私たちと思いをきょうゆうしませんか?
2026/05/17
こんにちは!きょうゆうプロジェクトです。
プロジェクトでは、東北大学病院緩和医療科病棟で患者さんとご家族のために音楽会を継続して開催しています。
この度、音楽会に参加された方からお手紙とお花をいただきました。今回のエピソードを紹介してもよいと快くご了承いただきましたので、みなさんにもきょうゆうします!
その方(以降Aさんと呼びます)は、4回目の音楽会に参加された方で、旦那さまが入院されていました。旦那さまの残りの人生は短く、意識がはっきりしている時間も多くはなくなってきた、そんなときに私たちの音楽会がありました。
Aさんからは、旦那さまが大好きだった甲斐バンドの安奈という曲をリクエストいただきました。私たちが訪室している間は、旦那さまの意識ははっきりとしており、Aさんと二人で音楽を楽しんでいただけました。
音楽会が終わってほどなくして旦那さまは旅立たれましたが、しばらくして私たちのもとにAさんから手紙が届きました。
「あの演奏会が、私と旦那の実質的なお別れの場になりました。あの演奏会があったからこそ、旦那が亡くなったことに対しても前向きになれていると思います。今は毎日安奈を聞いています。聞いていると旦那がそばにいるような感じもしています。私が旦那のところに行くまで、あの日の事は絶対に忘れないと思います」
そして、緩和医療科病棟で再び音楽会を開催した際に、きれいなお花を届けに来てくださいました。
「亡くなってしまったことはもちろん寂しいけれど、あの時安奈を一緒に聞けたから、今明るい気持ちで前向きになれています。だから私悲しくないの」
と、晴れやかな表情で伝えていただいたのが大変印象に残っています。
私たちはこのプロジェクトを立ち上げた際に、ひとのためになる音楽に挑戦し、音楽をきっかけとして生まれた経験によって、こころを支えたいと考え、それをどのように実現していくか、模索しながら歩んできました。今回のお手紙はそんな私たちのこころの支えとなる出来事になりました。
Aさん、この度は温かいメッセージとお花をありがとうございました!
今回のエピソードを励みに、これからも活動を続けていきます。
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