LMSで連絡体制を整えたとして、メッセージのやりとりや、プリント類をデータファイルでやりとりもできるようになった。そしたら次は、「直接話したい」「顔を見て話したい」と思う先生が多くなると思います。
子ども達から「先生、質問です」と言われても、文字のやりとりだけて勉強を教えるのは大変。「ああ、もう直接話したい!」となるでしょう。私たち教員って「話したがり」ですから。さあ、どうする!?
ビジネスツールとして浸透したビデオ会議。教育機関でも管理職の会議に使われている所はあると思います。LINEのビデオ通話とか、iPahoneのFacetimeとか、家族間でやることもありますよね。アレでいい!
Zoomはビデオ会議システムとして、近年とても人気があります。既に取り入れてきた学校も多いです。授業中に遠隔地のゲストティーチャーとビデオ通話したり、インフルエンザの時期に教室間をつないで全校集会を行ったりと用途は広いです。
無料・アカウントが必要なのは教師だけ・使い方が単純・映像と音声が安定している・スマホでもPCでも使える
無料アカウントでは一度のビデオ会議に参加できるのは100名、40分という縛りがありますが、1クラスで集まってHRしたり、授業したりするのには、ほぼ問題ありません。
新型コロナ感染拡大防止のための休校措置を受けて、Zoom が学校期間を対象に、有料プランを無料開放してくださっています。
これで一度の会議に参加できるのは300名、時間制限なし!
Zoom さんをはじめとして民間サービスが休校措置対策でたくさん無料開放されていますね。決断と対応が速い!ありがたい!企業組織力の強さを感じます。私たち学校機関も見習っていきましょう!
とても分かりやすい資料を提供してくださっている方がいらっしゃいますので、こちらをご覧ください。画面をタップすればスライドをめくれます。
ミーティングIDを学校のホームページで公開することはできません。誰が見ているか分かりませんから。また、リンクのような長い文字列を電話で伝えるのも困難。だからこそ児童生徒・保護者との情報が共有できるLMS(ラーニング・マネジメント・システム)を先に整えておきましょう。LMSについてはこちらのページで解説しています。