離乳食・幼児食の実践研究の成果を紹介いたします。
離乳食や幼児食で悩む母子ゼロを目標に、児の特性にあわせた食事支援策を研究しています。児の身体全体や口腔機能の発育・発達を見ながら支援できることを目標に、「乳幼児食事相談の主訴別支援策チャート(第4版)」を作成しました。こちらは、管理栄養士・栄養士の視点だけでなく、小児科医師、歯科医師、歯科衛生士、保健師、看護師、保育士、作業療法士、心理の専門家など、様々な母子保健専門職種の監修をいただきながら作成したチャートです。ぜひご活用ください。
具体的な支援策チャートの使用方法については、奈良県こども保育課主催で研修会を実施しました。資料はこちらからダウンロードできます!ぜひご活用ください。
*支援策チャートを使用した介入効果についての論文を日本栄養士会雑誌に投稿中です。(離乳食後期の児への支援策チャートを使用した介入により幼児食へのスムースな移行効果が認めらました)
野原 潤子 (担当:共著, 範囲:筆頭著者としてⅠ~Ⅴ章を単独で著し、他の部分の執筆全般にも関わった。)
公益社団法人奈良県栄養士会 2019年8月
→横の画像をクリックしていただくとダウンロードできます。
野原潤子:
“離乳食後期へのスムースな進行に最適な離乳食開始「つぶしがゆ」形態の検討~世界基準「全がゆ」と日本基準「5分かゆ」開始の介入研究による比較~”
畿央大学紀要 20(2) 5-11 2023年12月31日
野原 潤子, 大中恵巳, 桐間周子, 山田美子, 岩橋明子
“乳児の咀嚼能力獲得に最適な離乳食開始形態の検討”
奈良県小児保健協会 2018年11月8日
野原 潤子
“発達に支援が必要な児の食課題に対する支援策チャートの検討”
近畿公衆衛生学会 2015年5月21日
森田(野原) 潤子,岡(清水)有美栄:
“赤ちゃんの食事リーフレットを作成して”
奈良県公衆衛生学会 1995年11月16日