福島第一原発の廃炉作業について東電ホームページより
福島第一原発の廃炉のための「廃炉プロジェクト」というのがあります。
これは、東電と政府や研究機関などで構成するプロジェクトで、そのプロジェクトのホームページに廃炉作業の経過も掲載されています。
同ホームページの「ビジュアルコンテンツ」の中に「バーチャルツアー」というのがあります。2021年2月に公開されたものですが、原発建屋の状態や内部を動画で見ることができます。汚染水処理の説明もあります。
何の問題も無く順調に廃炉作業が進んでいるかのような説明ですが、構内の放射線量の数値が全く出てこないとか、廃炉に向けての課題など全く伏せられています。しかし、廃炉作業の問題点を指摘するにに使える材料かと思いますので、紹介します。
汚染水の現状2022年2月現在 2022.2.24記
春橋哲史さんのブログより、福島第一原発の汚染水の現状を掲載します。
2022年2月現在の全国の原発の状況 2022.2.23記
春橋哲史さんのブログより最新の日本の原発状況の図を掲載します。
「放射線被ばくを学習する会」主催
元東芝原発設計技術者 後藤政志さん オンライン講演会 21,5,4記
「放射線被ばくを学習する会」は、4月27日に、元東芝原発設計技術者の後藤政志さんのオンライン講演会を開催しました。
この度、同会の了解を得ましたので、そのYoutubeをご紹介します。
後藤氏の講演は、原発の構造とその危険性を大変わかりやすく多くの図で説明し、原発を良く知らない人から専門的な技術的知識の部分までカバーしている内容で大変参考になります。下記URLでご覧下さい。
なお、同会は、5月25日に、「ほんとうに怖い核のゴミ」と題して、三陸の海を放射能から守る会の永田文夫さんを招いてオンライン講演会を行います。
核被害に10年の節目はない!!
原発事故被害者訴訟原告団全国連絡会 総会及び学習会 2021.3.26記
原発事故被害者の集団訴訟は全国で30件以上、高裁まで進んだ裁判では仙台高裁で2件、東京高裁で2件の判決が出され、今後最高裁での審理が始まります。
仙台高裁と東京高裁でそれぞれ1件(生業訴訟と千葉訴訟1陣)は国の責任が認められ、東京高裁の1件(群馬訴訟)は国の責任が認められませんでした(仙台高裁のうち1件(避難者訴訟)の被告は東電のみ)。
コロナ禍により今年の総会と学習会はオンラインで開催されました。
第1部は最高裁の闘いについて、水俣病訴訟、筑豊(ちくほう)じん肺訴訟、よみがえれ!有明訴訟など多くの集団訴訟や公害訴訟に取り組んでこられた馬奈木昭雄弁護士のお話。
「国、加害企業の責任、とりわけ被害を回復し、今後の被害発生を防止すべき責任は裁判所の判決によってはじめて認められるものではなく、主権者たる国民の総意である世論という目に見える形として国民のなかで認められ、確立されるべきものである。」というまとめの言葉を忘れることなくみんなで力を合わせたいですね。
第2部の総会ではかながわ訴訟原告団長の村田さんが議長を務めました。
総括的な報告に加えて各地の原告団からの報告も受け、今年の活動方針を巡っては活発な意見が交わされて、すべての議案が承認されました。
福島原発事故の被害は広範囲に及び長期化するにもかかわらず、放射能は目に見えず、その影響が多岐にわたるため、大きな世論を作り出すことができていません。
被害を小さく見せようとするマスコミを動員した圧力も強いです。
長時間の動画ですがぜひご覧ください。
福島にとどまり、また全国各地に避難して闘っている皆さんと共に闘い、世論を動かしましょう。[水澤 記]
春橋哲史さん【福島第一原発のリスクと原発再稼働の現状】学習会
撮影・編集 橋本
質疑応答
撮影・編集 橋本
春橋哲史さん講演学習会
youtube 21,2,6記
2021,2,6 春橋哲史さん【「福島第一原発のリスクと原発再稼働の現状」】学習会を開催いたしました
普段あまりお聞きすることのないお話をお伺い出来、春橋さんをはじめ、皆さまとの良い学習会になりました。ありがとうございました。このような機会は貴重ですので、また次回も楽しみに よろしくお願いいたします。
春橋哲史さんのブログ 福島原発事故から数年に渡り詳しく研究された軌跡です。