叡風会について
京都大学邦楽サークル「叡風会」とはどういうサークルなのか紹介しています。
これを読んで興味を持たれた方は、入会案内のページもご覧ください。
💡豆知識:叡風会は2018年に創立100周年を迎えました。(1918~)
活動内容
対外的な活動は、演奏会が主となります。年に一回行われる定期演奏会をメインとして、新入生向けの新歓演奏会・ミニコンサート(部内発表会)や他大学との合同演奏会など多くの発表の場があります。外部の方からの依頼を受けて演奏をさせていただくこともあります。
部の練習活動は、吉田南キャンパス内のBOX(BOXの場所)で24時間好きな時間にすることができます。また、練習の一環として、週に1回、個人個人で先生に見ていただくお稽古があります。詳しくは「練習日っていつ?」・「お稽古ってどんな感じ?」をご覧ください。
年中行事
1. 紅萌祭(4月初)
新歓活動の開始です。
2. 新歓演奏会(4月末~5月中頃)
教室を借りて演奏会を行います。例年2~3回。
3. 京都学生三曲連盟定演(6月初)
叡風会が所属している「京都学生三曲連盟」の演奏会。(出演有志)
4. ミニコンサート(6月末)
部内演奏会。通称「ミニコン」。1回生はこの演奏会が初舞台となります。
5. 全国学生邦楽フェスティバル(8月中頃)
出演有志。2023年に最終回を向かえ、現在その代替となるものを大学の垣根を越えて作ろうとしているようです。
6. 夏合宿(8月末)
定期演奏会に向けて、鳥取岩美にて3泊4日。肝試しなども。
7. 大合奏練習(9月~)
定期演奏会の大合奏に向けての練習が始まります。詳しくは練習日っていつ?をどうぞ。
8. 定期演奏会(11月末~12月初)
叡風会のメインイベント。
9. 新年演奏会(1月中頃)
奈良女子大学・飛鳥会さんとの合同演奏会。
10. 春合宿(3月中頃)
新歓演奏会に向けて、京都大原にて2泊3日。
名前の由来
昭和52年発行のOB誌「叡風4号」誌面の森田鸞山師(大正8年卒)の記述より。
私がまだ京大生だった頃、都山流尺八の稽古に通っていた三本木の金森高山先生のお宅での話。丁度其頃、京都学生連盟が作られて、尺八の演奏会もやる話の出た時だった。即に大谷大学等は紫竹会という立派な名称があったりして、急に京大も何とか作ろうという事になり、幸い京大生での都山流の学生達は、全部金森先生宅に集まっていたので、そこで各人が良いと思う名称を書いて其の中から投票することになり、最初は、たしか洛風会という名称で決まりかけたが、叡風会という名称が珍しくてふさわしいと思って自分が言い出して再度投票すると、圧倒的に多くて、叡風会となったと記憶している。此事も自分で忘れかけているから茲に書く事にしたが、会員といっても、金森先生を入れて五、六名だったと思うし、後刻、叡風なる字旬の発案者は誰かと調べると、やはり金森先生だった事も覚えている。
また、同誌面の巻頭言の、金森高山師の記述より。
叡風とは、比叡山から吹く風のことで、この風は三高や京大に学んだ者が必ず受ける。厳しい中に和やか味のある風である。本誌の内容もそういうものにしたいと思う。
以上が「叡風会」の名前の由来だそうです。