然哲学の形成と展開』(名古屋大学出版会、2022年)。主なる業務であるプールで泳ぐ頻度が最近低下気味なのが目下の悩み。
【お客さんへのメッセージ】
『チ。』、科学、哲学、歴史、そして狂気……。
『チ。』という物語はいったい何を問うているのか。一緒に語り尽くしましょう!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,200円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【お客さんへのメッセージ】
「栄養ドリンクって結局何が違うのか?」,それは構成生薬を見ればわかるかもしれません。また、市販薬や栄養ドリンクに含まれる生薬には、それぞれの特徴や役割があります。本イベントでは、普段何気なく手に取るこれらの商品について、少し深く知るきっかけをご提供します。
「そもそも市販薬とは何なのか?」という基本的な部分から、栄養ドリンク同士の違いを比較するポイント、さらには代表的な生薬の効果やそのメカニズムまで、わかりやすくお話しします。
普段の生活に役立つ知識を楽しく学べる内容になっていますので、ぜひお気軽にご参加ください!皆さまのご参加を心よりお待ちしています。
【イベント内容】
各部30分ずつ入門向けに話をし,関連内容の雑談を交えて興味を持っていただく構成を予定しております。
第1部:そもそも「市販薬」は何を指すのか,市販薬の分類と栄養ドリンクの立ち位置とは(該当分野:薬機法,医薬品のリスク)
第2部:栄養ドリンクの効果とは何なのか?(該当分野:栄養学,薬理学)
第3部:代表的な生薬の薬効について,人参はなぜ疲労回復に効くのか?(該当分野:生薬学,生薬の配合理論)
【イベンター】
Writer Rinka(慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程)
【イベンター自己紹介】
私立薬学部卒・薬剤師免許取得,学部時代は「コンピューター解析を用いた漢方薬の薬理推定」をテーマに研究。大学院では皮膚疾患である白斑のメカニズム解明のためのさまざまな研究を取り組んでいる。またブログnoteにて「書記が~するだけ」シリーズをはじめとした勉強記事を4年以上にわたり連載中。
【営業時間】
18:00〜22:00
(営業時間中はいつでも入店・退店いただけます)
【イベントチャージ】
一般1,000円/1h・学生500円/1h
(タイムチャージ制を採用)
今月10日の学術バーQは「多角的鹿考 弐」と題したイベント営業!
皆さんは「シカ」なる動物にどのようなイメージをお持ちですか?
あるいはシカについて、どのようなことをご存知でしょうか?
分野が変われば見方も変わる。
シカを切り口にさまざまな学問にふれ、シカについて少し詳しくなってみませんか?
今回のキーワードは「行動生態」「骨格標本」「和歌」!
分野をまたぐトークの味わいをぜひお楽しみください。
【イベント概要】
「鹿」をテーマにしたオムニバスイベント。
骨格標本の制作者、行動生態学の研究者、古典文学の研究者による。
第1章「家にシカの全身骨格を置こう」
第2章「オスとメスの形と行動のちがい」
第3葉「和歌と鹿」
の三本建て。
【イベンター】
骨のある部屋(事務員の皮を被った骨格作業員)
中村(社会人博士課程[農学・行動生態学])
ノキ(某大博士課程[文学・日本古典文学])
【お客さんへのメッセージ】
シカは古くから人間と色々な関わりを持つ動物ですが、今宵はそんなシカについて様々な視点から語り合ってみては?
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【イベンター】
森田紀帆(Morita Kiho)
(筑波大学大学院国際公共政策学位プログラム修士2年 社会学専攻)
【イベンター自己紹介】
医療社会学という分野で、「顔にまつわる疾患」(口唇口唇裂)についての研究をしています!この疾患を患う当事者たちの人生の物語やイベントを聞き、医学的にみた疾患ではなく、 当事者たちの言葉や日常生活からたどって現れる「疾患」 を社会学的に分析しています!
