私たちと思いをきょうゆうしませんか?
2025/09/27
こんにちは!きょうゆうプロジェクトです。
9月15日(月・祝)、小平市中央公民館にて行われた「訪問診療の学校」(主催:医療とアートの学校 協賛:武蔵国分寺公園クリニック)に、ゲスト出演してまいりました。
今回は第二弾、「医療×音楽から生まれるケアの空間」というテーマでお話ししてまいりました。きょうゆうプロジェクトは、これまでに4度実施してきた緩和ケア病棟での病室訪問音楽会で得た経験やその中で感じた思いを、トークと演奏を交えてお届けしました。ピアノは作曲家の中村ゆずさんをお招きしました。
講演後、参加者の方から「やはり目の前で人が演奏してくれるのは幸せな気持ちになる。きっとそこにいるみんなが元気になるはず。」とお声がけいただきました。どのような場所であっても音楽は特別な空間を作ることができると改めて実感し、たくさんの人が元気になれるような空間を今後も届けていきたいと感じました。
講演では、我々の他にも「総合診療医・ウクレレ女医」であり、コミュニティードクターの瀧井未来さま、訪問診療で実際に音楽療法を実施されている浅野佳子さまがお話しされました。お二方とも音楽を医療と組み合わせて活動をされていますが、音楽を用いることは同じでも、アプローチの異なる活動を拝見し、大変刺激になりました。3人に共通している思いは、「音楽をきっかけにして、その人らしく生きてほしい」ということだと思います。患者さんやご家族に音楽を用いることで、薬での治療以外にどんなことができるか、今後も多角的に考えて活動していきたいと感じました。
公演終了後には、主催者、講演者とご来場の方で座談会が開かれました。テーマは講演の内容について、また「訪問診療について知ってもらうには?」というもので、立場を超えて様々な意見が飛び交いました。「訪問診療はいつ自分ごとになるかわからない。知識がもっと広がってほしい」という発言がとても印象的でした。様々なアイディアを得ながら、訪問診療がさらに広がっていく社会になると良いなと感じました。
主催者の皆様、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
\SNSでぜひきょうゆうしてください/