9/18(木)は「社会心理学フェス」!
サイコーにゴキゲンなお祭りが、学術バーQにやってくる!
今年は9/20・21の2日間にわたって東大・本郷キャンパスにて開催予定の日本社会心理学会大会。
その直前スペシャルイベントを、学術バーQで開催する運びとなりました!
当日は、日本社会心理学会の紹介のほか、いくつかの研究発表や、学会の見どころの紹介も実施予定!
人間の心やコミュニケーションの不思議に興味のある人なら、きっと楽しめるコンテンツが目白押し……!?
18:00から23:00まで、みっちり楽しみ尽くしましょう!
ご来店、心よりお待ちしております!
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【大まかなイベント内容】
このイベントでは「日本人はなぜ人前で褒められると照れるのか?」「なぜ戦うと仲良くなるのか?」という日常に潜む2つの“なぜ“を扱います。前者は「出る杭は打たれる」文化や人間関係のあり方から、後者は脳内で働くオキシトシンという物質の作用から考えてみます。第2部では日本社会心理学会のプログラムを一緒に眺めながら、私たちのおすすめ発表をご紹介します。
【イベンター】
高岸治人(玉川大学脳科学研究所)
【イベンター自己紹介】
玉川大学脳科学研究所で社会心理学を研究しています。人がなぜ他者を信頼し、助け合うのかを、行動実験や脳画像解析、ホルモン測定、DNAメチル化解析など多様な方法で探っています。最近はオキシトシンや遺伝子と向社会行動の関係、文化が心に与える影響に関心を持ち、国際的な共同研究も進めています。
【お客さんへのメッセージ】
人前で褒められると照れるのはなぜ? 戦うと仲良くなるのはなぜ? そんな日常のふとした疑問を、心理学や脳科学の視点からわかりやすくお話しします。学術バーQはお酒を片手に楽しめる“学びの場“。心理学に詳しくなくても大丈夫です。気軽に参加して、人間の心の不思議を一緒に考えてみませんか?
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
- 大学や高校で心理学や社会学を少し学んで「人の心や行動って面白いな」と思った方
- 日本文化や人間関係の特徴に関心がある方
- 普段の生活で「なんでこう感じるんだろう?」と心理の裏側を知りたい社会人の方
- 日本社会心理学会に興味がある大学生/大学院生
- 今年度の日本社会心理学会で発表する予定の大学院生
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
9/19(金)の学術バーQは、
「自然を(数学で)解き明かす」って!?
-シリーズ「町でいちばんの素人と楽しむ専門知探訪」vol.3-
をお届け!
数学を使えば、自然界におけるいろんな現象を、シャープに記述したり予測を立てたりできる!!
……いやいや一体どういうこと?
生物学も数学も、なんもわからん素人にもわからんように説明してー!!
ということで、「町でいちばんの素人」として文筆活動などをされている柿内正午さん
@kakisiesta
と一緒に専門知をたずねるシリーズの第3弾!
今回は「数理生態学」の知られざる世界に迫ります!
生物学や生態学って、何を目指してる学問なの?
そこに数学を持ち込むと、どんな嬉しいことがあるの?
ていうか、違う分野のこと一人でいくつもやるのって、シンプル大変じゃない?
などなど、気になる疑問をゲストのもりたさん
@keyM_ecoevo
にアレコレ聞いちゃいます!
理系じゃなくても、数学がわからなくても大丈夫!
未知の営みに関心のあるすべての方のご来店を、心よりお待ちしております。
18:00オープン、イベントは19:00開始予定です!
【イベンター】
柿内正午(会社員)
森田慶一(理化学研究所)
【イベンター自己紹介】
柿内:勤務時間外に文筆やポッドキャスト「ポイエティークRADIO」配信などの活動を行う。単著に『プルーストを読む生活』。『文學界』『新潮』『週間読書人』などに寄稿少数。なぜ数であれこれを記述できるのかよくわからないまま暮らしている。
森田:多種多様な動植物の集団がどのように共存するのかというメカニズムを、進化生物学の視点を交えながら考えています。生態学と物理学の間をさまよう者。
【お客さんへのメッセージ】
柿内:シリーズ第三弾! 共に専門知への観光をしましょう〜
森田:皆さんは、生物学というとどのようなイメージでしょうか? さらに言うと、生態学って何を調べているんでしょうか?
