海洋生態学研究室

2021年

12月

・センサーデータを回収しました。

緑川河口域に設置しているセンサーのデータを回収しました。夏は付着物が多くなるので頻繁に通う必要がありますが、冬になると頻度が少なくても良いので少し楽になります。写真は船着き場に設置している気圧センサーのデータを回収しているところです。

・緑川ダム近傍を視察しました。

熊本県環境立県推進課、川口漁業協同組合、九州大学、熊本大学の方と、ダムに溜まった土砂の有効活用に関する研究をこれから進めていきます。

11月

・緑川河口でカモ狩りを見学しました。

猟銃による狩猟をはじめて見せて頂いたので、大変刺激的な体験でした。猟友会の皆様、ありがとうございます。これから、カモ類を含む高次栄養段階の生物が干潟生態系に与える影響に関する研究を始動します。

・有明海のヒメカノコアサリという二枚貝の個体群動態の論文がPlankton and Benthos Researchから出版されました。詳しくは、業績をご覧ください。

・奄美大島でリュウキュウアユの生息環境の予備調査を実施しました。

鹿児島大学の久米先生の調査に同行して、奄美大島のリュウキュウアユの生息環境を予備的に調べました。写真のマングローブはリュウキュウアユの生息場所ではありませんが…

・緑川河口で係留系観測を継続しています。

7月から継続して水温、塩分、水深、光量子、流向・流速、クロロフィル濃度、濁度の連続観測をしています。これでかなり詳細なデータが取れるのですが、汚れやすいのでこまめなメンテナンスが必要です。

・卒業研究の中間発表会が開催されました。4年生の皆さん、お疲れ様でした。

・メンバーと過去のメンバーを更新しました。

10月 

・鹿児島湾湾口部におけるマサバ仔魚の研究がFrontiers in Marine Science に掲載されました。業績をご覧ください。

6月 

・鹿児島湾に黒潮が流入することで植物プランクトンブルームが引き起こされるという論文をEstuarine, Coastal and Shelf Science に発表しました。詳しくは業績をご覧下さい。

4月 

・科学研究費補助金・基盤研究(C)(代表)と基盤研究(B)(分担)が採択されました。

3月 

・鹿児島湾湾口部の調査を実施しました。

・水俣湾でセディメントトラップ実験、植物プランクトンの培養実験をしました。(以降、1月間隔で実施中)

トラップ実験
お手製の植物プランクトンの培養実験装置

・緑川河口干潟で網袋実験と植物プランクトン・底生微細藻類の培養実験をしました。

現場に設置した網袋(アサリ捕集用)
きれいでしたが信じられないくらい寒い日でした。

2月 

・卒業研究発表がオンラインで実施されました。原さんお疲れ様でした。

1月 

・鹿児島湾湾口における共同研究の論文(Kume et al. 2021、小針ら2020)が出版されました。