楽器・文具等贈呈
楽器・文具等贈呈について
1 楽器贈呈
音楽は、心を癒し、希望を与え、人を幸せにする力がある。
音楽は、たとえ主義主張が違っても、人と人を結び付け、世界を平和にする力があるかのよう。
音楽は世界中に満ち、それぞれの地域に花開いている。
我々の楽器贈呈の活動は、その地域の音楽文化を更に発展できるよう応援しようとするもの。
子供たちの奏でる音楽は、夢と希望に満ち溢れ、その波動は地域へ元気と活力を与えている。
子供たちが、我々の贈呈した鍵盤ハーモニカで、市中をパレードし、それを見ている大人たちの満面の笑顔は、それを物語っていた。この時、毎回重い楽器を持っての訪問が報いられたと思った。
そして、楽器贈呈の活動が、この地域で花開いた文化の向上に、確かに役に立っていると確信した。
贈呈する楽器は、日本の子供が使っていた楽器なので、名前が書いてあったりしますが、各学校ともそれを消すことなく使用しています。
毎回使用する際日本の子供の名前を見て、日本や日本の子供のことを想像したりしてくれれば・・・・日本とタイとの距離が少しでも短くなってくれれば、と期待しています。
2 支援する楽器
鍵盤ハーモニカと、リコーダーが主流。タイは、鍵盤ハーモニカが人気の楽器。
リコーダーも少しずつ使われるようになってきました。
贈呈する際注意することは、指導する先生がいること。
どこの学校でも、とても喜ばれますが、先生がいなければ折角の楽器が、子供の玩具になったり、倉庫に眠ったままになってしまいます。
3 文具・サッカーボール等
この20年で、タイの文具はかなり充実してきた。しかし、サッカーボールは特に山の学校等は不足しがちな感じがしているので、引き続き支援していきます。
今年2月ミャンマーでクーデターがあったが、タイ国境を越えたミャンマー領の山頂にミャンマー国軍から逃れてきた人たち等人たち等など6,000~7,000人が暮らしています。
ここには学校があり、子供たち約600人が学んでいますが、文具等が不足していることから、主にこの学校へ贈呈しています。