私たちと思いをきょうゆうしませんか?
2024/05/06
みなさん、こんにちは。きょうゆうプロジェクトです。
先日、「学べる演奏会」を上演しました仙台市立加茂中学校の水上範子先生よりコメントをいただきましたので、ご紹介いたします。
これからも、私たちならではの強みや立場を生かし、医療現場を支えるのみならず、科学教育にも貢献しつつ、新たな形を提案していきます。
きょうゆうプロジェクトの4名の方々には、理科の授業の講師として来校いただきました。
いい意味で、特別感なく、とても自然にバイオリンとピアノで演奏してくださったり、双方向的なやり取りを通して、楽しく学ぶ、というより、学ぶこと、知ることそのものを楽しめる講座となり、約100名の生徒たちの感想からは、全員が、学ぶことに意欲が高まった様子が感じられました。耳の構造や聴こえることの不思議さという内容の理解が深まった他、学生さんとの出会いで、大学で学ぶことが楽しそうだという生徒もおり、関わり合うことが学ぶことの質を高めることを再認識しました。
サイエンスデイで受賞した理由に、科学と音楽の横断的な手法が挙げられていましたが、それはもちろんのこと、高校や大学で学ぶようなことも垣根なく取り入れてあり、また、サイエンスデイでは就学前のお子さんも楽しめていたとのこと。年齢という縦断的な枠も取り払い、知的好奇心を高めてくれるアプローチだったと思います。
また、打ち合わせに同席させていただきましたが、生徒が分かりやすい言葉の選択や動画の作成、学生さんどうしのやりとりの工夫等の他、学校の時間の枠や事情まで考えて構成を考えてくださっているご様子に、ここまで考えてくださるのかと感謝の念と共に、普段授業をしている自分を振り返って反省しました。実験を楽しいと思う生徒はいますが、その理論で躓く生徒が多いことが課題でした。正直なところ、仕方がないかもというあきらめのような気持ちもありましたが、そこにアプローチできるかも、という、ヒントをいただき、私自身の意欲にもつながりました。
きょうゆうプロジェクトさんの活動の方針を、ぜひこれからもひとつひとつ具体化していただき、たくさんの方々に、無意識に陥っている枠を取り払う自由さを届けていただければと期待しております。
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