現在直面している環境問題などに対応するためには、生態系がどのように働いているのかといった基本的な理解が欠かせません。生態学は、このような問題解決に役立ちそうな知恵から、そもそも自然ってこんなにも面白かったんだという知識を蓄積してきました。そして、このような複雑なプロセスを組み込んだ集団ダイナミクスを再現できる数理モデル解析は、理解の更なるヒントをくれそうです。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
素人質問をたくさんしたい人
生物学・生態学って、実際何やっているの?って人
数学って何の役に立つのって疑問だった人
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
9/20(土)の学術バーQは、
"女性のための技術”を問いなおす
-日本のフェムテック市場のこれまでとこれから-
と題してお届け!
女性の抱える諸問題を解決し、女性の自立や社会進出を後押しするものとして注目されてきたフェムテック。
しかし、本当にそれは実現できているのか?
フェミニズムの視点から見たとき、見過ごされてきた限界点や課題はどこにあるのか?
当時は、自身もフェムテック領域で起業し、現在は学術的手法で批判的な探究を続ける大学院生と、同じくフェムテック事業の立ち上げ経験をもつ起業家をゲストにお迎え。
実践と研究、二つの立場から交わる対話を通じて、「女性のための技術」をあらためて問い直します!
いつも通り18:00オープン、トークイベントは19:00開始予定です。
皆さまのご来店、心よりお待ちしています!
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【イベント概要】
ここ数年、「女性の身体の困りごと」を解決するツールやサービスが次々と登場し、「フェムテック(Female + Technology)」と呼ばれる市場が誕生しました。
月経、妊活、更年期、産後ケア…これまで科学技術の世界でスポットライトを浴びてこなかった「困りごと」が、少しずつ浮かび上がってきたことは確かです。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみませんか?
「女性のための技術」っていうけど「女性」って誰のこと?
フェムテックは本当に女性を「エンパワメント」してるの?
なんか、擬似科学っぽいのと結びついてない?
なんで政府はフェムテックを積極的に支援するんだろう?
フェムテックの歴史をフェムテックの起業家とイチから紐解きながら、「女性の身体をめぐる技術」の今を、いろいろな角度から問い直す対話の時間にできたらと思います!!
【イベンター】
江連千佳(東京大学大学院学際情報学府;メインスピーカー)
ハヤカワ五味(起業家;聞き手)
【イベンター自己紹介】
江連千佳:
2000年東京生まれ。2021年、学部在学中に五味さんが経営していたフェムテック企業「ILLUMINATE」でインターンを経験後、同分野で自分も起業。3年間経営したのちに、2024年事業を事業売却し、東京大学大学院に進学。フェムテックについてフェミニズムの視点から批判的に探究している修士2年生。
ハヤカワ五味:
1995年、東京都生まれ。高校生の頃からアクセサリー類等の製作や販売を行い、多摩美術大学入学後にランジェリーブランド「feast」を立ち上げる。2019年からは生理から選択を考えるプロジェクト「ILLUMINATE」を立ち上げ、2022年にM&Aでユーグレナグループにジョイン。同年に「feast」を㈱ブルマーレに事業譲渡。最近は生成AI関連の仕事。
【お客さんへのメッセージ】
自分自身がフェムテックの起業家として歩む中で感じた違和感を書き散らしたくて、事業を売却して大学院に進学してしまいました(笑) 研究室の外で話すのは初?なので少し緊張しますが、当日は実践者と研究者の視点を交えなからフェムテックの現在地をシェアできたらと思います!
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
オンラインピル処方や月経管理アプリ、月経カップ、吸水ショーツ…
そんな「女性の身体の困りごと」にアプローチする商品に少しでも関心を持ったり、モヤっとしたことがある方に性別問わずお越しいただけたら嬉しいです!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
江連千佳:https://x.com/ellen_wellness
ハヤカワ五味:https://x.com/hayakawagomi
9/23(火)の学術バーQは、
高等教育のカリキュラム
-一般教育、専門教育、学際性-
と題してお届け。
毎度好評の講義型連続イベント・学術バーQ公開講座「高等教育概論:大学の歴史から現代の諸問題まで」の第4回となります!
大学のカリキュラムって、いろんな人に話を聞く限り、どうも千差万別みたい。
いわゆる「一般教養」の授業がある大学もあれば、いきなり初年次からゼミ形式の授業をしている大学もあれば……。
いったいどうして、そんなにてんでバラバラなの?
