論文あとがき
2019
論文あとがき
2019
ニセナガカッコウムシ属の新種をラオスから記載した。モノグラフ論文をもとに、EUMJの標本を同定していくと、あれ?っと新種が見つかった。
クリイロカッコウムシ属の新種を中国から記載した。雌の1個体に基づいているため、雄個体の追加が期待される。また、台湾からイリオモテクリイロカッコウムシを記録した。西表固有種ではなくなったため、和名はよく考えて付けたいと考える良い後学になった。
論文が出版される前のタイミング、2019年12月1日福岡の日本甲虫学会で発表したときは、発表が終わった際に会場がざわざわしていたのを覚えている。今思うと、キマダラチビカッコウムシ、タイワンチビカッコウムシ、と和名も変わったため、反響もそれなりだったのかもしれない。