大会長挨拶
大会長挨拶
第17回長崎県臨床工学会大会長
佐世保市総合医療センター 草野 公史
このたび第17回長崎県臨床工学会をアルカスSASEBOにて開催させていただくこととなりました。大会開催にあたり、会員ならびに多大なるご理解・ご協力を賜りました関係者の方々にこの場をお借りして心より厚くお礼を申し上げたいと思います。
佐世保地区での開催は、前大会が2016年の第9回大会のアルカスSASEBO開催以来の約9年ぶりの開催となります。
前大会では、「多職種に学び考える、臨床工学技士の未来」という大会テーマで、診療放射線技師・臨床検査技師の講師を招聘して、現在の多職種連携の先駆けのような大会で大盛況の内に終了した事を記憶しております。
今大会のテーマは、『共育』とさせていただきました。
本大会のテーマを、『共育』にしたのには、近年では医師働き方改革や男性の育児休暇積極的な取得等の少し前の時代にはなかった制度が設立されるなど変化が激しい時代を生き抜いていくためには、管理職や中堅のCEが若手のCEと共に成長していく必要性があるように感じたため、テーマを『共育』にさせていただきました。
また、若手のCEの方々には、日本臨床工学技士会の将来や必要性を上司と共に考えるきっかけになるような、1日になるように願いを込めました。
共育講演Ⅰとして、日本臨床工学技士会で理事長であられます本間理事長をお招きして、日本臨床工学技士会の将来像について、熱く語っていただく企画を考えております。
シンポジウムでは、令和の時代では当たり前となってきている育児休暇について各パネリストにて登壇いただきこれからの働き方を含め熱い議論ができることを楽しみにしております。