11/18(火)の学術バーQは、
高等教育の「質」は誰がどう担保すべきか
(学術バーQ公開講座「高等教育概論:大学の歴史から現代の諸問題まで」第8回)
をお届け!
そもそも皆さん、大学や短大が組織運営や教育・研究の内容について外部機関から評価を受ける仕組みに置かれている、なんてご存知でしたか……!?
「教育の良し悪しってどうやって測るんだろう?」
「それはどのように現場に反映されるんだろう?」
「今の仕組みは、実際に有効なものになっているの?」
素朴に感じるこうした問いについて、現在の高等教育機関の評価制度のあり方を見つめながら、第一線の専門家と一緒に考えてみませんか?
高等教育のみならず、教育一般に関心のある方を広く歓迎いたします!
学術的知見にふれ、考え、語らってみたい方は、専門性や予備知識の有無にかかわらずどなたでも、ぜひお気軽にお越しください。
開店は18:00、イベント本編開始は19:30予定!
ちなみにイベント本編前は講師の原さんとの楽しいプチ酒盛りタイムもお楽しみいただけます。
追加料金等はございませんので、よろしければぜひお気軽にどうぞ!
---
【イベント概要】
現在の日本の大学・短期大学は、自己点検・評価報告書と、外部機関による認証評価を義務づけられています。認証評価という考え方自体はアメリカにその出自が求められますが、当然その背景は日本と全く異なります。また日本においてはPDCAサイクルということばが盛んに用いられますが、これは海外では全く普及していません。これは本当に「質」の担保・向上につながっているのでしょうか・第8回は高等教育の「質」について論じます。
【イベンター】
原圭寛(昭和音楽大学)
【イベンター自己紹介】
1987年生まれ、神奈川県出身、博士(教育学)。慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻後期博士課程を出た後、弘前学院大学講師、湘南工科大学講師を経て現職。慶應義塾大学、東海大学、文化学園大学、相模女子大学ほかで非常勤講師を歴任。専門は19世紀アメリカのカレッジ・カリキュラム史。特に知識とコンピテンシーの関係、専門知と教養知の関係がどう捉えられてきたかを思想史的に探究している。
【お客さんへのメッセージ】
店長の「大学の講義みたいな連続企画をやるのどう思う?」との問いかけに客側のつもりで「興味がある」と返したら自分がやることになりました(笑)。次年度に某大学で受け持つ予定の「高等教育論」の内容を、10回編成でお届けします。普段は教職課程の担当なので自分の専門を講義する機会がなかなか無いので、普段の鬱憤を晴らすため好き放題話します。各回は独立した内容にしますので、1回からでもお気軽にご参加ください。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
大学の講義っぽいものを酒のアテに聴きたい方、大学をはじめとする高等教育機関の在り方に疑問をお持ちの方、大学教員・職員の方、教育学全般に興味のある方。
【営業時間】
18:00〜23:00
*イベント本編は19:30頃開始予定
**営業時間中はご自由に入店・退店していただけます
【参加費】
一般:3,500円・学生:2,500円
(ドリンク1杯込み)
【X(旧Twitter)アカウント】
11/22(土)の学術バーQは、
今こそ知ろう! 日本の安全保障について学ぶBAR
と題してお届け!
日本国内の状況も、内政的な情勢も、激しく揺れ動いている昨今。
対米関係などに関しても気になるニュースが次々飛び込んできますが、そのような中で国際関係の中における私たちの安全は、実際のところどのような状況にあるのか?
そもそも「安全保障」というもの自体について、どのように考え、昨今の政治的な状況との関わりをどう捉えたらいいのか……?
当日は、インド太平洋地域の国際情勢と日本の安全保障戦略を専門とする若手研究者に、(日本の)安全保障について基礎のキソから教えていただきます!
危機感を持って語られることも多いこのトピックについて、冷静に考えられる視座を得るためにも、あらためて一から学んでみませんか?
開店は18:00、イベント本編スタートは19:00頃を予定!
