円卓の魔女 [えんたくのまじょ] / Witch of The Round
エルニレイムにまつわる伝承に登場する魔女組織。現存しているのかは不明。
外世界 [がいせかい] / Astrealm アストレルム
現世とは別に存在する、霊的な世界の総称。精霊の国アフトクラトルや魔物の国アニムスがこれに該当する。
火炎の王 [かえんのおう] / The Ignis イグニス
エルニレイムにまつわる伝承に登場する王。実際にどういった存在なのかどうかはエルニレイムの民のみが知る。
神 [かみ] / The God
キャンバス大陸とその星の話には、明確な神は登場しない。
たしかに絶対的な神は在るが、全て原初の時代から自然的に文化に浸透しているため、それをあえて語るものは少ない。
※神世界の項も参照のこと。
【メタ解釈】ナナとの世界では、現実の様々な文化や思想を取り入れるために、「神」という存在をわざとぼかしています。
機械生物 [きかいせいぶつ] / Mecha Beast
身体が金属製のパーツ中心で構成された活動体のこと。主な動力源は魔力である。
黒魔法 [くろまほう] / Mav-magia
魔法の中でも攻撃性や破壊力に秀でた魔法のこと。
終焉の鐘 [しゅうえんのかね] / Taburas タブラス
終末戦争で用いられたとされている、黒魔法の”禁忌”。
獣人 [じゅうじん] / Maka マカ
身体に獣のような特徴を持つ人種。キャンバス大陸の外の人種とされており、キャンバス大陸では非常に珍しい。
ナナコは獣人の特徴が僅かにみられることから、少なくとも獣人のハーフと推測される。
終末戦争 [しゅうまつせんそう] / Doomsday war
現在のキャンバス大陸より1000年以上前に起きた大規模な戦争のこと。
この時代にはすでに魔科学技術は確立しており、兵器登用も積極的に行われた。魔力さえあれば動かすことが出来るため耐久性も高く、現在でも各地で残骸を目にすることが出来る。
【メタ解釈】我々の世界でいうところの第3次世界大戦に相当する。
住民証 [じゅうみんしょう] / Resident ID
メトロマギアの管理局が発行している、メトロマギア市民の証であるIDカード。
住民のデータと階級が記載されており、階級によっては立ち入れない場所がある。
終末派 [しゅうまつは] / Ragnarokon ラグナロコン
終末戦争以前から存在する、世界に終末をもたらすことで新たな世界を創造せんとする終末思想を持つ集団。
終末戦争以来その活動は全く見られなかったが、ここ数十年の間に再び活発化している。
瘴気 [しょうき] / Miasma ミアズマ
高濃度で不純物の多い濁った魔力が、何らかの理由で毒性を帯びたもの。
魔力には人間への害となる要素が少ないながらも存在し、それが増長されることで強い毒性を持つとされる。
人外 [じんがい] / Evildoer エヴィルドア
瘴気によって人ならざる者になった生命体のこと。魔物と違って意思の疎通が出来ず、ひたすらに欲を満たす化け物である。
神世界 [しんせかい] / Calustram クラウストラム
何人たりとも干渉することのできない神聖なる世界。
それは絶対的な秘匿をもって存在しており、この世界についてわざわざ語られることはほとんどない。
精霊 [せいれい] / Dimon ダイモン
純粋なる力の化身、自然の権化とされ、古くから存在している生命体。ナナコの連れている「精霊さん」も名前の通り精霊である。
人や魔物とは中立の立場にあり、争いを好まない。
人が精霊の力を借りることも多々あるため、一部ではこれを神聖視するような者たちもいる。
精霊の国 [せいれいのくに] / Autokrator アフトクラトル
精霊たちが住まうとされる外世界のひとつ。人間界とは異なる秩序と”自由”を持っている。
全書の間 [ぜんしょのま] / Akashic Records アカシックレコード
この世のどこかに存在するとされる、世界のすべてが記録される場所。
