両角達平さんの声
両角達平さんの声
JSSEAに投稿をすることになったのは、委員の方よりお声がけを頂いたことが直接のきっかけではありますが、当時、わたくし自身、スウェーデンの大学院を修了したばかりの身で学位論文の研究成果を公表する機会をうかがっていたので、大変よいタイミングでした。
査読コメントでは、日本の社会科教育への示唆の視点を盛り込むようにとご指摘をいただきました。
スウェーデンと日本の若者の社会参加政策についての国際比較という研究でしたので、そのような視点をさらに盛り込んで日本の社会科教育を意識しながら「文脈化」を試みることができました。
日本では、そもそもこの分野の英語論文が公開できる媒体が少ないです。
JSSEAで論文を掲載したおかげで国際学会では海外の研究者との交流のきっかけとなりました。
このように海外で学位をとった若手研究者にとって足がかりとなり、社会科教育の国際的な知と実践の共有の拠点としてJSSEAとISSAが発展していくことを期待しております。