皆さまのご来店、心よりお待ちしております!
【大まかなイベント内容】
イベントでは、まず様々な思惑をもって使われる用語である「安全保障」について、考えていきたいと思っています。次に、日本を取り巻く国際情勢の変化についてお話をします。最後に、こうした国際情勢の変化に対する日本の対応として「自由で開かれたインド太平洋」構想に基づく様々な政策などについて話していこうと思っています。
双方向型のイベントですので、一方的にお話をするのではなく、様々なご質問やご意見をいただければと考えております。
【タイムテーブル(予定)】
18:00-19:00(挨拶など)
19:00-20:30(第1部+第2部+質疑応答)
20:30-20:45(休憩)
20:45-22:00(第3部+質疑応答)
22:00-23:00(フリートーク)
【イベンター】
中川大雅(青山学院大学 国際政治経済学研究科 博士後期課程 / 国際政治経済学部 院生助手)
【イベンター自己紹介】
インド太平洋地域の国際情勢と、日本の安全保障戦略についての研究をしています。具体的には、急速に変化が進む今日の地域の情勢の中で、日本政府や社会がこの国の安全保障のあり方についてどのように考え、行動しているのかについて日々考えています。研究の中で特に焦点を当てているのは、日本がアメリカからより自律して戦略を立てている非軍事的な安全保障についてです。
【お客さんへのメッセージ】
政治に関するトピックの中でも、様々な意見や情報が飛び交っているテーマの1つが安全保障だと思います。この、地味に見えて重要で、シンプルに見えて複雑なテーマについて、考えていくための一助となるようなイベントになれば幸いです。ご関心のある方には、ぜひ足を運んでいただければと思っております。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
国際政治や安全保障についてのニュースを見る中で、「今の日本はどういう状況にあるのか」や「政府は何をしているのか」「今日のウクライナは本当に明日の東アジアになるのか」などということが気になっている方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
11/23(日)の学術バーQは
〈混乱なき転換〉を求めて:ポーランドの石炭火力産業の事例に見る課題と展望
と題してお届け!
気候変動対策としての再生可能エネルギーへの移行が進むことで、既存のエネルギー産業に依存する地域はどうなるのか?
誰も取り残さない変革は実現可能なのか?
石炭火力発電が主力のポーランドでは、エネルギー転換の波が「人の生活」「地域社会」「雇用」に直接影響を与えています。
そんなポーランドの事例から、「公正な移行」のリアルを探ります。
エネルギー政策・環境問題に関心がある方も、国際問題や社会変革の課題に興味がある方も。
エネルギー転換は単なる技術の話ではないーーその裏にある「人と社会」の視点を、一緒に考えてみませんか?
いつも通り18:00開店、19:00頃からイベント開始予定です。
ご来店お待ちしております!
【大まかなイベント内容】
ポーランドは電源構成の多くを石炭火力発電が占めていますが、2015年のパリ協定採択以降、石炭火力発電への風当たりは強くなっています。先進諸国でも再エネへの移行が進む中、今まで石炭産業に従事していた労働者をどのような産業に誘導していくのかについてお話しさせていただく予定です。
【イベンター】
ムタ(シンクタンク)
【イベンター自己紹介】
普段は官公庁向けのリサーチ業務に従事しています。今回はポーランドのエネルギー政策について「公正な移行」の観点から論じます。当日はポーランドのエネルギー政策、公正な移行を巡る議論、ポーランド研究者へのインタビューを共有予定です。
【お客さんへのメッセージ】
経済成長著しいポーランドにおいてエネルギー政策ではどのような議論がされているのか皆さんと一緒に知見を深めたいと思います。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
中東欧の政治経済に関心を持っている方、環境・エネルギーに関心を持っている方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
11/25(火)の学術バーQは、
運動を予言する -要素の追加-
(連続イベント「ぶつりぶーと:BARで楽しむ物理学学びなおし」vol.3)
をお届け!
