催眠とは?

イムランのセラピーとは?

催眠・催眠療法・EGLP流心理療術とは?


催眠・催眠状態・催眠療法とは…?

私は、米国や日本の複数の催眠療法協会の認定ヒプノセラピストです。

そして実際、(学術的な言い方をすれば)催眠療法を大きなベースのひとつとした心理療法を行っているセラピストです。


催眠、催眠療法、と聞いて、あなたはどんな印象を持つでしょうか?

日本では、まだ催眠療法はなかなか正しく認知されていません。それどころか、催眠と言う言葉ですら、あまり知られていないか、知られていたとしてもまるで人を操る魔術か何かか、もしくは睡眠と同じかのような、大変誤解の多いイメージがまとわりついていることが多いようです。

そして日本では医療関係者たちにも、催眠はなかなか正しく認知されていない現状があるようです。

それどころか、催眠療法というのは"ひとの心"の本当に深い深い部分を扱う、あまりに深く幅広い分野であるがために、日本では催眠療法士の資格を持った本人たちや、日本で催眠を教えている人たちですらも、わかったつもりになりながら表面の目に見える部分だけや正しくない認知で、特に催眠療法の中でも暗示療法・退行療法・インナーチャイルド・ハイヤーセルフ・前世療法などを行っていたり、広めていたりしていることも、まだまだ非常に多いようです。

しかし、これがアメリカやヨーロッパでは、催眠療法というのはそれこそ古くから精神科医たちが取り入れていた方法でもあり、「催眠」というもの自体がそもそも、以下に少し説明していきますが、人間にとっても全く珍しくも不思議もない、寧ろ日常生活に一番身近・密接で誰もが体験していると言って良い、当たり前の現象なのです。その当たり前の現象を、心や身体の不調・問題の治癒・改善解決に利用しようと体系化されている理論が、催眠療法の理論です。

海外では心理カウンセリングも日本より断然、もっと身近に利用されている決して敷居の高くないものですが、催眠療法も、別に心の病などですらなくとも、禁煙したい、とかダイエットしたい、人前であがらずに話せるようになりたい、とかもっと自信をもって生きたい、とかいう目的でも、気軽に利用されているセラピーなのです。


ところで、それでは「催眠」とは、何なのでしょう?

もちろん、私のセッションにいらした際には、しっかりと説明を致しますが、まずはざっと、こんなものだよというお話をしておきますね。

催眠(催眠状態)というのは、いわば人間の心の状態の一形態の呼び名です。自然に起こる「現象」のひとつです。

良くわかりませんよね。ただ、先程私は、催眠状態というのは人間の日常と一番密接と言っても良いほど、ひとにとって当たり前の現象なのだと書きました。

催眠術ショーなどでは、催眠にかかるとかかからないとか騒いでいたりしますが、"催眠状態を経験しない"人間はいません。

というのも、ひとは皆、別に催眠術や催眠療法や心理学などにまるで縁がなくとも、ただこの世に生まれて生活をしているだけで、毎日、1日に10回以上、「催眠状態」に出たり入ったりしています。それほど、当たり前の現象であるし、その現象が起こらなければ生きていることすらできないものなのです。

また、心理学の領域でも、催眠というものの研究から、本当にあらゆる種類の心理学や心理療法が生まれました。それと同時に科学的に「催眠」という呼び名が生まれるよりもっともっと前…歴史で言えば古代から、ひとには当たり前の現象で、古代ローマなどの療法にまさに当たり前のように利用されても来たものなのですよ。

催眠療法は、まさに、世界の中で一番古くて一番新しい療法である、と言えます。


現代では、ひとの「心」は、意識(顕在意識)と無意識(潜在意識)という領域に区分できる、と、説明されています。

ここではごくごく軽い表面的な説明に留めますが、今、これを読んでいるあなたが、自分で認識できている部分、言葉で表現するとそのままですが、意識している部分、…それから例えば今この文章を読みながら「本当かなぁ?」など、思考や判断をしている部分、それが、あなたの「顕在意識(意識領域)」ですね。

それと同時に、あなたは、あなた自身に流れている血液や心臓や胃腸の動きを、ご自分の意志で「えいっ」と、止めてみることができますか?また、眠るときに、眠りに落ちる瞬間を自分の意志で決めたタイミングで来させることができますか?また、夢を見る時、夢の内容を自由自在にコントロールしたり、インスピレーション(直感的思い付き)が訪れるタイミングを自由自在にコントロールできますか?

