2019年3月23日(土)~30日(土)の8日間、
団員42名、指導者4名、スタッフ3名の49名で、
欧州演奏旅行に行ってきました。
このページでは、その様子をご紹介します♫
(※ 日付はすべて現地時間で表示しています。)
3月23日(土)
朝6:00すぎに北九州を出発。
これから楽しい8日間の旅のはじまり〜!!
中には初めて海外に行く団員も…。
添乗員さんから搭乗手続きの流れを
真剣に聞いています。
韓国での乗り継ぎを含め、計17時間の長旅です。
オランダ・アムステルダム空港に到着。
子どもたちは少し疲れを見せながらも、
ホストファミリーに会うことに
ドキドキワクワクしている様子。
ベルギー・ゲンクに到着。
ここで5日間ホストファミリーと過ごします。
みなさん笑顔で歓迎してくれました!!
3月24日(日)
午前中はホームステイを受け入れてくださった
リリカ少女合唱団とのジョイントコンサート♪
リリカの子どもたちと「そうらん節」や
ベルギーの歌を一緒に歌いました。
午後はそれぞれのファミリー宅で過ごしました。
3月25日(月)
午前中は、Atlas college schoolでの
スクールコンサート♪
芸術専攻の学生さんたちの迫力のある歌を聴き、
子どもたちは唖然としていていました。
演奏の後は、日本のお土産を渡したり、
写真を撮ったりして交流しました。
ゲンクの街を支え続けた金の採掘場の見学。
ホストファミリーからいただいた手作りの弁当
おいしそうです!
ベルギーといえばチョコレート!
オリジナルのチョコづくり体験をしました。
初めての体験で、みんないい顔をしています。
演奏旅行中お世話になるバスの運転手さんに
オリジナルのバス型チョコレートをプレゼント。
代表の坂田先生と
この日誕生日を迎えた高校生団員へ
アカデミーの写真がプリントされた
特別なチョコレートをいただきました!
チョコレート工場のオーナーの方が
「歌をぜひ聴かせてほしい!」とおっしゃり、
オーナーの方を取り囲んで
ベルギーの歌を披露している様子。
オーナーの方も子どもたちも
とても嬉しそうにしていました。
1人前のチョコレート職人になったので、
最後はみんなで帽子を投げてお祝い!
3月26日(火)
この日はベルギー周辺の国を巡ります。
まずは、オランダ・マーストリヒトにある
「聖セルファース教会」へ。
特別に教会の中で歌わせていただきました♪
その後、オランダ・ドイツ・ベルギー
三国の国境地点へ。
国と国が繋がっていて、
行き来が自由なヨーロッパならではの体験。
片足はドイツ、もう一方の足はベルギー…
という不思議な体験をしました。
お昼すぎにドイツ・アーヘンに入りました。
まずは、世界文化遺産に登録されている
「アーヘン大聖堂」を見学。
その後、大聖堂の近くで演奏会を行いました♪
また、聖歌隊の子どもたちと
「そうらん節」の練習を一緒に行いました。
聖歌隊の子どもたちの声の美しさや透明感に、
子どもたちはビックリ。
初めて歌ったにもかかわらず、
私たちよりも上手な気が…(笑)
3月27日(水)
5日間一緒に過ごした
ホストファミリーとこの日でお別れ。
最初は不安だった子どもも
ホストファミリーの優しさや温かみに触れ、
お別れの際には涙で溢れていました。
ベルギーの首都ブリュッセルへ。
まずは、ベルギー王家の宮殿を外から見学。
現在も国王の執務宮殿として利用されており、
壮麗な宮殿をみんなカメラに収めていました。
次に、ブリュッセル万博が行われた際に作られた
「アトミウム」を見学。
斬新な形にみんな驚いていました。
この後、在ベルギー日本国大使館でコンサート♪
現地の方だけではなく、
日本人の方にもお越しいただき、
たくさんの拍手をいただきました。
このコンサートの模様は
大使館のホームページに掲載されています。
【在ベルギー日本大使館ホームページ】
https://www.be.emb-japan.go.jp/itpr_ja/news_190327.html
3月28日(木)
この日の午前中は
ブリュッセル市内の観光。
まずは中心部にそびえ立つ
「サン ミッシェル大聖堂」
特別な許可をいただき、
宗教曲を歌わせていただきました♪
この後は歩いて観光名所を回ります。
ヨーロッパ最古のアーケードの1つ、
「ギャルリー サンチュベール」
エレガントな雰囲気が漂っていました。
世界文化遺産に登録されている
「グラン・プラス」
ブリュッセル旧市街の中心に位置し、
「街の心臓」とも言われています。
ここで2時間ほどのフリータイム!