【お客さんへのメッセージ】
「治るけど治らない」これは私が研究している疾患を持った当事者のたちが語る言葉です。顔にまつわる疾患がどんなものなのか?を見てみると、じつはとってもみなさんの生活とも絡んでいるのです。なぜなら、顔は誰もの目に触れる部位だから。些細な言葉で当事者が疾患を「治らない」ものだと位置付けていくそんな過程を、量的研究法ではなく、質的研究法という一見マイナーな研究方法によって明らかにしています。これは、インタビューや質問紙調査の自由記述欄、参与観察、といった部分でわかったものがまるごとデータにできてしまう研究法。いうなれば「あなた自身の人生の物語」 や「あなたのいる空間」が、まるごとデータにできちゃうのです。当日は質的な研究についてもお話しします、ぜひあなたの人生の物語を教えてください!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/morichihou
【お客さんへのメッセージ】
なんで人間って言語を使える? 人間の言語ってどういう構造を持っているんだろう?
そんな疑問に向き合う言語学という学問があります。
今回はその中で、生成文法という言語理論を扱う趣旨のイベントを開催します。
言語の「文法」に着目し、その仕組みを考えようという試みです。
初学者・言語学を全然知らない方向けにお話ししたいと考えているので、ぜひ気楽にお越しください♪
【イベンター】
Sho(会社員)
【イベンター自己紹介】
学部時代には英語という言語の歴史(英語史)、修士時代には赤ちゃんがどうやって言語を覚えていくか(第一言語習得)という分野を研究していました。
現在は会社員の傍らに脳が言語をどうやって処理しているか(神経言語学)を勉強をしています。
博士に行きたいと思いながら勉強を頑張っております。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【イベンター】
松岡竜大(東京都立大学人文科学研究科)
【イベンター自己紹介】
農耕民が居住するケニア・メル地域の通過儀礼が、成年/未成年や男性/女性といった識別基準と如何に関係しているのか、といったことを中心に全体論的にメル地域について研究しております。
学部時代は法学部で法曹を志していたのですが、今はなぜかケニアの儀礼研究の沼に……。
将棋や囲碁などのボードゲームや競輪やボートレースなどの公営競技が趣味の関西人です。
【お客さんへのメッセージ】
我々が日々当たり前にしていることやそれを取り巻く環境について、ケニアではどうなのかということをまずは知っていただければと思います。その上で、ケニア・メル地域の人々にとって重要な価値を有してきた儀礼について考えてみることで、翻って日本の儀礼について考える契機にもなれば幸いです。
最近、財政法案を巡るデモが過激化しているケニアですが、果たしてどんな国なのか、皆さんと一緒に考えていければと思います。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【イベント概要】
みなさんは、詩や歌詞の一節に「これはほんとうのことだ!」と感じたことはありますか? 少なくない人が、こうした経験をお持ちなのではないかと思います。
しかし、これってけっこう不思議なことではないでしょうか。詩はともすれば意味のとりづらい言葉の羅列だったり、現実的にはありえない光景を描いていたりして、いかにも「ほんとう」ではないように見えるのですから。
詩に私たちが見出してしまうこの不思議な「ほんとう」は、「詩的真理」と呼ばれ、哲学者たちにとって困惑の種となってきたものでもあります。イベントでは、特に現代英米系の哲学における議論を紹介しつつ、「私たちはなぜときに詩を『ほんとう』だと思えるのか」についてみなさんと考えてみたいと思います。
【イベンターからのメッセージ】
詩と哲学、近くて遠く、遠くて近いふたつの領域を横断するイベントです。みなさんのふだんの詩の楽しみ方などを教えていただきつつ、肩ひじ張らずに、でもしっかり頭を悩ませられる場にしたいと思っています。
ご自身が「ほんとう」だと思える詩や歌詞を持ち寄って、一緒に哲学してみませんか。(もちろん「詩を『ほんとう』だと思ったことなんてないぞ」という方も大歓迎です!)
【イベンター自己紹介】
松井晴香(一橋大学大学院社会学研究科修士2年)
文学的な言葉づかいやその鑑賞経験について、哲学の助けを借りて考えています。ふだんは現代英米系の言語哲学や美学を中心に勉強中。好きな詩は……と書こうとして自室を見まわしたら、トイレに吉岡実の「下痢」の写しが貼ってありました。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
日本には何種類の哺乳類(けもの)たちが住んでいるか知っていますか?