あなたは、ご自分の手や足を、お怪我や麻痺などのご支障がない限り、ご自身の意志で動かすことがおできになることでしょう。同時に、頭の中で起こっている思考も、ご自身でどういうことを今考えよう、など、コントロールできるでしょう。

しかし、不思議なことに、あなたの内臓やあなたの頭の中で起こっている夢、直感なども、あなた自身のはずです。あなた自身のはずなのに、なぜかあなたの意志ではコントロールできませんよね。

これらのコントロールを司っているのが、「あなたの潜在意識(無意識領域)」なのです。

この「潜在意識の領域」は、「あなた全体」の中で、意識領域が3~10%程度に対して、残りの90%以上であると言われています。


では話を戻して、「催眠」とは如何なる状態か。

「催眠状態」とは、この「意識領域(顕在意識)」と「無意識領域(潜在意識)」の、いわば疎通がしやすくなっている状態です。

無意識領域(潜在意識)というのは、あなたが意識でわかる部分より、はるかにたくさん、深く、あなたのことを知っています。あなたの身体のことも、あなたの人生のことも。そして、あなたが思い出せないと思い込んでいる記憶も、全て。

そして、「自己治癒力」や、「人生を本当の心の底からの願いの通りに運んでいく力」も、無意識の管轄領域です。


催眠療法では、この「無意識領域」に、ちょっとお手伝いをお願いするものです。あなたが意識の部分で何か困っていることや成し遂げたい課題がある時、いや、意識ではわかっていなくても、何か人生に違和感があったり、人生が何かおかしな方向に行っているような気がしていたり、生き辛かったり生き苦しかったりする時、何か心身が不調を訴えているように感じる時、など…

あなたの潜在意識は、あなたの状態をすべてわかっています。あなた自身のことですから。意識の部分だけがあなたの全てではないので、あなたのことは、あなたの意識がわかっていないことがあっても、無意識の部分はちゃんとわかっています。知っています。

それどころか、あなたの無意識は、あなたの問題や課題の解決方法や達成方法まで、実は知っているのです。


ですから、催眠療法では、あなたの意識領域と無意識領域を隔てている扉をちょっとノックして開かせていただき、あなたの問題や課題に向き合い解決するために、あなた自身の無意識領域の部分の助けを借りるのです。催眠療法士は、そのお手伝いをする者です。そしてあなた自身が、あなた自身のすべてを、あなた自身の可能性を余すところなく発揮して、あなたの人生を心地良く満喫するお手伝いをするのです。

催眠という言葉を使うと、何やら大仰なものに聞こえますが、上にも説明していますように、ひとは日常生活でも、家族や友達との会話をしている最中などでも、自然に何度も(自分でも気付かないうちに)催眠状態を入ったり出たりしています。催眠状態の瞬間はそれこそ、潜在意識の可能性が一気に開きやすい状態とも言えます。そして催眠療法士は、他人や自分がその状態に入っているタイミングを見分けることが他の人よりできる、わけです。そして、催眠療法士は(…但しこれは厳密に催眠の世界ではエリクソン催眠と呼ばれるもので、少なくとも日本ではまだ特殊領域とも見られがちですが…私は寧ろ幼い頃から自覚もなしに身につけてしまっていたものなのですが…)、クライアントさんと出会った瞬間、予約のメールのやり取りやオンラインを繋いだ瞬間、ドアを入ってきた瞬間から、そしてお話しているだけの中でも、既に自分や相手(クライアントさん)の催眠状態を、クライアントさんのセラピーに役立つ方向性のために利用しています。…と、わざわざ言葉で説明しようとするとまた大仰に聞こえがちかもしれませんが、催眠療法士というのはつまりは、クライアントさんの催眠状態(自然な催眠状態も、セラピー中に意図的に作り出す催眠状態も含め)を見極めることで、そこに乗じてクライアントさんの自己治癒力や自己を成長させる力、可能性の解放などを、呼び覚ましたり引き出したり促したりすることに、長けている、というだけなのです。

