人文学系ゼミ(歴史と政治を読み破る) LAH.H164, LAH.H264, LAH.H378, LAH.H380
2025年度は 1-2Qで開講、詳細はこちら、こちら、こちら、こちら
2026年度3-4Qから再開し、以降は基本的に通年(1-2Q, 3-4Q)で開講する予定です。
授業の目的(ねらい)、概要
・本ゼミは多読と議論を旨とします。本学では珍しいかもしれないが、他大学の人文社会科学系では花形とも言えるスタイルとなります。
・毎週(スケジュールによっては隔週)1冊の本を読み、A4用紙1枚でペーパーを書き、参加者のペーパーを持ち寄ってディスカッションを行います。
・課題書は新書・文庫を標準とします。開講日当日の14時までに、各自、自身のペーパーをアップロードしてください。可能な限り、事前に他の参加者のペーパーに目を通しておいてください。
・ゼミではいくつかのペーパーを取り上げ、すべての学生が意見や質問を述べ、双方向・多方向の議論を行います。参加者が自身で議論の流れを形作り、教員は基本的に司会役に徹します。必要な場面では、教員が自身の見解を示したり、補助線を引くこともあり得ます。
・チェンジ・オブ・ペースとして、政治・行政・NGO・メディアなどの実務家による、ゲスト講義を実施することもあります。
・国立国会図書館の利用体験や、歴史関係の博物館・文書館訪問、都内の書店めぐりといった、他大学の人文社会科学系ゼミでは一般的な企画を実施する可能性もあります。(参加者の要望や反応を見て柔軟に対応します。上記企画は希望者のみとなります)
・基本的に、毎週月曜日7・8限ないし9・10限(参加者の希望に応じる)で開講します。集中講義ではありません。
・初回は、17時15分から西9号館9階プレゼンテーション室にてガイダンスを開催します。ガイダンスに参加できない人は、メールやSlackなどで個別に教員に連絡してください。
◉本ゼミに向いている人(例)
・大学生となったからには読書する習慣を身につけたい
・自分のアイデアを過不足なく表現する文章/弁舌を磨きたい
・歴史や政治に興味はあるが、Twitterやショート動画、その他SNSの情報のみに基づいて語って良いのか不安
・陰謀論やフェイクニュースが蔓延する中で生き抜くための羅針盤が欲しい
・有権者や「社会人」となるにあたり、歴史や政治に関する基礎的な理解を身につけたい
・将来グローバルに活躍するにあたり、日本を含む世界各国に関する教養を深めたい
・読書好き/議論好き/立志プロジェクトでは物足りなかった
・歴史オタク/政治オタク/軍事オタク/地理オタク/鉄道オタク etc
・◯◯党支持者/支持政党なし/左翼・リベラル・中道・保守・右翼 etc
・AI伊藤博文を作るために、前提となる歴史的文脈の調べ方を知りたい
・文系就職したい/政治・行政・NGO・メディアなどの分野で働きたい
・総理大臣になりたい/革命家になりたい/高等遊民になりたい
・入る大学を間違えた/人文社会科学を勉強したい/歴史学・政治学の研究者になりたい
◉本ゼミに向いていない人
・楽に単位を取りたい
・知的誠実さに著しく欠ける/差別や誹謗中傷を好む
到達目標
・新書・文庫を読む習慣を身につける
・テキストを読解し、批判的に思考する能力を身につける
・自身の考えを的確に表現する文章能力・弁論能力を身につける
・他者の人格と意見とを区別し、前者に配慮しつつ後者について忖度なく議論する能力を身につける
2025年度1-2Qは、月曜9・10限(自由参加の延長戦あり)で開講、以下の9冊を読み、議論しました。
・三牧聖子『Z世代のアメリカ』NHK出版新書、2023年
・川端美季『風呂と愛国』NHK出版新書、2024年
・木村幹『誤解しないための日韓関係講義』PHP新書、 2022年
・マックス・ウェーバー『職業としての政治』岩波文庫、2020年/『職業としての学問』岩波文庫、1980年
・ブレイディみかこ『他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』文春文庫、2024年
・鳥飼将雅『ロシア政治』中公新書、2025年予定
・木澤佐登志『闇の精神史』ハヤカワ新書、2023年
・原武史『象徴天皇の実像』岩波新書、2024年
実務家によるゲスト講義(議員、官僚)、懇親会、国会図書館の利用体験などのイベントも実施しました。