プレ・コングレス

学会前日円卓会議

2月7日(金) 17:00-19:00

「学校メンタルヘルスに関わる仕事に活かす学会・論文」

ファシリテーター:清水安夫(国際基督教大学)

会場:就実大学 E館 3階

皆さんは、「学会」という言葉を聞いた時、どのような印象やイメージを持たれるでしょうか?「大学の先生の集まり」「研究者が難しいことを議論するところ」などでしょうか?

もちろん、その通りなのですが、「日本学校メンタルヘルス学会」は、学校現場で教育活動に従事する教師や保健室の養護教諭の先生方、スクールカウンセラー、大学で臨床心理学や心理学を教える研究者から精神科の医師までが集う学会です。さらに、将来、教師やカウンセラー、心理学関係の研究者を目指す大学生や大学院生も参加する学会です。

本年度、岡山就実大学で開催される日本学校メンタルヘルス学会では、大会前日にpre-congress(実質上の前夜祭です!)を開催することになりました。こちらでは、ワークショップ形式で、日本学校メンタルヘルス学会が行っている年次大会での意図していること、学会が発刊している学会誌の意味などについて簡単な解説を行います。また、その後、将来、教職、心理臨床職、研究職のキャリア開発を目指している大学生・大学院生や現職の教師の先生方と学会が提供できるサービスについて一緒に考えたいと思います。

社会のニーズや会員のニーズがあってこそサービスが提供できるものですので、参加者の皆様には、学会に要望するようなことなどを御持参いただき、皆さんで共有できればと思います。もちろん、学会としては、年次大会にて、「現在の学校における諸問題の情報共有」「学校で起こる様々な問題の改善策」「学会が持つ情報を社会に発信する役割」などを意図して専門家が集う訳です。その“association”or“guild”(同業者組合員)としてのインパクトを持つのが学会(association)であり、専門家集団だからこそ社会に発信できるようなことも多々あります。

将来の学校メンタルヘルスを担う若手の皆さんと一緒に、現在、学会が皆さんに提供できるものと、学会を踏み台にして成長を遂げて掴み取って頂けるものについて考えるワークショップに出来ればと考えています。

学会と独立した形で開催します(申込不要・参加費無料・非会員歓迎・途中参加可能)