「だけ」なのですが、この催眠というものは、本当に計り知れない莫大な可能性を秘めています。私はこれを糸口として足掛かりとして、他のあらゆる角度からの療法、技法や考え方と組み合わせて昇華させては、心身魂あらゆる角度からあらゆる部分へアプローチすることができるセラピーを、実践しているわけです。これに関しては、また後程、簡単にではありますが説明を加えさせて頂きたいと思います。

「催眠」と言うのは、いろいろな時代やブーム(流行り)を経て、また、上述したように"本当に究めようとすれば"底知れぬ可能性を秘めている領域でもあるだけに、いろいろな誤解や理解が難しい知り得ないだけに間違った認識が広まっている部分があります。何だかわけのわからない状態にさせられてしまって、何やら勝手に植え付けられたり操作されたりしてしまうのではないか。そんな懸念を持つ方もいらっしゃいます。

医療関係者や催眠療法士たちに良く知られている言葉だと思いますが、

アルベルト・シュバイツァーという医師の言葉で、

「クライアントは心の中に自分の医師を囲っています。ただ、彼らはそのことを知らずに我々医師の治療を受けにやってきます。医師が一番良い仕事をしているときとは、彼らの中に住む医師に、働くチャンスを与えてあげることができているときなのです。」

クライアントさんは、もちろんこれを読んでいるあなたもです、ご自身の中に「偉大なる医師」がいます。私達セラピストは、クライアントさんの潜在意識領域にいるその医師の言葉を聞き、あなた(そのクライアントさんの意識領域)との橋渡し、翻訳係、助手をするだけなのです。


また、天才催眠療法家と謳われた、ミルトン・エリクソンというひとが、弟子を教える時に伝えた言葉です。

「あなたのクライアントは、自身の無意識とのラポールがとれていないが故に、あなたのクライアントなのです。」

ラポールとは、架け橋という意味です。心理学用語ですが、今はいわば信頼関係のある意志疎通、連携、というような意味合いと思って頂くことができます。何か人生や心に問題を抱えたひとは、ご自身の中で、ご自身の意識領域と無意識領域の連携がうまく行っていない、協力し合うことのできていない状態なのです。協力し合うことができていないどころか、意識が表面的に向かおうとしている方向性と、無意識の向かおうとしている方向性がちぐはぐに別の方へ働いていたら、そのひとは自分の人生に苦しみます。また、心や身体に問題や不調を抱え込んでいくことになってしまいます。

だから、セラピストはそのような方が生きやすくなるためにお手伝いをしますが、それは、あなたご自身のの意識領域と無意識領域が協力して、あなた自身(全体)の力を発揮することができるように、サポートをするものなのです。


因みに、「催眠誘導されたときって、どんな感覚なのか?」を、クライアントさん方にインタビューさせて頂いた感想を、「ホーム」の下部の方、お問い合わせフォームの下あたりに、掲載させて頂いています。ご興味のある方は、ぜひご覧になってみて下さい。

・・・

イムランの展開する、催眠をベースとしたセラピーとは…?

さて、催眠・催眠療法というものがどのようなものなのか、何となく、イメージしていただけたのではないかと思います。(もっと深く知りたかったら、実際にセッションや、ぜひ私の開催しているワークショップやコミュニティなどにもご参加下さいね。)

ところで、この場で、もう少し、催眠療法だけではなく私の展開している、いわば「EGLP流心理療術」について、少しだけお話してみたいと思います。

現代の日本の催眠療法士は、(催眠は潜在意識と言うひとの心の深い部分を扱うとは書きましたが)確かに潜在意識自体の扉は開きますが、多くの場合、実はあまり深い部分までは扱いません。というより、催眠誘導(いわゆる「催眠をかけること」)はできても、心理療法としての土台や心のメカニズムへの深い理解、それらの土台(点)と土台(点)を繋ぐ線、カウンセリングの深く幅広い技術などなど、「サイコセラピー(心理療法)」としての土台が薄く、しかもその土台も、潜在意識の中に入ればそれこそ幅広くいろいろなものを臨機応変柔軟にどこまでも駆使しなければ対応しきれないので、催眠療法と連携させることが難しく、扱いきれないのです。そうでなくとも一番最初に書きましたように、日本の催眠療法士は、催眠についてでさえ、あやふやな認知・理解であることが多いというくらいですから。

