<期間>
全4日間
12/30(火)・12/31(水)
1/2(金)・1/3(土)
<講座説明>
◎英語
この講座は、英語の「リスニング」と「長文」に特化して、集中的にトレーニングを行います。英語を聞き取る力は一朝一夕に上げることができず、対策も容易ではないため、リスニング対策は通常の入試対策では十分に時間を確保することが難しい分野の一つです。だからこそ数日間集中的に練習を繰り返すことが出来るこの正月特訓はリスニング対策にはうってつけではないでしょうか。より汎用的な聞き取り能力を鍛えるため、過去問のみではなく音楽や映画等も使っての授業も並行して行う予定です。また毎日繰り返し演習することで鍛えられるのは長文を読む能力も同様です。志望校別にそれぞれのクラスに合わせ、これまで扱ってきたものよりも難易度の高い長文に挑戦します。
◎数学
正月特訓では、慣れが必要な「資料の読み取り」に的を絞り、問題を厳選して指導します。単元自体にはそれほど複雑な計算はありません。しかし、神奈川県の公立高校入試では、複数の資料(度数分布表・ヒストグラム・箱ひげ図)を読み取り正誤を答える問題など、正答を導くまでに手順が多く、その途中でミスを誘発してしまうような問題が出題されています。このような問題を時間内に手早く解くにはある程度の問題慣れが必要です。正月特訓では、基本的な知識のおさらいから入試レベルの問題演習まで、短期集中で徹底して指導していきます。数学に苦手意識がある生徒でも、一見難しく見えるがきちんと手順を踏んでいけば正解にたどりつく単元です。正月に1つ、得点源をつくりましょう。
◎国語
神奈川の高校入試では必ず古文が出題されます。中学校では古典文法を扱わないので、神奈川の入試問題は内容を推理していくことで解けるように作られています。が、実際の所は毎年多くの受験生がこの古文に苦戦を強いられています。
この講座では「古文特訓」と銘打ち、ヒントを見つけそこから内容を推理する力を鍛えます。簡単でないとは言え、コツさえつかめば誰もが得点源とすることも可能です。参加する全ての生徒に必ずそう思ってもらうよう、強い気持ちをもって授業に臨みます。
◎理科
夏期講習中期オプションで好評いただいた「理科計算特訓」の続編です。夏の時点ではまだできなかった「イオン」の計算問題の特訓を行います。
「イオン」は中学3年生の学習内容で、その応用問題は難易度が高いものも多く、苦手としている生徒が少なくない単元です。応用問題を解くための、各単元の内容に関する知識のほか、問題整理、グラフの読み取り、適切な情報処理、比例式の利用などの計算の能力を、短期集中で鍛えます。
◎社会
歴史では、普段なかなかできないこととして、文化や産業など、特定のジャンルに絞って学ぶという方法があります。通常授業では、時代ごとに分けて、順番に前から学習することが行われますが、全く違う視点から知識を取り込むことで、理解度が飛躍的に向上することが見込めます。
今回扱うのは、「対外関係史」と「社会史」です。古代の中国との密接な関係から、各時代の貿易、現代各国と結ばれた「〜条約」に至るまでの、外国との関係を学んでいきます。対外関係史から見えてくる日本の立ち位置を知ることで、より日本の歴史に対する理解が深まります。社会史では日本人のアイデンティティーに関わる神道の話から江戸時代の各地の産物まで、歴史の表舞台には出ない、所謂「普通の人々」にスポットライトを当て、その暮らしから歴史を学んでいきます。その試みが子供たちの入試対策のためだけでなく、歴史自体への興味に繋がるきっかけにもなればと思います。