日新義塾の試験対策

「特講」について

◉学校の定期試験の特色

高校進学を左右する学校の成績を決定するものとして、最も重要視されるのが年4回の定期試験です。これら定期試験の問題は、当然教科書の範囲から出題されます。書店で一般に置いてある既成教材は教科書に準拠したものも販売されているので、これらをこなしておけば問題ないと言えそうですが、実際にはそうではありません。それは学校の定期試験に以下の特色があるからです。

 

①各中学校で異なる副教材を使用しており、それらも試験範囲に入ります。

例えば社会の資料集や、英語・数学のワークがそれにあたります。


②同じ学校でも、試験を作る先生によって内容が異なります。

例えば先生が授業内で配布した独自のプリントや黒板に書いたこと、口頭で説明したことまで試験問題に入ります。


③同じ先生でも年度により授業が変わる為、試験の出題内容も毎回異なります。

同じ先生の過去問を解くだけでも意味がありません。


◉日新義塾の「特講」とは

以上から、定期試験対策にあたり学習塾は、独自の教材を作り、それらを用いて学校に合わせた授業を行わなければなりません。つまり、端的に言えば、学習塾の個性や主義が、試験対策のために、どのような教材を使い、どのような授業をするのかに表れる、ということです。まさに講師の力量が試されるとも言えます。

そこで、日新義塾の考える試験対策は次のようになります。

 

①私達は定期試験対策を「特別講座」、略して「特講」と呼んでいます。

休日を返上して長時間行う授業というものは、授業料が発生し、義務として行う通常授業とは違うものだからです。本来プロの講師は、義務の発生していない時間で授業をするということはありません(大学受験の予備校の教師が土日を使った補習をすることがないように)。ですが、だからこそ本来授業のない日に、試験のために生徒と講師がそろうという意味で「特別講座」だと考えています。

 

②特講は「自由参加」としています。

強制・脅迫で勉強させることは、むしろ子供達の意欲に良くない影響を与えます。人間を相手にしている職業として、「対話授業」を標榜している学習塾である以上、特別な緊張感のある授業を行うためには、子供達の意欲は欠かせないものだ、と考えています。

 

③学校の先生の授業を再現し、試験内容を徹底反復します。

ただ過去問を配布しそれを解くだけでは結局子供次第ということになります。特講では、演習の中でも学校の先生の授業を再現し、試験範囲の内容を徹底反復することに力を入れます。また特に、国語・理科・社会の暗記科目の対策に時間を割きます。英語・数学は長期間に渡る日頃の積み重ねが必要な科目です。試験前の限られた時間では、最も効果の期待できる暗記科目を中心に特講を行います。

 

◉外部生の参加・ご紹介について

私達はこの特講を、季節講習と並び、最も日新義塾の理念が表れる授業だと思っています。

私達も私企業ですから、生活のため、発展のために利潤を追求しなければなりません。しかし、子供の将来に関与する可能性のある教育機関である以上、健全な方法での発展を目指しています。

ですから、この特講を出来るだけ多くの地域の方に見てもらいたいと考えています。特講では、外部生の無料参加を受け付けています。多くの外部生が参加することは、必ず子供達に良き影響を与えてくれます。教室に良い緊張感をもたらし、特講を盛り上げてくれます。その盛り上がりは講師陣も鼓舞してくれます。もし日新義塾にご興味のある方は、お気軽に教室までご連絡ください。