定期演奏会 曲目構成一覧

長い歴史を持つ叡風会の定期演奏会の曲目を

  1. 現代曲
  2. 古曲
        ・地歌
        ・箏曲
  3. 尺八本曲
  4. 宮城曲

にジャンル分けしました。

なお、「定期演奏会」の曲目ですから、1953年の春季邦楽演奏会1968年の五十周年記念演奏会は対象外です。

1960年代

叡風会に箏部が創立されたのが1970年、三絃が創立されたのが1976年ですから、この時代はまだ尺八部しかありません。そのためか、尺八本曲が多いですね。宮城曲は、尺八パートのある「泉」(1968年)しか演奏されていません。

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1970年代

1970年に箏部が、1976年に三絃部が創立されます。そのためか、「秋の言の葉」(1970年1979年)といった箏曲、「磯千鳥」(1978年)といった地歌が姿を現し出します。

1960年代同様、宮城曲は尺八パートのある「春の夜」(1970年)のみです。

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1980年代

この頃から色々な曲が出始めます。地歌も徐々に増えてきますが、やはり箏曲が多い感じですね。

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1990年代

1992年を例外とすれば、全体的に古曲の「冬の時代」が続きます。なお、1997年以降、尺八本曲は定演の舞台から姿を消してしまいます。

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2000年代

2002年以降古曲、特に地歌が台頭します。

あと、2007年以降曲目が似たり寄ったりになってきます。

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2010年代

尺八本曲を除けば、各ジャンルともバランス良くといった感じです。

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