終焉を告げる使徒である第九使徒ノーンナ様は反転の夜(ペルベルノノーチ)について人々に教えた。
ペルベルノノーチとは、人々の信仰がなくなり、新月の晩にズローイが地上に溢れるというものである。
ペルベルノノーチが訪れると、地上のありとあらゆる場所で争いや天変地異が起こり、生命は息絶え、その魂もまたズローイへとなってしまう。地上の全ての生命はズローイとなり、災厄の星となると語った。
ペルベルノノーチはすでに他の星では起こっている。その星ではすでに生命はいない。
その星のズローイは永遠に母の下へ還ることができず、永遠にこの世を彷徨うのである。それはまさに永遠の孤独、永遠の苦しみ、永遠の凍えである。
私たちの住むこの星がペルベルノノーチによって反転してしまうことがないよう、常に信仰を絶やさず、善い行いをし続ける必要があるのです。
そうすることで、地上を彷徨うズローイ達に母の光を届け、清らかな御霊に戻し、母の下へ還すことができるのです。
そして私たちもズローイに堕ちることなく、天寿を全うし、穏やかに、迷うことなく母の下へ還ることができるでしょう。