2. 長期滞在許可(D-VISA)
ドイツ大使館では、日本国籍を持つ人は、入国後に居住地域の外国人局でビザを申請するよう案内をしています。私が2019年秋に問合わせした際も同様でした(ただし、日本国籍を持つ人でも、日本の大使館で申請手続きをしてもらった事例あり)。このため、「研究滞在ビザの申請書類」をもとに、必要書類を準備し、入国後に申請することにしました。
前述のとおり住民登録に時間がかかったため、私が外国人局にコンタクトしたのは入国から1か月弱、ビザ取得は入国から2か月後でした。
実際に提出を求められたのは以下の書類でした。事前に面会の予約を入れることになりますが、すべての書類を郵送orメールで送る必要があるようでした。このため、必要書類はPDFで保存しておくとよいです。
1.ドイツの医療保険の加入証書:選択肢は複数あり。渡航前にCare Concept AGのCare Expatriateに加入。
2.滞在期間の費用を保証する書類:渡航前に勤務先に作成を依頼。滞在期間内に保証される総額(毎月の給与額、研究費)を含む公文書(英文)。
3.長期VISA申請書:ウエブ申請システムで作成しましたが、滞在都市によりフォーマットが異なるため、結局、マンハイムの外国人局webからDLすることに。
4.大学院の修了証明書
5.滞在先とのHosting契約書:事前にIndependent researcher contractを交わしていたのですが、これではダメということで、結局、ドイツ大使館のページからHosting contractのフォーマットをDLし、滞在先所属機関でサインをもらって提出。
6.住民登録書:前述した市役所で発行済の登録書。
7.居住地を証明する書類: 住民登録時に使ったWohnungsgeberbestätigung +賃貸契約書
8.帰りの飛行機のe-ticket
9.証明写真:日本で撮影し数枚持参(白背景。これ参照)。
10. パスポート