リピーターの方も多い好評シリーズの第3回ということで、第2回に引き続き物理の基本である「力学」について学んでいきます!
「細かい事項を覚えてほしいわけではなく、物理学の考え方や発想、物の見方を味わってほしい!」
講師の高橋さんはそのようにおっしゃっています。
理系科目に苦手意識のある、でもいわゆる「理系」の人たちの物の見方に関心のある皆さん、「学びなおし」なんて言葉にすらとらわれず、いったん話を聞きに来てみませんか?
物理学の透徹した、それでいて豊かな世界観の一端を、きっと味わっていただけるはず……!
なお、本イベントの講義資料を、講師の高橋さんがホームページにて限定公開してくださっています!
一度でもご来場いただいた方には閲覧用パスワードをお伝えしますので、過去回の資料を参照したい方は当店にDMにてご連絡ください。
https://sites.google.com/view/mikiya-takahashis-page/document?authuser=4
開店は18:00、講義スタートは19:30を予定!
皆さまのご来店、心よりお待ちしております!
—
【イベント概要】
高校で学ぶ範囲の物理を全10回(予定)で学び直します。数式なども用いる予定ですが,都度前提知識を揃えながら丁寧に説明することを心がけながら進めたいと思います。
【イベンター】
高橋幹弥(東京工業高等専門学校)
【イベンター自己紹介】
東京学芸大学を卒業後,筑波大学で博士(理学)を取得したのち,東京工業高等専門学校に助教として着任,現在に至る。専門はブラックホール天文学で,特に数値シミュレーションを使った理論的な研究を行っています。1996年東京都出身。趣味はマンガを読むこと,バイクに乗ること,古墳に行くこと。
【お客さんへのメッセージ】
学生時代に学んだ物理はとっつきにくく,暗記頼りだったという方も多いと思います。しかし,物理というのは「ものの見方」のことで,そんなに難しく感じる必要はありません。物理を学ぶと,身の回りで起こる現象や世界の見え方が全く変わります。いまからでも遅くないので,ぜひあのとき仲良くなれなかった物理を学び直しましょう。
【大まかなイベント内容】
高校で学ぶ範囲の物理を全10回(予定)で学び直します。数式なども用いる予定ですが,都度前提知識を揃えながら丁寧に説明することを心がけながら進めたいと思います。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
文系・理系,年代,ご職業,物理への感情など問わずどんな方でも大歓迎です!
【営業時間】
18:00〜23:00
*イベント本編開始は19:30頃を予定
**営業時間中はご自由に入店・退店していただけます
【参加費】
一般:3,500円・学生:2,500円
(ドリンク1杯付き!)
【X(旧Twitter)アカウント】
11/26(水)の学術バーQは、
転機をめぐる心理学
-心はいかに「次に進む」のか-
と題してお届け!
過去や現在から計算した筋道どおりには、人生なかなか進んでくれない。
むしろ迷ったり「もう限界か……?」と諦めかけたりしたときに、ふっと曲がり角が訪れて次のフェーズに進むことも少なくないでしょう。
果たしてそんな転機は、どのようにして訪れるのか?
いや、転機を見出すのは他ならぬ私たち自身なのだとすれば、その気づきはいかに生まれるのか?
きっと誰もが一度は経験したことのある、人生が新たな局面へと開かれる瞬間。
そうした経験がなぜ、どのようにして私たちの中から生まれるのか、対話の中で考えてみませんか?
当日は、①19:00〜と②21:00〜の2回、講義と簡単なワーク、参加者間での対話をセットにしたセッションを実施予定!
1回だけの参加も、通しでの参加も大歓迎です!
(店舗自体の営業は18:00〜23:00を予定しております。)
ぜひお気軽に足をお運びください。
ご来店、心よりお待ちしております!
---
【大まかなイベント内容】
変わりたいのに変われない。ずっと同じことで悩んじゃう。
そんな経験、誰しもあるのではないでしょうか。
人が変われないのは、心が弱いから?努力が足りないから?