それぞれの大学のカリキュラムって、どんな考え方を基盤に作られているの?
多かれ少なかれ不思議に思った人もきっと少なくない「大学のカリキュラム」について、みっちり裏側を学ぶ一夜。
皆さまぜひお越しください!
開店は18:00、イベント開始は19:30頃を予定しております。
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【イベント概要】
カリキュラムとは、国家単位での取り決め(日本で言うところの学習指導要領)、これを基に教師が編成した内容の配置、そしてこれを基にした授業実践と学習者がそこで得た学習成果までをも含めた包括的な概念です。しかし高等教育の場合、国による取り決めは(一部専門職養成課程を除き)基本的になく、また学生が比較的自由に科目を履修することができます。では、高等教育においては「カリキュラム」をどのように考えればいいのでしょうか。第4回は高等教育のカリキュラムについて論じます。
【イベンター】
原圭寛(昭和音楽大学)
【イベンター自己紹介】
1987年生まれ、神奈川県出身、博士(教育学)。慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻後期博士課程を出た後、弘前学院大学講師、湘南工科大学講師を経て現職。慶應義塾大学、東海大学、文化学園大学、相模女子大学ほかで非常勤講師を歴任。専門は19世紀アメリカのカレッジ・カリキュラム史。特に知識とコンピテンシーの関係、専門知と教養知の関係がどう捉えられてきたかを思想史的に探究している。
【お客さんへのメッセージ】
店長の「大学の講義みたいな連続企画をやるのどう思う?」との問いかけに客側のつもりで「興味がある」と返したら自分がやることになりました(笑)。次年度に某大学で受け持つ予定の「高等教育論」の内容を、10回編成でお届けします。普段は教職課程の担当なので自分の専門を講義する機会がなかなか無いので、普段の鬱憤を晴らすため好き放題話します。各回は独立した内容にしますので、1回からでもお気軽にご参加ください。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
大学の講義っぽいものを酒のアテに聴きたい方、大学をはじめとする高等教育機関の在り方に疑問をお持ちの方、大学教員・職員の方、教育学全般に興味のある方。
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【参加費】
一般:3,500円・学生:2,500円
(ドリンク1杯込み)
【X(旧Twitter)アカウント】
9/24(水)の学術バーQは、
「文系研究では飯を食えない」に異議を唱える夜
-大学に依存しない、学位を武器にした新しいキャリアの選択肢-
と題してお届け!
社会は今、STEM<HASS(Humanities, Art, Social Sciences)を求めてる?
複業や兼業、研究者の働き方はもっと自由になれる?
アメリカで最も失業率が低いのが「哲学科卒」?
研究スキルを企業で活かす方法、あなたはいくつ知ってる?
私立大学の約6割が定員割れ。大学だけでどう食べていく?
「いかに食っていくか」という避けがたい問いを、しかし後ろ向きにならずに真正面から考える夜。
18:00から営業開始です、ご来店お待ちしております!
【大まかなイベント内容】
ポスドク・非常勤・大学院生をターゲットに、大学の外でキャリアを拓く可能性を探ります。ポスドクの現状、少子化で縮小する大学、またアメリカで人文系が求められていることや企業の最新動向を説明。そしてStudio Chisoが提案する「大学に依存しない、新しいドクターの働き方」について紹介。参加者同士での意見交換の時間も設け、キャリアに悩む研究者が少しでも視界をひらける夜にしたいと思います。
【イベンター】
杉浦万丈(東洋大学文学研究科哲学専攻博士前期課程2年、Studio Chiso)
【芸術部門ゲスト】
端山知里(慶應義塾大学 大学院文学研究科 美学美術史学専攻 前期博士課程)
【イベンター自己紹介】
フリーの編集者・ライター・フォトグラファーとして活動し、企画立案から営業、リサーチ、記事化まで幅広く担ってきました。業界の実務家とのネットワークも持ち、現場感覚を踏まえた連携が可能です。並行して大学院で哲学(現象学)の研究をしています。今年9月、人文・芸術・社会科学の研究者が社会とつながる場「Studio Chiso」を立ち上げました。研究を続けたい人に新しい希望を届けられる場を目指しています。
【お客さんへのメッセージ】
少子化や予算の縮小で文系研究者のキャリアこれまで以上に不透明になってきています。しかしAIの台頭により、人文・社会系の知はかつてなく求められています。学位や研究経験を社会で活かす道も広がりつつあります。この夜を機に、「文系研究は食えない」に異議を唱えられるようになりませんか?
