2021アワード受賞団体の発表

九州若手劇団アワード!2021、アワード受賞団体が決定いたしました!

今、もっとも注目してほしい九州の若手劇団5団体の中から選ばれたのは果たして・・・!!

「九州若手劇団アワード!2021」受賞団体は!!



受賞団体より

九州若手劇団アワード授賞ありがとうございます。

くまもと演タメ学園生徒会です。

“若手”かといわれると、頷くには度胸のいる団体ではありますが、旗揚げ公演から約2年、時には本物の若手の皆さんの手も借りながら、楽しくチャレンジを続けてくることが出来ました。

ホール公演や、ミュージカル、県外公演など、様々取り組んできましたが、どれも生徒会5人では到底出来なかったこと。いつも県内外、若手からベテランまで本当にたくさんの皆さんに助けられ、たくさんの出会いを得てきました。この受賞も皆さんあってのことと確信しています。皆さん本当にありがとうございました。

今後も、演劇を楽しむ方がもっと増えるように、もっと劇場にワクワクしてもらえるように、趣向を凝らしていきたいと思います。

まずは3月の生徒会オープンキャンパス(イベント)と5月の本公演、どうぞよろしくお願いいたします。

授賞の言葉

 くまもと演タメ学園生徒会のみなさん、九州若手劇団アワードの受賞おめでとうございます!!!

 去年に続いてコロナ禍が続くなか、最終候補に残った団体だけでなく、多くの団体が演劇の活動を続けていることに本当に頭が下がります。最終候補に残られた団体のみなさまからは、その土地の演劇環境の現状や将来を見据えて活動している様子が感じられ、とても心強い思いがしました。

 くまもと演タメ学園生徒会さんは、平均年齢は30歳ということで、ぎりぎり若手と言えるかどうかというところなのかもしれません。一方、結成年は2019年。わずか2年の若手のカンパニーです。

 熊本小劇場演劇という文化の存在をアピールする!という団体の理念の志の高さがあり、他県での公演を行うなど、理念を実践している姿や、作品の成果などが高く評価されました。

 その他、意欲や積極性なども高い評価を受けました。今後の活動をぜひ期待したいと思います。

 九州若手劇団アワード!は、作品の優劣を評価する作品への賞ではなく、団体への賞です。作品の優劣を評価することだけでも難しいことなのに、団体の評価をするのはさらに難しいことです。九州若手劇団アワード!も数ある評価の一つと受け止めてもらえばいいのかなと思います。

 最終5団体に残った団体以外にも、いろんな地域に素晴らしい若手の劇団があることと思います。多くの地域で多様な価値観や評価軸がうまれ、そういった団体にスポットが当たる機会が増えることを願います。

 最後になりますが、今回の受賞を地域での新たな観客や活動資金の獲得にもつなげていってほしいと思います。


賞金について

アワードを受賞されたくまもと演タメ学園生徒会さまには、賞金3万円と、みなさまからの寄付金が贈呈されます。

寄付金は引き続き募集しております。どなたでも、1円から寄付が可能です。

詳しくは寄付金の募集についてをご覧ください。

受賞団体について

くまもと演タメ学園生徒会とは?

「演劇をもっと、エンタメに。」

家でドラマを見るように、電車の中で本を読むように、演劇はもっと身近なものになれるのではないでしょうか。

私たち「くまもと演タメ学園 生徒会」は「演劇をもっと、エンタメに。」を

マニフェストに掲げ皆さまに楽しんでもらえる演劇を作っていくことを約束します。

結成

2019年

主な公演歴


20191月 えりこプロデュース演劇公演「おっさんとラブ」3回公演 @リトルスターホール

20202月 くまもと演タメ学園生徒会 始業式「明日もブースで会いましょう」3回公演 @熊本市男女共同参画センターはあもにい 多目的ホール

202010月 くまもと演タメ学園生徒会映像配信企画「オールを前に」

20212月  くまもと演タメ学園生徒会二学期公演「GO!サニーGO!」3回公演 @熊本市男女共同参画センターはあもにい 多目的ホール

今後の活動予定

来春 新作上演予定

最終候補に残った団体の今後の活動予定

若宮計画:2021年12月1日(水)~2021年12月5日(日) 福岡若手劇団ウィーク「ロクコレ」枝光本町商店街アイアンシアター  

おちゃめインパクト: 2022年2月8日(火)・9日(水) 第4​回公演『ジオラマの砂』

劇団佐賀さわげ: 2022年2月12日(土)~2022年2月13日(日) 劇団佐賀さわげ 第7回本公演 『星丘公園で待ってる(仮)』エスプラッツホール


ぜひ皆さまのご声援をよろしくお願い致します!!

★2021年度選定委員のみなさま★(50音順)

植村純子(「劇団衛星」プロデューサー、「アートコミュニティスペースKAIKA」制作)

大澤寅雄((株)ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室准主任研究員)

日下部信(九州大谷短期大学教授 表現学科長、劇作家、演出家)

斎藤努 (舞台プロデューサー)