兼彩引染 〜両面染め×引染〜


軽やかさと彩りをまとう——単衣の着物に、新しい風を。

兼彩引染の着物は、軽く、涼しく、そして美しい着こなしを楽しめる新しい単衣のかたちです。

袷(あわせ)の季節でも快適に

裏表で多彩な色の表情を楽しめる

上質なシルクの滑らかな肌触り

着るたびに、心が軽やかになる——そんな体験をお届けします。


▪️名前の由来

「兼彩(けんさい)」には、彩りを兼ね備える意味があります。

一枚の生地を両面から異なる色で染めることで、色が響き合い、独特な表情を見せます。

一枚で軽やかさと彩りをまとう、新しい着物の楽しみ方を提案します。


▪️技法と作り手について

この技法は、表裏で色を染め分ける「両面染め」と、伝統的な「引染」を融合させたものです。

2022年に、ふじや染工房 三代目・中村隆敏の手によって生み出されました。

私たちは、伝統の技とこだわりを次世代へつなぎながら、新しい挑戦を続けています。


▪️ご注意事項

撥水効果のある特別な染色技法を施しています。

色と色が響き合うことがあります。(※個体差をお楽しみください)