名物のブリュッセルワッフルを食べたり、
お土産を購入したりしていました。
午後はバス移動。
いよいよ子どもたちの1番の楽しみ、
フランス・パリへ!!
3月29日(金)
待ちに待ったパリ観光!
晴れ男・晴れ女が多いおかげか、
晴天に恵まれました!!
世界最大級の美術館「ルーヴル美術館」
教科書や写真でしか見たことがなかった
「ミロのヴィーナス」や「モナリザ」を前に、
子どもたちは食い入るように見ていました。
美術館近くのレストランでランチ。
最後のヨーロッパでの食事は
牛肉をカレーソースで煮たもの
(料理名なんだろう…)でした。
パリ市内を散策している様子。
中央に見える白色の建物が、次の目的地です。
世界文化遺産に登録されている
「ノートルダム大聖堂」
美しくそびえ立つ白い塔や
ステンドグラスで作られたバラ窓、
巨大なパイプオルガンは
とても印象的でした。
しかし、私たちが訪れた
約2週間後の4月15日、
大規模な火災が発生してしまいました。
再建には数年かかるようですが、
無事に再建されることをお祈りいたします。
この後、あの有名な「シャンゼリゼ通り」を
バスで通りました。
子どもたちは、この街がモデルとなった
「おお シャンゼリゼ」を歌っていました♪
シャンゼリゼ通りの先には
「エトワール凱旋門」
ぐるっと一周して
最後の目的地「エッフェル塔」へ!!
フランスを象徴する建物「エッフェル塔」
フライトの時間が迫っており、
20分という限られた時間の中で
友達同士で写真を撮ったり、
エッフェル塔のキーホルダーを買ったりと
思い思い時間を過ごしました。
そしてフランス・シャルル ドゴール空港から
韓国を経由し帰国の途へ・・・。
3月30日(土)
長いフライトを終え、
予定通り20:00ごろ福岡空港に到着!
「現実に戻った」、「帰ってきてしまった」
と言う子どもたちでしたが、
7日ぶりに家族と会えて嬉しそうでした。
様々なトラブルはあったものの、
参加者全員が無事に帰国することができ、
何よりです。
旅行会社や現地スタッフの方々、
関係者の皆様に深くお礼申し上げます。
ありがとうございました。
< 欧州演奏旅行を終えて >
・演奏終了後に、会場全体がスタンディングオベーションで、それと同時にたくさんの拍手を送ってくださり、歌えることの幸せを感じることができました。(髙3団員)
・演奏旅行で経験したことは、私の人生において貴重な財産になり、演奏旅行に行かせてくれた両親に「ありがとう」の気持ちでいっぱいです。(高3団員)
・不格好な英語でも、一生懸命話すと相手も真剣に聞いてくれることが分かり、それからは楽しく会話することができました。(高2団員)
・ホームステイでは、日本とは違うその国の生活・文化を肌で感じることができました。(中3団員)
・コンサートや外国の合唱団との交流を通して、僕はまだまだ声が出ていないということが分かりました。(中1団員)
・演奏旅行で印象に残ったことは、どこの国でも、「歌」は人を感動させる力があるということです。外国人の方の前で、日本語の歌を歌っても、歌の想いというものは伝わるんだなと感じました。(小6団員)
・引率者として参加させていただきましたが、子どもたちと多くの時間、物、音楽、経験を共有し、本物に触れ合えたことを嬉しく思います。(指導者)
・現地のの子どもたちと満面の笑みで歌う姿、自分たちが知っている僅かな英単語や英文法を駆使して、現地の人となんとかコミュニケーションをとろうとする姿、演奏旅行でしか見ることができないそのような子どもたちの姿を、たくさん目にすることができました。(指導者)