催眠療法士が一般的に身につける技法は、主に暗示療法・年齢退行療法・インナーチャイルド療法・ハイヤーセルフ療法・前世療法です。ご存知ない方がこの名称だけを聞くと、「スピリチュアルヒーラーか?」と思われがちですが、"いわゆる"スピリチュアルで行われる「前世体験」「インナーチャイルド/ハイヤーセルフヒーリング」は、催眠療法のものとは違います。

つまり、一通り催眠技法を身につけ資格をとったヒプノセラピストであれば、これらのセッションはやっておられる可能性が高いです。

そして、その中でも暗示療法は、目指す目的や改善したいことを自分の潜在意識に説得力のある方法で繰り返し入れ、潜在意識の協力をうまく引き出す方法。退行療法やインナーチャイルド、前世療法などは、掘り起こしの療法と言われ、あなたの問題や課題を解決するために催眠下に入り、あなたの潜在意識に協力してもらって、あなたの中にある情報や要素や素材にセラピーの中でご自身が気付き、(大きな癒しや感情の解放とともに)それらの気付きを、今の顕在意識に一番わかり良く一番効果的な形で持ってくる、というセラピーです。

経済面も、期間も無駄なく、最大効率・最大限のものを

つまり、催眠に誘導するところは同じ(はず)なのですが、催眠療法というのは、催眠誘導の技法だけではセラピーにはなりません。催眠というのはそれ自体が心理療法ではなく、あくまで心理療法の中で心理療法をより効果的に機能させるために利用するものであるので、催眠によってどれだけの療法効果があるか、というのは、セラピストによって全く変わります。ましてや、もしベースとなる心理療法自体が薄かったり、催眠下でのセラピーをあまりしなかったり(実は日本の催眠療法士は、誘導すればいいという認識で、この重点を置き去りにする方が多いようなのです)する催眠療法士であったら、せっかく深い催眠状態を使ってセッションをしても、せっかく人生の大切な時間とお金を使って受けても、気付けるはずの気付きや問題改善が浅い、もっともっと何度も何度も通わねばならないことになってしまいます。

それどころか、もしあなたが、自覚していてもいなくても何か深いところに問題を持っていて、催眠下で潜在意識が気付いて欲しくて扱って欲しくて出している情報を見て見ぬ振りをしてしまったり気付かなかったりしたら、その後お帰りになった後でそれが不安定材料となって日常に出てきて、やはりまたたくさん通わねばならない…というようなことにもなりかねません。

セラピストが技量不足でなかったとしても、これはあまり良い話ではありませんが、セラピスト選びの際に注意した方が良いことでもあるので申し上げておきますと、これは催眠に限らずどんなカウンセリングや心理療法、医療でもそうですが、継続するセラピーというのは時に知らず知らずの内に「依存」となりやすいものでもあります。これに気付かないセラピストさんも多いのです。逆に、ある程度以上意図的に依存を促すためにセラピーを長引かせる、あまり良心的とは言えないセラピストさんも世の中、いらっしゃるようです。

かといって、あまり一度に深いセラピーをやり過ぎても、意識領域にとって逆に苦しい気付きになってしまったり。潜在意識だってあなた自身ですからもちろんあなたご自身の安全はいつだって守りますが、同時に潜在意識は無限の可能性を持っています。それをお手伝いするセラピストの、「"あなたの中の偉大な医師"に従う」ための引き出しを適切に持っているか、そして過不足ない加減のコントロールが、とても大切になってくるセラピーです。

やはり、何か目標達成にしても生活改善やお悩みの解決にしても、できるだけお金も時間も効率よく、達成したいですよね。

どんなに少なくとも、私は、これらを危惧する師たちのもとで学び、そして催眠療法だけでなく、あらゆる心理療法や心理療法手法を学んだり、編み出したりしてきました。あなたに如何に合った方法で如何に過不足なく最大効率であなたが人生をより良くするお手伝いをすることができるか。これを常に目指していますので、あなたの人生の可能性を最大効率で花開かせるお手伝いをすることに特化したセラピストであると、捉えて頂いて結構です。