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
研究者のキャリアに悩み、大学の雇用などに不安を感じている方/自分の研究や能力を社会に活かす可能性を探している研究者や大学院生/文系の大学院進学を考えている大学生・大学院生/社会人になった後も学問を続けたいと考えている方
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
9/25(木)の学術バーQは、学術バーQ公開講座「日常から始める認知科学:状況的認知をめぐって」第1回!
題して「状況性:状況のなかの認知とは?」をお届け!
シリーズイベントの初回ということで、本シリーズで取り扱われる「状況的認知」がどのようなものであるか、序説的に語っていただきます!
私たちの世界の見方そのものを探る認知科学の連続講義イベント、絶対に面白いこと間違いなしなので、皆さん全10回参加する心意気でぜひともお越しくださいませ!
各回19:30スタートです!(※営業時間は18:00〜23:00)
ご来場、心よりお待ちしております!
【参加費】
一般:3,500円・学生:2,500円
(ドリンク1杯込み)
【イベンターX(旧Twitter)アカウント】
9/26(金)の学術バーQは、
催眠現象を科学的に究明したいガチ催眠術師がいるBAR
と題してお届け!
まずはじめにお伝えしたいのですが、今回イベンターとしてお招きする催眠術師の方は「ガチ」です。
催眠とは何か、催眠術とは何か、を定義することは私(店長)の手には余りますが、イベンター・たきせさんの技術がいわゆる「催眠術」と称して違和感ないものであることは、私が保証します。
その上で、では催眠とは、催眠術とは、いかなるものなのか?
なぜそこにあるはずのないものが見えたり聞こえたり、記憶の内容が書き換えられたりといった体験が、それらの経験とまったく関わりなさそうに思える目の前の他人からの働きかけで実現してしまうのか……?
催眠という現象の不思議を読み解くことで、人間の脳や意識のメカニズムに迫る。
知的な探究を超えて「冒険」とでも呼んでいい一夜を、ぜひ過ごしませんか?
一般の方も研究者の方も大歓迎です!
18:00より、ご来店お待ちしております。
【イベント概要】
脳は常に『予測』している──この仕組みについて催眠現象の動画なども見ながら、解き明かしていきます。手が離れない、手のひらから音楽が聞こえる、主観的な時間が停まってしまう…なぜこんなことが起きるのか?『暗示』の正体について科学の眼で迫って行きます。
【イベンター】
たきせあきひこ(パズルポケット株式会社)
【イベンター自己紹介】
記憶や知覚を制御するコツを伝える催眠術師。催眠を道具に脳が世界をどう見ているかを紐解きながら人間の思考プロセスをAIに応用する研究を行っている。開発したAIを利用し年間90タイトルのパズル書籍を世に出すベストセラー作家でもある。
【お客さんへのメッセージ】
催眠は『思い込み』ではありません。脳が予測と現実のギャップを埋めようとする自然な仕組みを活用した科学的現象です。あなたの脳がどのように世界を創り出しているか、不思議な催眠体験を通して、一緒に探求してみませんか?
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
脳のメカニズムに興味のある人
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
9/27(土)の学術バーQは、
近代民家と庭園を語る
とズバリ題してお届け!
ちょっとお高い旅館や料亭、立派なお屋敷には付き物の「庭園」。
もちろんそこにも、住宅や生活様式、さらにはそれらを取り巻く社会の歩みに伴う、奥深い歴史がある……!
今までは何気なく見ていた「庭」の見方が、このイベントを経てがっつり変わるかも!?
日本の伝統文化の一側面を詳しく知る絶好の機会!
トーク開始は18:30頃を予定しております。
皆さまのご来店、心よりお待ちしております!
【大まかなイベント内容】
当日は、以下の流れに沿ってお話いたします。
①日本庭園全体の通史
→日本庭園がどのように生まれ、どのように変化してきたのか、
江戸時代までの歴史について、皆さんとともに会話しながらお話させていただきます。
②日本庭園、大変身!――近世から近代へ
→明治時代になり、西洋文化の導入とともに庭園がどのように変化し、発展していったのか写真や資料を交えつつ、お話いたします。
③ぐんまの近代民家と庭園をたずねて
→本題である、群馬県内の近代民家についてお話させていただきます。
個人宅がほとんどですので、普段は撮影できない写真を交えつつ、有名な日本庭園にはない面白さをお話いたします。
④ぐんまの近代民家、いまどんな姿?
