中学受験の学習内容は、義務教育を越えたハイレベルな内容や、定着に膨大な演習量と時間が必要なものが多く含まれます。そのため多くの子供が学習内容を消化しきれなかったり、勉強に対する意欲を失ったりします。日本における多くの受験の中でも、難関中学受験はもっとも落ちこぼれる生徒の率が高い受験だと、私たちは考えています。北辰学舎におけるZクラスの指導方針は以下のようになります。
◉まずは困難(恐らく人生初の)に立ち向かう覚悟と闘争心を鼓舞することに力を尽くします。受け身の姿勢、義務感、あきらめの心境では、成功はおろか逆にぬぐうことが難しい挫折感を子供に与えかねません。
◉授業内での理解を重視、それを可能とする腕自慢の講師が担当します。ご家庭の監督や補助は必要ありません。
◉個々の子供の理解度に応じて早出・居残の補習授業を行います。
◉試験や宿題などで消化不良の子供を追い詰めるのではなく、子供の意欲を引き出すために、勉強の意義や目的、学ぶ喜びなどを教えていきます。
◉真の学力は、塾・教師に依存しない自学自習の精神と受験知識を越えた学問的好奇心を培います。この観点から、課題や宿題の質と提示の仕方に細心の注意を払います。
シビアな到達目標を持たない「受験をしない小学生」は、御家庭、生徒本人、さらには教師でさえ、勉学に対する意識が低くなりがちです。私達は「非受験クラス」を「受験クラス」よりもレベルが低いクラスとは全く考えていません。実際、非受験クラスに優秀な子供達が在籍していることは珍しいことではありません。私達は、進学指導を大学受験まで含めたトータルで考えているので、両クラスの違いはレベルではなくてカリキュラムであると考えています。よって、たとえ非受験クラスであっても、教室の最高の講師が入り、高い理想を掲げて、子供達の可能性を将来的に最大限引き出すべく、日々の授業に臨んでいます。
公立高校ならトップ校に合格可能な能力を既に持っている子供達は、実はどこで誰に教わろうが問題ない優秀生です。このような優秀生をさらに磨き上げる教育、つまり英才教育は、実は塾・教師の力量が最も問われるものです。文科省の定める指導要領の学習内容では、できることばかりになり、優秀生の潜在能力を引き出すことは難しく、難関高校合格のための受験テクニックばかりでは、私達の考える真の学力から遠く離れます。Zクラスでは、教科、学年、カリキュラムを越えた私達の信じる指導を通じ、単なる知識の暗記のみならず、合理的思考能力と多彩な想像力の涵養と「善なるものを目指す向上心」の高揚を目指します。私達の経験では、一見迂遠に見える指導が実は飛躍的な能力向上をもたらしてくれます。担当講師は難関国私立受験で長年に亘って実績を残している自慢の講師陣です。
高校進学は、公立・私立に関わらず学校の成績(内申点)に大きく左右されます。その内申を大きく左右するのが学校の定期試験の点数です。それゆえに、中学部普通科クラスは、定期試験・入試における高得点を目標とします。定期試験は、各々の中学校において、さらには同じ中学校内においてもクラスによって範囲・内容が異なります。北辰学舎においては、週3回の通常授業はもちろんのこと、通常授業の居残り・早出・補習などを活用して、徹底した定期試験対策を行います。その一環として、土日には試験対策である「特別講座」を行います。対象中学校は次の学校です。
※他中学はお問い合わせください。
また、個々の具体的指導内容が重要なのは言うまでもありませんが、私たちは、説得を重視します。強制や脅しよりも、生徒自らが納得し困難に立ち向かうことが大切であると考えるからです。そもそも塾は学校と異なり、義務的、強制的な要素よりも、自主的要素が強い場です。私達は「塾は自らが選択し、自らが来たいから来る場所であるべき」という信念を堅持して、授業を展開します。
北辰学舎では、集団授業だけでなく個別指導コースも開設しています。それぞれのメリットとデメリットを生かし、子供達に最も効果的な勉強の場を提供いたします。
◎集団授業のメリット
◆最も優れた講師は、集団授業に入ることがこの業界の常識です。ゆえに、質の高い講師が教壇に立ちます。
◎集団授業のデメリット
◆集団授業では中上位者に合わせた授業を行うので、子どもの理解力と定着に差がつくことがあります。
※これに対して北辰学舎では、理解力・定着度に合わせて、必要に応じて集団授業の業前業後に補習を行い、さらに極力個別対応の指導を行います。
◎個別指導のメリット
◆生徒個人の理解力・定着度に応じた授業を行うことができます。
◎個別指導のデメリット
◆集団授業特有の緊張感が失われることがあります。
◆集団授業で行われる膨大な補習・特講を受けることができません。
これらの集団授業と個別指導のメリット・デメリットを吟味した上で、北辰学舎の個別指導では、以下の点で双方の長短を補い合うことができます。
①集団授業を行っている講師が個別指導を行います。
②集団授業で行なわれている補習・特講を受けることできます。(有料の場合があります)
■指導システム
曜日・時間帯・科目を選択できます。部活動や習い事などの各個人のご都合に合わせて曜日・時間帯をお選びいただけます。入塾時に決定した曜日・時間帯に関して不都合が生じた場合には、月初からであれば年度途中でも変更することができます。担当講師は変更となる場合もあります。なお、変更に関しては変更を希望する月の前月10日までにお申し出ください。科目変更に関しても前述と同様です。
■振替制度
体調不良など急遽登塾できなくなった等の場合には、前日までに連絡をしていただければ、別の曜日・時間帯に振替をします。当日の連絡になった場合、振替をすることが出来ません。予めご承知ください。
祝日は休講になります。その場合、後日振替授業をいたします。なお、担当講師は、通常とは異なる場合がございます。
■試験前の対策授業
学校の定期試験前または入試前などご要望に応じて、追加受講を受け付けております。なお追加受講をご希望の際には前月10日までにお申し出ください。担当講師は通常とは異なる場合があります。
■夏期・冬期・春期など休暇月の取り扱い
各月の授業料は一月4回設定です。1、3、7、8、12月の学校の長期休暇が重なってくる月に関しては、授業回数確保のため、ご相談の上別途ご案内を差し上げます。またGWなど塾が休暇をいただく際にも同様の対応となります。
■宿題
内容、分量ともに各個人に合わせたものを適宜用意します。学習内容と家庭学習の習慣の定着をはかります。
■使用テキスト
事前にご相談の上決定します。