この場にてあまり専門的な説明はしませんが…。

おひとりおひとりに合ったセラピーがあります

同時に、日本の催眠療法士は、暗示療法なら暗示療法、退行療法なら退行療法、と、完全に区分けして最初にクライアントさんから頼まれた種類だけをするところも多いようです。

私もある程度、例えば「暗示療法を受けてみたい、前世療法を受けてみたい」という要望はお受けしますが、ただ、クライアントさんの持ってこられる問題によっては、適するものが違うこともあります。

また、一般的に催眠療法スクールなどで習う「型」としては上述したようなところなのですが、実際、もっと細かくあらゆる技法があります。

心の深い部分を扱う催眠療法は、ある意味においては手術にも例えられます。催眠療法を手術、そのために使う技法を手術の術式と例えるとわかりやすいかもしれません。クライアントさんにお話を聞いて必要な情報を吟味判断して、どの術式が適切で効果的か。これはクライアントさん本人ではなかなかわかりません。しかも、細かく分ければ、実は「術式」の種類は前述しただけではなく、大変な数があります。セラピストさんによってどれだけ使えるかもまちまちなのですが、いずれにしても、私のセラピーでは、どのようなクライアントさまであれ、まず最初にカウンセリングをさせて頂き(初回カウンセリングは特別価格でお受け頂けます)、お話を伺います。そして、必要なセラピー内容、方針をご案内していく形をとっております。

最初のカウンセリングを重視する理由は他にもあります。

場合によっては、催眠療法自体が適さない場合もあります。心の問題は複雑で、クライアントさん本人が軽い問題だと思っても、最初にカウンセリングをさせて頂いてお話を聞いてみたら別の問題から来る二次的な症状であったり、他の心理療法や他の心理療法に催眠を合わせていく形が望ましかったり、もしくはそもそも心理療法自体も適さないかもしれません。その場合は適切な分野の機関をお勧めする必要があることもあります。その見極めも、できるだけ可能な、そして「適さない」ことがわかるだけでなくどこへ行ったらいいか、方向性のアドバイスができるセラピストを選ぶことも、クライアントさんにとって大切な要素です。

更には、催眠下で更にまた別のアプローチ(術式)やあらゆる心理療法や別の心理療法の技法(術式)を取り入れ組み合わせることが効果的であるケースも非常に多いです。私は場合によってあらゆる心理療法や心理学の技法を織り込み、クライアントさんが10人いたら10人全く違うセラピーになります。それぞれ(しかもその時々)に適合する最適な方法やセラピーの経過は、皆さん違うからです。


心と魂を繋げる、心と身体を繋げる、あなたの可能性を繋いでゆく

そして、私はクライアントさまの時間や金銭も含めた効率性や、適格性の他にも、重視していることがあります。

もちろんそれらにも被るのですが、無理やり一言で言うと、クライアントさまの真の人生の問題・課題に如何に真摯に寄り添い、「問題解決ー人生をより良く生きやすく(無意識と意識を協力して生きることができるようになる)」「過去ー今ー未来」を繋げるか、です。

今、表面化している問題を一時的に取り除くことができたとしても、これからの人生(未来)が生き良くならねば仕方がありません。

「問題・悩みの解決・過去のトラウマを解消する(など)」と、「自己実現・未来のより良い人生の獲得・自己啓発(など)」は、しばしば、別物と見られがちです。私は、あくまで、これは繋がったものと考えます。

クライアントさんは、良く、「これは軽い問題(課題)だ」と言って持ってこられることがあります。人前で緊張しないようになりたい、であったり、記憶力を良くしたい、であったり、ダイエットしたい、であったり…。しかし、同時に、過去のトラウマ、心的症状などであっても、クライアントさんご本人にとっては、そして本人が生きやすくなる・ご自身の人生の可能性を閉ざさず生きる、という意味では、大切な問題(課題)です。

私は、色々な心理療法を催眠療法に組み込むことがあると申しましたが、トラウマケアや私自身が様々な心身障害で苦しんできた(別ページのプロフィールでご覧いただけます)対処法や寛解に至った方法を織り込み効果的に合体させてきた独自の複合療法もあります。あまり詳しくここで述べられませんが、当事者からでしかわからないこと、当事者兼専門家であったからこそ発見でき編み上げてくることができたことが本当に多くあると痛感しています。

