開催日:2020年11月14日(土)・15 日(日)
会 場:Zoomによるオンライン会議
テーマ:地球システムとパンデミックー人類はそこに何を読み取るべきか
大会実行委員長:青木 三郎(筑波大学大学院教授、地球システム・倫理学会副会長)
担当校:筑波大学・人文社会国際比較研究機構
参加費:無料(今回の大会は、原則的に、学会員のみの参加とします。)
参加申込み:【参加申込フォームからの申込みは11月11日(水)で締め切りました。】参加申込みされた方には、後日、ZoomのURLとパスコードをお知らせします。
大会プログラム(PDF)はこちら。(両面印刷してご利用下さい)
大会趣旨:
今、地球生命システムは悲鳴をあげています。その一端としての人類の責任は重く、逃れることはできません。人類の築いてきた文明は地球温暖化、環境汚染、資源枯渇、生物種絶滅等、深刻な 問題を引き起こしてきました。さらにこの文明システムは、人類自身に、戦争、暴力、格差、貧困、 テロ、人口過剰などをもたらし、人類自らをも存続の危機に陥れています。謙虚に地球システムの 悲鳴を聞き、それに対応し、真剣に人類文明システムのあり方を問い直すことが必要です。本学会 では、地球システムの悲鳴と人類文明の危機に向き合い、対応すること、すなわち response する ことをテーマとして叡智を結集し、人類にとってありうるべき未来文明システムについて提言を行う機会といたします。
今回の具体的なテーマは「地球システムとパンデミック − 人類はそこに何を読み取るべきか」です。 新型コロナウィルス感染の感染爆発に対して、本年3 月16 日フランスのマクロン大統領は、国民 に向けて「これは戦争である。ほかの国や軍隊との戦いではなく、目に見えない敵との戦いである」と訴え社会封鎖(ロックダウン)に踏み切りました。本学会では「敵といかに戦うか」という人間 本位の問いではなく、「ウィルス・細菌という微生物と人類はいかに生きる(べき)か」という地球 倫理の問いについて討議したいと考えます。
Timetable
「自由論題発表」のスケジュールは、こちらのサイトでご確認下さい。
講演者:Hilligje van’t Land(ヒリヒャ・ヴァントランド)国際大学協会事務総長
Secretary General, International Association of Universities (IAU), Executive Director, International Universities Bureau UNESCO House
題 目:Consequences of COVID-19 on future society ― some reflections from the HE sector
開会挨拶 近藤 誠一(地球システム・倫理学会会長)
座長 青木 三郎(筑波大学大学院教授)
パネリスト
アンドレィ・ベケッシュ 氏(欧州日本研究会会長、ルブリヤーナ大学名誉教授)
小林 康夫 氏(東京大学名誉教授 表象文化論)
土井 隆義 氏(筑波大学人文社会系教授 社会学)
五箇 公一 氏(国立研究開発法人国立環境研究所生物生態系環境研究センター)
コメンテーター 伊東 俊太郎(東京大学名誉教授)
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以上
最終更新日:2020年10月31日