地域案内

いなば西郷谷GOGOマップ

いなば西郷谷マップ

湯谷温泉

 湯谷温泉のお話しは、谷長次郎左衛門の子孫の家に伝わる1796年に書かれた書物に残っています。それによりますと、谷長次郎左衛門が夢に出てきた秋里村(鳥取市秋里)の山(ろさん)寺の薬師如来のお告げにより、1737年に開いたと書かれています。ただし、湯谷という地名はそれ以前からあり、温泉が湧くことはもっと昔から知られていたと思われます。


弓河内の大しだれ桜

5mの上方から5本の大きな枝が出ており、この枝から細い枝がしだれ傘のようにたれ下がっている。例年開花は4月中旬頃。シダレザクラの巨樹としては、この地方有数のものである。

※幹周2.45m、樹高15m。県指定天然記念物(昭和30年9月6日指定)


落河内の大カツラ

幹周/12.9m、樹高/40m、樹齢/推定1000年。枝張りは、東西36.5m、南北35.6m。単幹のカツラとしては、幹周が全国8番目。鳥取県指定天然記念物 (S48年3月30日指定)


落河内の大キリシマ

このツツジは、桜谷の旧家にあり、樹高3.6m、枝張りは、東西5.1m、南北7mに達し、直径5cm以上ある枝が20本あるなど、鳥取県にあるキリシマツツジとしては有数の巨樹である。県指定天然記念物 (昭和32年2月6日指定)


観音寺

北村にある観音寺には、昭和30年に県指定の文化財に指定された木造勢至菩薩立像(もくぞうせいしぼさつりつぞう)がある。また、本堂には美しい天井絵が施されている。


・木造勢至菩薩立像(もくぞうせいしぼさつりつぞう)・

高さ79cmで、ヒノキ材の一木彫り。この勢至菩薩は手足が欠け、全体が摩滅しているが、貞観弘仁の様式である翻波式衣文をわずかに残している。全体的な重厚さから藤原時代のものと推測される。