現代、世界におけるスピリチュアル・ケアという考え方では、ひとの「痛み」には、4つの種類があると言われています。

①身体の痛み ②心・精神の痛み ③社会的な痛み ④魂の痛み

日本の医療では、ほとんどが②までしか扱っていない(そもそも人間の痛みというもの自体が①と②のみという扱いの考え方)実情があります。

しかしながら、③=社会的な人間関係の傷 は 多くが ④=魂の傷 ゆえに起こります。それに、④=魂の傷 とは、解離や愛着の問題も含まれる、トラウマと言われるものや、人間の深層心理や本当に幼い頃に自分の大人になってからの苦しみ方全てを左右する人生脚本を作り出す元になる問題…つまり本当に人間の根源的な深い部分にある傷、まさに魂の部分の傷です。

本当ならばこれを扱えなければ、結局のところ②=心・精神の傷 や ①=身体の傷 の癒しも一時しのぎで、根本的な解決ができないのです。

しかも、です。今の日本は心の問題と身体の問題を切り分けて考えます。心の問題は心の専門医、身体の問題は身体の専門医。身体と心は繋がっているので、完全な分業制で全く別物として扱っても、一時しのぎの対処にしかならなかったり、解決のための重大な要素を見落としたりします。

もちろん、必要な治療技術というものはあります。身体の手術や特殊な治療が必要な場合、勿論専門医にかかることは必要です。しかし私が言っているのは、心と身体は繋がっているので、心の問題だけを扱って身体の問題は私は関係ありませんよ、という心理療法は、何かおかしいのです。

良く、「心が不調な時は身体を診ろ、身体が不調な時は心を診ろ」という教えがあります。

催眠は確かに身体の外科的内科的なものは扱いません(催眠療法士は外科医や内科医ではないわけですから)が、しかし催眠療法は、「心理療法」という分類ではありますが他の心理療法とも違って「心」だけではないのです、潜在意識にアクセスして潜在意識が出してくれる「身体の反応」を診て、利用するものなのです。身体も多くは無意識領域の管轄ですから、無意識領域が知っており答えを持っていることが非常に多いです。まさに心と身体を繋ぎ、連携させ、協力できるようにしていくセラピーなのです。

その上、更に、トラウマにより身体の中に残ったエネルギーを解放していくソマティック・エクスペリエンスや整体など、独自の方法で取り入れ、編み上げています。


身体~心~魂が繋がっている、という考え方はとても深く、あらゆる角度から説明できるものですが、本当に言葉少なに表現してみると、心に何か不調がある時は、必ず身体が「その系統に歪んで」います。本当に一部の腕の良い整体師さんは、統合失調症などの精神疾患まで治してしまうのはそういうことです。逆に身体に不調がある場合は、その患部のみにアプローチするのではなく、あなたの身体に聞けば(心の方法を通して対話をする)、あなたの身体は必ず、一体どこに何が起こっているからこう(表に現れている症状と)なっているのか、そしてその治し方まで、知っています。

そして、大切なのは、身体にも心にも、万民やいつでも共通の決まった「正解・不正解」があるのではなく、それはいつでもあなたの心身魂にとってその瞬間その瞬間の流動的な「健康」な状態がある、ということです。そして、それを知っているのは、クライアントさんご本人の心身でしかありません。セラピストは、それに寄り添い、クライアントさんの中の偉大な医師がなさる治癒法のお手伝いをさせて頂くに過ぎないのです。しかし、逆に言えば、その偉大な医師と繋がった時、無限の可能性が拓けるということです。

身体の歪みを「あなたの健康」に戻せば、そして「身体のエネルギー(血流)」を円滑に戻せば「心のエネルギー(気、他いろいろな表現をすることがありますが)」が戻り、全身全霊が整っていきその結果当然ながら心の不調はいつの間にか解消してゆきます。

心の深い部分の傷を癒し「あなたの健康」に戻せば、身体を不調にしている理由がなくなり、また不調を戻す理由に溢れ(生きるご自身の使命や目的と出会うため)、あなた自身があなた自身の身体のコントロール力を完全に取り戻し、身体の不調も癒されていきます。