テンジョウ [てんじょう] / The Upper
メトロマギアのダウンタウンなどでまことしやかに噂される、成功者のみが立ち入ることのできる聖域。
火外守 [ひとかみ] / Auto Agrypnia アフト アグリプニア
人ではないが神でもなく、精霊すらも相容れない存在。世界の真理を知るが、決して人の味方とは言えない。
魔王 [まおう] / Elkonig エルコニグ
魔人の中でも、特に優れた力を持つ者を特別視して呼ぶ。
魔科学 [まかがく] / Ether Science
魔法の技術を科学に取り入れ、より高度な制御を可能とする高等分野。
魔女 [まじょ] / Witch
魔法族の中でも、特に優れた力を持つ女性を特別視して呼ぶ。
魔晶花 [ましょうか] / Crystalether Flower クリスタレーテフラワー
魔力の瘴気が生み出す魔法で出来た花。花弁に赤い結晶を生成し、開花すると赤く光る。瘴気同様この花も毒性を持つが、正しく処理すれば薬品にもなり、生成される結晶も超高濃度のエネルギー源として、一部の業界では高値で取引される。
魔人 [まじん] / Wizard
魔法族の中でも、特に優れた力を持つ男性を特別視して呼ぶ。
魔の深淵 [まのしんえん] / Abysious アビシアス
それを覗く者は魔の真髄に触れ、驚異の叡智を得ることが出来るとされる伝説上の存在。
一般には、叡智の情報が詰め込まれた一種の外世界とされている。
魔法 [まほう] / Magia マギア
魔力を用いて超常的な現象を発生させる秘術のこと。
魔法族 [まほうぞく] / Magician マギシアン、マジシャン
主にエルニレイムに住む原住民族で、全員大小なりとも魔法を操ることが出来る特異な体質を持つ。
逆に、魔法が扱えないと呪われた子・異端扱いされ、赤子の時点で棄てられることもある。
魔法使い [まほうつかい] / Magias マギアス
魔法族の別称。単一の呼び名。
魔物 [まもの] / Abaddon アバドン
魔力を源として生きる動物や植物のこと。魔族ともいう。
ただし食料は魔力由来とは限らず、基本的に通常の生物たちとは共存関係にある。
どちらかというと人間に対して害を及ぼす生物を指すことが多く、そうでないものは魔法生物と呼ばれることがある。
魔物の国 [まもののくに] / Animus アニムス
かつて、魔族が住んでいたとされる外世界。戦争の影響か世界同士の境界線を失ったと言われているが、詳しい文献はほとんど残っていない。
魔力 [まりょく] / Ether エーテル
キャンバス大陸において普遍的に存在している物質のひとつ。自然のあらゆるものに宿り、その強弱によって様々な変異をもたらす。
特に強力な変異のことを魔法と呼び、魔法を使うものを魔法使いと呼ぶ。
魔力酔い [まりょくよい] / Excess Ether Syndrome
短時間で高濃度、あるいは高純度の魔力が満ちた空間に居続ける事で、感覚器官や神経に支障を来たす症状のこと。
過剰エーテル症候群とも呼ばれる。
レグルス [れぐるす] / Regulus
大陸魔法規制機関の通称名。機関の記章が獅子と星をかたどっていることからそう呼ばれている。
竜 [りゅう] / Severnt セヴェルン、セヴァント
人外の中でも特に脅威的な変異をした生命体。
伝説上の生物に例えて竜と呼ばれているが、必ずしも姿が竜のようであるとは限らない。
龍 [りゅう] / Dragon
人外の竜とは異なり、正真正銘の”伝説上の生物”を指す時に使う。魔物・魔法生物の一種で精霊に近い存在でもある。
なかには、魔法によって変異した個体もいるとか......
強大な力を持ち人類の脅威とされてきたが、現在ではその姿は殆ど見ることがなく、むしろ見た者に幸福をもたらすと言われるようになっている。
妖精族 [ようせいぞく] / Fairies
魔力を源とする魔物の一種で、特に光の属性に強い親和性を示す。
闇に属するものを避ける習性があり、特に人間とは滅多に交流をしない。