2026年5月27日
ID定例ゼミ 開催報告
ID定例ゼミ 開催報告
日時:2026年5月27日(水)11:00-11:40
会場:オンライン(Zoom)
参加者数:8名
発表者:高橋暁子
テーマ:AIリテラシーをどう評価するか
紹介した論文:Su, J., Chen, X., Chu, S.K.W. et al. A scoping review of empirical research on AI literacy assessments. Education Tech Research Dev 73, 3105–3130 (2025). https://doi.org/10.1007/s11423-025-10515-9
今回のテーマは「AIリテラシーをどう評価するか」です。AIリテラシーの育成は勤務先でも喫緊の課題になっていますが、まずはゴールと評価を明確にしたかったのでレビュー論文を読んでみることにしました。
本論文では、スコーピングレビューの手法によって2019年から2024年に発表されたAIリテラシー評価に関する36本の論文をレビューしています。その結果、ほとんどの研究が小学校および中学校の生徒のAIリテラシーの評価に焦点を当てていることなどが報告されました。また、この結果に基づき、著者らは(1) AIの知識と理解、(2) AI倫理、(3) AIに対する感情、(4) AIの活用の4カテゴリで構成される「AIリテラシー評価フレームワーク」を提案していました。
参加者からは、「スコーピングレビュー時の検索キーワードを変えたら違う結果が出そうだ」「生成AIの進化は目覚ましいので、さらに新しい論文が出ていそうだ」などの意見が出て、活発な議論となりました。
(文責:高橋 暁子)