2022受賞団体の発表

九州若手劇団アワード!2022、アワード受賞団体が決定いたしました!

今、もっとも注目してほしい九州の若手劇団5団体の中から選ばれたのは果たして・・・!!

「九州若手劇団アワード!2022」受賞団体は!!



受賞団体より

九州若手劇団アワード受賞ありがとうございます。

劇団佐賀さわげです。

まさに「3度目の正直」3年目でようやくアワード受賞を頂く事が出来ました。

結果を見た時その場に居た団員とガッツポーズしていました(笑)

ユニットから劇団化して約2年、佐賀でずっと活動していた私達にこうして注目していただけてありがたく思います。

少しでも佐賀の演劇界が盛り上がるようにとここまで必死になって活動していましたが、最近佐賀にも若手の団体が増えたり、県外にも繋がりができたりと、今までの活動が身を結び、こうして受賞にも繋がったのではないかと思います。本当にありがとうございます。

今後とも佐賀の演劇界の最前線を駆け抜けていき、地元の発展に力を入れつつも劇団として多くの人たちが楽しめるような作品づくりをしていきたいと思います。

これからも「劇団佐賀さわげ」をよろしくお願い致します。

授賞の言葉

 劇団佐賀さわげのみなさん九州若手劇団アワードの受賞おめでとうございます。

 いまも続くコロナ禍において思うように活動することが難しい中、活動を継続してきた5団体にまずは敬意を表します。

 作品性に関してはその方向性を模索している団体が多いように見えました。団体としての経験を積み重ねていくことで、道が見えてくるのではないかと思います。総じて、みなさんが意欲的で、演劇活動を大事にしている姿勢に希望と元気をいただきました。これからの活動に期待しています。

 劇団佐賀さわげさんは、結成8年目。意欲・積極性などが高く評価されました。他県へ活動の幅を広げている点、ユニットから劇団への移行へについても期待するという評価がありました。3年後にこうなっていたいという姿も具体性があり、ぜひ実現してほしいと応援したい気持ちになりました。佐賀の演劇を盛り上げる存在になっていってほしいです。

 3年連続で最終候補となっての今年の受賞。改めておめでとうございます。

 九州若手劇団アワード!は、脚本や上演作品の優劣を評価する賞ではなく、団体への賞です。作品の優劣を評価することだけでも難しいことなのに、団体の評価をするのはさらに難しいことです。九州若手劇団アワード!も数ある評価の一つと受け止めていただければ幸いです。

 最終5団体に残った団体以外にも、いろんな地域に素晴らしい若手の劇団があることと思います。多くの地域で多様な価値観や評価軸がうまれ、そういった団体にスポットが当たる機会が増えることを願います。

 最後になりますが、今回の受賞を地域での新たな観客や活動資金の獲得にもつなげていってほしいと思います。

賞金について

アワードを受賞された劇団佐賀さわげさまには、賞金3万円と、みなさまからの寄付金が贈呈されます。

寄付金は引き続き募集しております。どなたでも、1円から寄付が可能です。

詳しくは寄付金の募集についてをご覧ください。

受賞団体について

劇団佐賀さわげとは?

佐賀の演劇界を盛り上げるため、そして面白いことや楽しいこと、自分達らしい「エンタメ」を日々追求していく団体。

劇団のモットーは「人生は面白く、夢や希望に溢れている、 だからこれからもさわいでいこう」

ダンスや映像演出、歌、アクション、照明演出等を用いて、お客さんが演劇を身近に感じてもらい何より楽しんでもらうこと、希望のようなものを持たせ明日への活力にしてもらいたいという思いで、貪欲におもしろいことにチャレンジしていき、これからも自分達らしいエンタメを追求していく。

結成

ユニット結成:2014 年

   劇団化   :2021 年

主な公演歴


2020年

 2月:第 6 回公演「FFF~Flower Film Fiction~」 

10月:第 6.5回公演「ノストラダムス」 


2021年

 2月:外部公演「ポラリスの行方」 

 7月:第 6.7 回公演「夢ちゅう」 

 9月:第 6.9 回公演「ラピスラズリ」 


2022年

 2月:リモート公演「軽トラに轢かれたから世界の目を覚ましにいく。」 

 5月:みまた演劇フェスティバル『まちドラ!2022』 

 6月:はまっくす×劇団佐賀さわげ「ちいさな演劇まつり」 

10月:Re:VIVAL「百万年ピクニック」動員:108人(満員)

今後の活動予定

2022年12月10日(土)/11日(日)「福岡演劇シーズン ロクコレ」短編フェス 劇団佐賀さわげ『新説:この世界より』

枝光本町商店街アイアンシアター

最終候補に残った団体の今後の活動予定

最終候補に残った団体の今後の活動予定

劇団 ぼくの時間:2022年12月28日(土)/29日(日) 劇団 ぼくの時間 『今日も、ここで。』旧長崎街道東佐賀劇場  

フォルクテイル: 2023年4月頃公演予定 フォルクテイル『労働中毒さんと非労働者くん(仮題)』アトリエPentA(未定)

CONTE&ACT 噐未定

劇団あまりもの:2023年4月8日(土)/9日(日) 劇団あまりもの 第15回公演『二千一夜の複合体』甘棠館show


ぜひ皆さまのご声援をよろしくお願い致します!!

★2022年度選定委員のみなさま★(50音順)

河野桃子演劇ライター

黒澤世莉(旅する演出家) 

植村純子(「アートコミュニティスペースKAIKA」制作)

塚崎謙太郎西日本新聞記者