外来種と絶滅種を含めだいたい130種くらい。
今宵はその全てを取り上げる!
生き物話を酒の肴に盛り上がる体験型図鑑BAR。
【イベンター】
てっ(修士→野生動物研究員→編集者)
【イベンター自己紹介】
野生動物(キツネとテン)の研究で修士を出たあと、研究員として全国行きまわり、野生動物管理の業務に携わりました。現在は、出版社で図鑑とか専門書とかの制作をしています。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/TePay1160
Coming soon...
【イベント概要】
本イベントでは、人気ゲーム「GeoGuessr」の魅力をたっぷり語り尽くします!
アカデミックな視点とプレイヤー視点を織り交ぜながら、GeoGuessrの奥深い楽しさを皆さんと一緒に探求していきたいと思います。
パソコンもしくはアプリをインストールしたスマホをお持ちいただければ、参加者同士でGeoGuessrを体験できる企画もあるので、初めての方も楽しんでいただけると思います!
さらに、4人のゲストスピーカーによるミニ講演もあり、GeoGuessrのおもしろトピックスやテクニックを深く掘り下げます。
イベント後半には、プロレベルの「ガチ勢」によるミニ大会も開催予定! そのスーパーなGuess(推測)を一緒に目撃しましょう!
GeoGuessrの魅力を存分に体感できるイベントです。皆さまのご参加を心よりお待ちしております!
※今回のイベントは一部予約制となります。参加を希望される方は、予約フォームよりご予約をお願いいたします。
【登壇者紹介】
前山和喜(国立情報学研究所 特任研究員,総合研究大学院大学 日本歴史研究専攻 博士課程など)
法政大学の授業「社会と情報科学」でGeoGuessrを題材にして授業をしています.
専門は,日本社会がコンピュータを導入して,情報社会になっていった歴史学です.
「情報」「データ」「知識」など似ているようで異なる情報学に関わる言葉をGeoGuessrを切り口にして話したいと思います.
※前山さんの他、数名のゲストをお迎えする予定です。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
11/24は、先月出版された『建築をあたらしくする言葉』の編者お2人をお招きしてのスペシャルトークイベントを開催!
時代が移り、建築が変わるなかで、建築を考えるための言葉や概念も新しくなっていく。
新たな時代を見つめるうえでのヒントがきっと得られるイベントです。
ぜひご来場ください!
【営業時間】
17:00〜22:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【イベンターからのメッセージ】
加藤夢三と申します。新感覚派という、いまから約100年前に起こった日本の文学運動を主に研究しています。
10月に新しく本を刊行しまして、今回は出版記念イベントをこちらの学術バーで行なっていただけることになりました。
新感覚派に属する作家たちは、同時代の科学的な思考・知識を自身の創作手法に応用しようと試みており、拙著の中でも科学と文芸が遭遇する興味深い事例として取り上げています。
当日は、そのような本の内容に関わる話題はもちろんのこと、いわゆる文学研究者が普段どのように論文を書いているのか、あるいは人文系の学術書を出版するときのコツなど、来てくれたお客さんの需要に応じて、ざっくぱらんにトークテーマを考えてお話しできればと思っています。文学研究に関心のある方もそうでない方も、ぜひいらっしゃってください!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【イベント概要】
教育学の中でも教員の研究を行っている3名が、それぞれ違うアプローチ(質的・量的・歴史的)で職業「教員」について日々考えています。
同世代研究者や現役教員の皆さまはぜひ! きっとお楽しみいただけると思います……!
