ご挨拶

一般社団法人

福井大学医学部同窓会 白翁会

会長(代表理事) 北井隆平

 

謹啓 

会員の皆様には益々のご清祥のこととお慶び申し上げます。

 

代表理事に就任いたしました北井隆平です。当会の現況と今後の事業方針についてご説明いたします。


当会は1986年(昭和61年)3月、一期生の卒業と同時に結成され、現在まで40年余、連綿と受け継がれてきました。母校では福井医科大学と福井大学の統合、看護学科の設置などエポックメーキングな出来事もありましたが、同窓生の絆はますます強固になり、5000名を超える組織となりました。同窓会は2017年10月に法人化がなされ、「一般社団法人 福井大学医学部同窓会 白翁会」として様々な事業が会員/理事会のガバナンスの元に行えるようになりました。ひとえに前会長の本多徳行先生の卓越した指導力と理事の皆様のご協力があってのことと感謝しております。


我々白翁会の事業として最も大切なものは会員の動静です。そのためには名簿の管理が重要で、個人情報を厳密に取り扱っております。名簿の発刊も4年ごと(オリンピックイヤー)としました。会員同士連絡を取りたい方や同窓会など計画される場合には、事務局にお声がけいただければメーリングリストなどで連絡をお取りします。それぞれの会員の活動を詳細に知らしめるために白翁会誌の充実も重要です。学術支援としての白翁会学術奨励賞の授与や、医学部大学院セミナーへの研究助成を継続していきます。母校医学部への貢献事業として、平成27年度に高エネルギー医学研究センターに1000万円の寄附を、また福井大学基金へ計700万円の寄附を行いました。福井大学より「特別栄誉学友」の称号が授与されております。医学部臨床教育研修センター2階の白翁会ホールの設置も当会の貢献によるものです。入り口には白翁会設立の意義と貢献を示す銘板が取り付けられました。当ホールは県内外の医療者が多く集いますので、当会の宣揚に資すると思っております。在校生に対する支援も積極的に行っております。くずりゅうサマーパーティーと名づけた在校生と大学教官を継ぐ会や東日本支部や西日本支部の支部会(同窓会)、卒業期のクラス会の開催に対する支援を行っています。経済困窮学生に対しても給付型の奨学金を設置しています。県外在住の同窓会会員と在学生の仲介も積極的に行っております。

新設医大と言われた我々も40年以上が過ぎました。同窓会員のボリュームゾーンも働き盛りの真最中というところでしょうか。会員相互の親睦、母校への貢献、在学生支援の3本柱が当会の使命であります。是非とも白翁会の今後の活動に関して皆様のご意見・ご要望をお待ちしております。

 

最後に会員皆様の益々の御活躍を祈念すると共に、皆様の暖かい御指導御鞭撻を心よりお願い申し上げます。

謹白