そして私は、本当の意味での「(心身の)健康」とは、ただ単に表面的に現れている症状や病気がない、というものではなく、あなたがあなたというあるがままの姿で世界(この世・社会)に存在して心地良く、全身全霊の身体のエネルギー(血液)も精神のエネルギーも滞ることなく、ただあるがままのあなたにおいて、どんどんあなたの可能性が拓かれている、(能力であったり気力であったり体力であったり)歯車がまわっている、という状態であると、思っています。

私は、100人いれば100人カウンセリングのやり方もセラピーの方法も変わりますが、しかしクライアントさんが100人いらしても1万人いらしても、どのような方にも、「健康」を取り戻す(手に入れる)お手伝いを致します。

あなたは、あなたというそのままの存在で、この世に価値があり、この世で心地良く生きて(活きて)良いはずなのですから。


また同時に、私は、私の主催するコミュニティ(EGLC)内や、プライベートセッションのクライアントさんには、身体の面からアプローチする方法・身体の仕組みの理解やご自分でもできるような日常からの身体の(身体に負荷をかけず身体の可能性をも解放する)使い方・心の苦しみを身体からのアプローチで楽にする方法(またその逆)、身体(特に骨格)を調整する(正確に言えば本人の骨格に勝手に本来の場所に戻る調整を行ってもらう)方法、現代日本の多くの人は情報があまりに溢れる中いつの間にか外からおかしな情報ばかり潜在意識に刷り込まれいつの間にか「自分自身の身体」に対しても誤解だらけになってしまっている…この身体さんに対する誤解をなくし適切に再認識していくワークなどもお伝えしています。

多くの方は、もしかしたらスピリチュアルに興味がある方や解離の方(私自身が本当に強くそうでしたが)などは特に、身体にとらわれなければ心(魂)が解放される、というようなイメージがあるかもしれません。これも"言葉"の捉え方なのですが、確かにある狭義の角度からは、その通りです。確かに、「身体にとらわれなければ心は解放」されます。ですが、その言葉自体を、何か間違った解釈をされている方がほとんどのように感じます。「身体(物質)にとらわれたくない」という概念があなたの中に存在する限り、逆にそれはどんどん囚われようとしている証拠です。今あまりこんなところでお話しても難しいかもしれません。

ただ、私は、「身体と心を繋ぐ」という言葉にもし違和感を持たれた方のためにここに書き添えています(私自身が、こう言われたら大変な違和感と嫌悪感を感じるものでしたし、私自身が本当に長年苦しんで来たことですので)。

私は、本当の意味で「身体に囚われずに身体も心も解放される」方法をお伝えしています。

クライアントさんには必要性に応じて。主催コミュニティではワークショップやセミナーなどの開催で。

身体の"捉え方"ひとつで、本当に身体に"囚われなく"なる、面白い現象を体験していただけます。

・・・

まとめにー私(Easy Going Life Partner)のセラピストとしてのスタンス

私は、ピンポイントでの何かの治療や解決だけ、というニュアンスではなく、幅広い意味で「可能性を広げる」セラピストです。

そして、私は、「催眠療法というセラピーを行う施術家」ではなく、人生で困りごとや悩みごと、違和感、生き苦しさを抱えておられる方に寄り添い、その方が、それが何かの問題の解決・解消であったとしても、目的の達成などであったとしても、その方がご自身で人生を開かれることに寄り添いお手伝いをする、Easy Going Life Partnerです。あなたが、あなたらしく、あなただけのやり方であなた自身の人生を切り拓いていく…、あなたが、あなたの魂と身体と無意識と意識を繋ぎ、あなたの全ての可能性を開いて、あなたの人生をあなたのものにする、そんなサポートのためのEGLPと、EGLP流心理療術です。


私自身、心にも身体にも魂にも本当にいろいろなものを抱えておりました。幼い頃から自分の存在や人生やあらゆるものに抱えていた違和感、また、それでも藁にも縋りたい、けれども、それでも相談できるようなことも良くわからないような感覚まで、私自身感じてきました。そして、カウンセラーやセラピストに初めて予約を入れることがどれだけ心の労力を使うことか、更には相性の合うセラピストと巡り合うことの如何に難しいことか。