▼当日のおしながき
・夢追いと職業について
・教育実習とは何か
・教員養成史について
【イベンター】
髙橋俊樹(名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士後期1年)
山口哲司(東京大学大学院教育学研究科博士後期1年)
濵﨑未育(明治大学大学院文学研究科博士後期1年)
【イベンター自己紹介】
髙橋:教育社会学領域。教員養成の中でも教育実習に興味があります。いかに大学生が教職についていくのか。主にインタビューや参与観察といった質的な方法で研究を進めています。
山口:専攻は教育社会学という分野です。研究関心は職業希望(将来なりたい職業)と進路選択・地位達成の関係で、とくに最近は「夢追い」職業希望(歌手や漫画家など)を青年期にもっていたことが、収入や雇用形態などの労働市場アウトカムとどのように関連するのかについて分析しています。
濵﨑:教員養成について歴史的なアプローチで考えたいと思っています。特に教員養成のカリキュラムに関心があり、修士では教育実習について現在の学生の意識調査を行いました。その時に私立大学は大学によって教員養成のあり方に違いがあることが分かり、現在は教員養成史研究を進めています。
【お客さんへのメッセージ】
髙橋:店長とはサークルの先輩・後輩の仲でこういった縁をいただきました!駆け出しの研究者ですが、ざっくばらんにお話しできることを楽しみにしています!東京楽しみ!!
山口:子どもの頃に将来の夢を持っていた方も持っていなかった方も、日本社会で「夢」をもつことの意味について語り合いましょう!
濵﨑:学校教育はみんなが受けていているので話しやすい分野だと思います。一方で、どんな学校教育を経験してきたかは人によって大きく異なるので、皆さんの学校教育経験を聞いてみたいです。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
「一人じゃなかなか読めない本を読みたい!」
そんな時に有用とされる読書会。
どんなデザインをしたら成功裡に終われる?
いい読書会を作るコツって何だろう?
「過去にこんな読書会をやったことがあるよ!」
「選書の時にはこんなことを気をつけてるよ!」
「あの読書会は失敗だった……」
そんな皆さんの経験談をどんどん集められればと思います!
サイコーの読書会の作り方、みんなで考えていきましょう!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
11/17(日)の学術バーQは「ガチ目に数学NIGHT」と題してお届け!
数理科学徒の皆さま、当日はぜひ学術バーQにご参集を。
この日はリアルガチでやっちゃってください。
飛び入りのLT(10分程度の発表)も歓迎します。
我こそは!という方、ぜひご準備の上ご来店ください。
上野御徒町を、数学で沸騰させましょう。
※
当日LTの実施を希望される方は、スタッフにお申し付けください。
発表を行う時刻などについて希望がございましたら、あわせてお伝えください。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
旅をしていると、世界の文化はなぜこれほどまでに多様なのだろうかと思うこともあれば、案外異文化にも私たちの文化と似たところがあるなと、懐かしさを覚えることもあります。では、そうした文化の類似性はなぜ見られるのでしょうか?今回は、文化が生まれる仕組みに目を向けて、そうした類似性の由来を考えてみたいと思います。
【イベンター】
板尾健司(理化学研究所)
【イベンター自己紹介】
遠い地域の文化がなぜ似ているのか、これは文化人類学における一つの究極的な謎である。これについて私は、よく似た文化が生まれるのは人間が社会を作る限りにおいて、いつでも成り立つ「仕組み」が存在するからだという仮説のもと、人間文化に普遍的な構造が生まれる仕組みを研究している。これにより、人類史を普遍的な観点から考察する普遍人類学を構築することが目標である。
【講演概要】
遠く離れた社会にもよく似た文化が見られることがある。それは人間が社会を作る限りにおいて、いつでも成り立つ「仕組み」が存在するからだという仮説のもと、その仕組みを探究するのが普遍人類学である。今回は、親族構造が生まれる仕組みと贈与に基づく社会変化の仕組みについて紹介する。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
窓から人が落ちる国、チェコ。
「歴史は繰り返す。 一度目は悲劇として、二度目は喜劇として」とマルクスは言いましたが、今回お話しする二度目の窓外投擲事件(1618年)は、三十年戦争というヨーロッパ規模の悲劇へと帰結しました。いったいなぜこんな事件が起こったのか、どのように起こったのかを最新の研究成果と私がチェコで撮ってきた写真などを用いてお話します。
【イベンター】
佐藤健人(早稲田大学大学院博士課程)
【イベンター自己紹介】
専門は16-17世紀のチェコ史です。その中でも特に、ドイツ三十年戦争の起点となったボヘミアの反乱期(1618-1620)を扱っています。博士課程では反乱期に成立したボヘミア連合の活動を分析することで、近世ヨーロッパに特有の主権概念の実態解明を目指しています。
【営業時間】
18:00〜22:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
https://x.com/Aufstand_1618
11/14(木)の学術バーQは「映画バー」。
映画研究者でもあるコミュ力お化け(店長評)のスタッフ・shoがお迎えします。
今年一番良かった一作、幼いころ観た思い出の作品、お気に入りの映画館……映画の話ならなんでもOK!
