TOPIC>【子ども向けイベント企画】鉄道イベントはなぜ行われるのか?
TOPIC>【子ども向けイベント企画】鉄道イベントはなぜ行われるのか?
更新日 2025年2月15日
目 次
鉄道コンテンツがある様々なイベントに約20年以上出展してきた私、高石が「子どもや家族向けの鉄道イベント」が人気がある理由をご紹介します。
なぜ子どもに鉄道が人気であるのか?その理由をさきにお伝えすると子どもの成長とそれにつながる「動くもの」に興味があるからです。
生まれてから2歳くらいになると様々な現実のものを観て真似したりするごっこ遊びのような行動が出てくるようです。身近にあるもの・・例えばバスや電車に乗る、お店に入るなどの体験を子どもがすると、そこで働いている方を観て影響を受け、ごっこ遊びが始まります。
おままごとなどもその例の一つですし、バスや電車を運転する様子を真似するのもこのごっこ遊びです。
さらに3歳くらいになるとストーリーなどを理解するようになり、戦うものにも興味がではじめ、実際に体験していなくても頭の中でイメージをすることができるようになり、想像力や表現力が豊かになります。
おもちゃで遊ぶという行動の中で、自分で車をつくったり、家やどうろをつくったりして、どんどん想像力や表現力を伸ばしていきます。当然動くものにも興味がではじめます。
普段見ているものを真似して遊ぶことに集中してきます。
このごっこ遊びは4歳5歳くらいでかなり盛んになり、7歳くらいまで続くようです。
3歳4歳くらいで興味があるものにもっと知りたいという意欲が出てきて、実際に本を観たり、本物を観に行ったりすることにつながります。
「戦う」ものと「のりもの」に好みが分かれますが、周囲の影響が一番大きいようです。
もちろんすべての子どもがこの2つのどちらかになるとは限りません。他の事に影響されることもありますが、
比較的多いのが、イベントは戦隊もの、のりものが子どもたちにとって人気のあるものになります。
「のりもの」の中でも鉄道や車やバス、救急車や消防車、パトカーなどもありますが、子どもの絵本などでも比較的公共交通機関・・・いわば「鉄道」や「バス」が多いです。普段身近に乗ることができるものです。パトカーにはすぐに乗ることはできません。(お巡りさんではない限り、いつも乗るようになってしまうとヤバイかと・・・)そして救急車も同様ですし、消防車は一般の人は乗れません。
「動いているもの」「身近に乗ったりするもの」「そこで働いている人を身近に観れること」がのりものが好きなこのポイントなのではないでしょうか。
さらにバスはあまり形を変えることがありません。限られたスペースでたくさんの人を乗せるためです。一方鉄道は、後ろにつながっていることもあり、比較的余裕があるからか、一番前の車両は尖っていたり、斜めになっていたりと独特な、場合によっては戦闘ものを思い浮かべてしまうようなデザインになっています。
新幹線などが良い例で、流線形とよばれる長いノーズは速さをイメージすることもでき、「かっこいい」という子どもたちの感情が湧き上がってくるでしょう。
最近の鉄道は側面こそ標準的なドアや窓の配置であまり違いはありませんが、前(前面)の形状は斜めになっていたり、どくとくな窓やライトの形状のデザインとなり、普通の通勤車も人気があります。
しかし人気なのは「新幹線」です。これに勝るものはないくらいだと自分は思っております。子どもでのりもの好きで新幹線を知らない子どもはいないと断言できるでしょう。
そのようなことから、「鉄道」が人気になっていると思います。
「鉄道」イベントがあると子どもたちはそこに行けば、いろいろな鉄道(本物ではなくても)が観れる、触れる、楽しめると思っています。
本物の駅員さんや鉄道グッズなどもリアルなものに触れられる楽しみがあります。
さらには本物ではありませんが、ミニトレインや街並みを再現した鉄道ジオラマ模型なども好きな人にはたまらないでしょう。
是非、鉄道イベントはまだまだ多くの人や子どもたちに人気ですので、是非検討されてはいかがでしょうか。
弊社でも鉄道イベントに相応しい、ミニトレイン・ミニSLや鉄道ジオラマ模型を出張展示・運行を行っています。是非、参考にして頂ければ幸いです。
ここまで、読んでいただきましてありがとうございます。
鉄道イベントはどの場所でも人気があります。しかし、会場の大きさ、予算により、内容を吟味する必要があります。また、時期はそれほど影響はありませんが、熱中症などを考慮した時期を選ぶ必要があります。
当社でも「鉄道ジオラマ模型」、そして「ミニトレイン」を取りそろえております。他社様にはない、当社だけの特徴も貴施設で活かせるはずです。
是非、鉄道イベント実施の企画のお手伝いになればと思います。
※上記の記事は執筆者による視点で書いています。ご了承ください。
この記事を書いた人
高石 智一
株式会社Lic 営業担当
約25年勤めていた私立中学高校を退職し、株式会社Licを立ち上げました。鉄道系イベントは毎年20回以上の実施・引率経験があり、特に鉄道ジオラマ模型とミニトレインの製作を生徒に指導してきました。