だからこそ、少しでも、クライアントさんのカウンセリング・心理療法・セラピストへの敷居を低くしたい。

どんなお困りごと、お悩み、違和感、漠然とした感覚でも、あなたが今、この文章をここまで読みながら何か感じていたら、それこそ無意識からのサインだと思って良いものでしょう。

いつなりと、お気軽に、お問い合わせください。そして、何か相談したいのだけれど、何をどう相談して良いのかわからない、ちゃんと言葉になるだろうか…などという場合でも、大丈夫です。どの道、実は、初めていらした時点で自分がカウンセリング・セラピーに来られた本当の理由にご自身ではっきり気付いている人は、あまりいません。最初のカウンセリングで、あなたの心がちゃんと私に伝えてくれます。カウンセリングはプレゼンテーションや商談の場ではありませんから、今のあなたのままで大丈夫。ただ、あなたが「今、何か違和感や必要性を感じている」こと自体が何より大事なのです。

ご自身の心の声を、感覚を、受け取って、大事にしてあげて下さい。そして、「自分の心が、ちゃんと、必要なことを伝えてくれる」ことだけを信じて、おいで下さい。


できる限りお気軽にお試しいただくため、そして私(セラピスト)との相性なども安心して確かめていただくため、初回のカウンセリングセッションを特別価格に設定しております。

また、他の開催しているワークショップやセミナーなどから、様子見にいらして頂いても勿論大丈夫です。しばしば開催しているセミナーでは、ご受講前に個別で事前無料相談を行っています。私と直接お話いただける機会ですので、このような時を利用して頂いても構いません。

そして、私のワークショップやセミナーなどの活動は、すべての土台に、私のある理念があります。この理念に関しては、長くなりますのでここではお話しませんが、それと良く通ずることを私主催の団体(EGLC)の設立理念概要に綴っておりますので、よろしければこちらもご覧ください。

そしてこれらのWSなどの活動では、心身に障碍やマイノリティと呼ばれるようなものを抱えた方や、ご自分の内の問題を解決・克服したい方、外側の人間関係や社会でうまくやっていきたい方、ご自身の目標を達成されたい方、心理やセラピーに関して学びたい方、ご自身の人生で本当に獲得したいものを掴み取っていきたい方(自己実現)、(ある意味で私と同じような)深層心理から本当のスピリチュアルまで突き抜けたいわゆる"さとり"のような境地を魂レベルで求める方……などまで、あらゆる方がいらっしゃいます。

しかし、皆様に共通するものがあります。

ご自身の人生の可能性を開いてゆく(閉ざさない・閉ざしている制限を解除していく)こと、ご自身の魂と身体と無意識と意識の方向性を整え自律した人生の獲得へ向かうこと、優しい心(社会)を広げること、…そして、全く別の角度からもう一つ加えると、より良く生きる、ということはより良く活きる(活かされる/生かされる)ことであり、また、より良く「逝く」ことに繋がります。つまり、皆さん共通して、この世での肉体を全うする時に、ご自身の人生に納得して(満たされて、良かったと思って、など、言葉の表現はいろいろあると思いますが)逝く、ということを最終的に目指されていることなのではないのかと、感じています。



これは、決してセールス文句などではなく、このページをここまで読んで下さっている時点で、あなたとはまさしくそれだけのご縁です。心より、感謝いたします。

そして、どのような形になるかわかりませんが、ぜひ、あなたと直接お話してみたいなと、思います。


2023.09.18.文章最終更新


このページでは催眠や催眠療法とは一体どんなものなのか、そして、私の催眠を用いたセラピーとはどんなものなのか、少し紹介をさせていただきました。

他、もし催眠とは、催眠療法とは、他心理療法についてお知りになりたい方は、大分専門家の研究領域に入ってしまう難解なものやどちらかといえばセラピスト志望の方や研究者向けの内容も混ざってきてしまうかもしれませんが、こちらもご参照くださいませ。

少し、とはいえど長くなりましたが、他、ご入用がありましたら是非、私のWebsite内やサービスも拡充して参ります。

ぜひ、以下もご覧になってみてくださいね。


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