意外と身近な仏教用語シリーズ
今回は「ほーほけきょ」です。
ほーほけきょ????うぐいす????
そうです。三大霊鳥とも言われる、うぐいすの鳴き声ですね。
このうぐいすの鳴き声自体が仏教用語と言うわけではありませんが、ある仏教用語を指しています。
それは、「法華経(ほっけきょう)」です。ほーほけきょ⇒法、法華経と言うわけです。
「法華経」名前だけは聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
法華経というのは略称で、正しい名前を「妙法蓮華経(みょうほうれんげきょう)」と言います。
法華経に書かれている内容は実に多岐にわたりますが、大きくまとめると「人はどんな人であっても仏になれる」と説いた平等思想と人間賛歌。
もうひとつは、「歴史上に実在した釈迦は永遠に生き続ける久遠(無限)仏であり、いつでも私たちを見守ってくれている」とする久遠本仏の思想、この2つが挙げられます。
このように、法華経はとてもありがたいお経なのです。
たまたまそう聞こえるだけとはいえ、このありがたいお経を連呼するうぐいすはとても功徳をつんだありがたい鳥なのかもしれませんね。
ちなみに、うぐいすと言えば春を告げる鳥としてとても有名ですが、美容との関係もあることをご存じですか?
日本では江戸時代にうぐいすの糞を美容や美白に使用していたとされる資料が残っています。
「うぐいすの糞」と表記すると、物質の実情を知らない者が「糞」のイメージから衛生的不快感を持つなどの誤解が生じやすいため、現代では「うぐいすの粉」などの名称で販売されています。「ゲイシャ・フェイシャル」(芸者の美顔)の名称で欧米でも提供されるようになっています。
きめ細かく美しい白い肌になると評判だそうです。うぐいす・・・どこまでもありがたい鳥ですね。
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