千の旅鳥亭

交易都市リューンの冒険者の宿「千の旅鳥亭」"Greater Wonder ForGeL's Inn"　※英綴りではない

広場から商店街の方を横切って、みっつ先の区画にある冒険者の宿である。
白い風見鳥の看板が目印。

公道には面しているが、上記のルートの方がアクセス距離は近い。（道は狭いが）

裏の住宅間の空間を、隣接する家や店と共同で使用している。

井戸があり、洗濯物が干されていたりする。

周辺の冒険者の宿に対して、そこそこ古参の部類ではあり

特にグラスクレインはひろく名前が知れ渡っているだろう。

近年は同宿所属のノルテカの帆羽の名前も聞くようになっている。

おおよそ30名程度の冒険者が所属している、中規模の宿。（多分）

そのうち、実際に宿に部屋を持っている冒険者は半数ほどである。

また、冒険者以外にも宿を貸している時もある。

現在の主力は以下の2パーティー。

グラスクレインは指名で依頼が入ることが多々あり、貴族や王族、軍からの依頼や大人数で大掛かりな依頼を受ける傾向。

ノルテカの帆羽は出来るだけ柔軟性を保つ為、主に調査関係を中心に少数で依頼を受ける傾向がある。

なお、発足当時からこの宿名だったわけではなく、元は千鶴の泡沫亭として冠していたものを

「縁起がわるくないか？」と、当時駆け出しであったグルメンがぼやいたことにより

亭主である親父さんと協議した結果、改名した経緯がある。

その当時主力で依頼を受けていた冒険者たちは、ほとんど残っていない。

古くからの宿であるため、ほんの最近、水道管が経年劣化の影響で駄目になり（とされているが、要因は様々重なっているようだ）

聖夜祭～新年祭にかけて取り急ぎ修繕工事を行った。時期がわるすぎ。

またこの機会にと、改築・増築工事を現在進行形で行っている。

そのため、今しばらくは新規冒険者の受け入れは絞っている様子。

そうでなくても、宿に所属している冒険者の伝手での受け入れがほとんど。

発足順は（創設メンバー）→アライヴァ―→グラスクレインの前身→（宿改名）→

　　　　　グラスクレイン→テルイドがある程度まとまりを得る→ノルテカの帆羽→星硝子の冠