実は、人類が最初に核分裂を発見してから、いまだ一世紀未満なのです。
一つの説によると、日常的に人間が火を使い始めて12万5千年だそうですが、人々は未だ火をコントロールしきれず火事が頻繁におこっていますよね。それを考えると、歴史の短い原子力の火は本当に注意して扱わねばならないと思います。
なんといっても驚きなのは、核分裂の発見から原爆投下まで、たった7年ということです。現在、すでに設計ができているにも関わらず、建設を始めて7年経っても完成しそうにない発電所もあるし、開発を開始してもまだ完成していない航空機もあるし、それらを考えると、その当時の軍事目的の開発のすさまじさは恐ろしいですね。