2022~2024年度
帰国後、数年ぶりに演習Ⅰ・Ⅱの担当をしました。この2年間は、テキストの輪読とグループ・個人でのワークが中心です。
2022年:6名
2023年:10名(+1名)
2024年度:4名
2022~2024年度の履修学生は、経営学科以外の学生数の多かったため、以下のテキストを使って企業戦略論のテキスト輪読+巻末Q&Aのグループワークとディスカッション、データ分析の基礎を学びました:
1.ジェイ B. バーニー『企業戦略論(新版)・全社戦略変~戦略経営と競争優位』ダイヤモンド社
垂直統合、多角化、アライアンス、M&Aを中心に学び、章末の演習問題を2-3人のグループで意見交換しながら解く。その後、グループごとの意見を報告し、最後に全体で意見交換。
2.畑農・水落『データ分析をマスターする12のレッスン(新版)』有斐閣アルマ
各章の概要を担当者に報告してもらい、章末の実習問題を各自解きました。報告様式は学生に任せましたが、黒板で解説 or PPTでプレゼンテーションが多かったです。
データ分析にはExcelのアドイン、最終的にはRを使いました。Rは授業等で使ったことがある学生さんが、未体験の学生さんに丁寧に教えてくれました。実習は学生同士相談したり、助け合ったりして進めていました。
質的変数を使った回帰分析、設問表調査の回答データの加工などテキストから学んだ方法を使った課題にもチャレンジしました。各自が関心あるテーマ(リサーチクエスチョン)を、その検証にふさわしいデータを探して分析し、考察する課題を複数回提出しました。