本当にそうでしょうか。
認知心理学の一つに、洞察理論という領域があります。これは、人が「ひらめく」時の認知の仕組みを語るもので、なぜひらめくことは難しいのか、そしてひらめきによってどのような学習が行われるのかが研究されています。
自分は、人が未練から立ち直るまでの心理的変容のプロセスを研究する中で、多くの人が新しい出会いや体験を通じた、偶然のひらめきによって立ち直るように受け取りました。
このため、洞察理論に基づけば、"変わりたいのに変われない"といった、心のパズルの解き方がわかるのではないか、というのが自分の仮説です。
当日は、木製パズルや問題を使って参加者の皆様に”ひらめき”を感じていただきながら、これを心の悩みに応用した「転機のメカニズム」について、自由な議論や対話が出来たらと考えています。
【イベンター】
松本 凱斗(転機堂 / 慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究科)
【イベンター自己紹介】
「”てんき”の研究をしてます」と自己紹介して、いつも天気予報士と勘違いをされる、転機の研究者です。ウェルビーイングの教授の元で、未練の研究をしていたら、いつの間にか転機がテーマになっていた、駆け出しの心理学徒です。元々は理系で資源経済学を専攻していたものの、社会に出て心がすり減り、悲嘆に暮れて「幸せになる方法」とググった結果、今に至ります。
【お客さんへのメッセージ】
研究者として未熟も未熟な自分ですが、人生の転機の話というのは、どんな人でも楽しめるテーマだと思っています。この転機に、構造や再現性はあるのか?というのが、自分の問いであり挑戦であります。敷居は低く、志は高く、皆様との意見交換を存分に楽しめたら嬉しいです!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
【人生を変えたい人】は言い過ぎですが、心の変化・思考の変化に興味がある方。”変わりたいのに変われない”、そんな人間くささを愛せる方。その他、未練や転機というワードにピンと来た方はどなたでも!
【営業時間】
①19:00〜と②21:00〜の2回、以下の流れに沿ったセッションを実施します:
30分:アイスブレイク&導入(全体共有)
45分:ワーク
45分:対話
(店舗の営業時間は18:00〜23:00、営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【参加費】
セッション1回参加:一般¥3,000・学生¥2,000(1drink付)
通し参加:一般¥5,000・学生¥3,000(2drink付)
11/27(木)の学術バーQは、
身体性:椅子を知ること/座れること アフォーダンスの視座(基礎)
をお届け!
大人気シリーズイベント「日常から始める認知科学:状況的認知をめぐって」が新章に突入!
今度のテーマはズバリ「身体性」!
現代にあってかなり耳にすることも多くなったこのワード。
この世界の中で、私たちの身体において起こっているのはどのようなことなのか?
考えてみれば、「椅子に座れる」一つとっても不思議ですよね。
なぜ私たちは椅子を椅子として把握できるのか?
そんな日常的な諸現象のふしぎを入口に、私たちと世界の(身体を媒介とした)関わりについて考えてみませんか?
開店は18:00、イベント本編は19:30頃スタート予定です。
この日は参加費固定(=タイムチャージではない)なので、早めに来店すればするほどおトク!
皆さまぜひゆとりを持って足をお運びください!
---
【イベンター】
阿部廣二(あべ・こうじ、早稲田大学人間総合研究センター招聘研究員および東京都立大学客員研究員)
【営業時間】
18:00〜23:00(L.O.22:30)
*営業時間中はいつでも入退店可能
**イベント本編開始は19:30頃を予定
【参加費】
一般3,500円・学生2,500円
*ドリンク1杯付き
11/29(土)の学術バーQは、
「種分化」を語る
をお届け!
なんと総勢5名のゲストをお招きしてお送りする、11月の目玉と言っても過言ではない超豪華イベント!
この地球に存在する、数え切れないくらいの種類の生き物たち。
無数の枝分かれの末に生まれた、生物多様性にあふれたこの世界。
どうしてそれらの枝分かれは生じるの?
