臼井吉治(元公立中学校教諭)・神林寿幸(明星大学)・真金薫子(三楽病院)・井上 恵(元中学校校長・現専門学校校長)
司会:高木 亮(就実大学)・篁 宗一(静岡県立大学)
講師紹介
臼井吉治
広島大学学校教育学部中学校教員養成課程(技術科)卒業。広島県(広島市)公立中学校教諭を39年間つとめる。最後の7年間は初任者指導教員。現在「心と身体の健康サポートオフィスGSC」代表。コンディショニングトレーナーとして小学生から高齢者まで、パーソナル及びグループの運動指導を生業とする。
神林寿幸
明星大学教育学部教育学科常勤講師。東北大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。独立行政法人教職員支援機構・研修特別研究員を経て現職。専門は教育行政学・教育経営学、研究関心は教職員の業務負担・ワークライフバランス。主著に『公立小・中学校教員の業務負担』(大学教育出版、2017年)がある。
真金薫子
精神科医師。東京医科歯科大学医学部附属病院、民間病院等で勤務の後、平成10年より東京都教職員互助会三楽病院精神神経科勤務。平成19年より同科部長、平成28年より東京都教職員総合健康センター・センター長。精神保健指定医、日本精神神経学会指導医、日本医師会認定産業医、東京医科歯科大学臨床教授。
井上 惠
新潟県公立中学校で15年管理職をつとめ退職、現在は学校法人長岡総合学園悠久山栄養調理専門学校校長。お茶の水女子大学理学部数学科卒業、理学研究科数学専攻修了、理学修士。趣味は活字とマニュファクチャー、人間観察。現在は校長のほか、国際実存療法士として対人支援専門職の後方支援に携わる。
司会紹介
高木 亮
就実大学教育学部初等教育学科准教授。岡山県津山市生。博士(学校教育学)。北神正行氏(現国士舘大学教授)、田中宏二氏(現広島文化学園大学学長)、大藤吉夫氏(元中国短期大学部長)及び露口健司氏(現愛媛大学教職大学院教授)に師事。「教師のキャリア」が主要研究テーマだが、教職教養領域は広く授業担当。
篁 宗一
静岡県立大学看護学部教授。鳥取市生まれ。博士(精神保健学)。地域で精神障害者支援に従事した経験から、学校教育でのメンタルヘルスの教育が早期介入やアンチスティグマにつながると実感。学校の「メンタルヘルスリテラシー教育」の開発が主要テーマだが、看護職育成のための精神看護学領域を担当。