シンプルに映画が好きな人も、「映画の研究ってどんなふうにやってるんだろう?」と思わず興味が湧いてしまった人も、ぜひぜひ遊びに来てみてください!
映画の楽しみ方がぐっと広がる一夜になるかも!?
ゆる〜く一杯やりに来てください!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【イベント概要】
「今更ながら、研究ってどうやってるんですか?」
わかってる、一言で答えられる話じゃないのはわかってる。
わかってるから、根掘り葉掘り聞きましょう。
わかってるから、いろんな人に聞きましょう。
異分野の研究者(現時点で4人)に、「研究のイロハ」を尋ねる一夜。
11.10(金)、乞うご期待!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
11/9(土)は、毎度好評の「言語学入門」第5弾!
とにかく「おもしろい!」「わかりやすい!」と好評のこのイベント。
最近ちょっと流行している感のある言語学、こちらのイベントから入門してみるのはいかがでしょうか?
【イベンター】
Sho(会社員)
【イベンター自己紹介】
学部時代には英語という言語の歴史(英語史)、修士時代には赤ちゃんがどうやって言語を覚えていくか(第一言語習得)という分野を研究していました。
現在は会社員の傍らに脳が言語をどうやって処理しているか(神経言語学)を勉強をしています。
博士に行きたいと思いながら勉強を頑張っております。
【お客さんへのメッセージ】
なんで人間って言語を使える?
人間はどうやって言語を使っている?
人間の言語ってどういう構造を持っているんだろう?
そんな疑問に向き合う言語学という学問があります。
これはそんな言語学に興味を持っていただきたいという趣旨のイベントです。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
11/8(金)は、みんなのセルフケア・ストレス解消法を聞きたい編集者の方をゲストとしてお招きして、ゆるりと営業してまいります!
セルフケアの重要性が叫ばれる昨今、みんなでライフハックを共有し合いましょう!
【イベント概要】
企画の一環で、皆さんのセルフケア、メンタルリセットの方法をお尋ねして回っています。現在数百ネタを超えたのですが、面白いネタがあるに越したことはない!」ということで、ぜひお知恵を貸していただけますと嬉しいです。
収集したネタ?も少しだけ披露するかもですので、「ネタなんかないよ〜」というお疲れの方もゆるりとお越しください!
待ちに待った華金、楽しみましょう٩( ᐛ )و
【イベンター】
46億年らゔ
【イベンター自己紹介】
某出版社で書籍を作っています。
書籍を読んで下さった方にとって、いろいろなことが「ちょっとマシ」になって、「人生、そんなに捨てたもんじゃないな」と思えたらいいなと思って仕事をしています。随時面白いネタを募集中です!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【イベンター】
白紙(某国立大学特任助教(データ教育部門))
【イベンター自己紹介】
大学では、データサイエンス教育の推進を行っており、社会人向けの講座や教材の普及を行っています。専門の研究テーマは、近年のAI技術の基礎となっている深層学習の数学的基礎理論です。特に、異なる様々なモデルを基本的なモデルで表現し直すことで、近年数多く提案されている発展的な深層学習モデルの統一化・体系化を研究しています。また、共同研究として、AIの利活用やビジネス応用についても検討しています。
【お客さんへのメッセージ】
「AI」という言葉が最近広く話題になっていて、「世界を変える」とか「信用できない」とか、本当かどうかよくわからない情報も数多く目にするようになりました。AIに興味は持っているけれどその実態はよくわからないという方や、AIについてなんとなく理解はしているけれどじゃあ実際にどう社会に応用されていくのかよくわからないという方、多いと思います。ぜひ、理論から応用まで関わっている「専門家」と議論しましょう。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
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