→群馬県の近代民家が抱える課題等について、ざっくばらんにお話させていただきます。
⑤これからの群馬の近代民家
→近代民家をこれからどのように保存活用していくのか、会場にいらっしゃる皆さんからご意見をいただきつつ、フリートーク形式でおおくりする予定です。
【イベンター】
卜半 馨(東京農業大学大学院 造園学専攻)
【イベンター自己紹介】
現在は、群馬県の近代民家(明治~昭和初期)に残る、近代民家庭園について、調査研究を行っております。元々は考古学専攻に所属しておりましたが、遺跡や庭園などの不動産文化財の保存活用について研究したいと考え、造園学専攻に進学いたしました。
本日は短い時間ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします。
【お客さんへのメッセージ】
群馬県の近代民家という、極めてニッチでほとんど知られていない存在ではありますが、
とても個性的で他では見られない庭園がたくさんあります!
当日は皆さんから率直な感想をいただきつつ、楽しい時間にしたいと思いますので、多くの方のご参加を心よりお待ちしております。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
文化財にワクワクする人、伝統文化にときめく方
珍スポット&珍文化にアンテナ立ちっぱなし族
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
9/28(日)の学術バーQは、
学術バーQいきもの部 オープンサークル
として営業!
オープンキャンパスならぬ……ということで、ご新規の方々へのご案内も差し上げつつ、部員のミートアップを行ってまいります!
観察会や博物館巡りなど、さまざまな活動でゆるく楽しく盛り上がっているいきもの部。
これまでの活動の振り返りやこれからの作戦会議、最新の生きものトークまで、ざっくばらんに語らって盛り上がりましょう!
いつもどおり18:00オープンにて、ご来店お待ちしております!
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
10/4(土)の学術バーQは、
異論派列伝:社会主義期チェコスロヴァキアに見る「反体制派の思想史」
と題してお届け。
それぞれの国家観・民族観・歴史認識に立脚しつつ、既存の体制に異を唱え、新たな国と政治のあり方を描こうと試みた「異論派」たち。
彼らは何を夢見て、何を主張し、いかなる運命を辿ったのか。
混迷の時代にあって、国家観・国民観をめぐる問いを絶えず突きつけられる私たち。
今だからこそ知りたい「いまはない国の歴史」を、とことん見つめに来てみませんか?
いつも通り18:00オープン予定です。
ご来店、心よりお待ちしております!
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【大まかなイベント内容】
政治共同体の構想に関心がある
リアルな現実の前にいかに政治共同体を構想しようとしたのか
当日は、1970年代から1980年代にかけてのチェコスロヴァキアがどういった社会状況にあったのか、その時代の反体制的な知識人らが同時代の知識人らの中にいかに位置付けられたのかという前提部分をまずお話します。
そのうえで、チェコスロヴァキア社会主義共和国という複数の言語を話す住民集団が暮らした、いわば多民族国家という現実の前に、いかに反体制派知識人らが政治共同体を構想しようとしたのかを「チェコ」、「スロヴァキア」、「チェコスロヴァキア」という3つの視点から明らかにする。
【イベンター】
佐藤ひとみ(東京外国語大学博士後期課程)
【イベンター自己紹介】
チェコスロヴァキアの思想史、知識人史を専門に取り組んでいます。社会主義期の反体制的な知識人が「ネイション」という概念を手がかりに、どのような国家像を抱こうとしたのかを博士論文で扱っています。
【お客さんへのメッセージ】
最近「日本人とは誰だろう」という問いがよく聞かれます。我々より一昔前、「チェコ人とは誰だろう」、「スロヴァキア人とは誰だろう」、「チェコスロヴァキア人とは何なのだろうか」を、多民族国家という現実を前に論じた人々がいました。私たちが今向き合うべき問題の手がかりを、いまはない国の歴史から得てみませんか。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
「ネイション(民族)とはなにか」や「国家を構成するのは誰か」ということに関心を持っている方に来てみてほしいです
【営業時間】
18:00〜23:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
10/5(日)のイベントは……
元祖哲学youtuberが語る宇宙一オモロイ哲学の話
『ゆる古代ギリシア哲学入門』出版記念イベント
としてお届け!
