舞台となるキャンバス大陸では、大陸魔法規制機間によって、魔法の自由、表現の自由、芸術の自由が規制されています。
ただ、これは歴史上で見れば比較的最近の規制であり、規制以前に芸術家たちが遺した作品などがクロックヤードに収蔵されています。また、現在の規制下における芸術家たちは、「観光都市ノブレス」にて管理下のもとでのみ制作が許可されており、その中で突出した作品も僅かながら収蔵されています。
(無論、大陸魔法規制機関を批判するような内容や政治的風刺画、宗教画は一切排除されています。)
博物館としての役割は、現実と同じく歴史の記録であり、過去に起きた終末戦争の遺物や絶滅生物の骨格なども展示されています。また、機械の発展や魔法と科学の研究における実験装置なども展示されており、博物館としては至極真っ当な施設といえます。
クロックヤード美術・博物館は独立した公的機関ではありますが、その管理はすべて大陸魔法規制機関のもとにあります。