オールジェンダー保育プロジェクト
『ジェンダーニュートラル・個人マークシール』とは
『ジェンダーニュートラル・個人マークシール』とは
これまでの「個人マークシール」は、「女の子らしさ」「男の子らしさ」の決めつけや思い込み(ジェンダーバイアス)を避けるのがとても難しいものでした。女子にウサギ・リボン・ケーキ、男子にライオン・消防車・カブトムシなど・・・。
本商品は、「個人マークシール」のジェンダーニュートラル(中立的)化を目指した、保育領域初の試みです。モチーフの選定や組み合わせ、配色やデザインなどの試作を繰り返しながら完成に至りました。
私たちの目的は、ジェンダーバイアスに縛られないことで、全ての子どもがそれぞれの個性を否定されることなく自由に遺憾無く発揮できる保育環境の実現です。ジェンダーのお話をすると、ついつい子どもへのジェンダー教育が先んじて語られますが、私たちはこの目的に対してまず環境から変化を促していくべきだと考えています。物的環境として本商品のような中立性の高いものが整備され、人的環境として保護者・保育者含めた大人たちが子どもたちのジェンダーについて柔軟性を保つこと。本商品によって、大人たちの話し合いのキッカケとなることを私たちは期待しています。
一方で、私たちは「女の子らしさ」「男の子らしさ」そのものや、そうした子育て観を否定していません。これらも多様性を認め合うSDGsの時代に、認められるべき個性であるからです。女の子らしい女子や男の子らしい男子から、「女の子らしさ」「男の子らしさ」に括りきれない子どもの個性までおおらかに受け止める柔軟さが必要ではないでしょうか。ジェンダーに柔軟な保育環境が整っていけば、女子に「ライオン」男子に「ウサギ」でも違和感がなくなっていき、本商品の意義が薄れていく。そんな未来を想像しています。
SDGsの視点からも、ジェンダーに関する保育の専門性には社会から大きな期待が寄せられています。それを実証するかのように、この商品化プロジェクトは、クラウドファンディングにおいて126名(達成率227%)もの支援者様から賛同を得ました。そして、これまでにテレビ・新聞・ラジオ・ポッドキャスト・インターネットサイトなどメディア横断的に紹介がなされてきました。保育の問題を、保育に関わる大人だけで解決しようとするのではなく、広く社会全体に問いかけながら進めたいと考えています。
2022年9月1日 天野諭・加藤千晶
クラウドファンディングにてご支援いただき、商品化することができました!ありがとうございます!
クラウドファンディングの詳細はこちら
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https://camp-fire.jp/projects/view/522850
商品一覧
マークのみ60点
名前欄付き(横)30点①
名前欄付き(横)30点②
名前欄付き(下)30点①
名前欄付き(下)30点②
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