なんと……
\\\あのネオ高等遊民がタイからやってくる///
哲学系youtuberとして名高いネオ高等遊民さんが、『ゆる古代ギリシア哲学入門』の出版を記念して、学術バーQにやってきます㊗️
「アリストテレスってやばいやつ?」「哲学ってそもそもなに?」「なんで頭に花被ってるの?」
新刊の哲学者紹介から一歩踏み込んだお話、youtube活動、執筆活動のこれから、あれこれお話ししていただきます!
当日の想定タイムテーブルはこちら⬇️
―――
18:00 OPEN
19:00 ネオ高等遊民、ギリシア哲学者を語り尽くす
『ゆる古代ギリシア哲学入門』の内容紹介+α
20:30 ズバリ!「哲学」とはなにか!?
ネオ高等遊民インタビュー企画(聞き手:学術バーQスタッフ来世)
23:00 CLOSE
―――
タイ在住のネオ高等遊民さんに会える機会は大変レア!!!
ネオ高等遊民大好き❤ギリシャ哲学大好き❤な方はもちろん、哲学興味あるけど難しそう……な方や、学術系youtuberに興味がある方など、ぜひぜひいらしてください🥳
(新刊読んでなくても大丈夫!店内販売もあります👍)
18:00オープン、お待ちしております🙌
―――
【イベンター】
ネオ高等遊民(哲学YouTuber)
【イベンター自己紹介】
タイ在住の哲学YouTuberネオ高等遊民です。ふだんは哲学史の解説や、おすすめ本の紹介、お悩み相談のような動画を作ってます。最近は本も書いており、2024年に西洋哲学史の本『一度読んだら絶対に忘れない哲学の教科書』を、2025年に『ゆる古代ギリシア哲学入門』を出版しました。哲学修士です。
【お客さんへのメッセージ】
ふだんはタイで暮らしていますが、学術バーでの新刊記念イベントのために一時帰国します(このためだけに! ついでにいろいろしますが、メインは学術バーです!)。 拙著を事前に読んでない方でもわかる話をしますので、お気軽にお越しくださるとうれしいです。私の話をきっかけに、古代哲学っておもしろそうだなと身近に感じてくだされば本望です。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
哲学(特に古代)に興味がある方ならどなたでも大歓迎です。ソクラテスやプラトンやアリストテレスが本当はこんな奴だったという、逸話・裏の顔を知りたい人は楽しめると思います。
【営業時間】
18:00〜23:00 (営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間 (タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】
10/12(日)の学術バーQは、
なぜ「やはり民主主義でなくてはいけない」のか
-ジャック・デリダの思想から政治を問い直す夜-
と題してお届け!
※営業時間が17:00〜22:00となります、ご注意ください!
「ポピュリズムの加速、極右政党の世界的な興隆、好戦的な民主主義諸国......と、民主主義がピンチの昨今。AIの急速な発展により、『もうAIに統治させればいいんじゃないか』という議論も強く説得力を持ち始めてきています。そんな混迷の現代に、あらためて(人間の)民主主義の価値を考え直してみます。」(文:イベンター)
今こそ考えたい問いを、じっくり考え語らい尽くす一夜。
皆さまのご来店、お待ちしております!
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【イベンター】
ミズキ・サトウ(べんけー)(慶應義塾大学大学院文学研究科)
【イベンター自己紹介】
フランスの哲学者、デリダの「脱構築」という思想をもとに、民主主義について考えています。とくに、民主主義が包含する「自由」「平等」といった概念のありようを再解釈し、民主主義を擁護する方途を探っています。
【お客さんへのメッセージ】
政治について公に語るのは憚られるかもしれません。ですが、当イベントは政治の内実には立ち入りません。政治的対立の手前で一度立ち止まって、そもそも政治とは何なのかを考えてみるものです。とはいえあまり硬くならず、自由に思考できる場にしましょう。
【ズバリ! 当日はこんな人に来てほしい】
「民主主義(色んな意味で)やべぇ〜」と思っている方。デリダに関心がある方。哲学的な議論に興味がある方。前提知識は不要です。
【営業時間】
17:00〜22:00
(営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】
一般:1,000円/時間・学生:500円/時間
(タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
【X(旧Twitter)アカウント】