2026.03.14
お知らせ
マルレーベル|プロジェクト終了のお知らせ
2026.03.14
お知らせ
マルレーベル|プロジェクト終了のお知らせ
本日をもちまして、プロジェクト「マルレーベル」を終了いたします。
2022年1月、「ニューイヤー演劇 日出企画」を実施するにあたってつけられた、擬似的な団体名義としてマルレーベルはスタートしました。その後時間をかけて少しづつ趣旨や輪郭を獲得し、2024年10月以降は、加茂慶太郎による「演劇をするための集まり方や力の合わせ方を探求する」プロジェクトとして運営されてきました。これまで、「光景」や「レパートリーライン」等のシリーズで計6つの演劇作品を発表しています。
初めから終わりまで、運営者・メンバーのようなものは加茂一人ですが、企画のたびに多くの方のお世話になってきました。
拠点の福岡だけでなく、大阪や横浜、茨城でも、そして劇場だけでなく海辺や木立の中で、マルレーベル名義で作品を発表してきました。
プロジェクト終了の理由は、「マルレーベル名義でやりたいことがなくなってしまった」ということに集約されますが、大きく2つの意味合いがあります。
まず一つは、「もうマルレーベルでなくともよい」ということです。
マルレーベルは、発足から1年半以上経った2023年10月に、「生きる を さぐる」というステートメントを示しています。それだけではよくわからないフレーズですが、そこから2度のリニューアルを経て、「演劇をするための集まり方や力の合わせ方を探求する」と言い換えられました。
言わんとすることはつまり⋯⋯
「人と人とが関わらねば成すことのできない演劇というものを、関わる人々皆の納得感を第一としてやっていきましょう、そして、そのためにできることを、団体の形や創作の過程、いろいろな面から考えてみましょう」と、そういうプロジェクトだったわけです。
今ではこれは、べつにマルレーベルとしてやらずとも、私がいつでも大事にしたいことで、いつでも考えていることです。
活動スタイルの前提の一つとして含まれるようになったので、もはやプロジェクト立ててやる必要がなくなってしまいました。
2024年11月に「ハラスメント対策の悩みをシェアする会」を企画してからパッタリ活動が途絶えてしまっているあたりにモロ表れていますが⋯⋯「いつか使うかもしれない」と、なかなか終了する踏ん切りはつかずにいました。
二つめに、「名義を集約したい」ということがあります。
マルレーベルが何なのか、分かりにくい。そう思っているのは私だけではないはずです、、
よほど私に関心を持ってくださっている方であればプロジェクトとしてやっていることを理解してくださるかとは思いますが、加茂が代表をしている「団体」のようでもあるし、「屋号」や「別名」のようでもあるでしょうし、加茂が何をしているのか「よくわかんない」を生む一因になっているように感じています。
いったん活動名義、公演等の主催名義、情報発信名義は加茂慶太郎個人名に集約して、スッキリさせたいと思います。
「ニューイヤー演劇」の実施や、『一等地』でのツアー公演など、これまでの活動実績が分散していて見えづらくなっているようにも感じ、すこしもったいない気もしています。
個人名ではない団体名義があった方が、分かりやすい、覚えてもらいやすいだろうなってことは今でもたびたび思います。
マルレーベルを発足した4年前は、演劇をやるための枠組みとして、どんなものがいいのか本気で悩んでいました。劇団、ユニット、コレクティブ、個人主宰⋯⋯自分にフィットするもの、というだけでなく、社会に存在するやり方として、どういう居かたが良いのか考えたかった。マルレーベルとして仮の場所を持ちつつ、途中からはブルーエゴナクに加入し検討を進めてきて、今では自分なりの考え方がある程度定まってきたと感じます。時期を同じくして自分の肩書が定まっていったというのも大きいでしょうか。
俳優・演出家・アートマネージャーその他諸々、自分が何になるのか判然としていない時期を抜け、今は演劇作家といったん名乗って全部やってしまえのスタンスです。そうなってくると、個人名で全部やればいいし、集団性が必要なときに集団になればいい。そして、集団化するならその目的はサッパリハッキリしていた方がいいとも思います。
マルレーベルはその目的がひとまず果たされた(失われた)のでおしまいにして、また必要なときに、目的にフィットする集団化を試みます。
名義・枠組みとしては無くなりますが、これまでマルレーベルでやってきたこと・考えてきたことに、引き続きブラッシュアップを加えながら取り組んでまいります。
これまでの4年間、マルレーベルとしての活動に参加してくださった皆さま、作品をご覧くださった皆さま、気にかけてくださった皆さまに心から御礼申し上げます。
今後について
・「ニューイヤー演劇 日出企画」「光景」「レパートリーライン」「の悩みを共有する会」については、プロジェクトの終了に伴いシリーズを終了いたします。特に「ニューイヤー演劇」につきましては、開催の停止を既にお知らせしておりますが、再開を心待ちにしてくださっていた皆さまに深くお詫び申し上げます。いずれも、今後加茂慶太郎が同様の趣旨で企画を実施する場合に名称を再使用する可能性があります。
・「レパートリーライン」内『万歳』につきましては、引き続きリクリエーションをおこなっていく予定です。その際の発表名義についてはまた改めてお知らせいたします。
・マルレーベルXアカウント、およびメールアドレスは本日をもちまして廃止いたします。
・マルレーベルHPにつきましては、加茂慶太郎HPに内容を移植、アーカイブ作業が完了したのちに閉鎖いたします。(2026年4月末ごろを予定)
ここまでお読みいただきありがとうございます。 どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。
加茂慶太郎