新たな生物種って、どうやって生まれるの?
背後にある多様なメカニズムを、豪華研究者陣が実例を掲げながら解説していきます!
私たちを取り巻く世界がいかにして出来上がるにいたったのか。
その神秘の一端にふれてみませんか?
料金やタイムテーブルは画像2枚目をご覧ください。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております!
12/6(土)の学術バーQは……
ジェンダー×絵本の現在
『子どもの本でジェンダーレッスン』出版記念イベント
をお届け!
昨今、文学・美術・宗教学など、学問分野で盛んになりつつあるジェンダー/フェミニズム批評。
ジェンダー論の観点からそれぞれの対象を批判的に考察する「ジェンダー批評」の観点から、子ども向けの絵本や児童書を紹介する『子どもの本でジェンダーレッスン:学びたいあなたのためのブックガイド』が出版されました!
出版を記念して、編著者の先生方に、ジェンダー批評の手法から、現代の絵本のジェンダー観の問題まで、幅広くお話ししていただきます。
想定タイムテーブルはこちら⬇️
―――――
18:00 オープン
19:00 第一部:ジェンダー批評のキホン(担当:藤木先生)
20:00 第二部:本書の内容&絵本の紹介
21:00 第三部:著者のみなさんへのインタビュー
23:00 閉店
―――――
ジェンダーの問題に興味がある方や、絵本や児童書が好きな方、児童教育に関わる方など、みなさまぜひお越しください!
18時オープン、トーク開始は19時開始となります。
お待ちしております📖
―――――
【大まかなイベント内容】
新刊『子どもの本でジェンダーレッスン:学びたいあなたのためのブックガイド』(かもがわ出版)の内容に即しつつ、その背景としてのフェミニズム/ジェンダー批評の基礎知識や、編集の意図や工夫、ブックガイドで取り上げた絵本の魅力について語ります。
【イベンター】
藤木直実:法政大学ほか(日本近現代文学)
吉良智子:東洋英和女学院大学ほか(近代日本美術史)
中西恭子:津田塾大学ほか(宗教学宗教史学))
【イベンター自己紹介】
藤木直実:1968年東京生まれ。日本女子大学大学院博士課程満期退学。研究領域は、森鷗外と第一波フェミニズムとの相関のほか、明治期から現代までの女性作家。近年の仕事に『文京区立森鷗外記念館所蔵 森鷗外宛書簡集5』、『現代女性文学論』(新・フェミニズム批評の会編、翰林書房)など。
吉良智子:1974年東京生まれ。千葉大学大学院博士課程修了(博士(文学))。近代日本の女性アーティストの研究(『女性画家と戦争』平凡社など)のほか、近年は『東京新聞』でジェンダーの視点からアートやメディア表象を分析する連載コラムを執筆(「女がみるアート」(2016)「炎上考」(2021))。
中西恭子:1971年東京生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了(博士(文学))。ヘレニズム・ローマ宗教史。著書に『ユリアヌスの信仰世界』(慶應義塾大学出版会)、訳書にエドワード・J・ワッツ著『ヒュパティア』など。『ユリイカ』などに文芸評論を多数寄稿。
【お客さんへのメッセージ】
ジェンダーやセクシュアリティについて関心がある方たちへ、改めて読んでみたい古典的な名著から近年刊行された新しい作品まで、著者たちがイチオシの絵本をご紹介します。絵本が大好きで読み続けている方はもちろん、子どものころには読んでいたけれど大人になってからは読んでいないという方も、ぜひお越しください!
本を書いて出版したい方に向けて、編集者とのコミュニケーションの取り方もお話しします。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
子どもの絵本を題材に、ジェンダーやセクシュアリティについて学びたい人。絵本や児童書が好きな人。最近の絵本や古典的名著の魅力について知りたい人。子どもに本を手渡す立場にある人や子どもの本を作る人、それらを目指す人。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)